安否確認システムの市場調査とシェアTOP3製品を解説！
調査概要
調査対象市場
地震、津波、台風、洪水などの自然災害やテロなどが発生した際に、従業員やその家族の安否状況を確認するためのソフトウェア（安否確認システム）を対象としています。
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/11/8 から 2023/11/14 までの7日間
有効回答数
2,960件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL：https://fitgap.com/jp
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、セコムシリーズ、緊急連絡・一般連絡メール、e安否がシェアTOP3
セコムシリーズは大企業での利用に適している
緊急連絡・一般連絡メールは、企業規模に左右されず万能
安否は中小企業での利用に適している
安否確認システムの選定と市場シェア
自社に合った安否確認システムを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
安否確認システム市場のシェア調査の結果
安否確認システムの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計2960の回答を集計した結果、セコムシリーズが17.7%でした。次いで緊急連絡・一般連絡メールが12.3%で、e安否が11.4%でした。
全企業規模の安否確認システムのシェアTOP3
1
中小企業の安否確認システム市場シェア調査の結果
有効回答の計349の回答を集計した結果、e安否が14.61%でした。次いで緊急連絡・一般連絡メールが12.32%で、セコムシリーズが8.88%でした。
2
中堅企業の安否確認システム市場シェア調査の結果
有効回答の計999の回答を集計した結果、セコムシリーズが15.52%でした。次いでe安否が12.01%で、緊急連絡・一般連絡メールが11.41%でした。
3
大企業の安否確認システム市場シェア調査の結果
有効回答の計1612の回答を集計した結果、セコムシリーズが21.03%でした。次いで緊急連絡・一般連絡メールが12.9%で、e安否が10.3%でした。
市場シェアTOP3製品が向いている規模は？
安否確認システムの企業規模ごとの内訳の企業規模ごとの内訳
安否確認システムの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は以下のグラフのようになりました。中小企業が11.79%、中堅企業は33.75%、大企業は54.46%でした。
セコムシリーズは大企業での利用に適している
安否確認システム全体の企業規模の内訳とセコムシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業の内訳が高く、中小企業の内訳が低い結果となりました。セコムシリーズは大企業での利用に適した製品であることが示唆されました。
緊急連絡・一般連絡メールは、企業規模を問わず万能
安否確認システム全体の企業規模の内訳と緊急連絡・一般連絡メールの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、ほぼ同様の内訳でした。緊急連絡・一般連絡メールは、企業規模を問わない製品であることが示唆されました。
e安否は中小企業での利用に適している
安否確認システム全体の企業の内訳とe安否の企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の内訳が高く、大企業の内訳が低い結果となりました。e安否は中小企業での利用に適した製品であることが示唆されました。
市場シェアと合わせて自社にあった安否確認システムを探そう！
安否確認システム診断でかんたんな質問に答えると、対象の企業規模以外にも、自社に必要な機能、金額、その製品の強み、弱みを一覧で比較表を作成し、自社にぴったりの安否確認システムがわかります。
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