在庫管理・倉庫管理システムの市場調査とシェアTOP3製品を解説!
調査概要
調査対象市場
企業が販売する商品の保管状態を管理することを目的としたソフトウェアを対象としています。
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/11/8 から 2023/11/24までの17日間
有効回答数
1735件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL:https://fitgap.com/jp/
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、ALL-IN、SAPシリーズ、ワンレジがシェアTOP3
ALL-INは全企業規模で広く利用されている
SAPシリーズは大企業に特に多く利用されている
ワンレジは全企業規模で広く利用されている
在庫管理・倉庫管理システムの選定と市場シェア
自社に合った在庫管理・倉庫管理システムを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
在庫管理・倉庫管理システム市場のシェア調査の結果
在庫管理・倉庫管理システムの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計1735の回答を集計した結果、ALL-INが9.9%でした。次いでSAPシリーズが9.5%で、ワンレジが8.9%でした。
1
中小企業の在庫管理・倉庫管理システム市場シェア調査の結果
有効回答の計474の回答を集計した結果、ワンレジが10.3%でした。次いでALL-INが9.3%で、multibookが7.8%でした。
2
中堅企業の在庫管理・倉庫管理システム市場シェア調査の結果
有効回答の計675の回答を集計した結果、ALL-INが11.0%でした。次いでワンレジが9.0%で、在庫管理システム(アイティークレスト社)が8.7%でした。
3
大企業の在庫管理・倉庫管理システム市場シェア調査の結果
有効回答の計586の回答を集計した結果、SAPシリーズが18.1%でした。次いでALL-INが9.2%で、在庫管理システム(アイティークレスト社)が8.5%でした。
市場シェアTOP3製品が向いている規模は?
在庫管理・倉庫管理システムの企業規模ごとの内訳
在庫管理・倉庫管理システムの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が27.3%、中堅企業は38.9%、大企業は33.8%でした。
ALL-INは全企業規模で広く利用されている
在庫管理・倉庫管理全体の企業規模の内訳とALL-INの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、全製品の内訳と似た傾向でした。ALL-INは全ての企業規模で広く利用されていることがわかりました。
SAPシリーズは大企業に特に多く利用されている
在庫管理・倉庫管理全体の企業規模の内訳とSAPシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、大企業の割合が高く、中小企業の割合が低い結果でした。
ワンレジは全企業規模で広く利用されている
在庫管理・倉庫管理全体の企業規模の内訳とワンレジの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、全製品の内訳と似た傾向でした。ワンレジは全ての企業規模で広く利用されていることがわかりました。
なお、上記の全製品とシェアTOP3製品の企業規模の内訳の比較は、全製品を1としたときの相対値1.2以上を割合が高く、特に利用されているとし、相対値0.8以下の企業規模を割合が低く、あまり利用されていないとしました。
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