ビジネスチャットの市場調査とシェアTOP3製品を解説!
調査概要
調査対象市場
簡潔な文章でリアルタイムに複数人がテキストを送受信してコミュニケーションする機能を備えたソフトウェアの内、法人利用に特化したツール(ビジネスチャット)を対象としています。
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/5/29 から 2023/6/16までの19日間
有効回答数
8,934件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL:https://fitgap.com/jp
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、Microsoft Teams、Slack、LINE WORKSがシェアTOP3
Microsoft Teamsは大企業に特に適していて中小企業に適していない
Slackは中小企業に適していて大企業に適していない
LINE WORKSは中堅企業に適していて大企業に適していない
ビジネスチャットの選定と市場シェア
自社に合ったビジネスチャットを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
ビジネスチャット市場のシェア調査の結果
ビジネスチャットの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計8934の回答を集計した結果、Microsoft Teamsが44.67%でした。次いでSlackが9.96%で、LINE WORKSが9.07%でした。
1
中小企業のビジネスチャット市場シェア調査の結果
有効回答の計2256の回答を集計した結果、Microsoft Teamsが21.23%でした。次いでChatworkが16.67%で、Slackが14.89%でした。
2
中堅企業のビジネスチャット市場シェア調査の結果
有効回答の計2795の回答を集計した結果、Microsoft Teamsが43.94%でした。次いでLINE WORKSが11.27%で、Slackが9.55%でした。
3
大企業のビジネスチャット市場シェア調査の結果
有効回答の計3883の回答を集計した結果、Microsoft Teamsが58.82%でした。次いでSlackが7.39%で、LINE WORKSが6.36%でした。
市場シェアTOP3製品が向いている規模は?
ビジネスチャットの企業規模ごとの内訳
ビジネスチャットの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が25.25%、中堅企業は31.28%、大企業は43.46%でした。
Microsoft Teamsは大企業に特に適していて中小企業に適していない
ビジネスチャット全体の企業規模の内訳とMicrosoft Teamsの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業の割合が高く、中小企業の割合が低い結果でした。Microsoft Teamsは大企業に特に適していて、中小企業にはあまり適していない製品であることが示唆されました。
Slackは中小企業に適していて大企業に適していない
ビジネスチャット全体の企業規模の内訳とSlackの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の割合が高く、大企業の割合が低い結果でした。Slackは中小企業に適していて、大企業にはあまり適していない製品であることが示唆されました。
LINE WORKSは中堅企業に適していて大企業に適していない
ビジネスチャット全体の企業規模の内訳とLINE WORKSの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中堅企業と中小企業の割合が高く、大企業の割合が低い結果でした。LINE WORKSは比較的規模の小さい企業に適していて、大企業にはあまり適していない製品であることが示唆されました。
市場シェアと合わせて自社にあったビジネスチャットを探そう!
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