人事、労務管理システムの市場調査とシェアTOP3製品を解説！

人事システムの企業規模ごとの内訳

人事、労務管理システムの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が30.7%、中堅企業は33.6%、大企業は35.7%でした。

SmartHRは中堅企業と大企業に向いていて、中小企業にはあまり利用されていない

人事、労務管理システム全体の企業規模の内訳とSmartHRの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業と中堅企業は全製品の内訳と似た傾向でした。一方、中小企業はSmartHRは中小企業の割合が低い結果でした。SmartHRは大企業と中堅企業に向いていて、中小企業にあまり人気がない製品であることが示唆されました。

Dynamicsシリーズは特に中小企業に向いていて中堅企業と大企業にあまり利用されていない

人事、労務管理システム全体の企業規模の内訳とDynamicsシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の割合が高く、中堅企業と大企業の割合が低い結果でした。Dynamicsシリーズは中小企業に特に適していて、中堅企業と大企業にはあまり利用されていないことが示唆されました。

ジョブカンシリーズは全ての企業規模で向いている

人事、労務管理システム全体の企業規模の内訳とジョブカンシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、全製品の内訳と似た傾向でした。ジョブカンシリーズは全ての企業規模で向いていることが示唆されました。

なお、上記の全製品とシェアTOP3製品の企業規模の内訳の比較は、全製品を1としたときに相対値が1.2以上の企業規模を特に向いているとし、1.2未満0.8より大きい企業規模を向いているとし、0.8未満の内訳の企業規模をあまり利用されていないとしました。