ワークフローシステムの市場調査とシェアTOP3製品を解説!
調査概要
調査対象市場
稟議をはじめとする申請や承認業務を効率化するためのソフトウェア(ワークフローシステム)を対象としています。
調査方法
Webアンケート調査
調査期間
2023/5/29 から 2023/6/16までの19日間
有効回答数
4,299件
本調査の利用について
引用いただく際は、情報の出典元として「株式会社PIGNUS」を明記してください。また、ウェブサイトで引用する場合、出典元に以下のURLをリンクに設置してください。
URL:https://fitgap.com/jp
サマリー
全企業規模を対象とした調査では、ジョブカンシリーズ、Microsoft SharePoint、X-point CloudがシェアTOP3
ジョブカンシリーズは全ての事業規模で広く利用されている
Microsoft SharePointは中小企業で特に利用率が高い
X-point Cloudは中堅企業で特に利用率が高い
ワークフローシステムの選定と市場シェア
自社に合ったワークフローシステムを選ぶ上で市場シェアを考慮することは重要です。なぜなら、多くの人に利用される製品は、ユーザーコミュニティの充実度、UI、アップデート頻度、機能などが優れている傾向にあります。また、製品ごとに企業規模ごとのシェアの内訳を比較することで、自社の企業に適した製品を選ぶことができます。
ワークフローシステムの市場シェア調査の結果
ワークフローシステムの全ての製品の企業規模ごとの市場調査は、1人から99人の中小企業、100人から999人の中堅企業、1000人以上の大企業を対象としました。
有効回答の計4299の回答を集計した結果、ジョブカンシリーズが13.5%でした。次いでMicrosoft SharePointが9.9%で、X-point Cloudが7.1%でした。
1
中小企業のワークフローシステム市場シェア調査の結果
有効回答の計1018の回答を集計した結果、Microsoft SharePointが25.3%でした。次いでジョブカンシリーズが15.3%で、サイボウズ Officeが8.5%でした。
2
中堅企業のワークフローシステム市場シェア調査の結果
有効回答の計1660の回答を集計した結果、ジョブカンシリーズが12.8%でした。次いでX-point Cloudが10.1%で、サイボウズ Officeが7.6%でした。
3
大企業のワークフローシステム市場シェア調査の結果
有効回答の計1621の回答を集計した結果、ジョブカンシリーズが12.95%でした。次いでAgileWorksが8.33%で、Garoonが7.09%でした。
大企業のワークフローシステム市場シェア調査の結果
市場シェアTOP3製品が向いている規模は?
ワークフローシステムの企業規模ごとの内訳
ワークフローシステムの企業規模ごとの有効回答の内訳は以下のグラフのようになりました。中小企業が23.7%、中堅企業は38.6%、大企業は37.7%でした。
ジョブカンシリーズは全ての事業規模で広く利用されている
ワークフローシステム全体の企業規模の内訳とジョブカンシリーズの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、全製品の内訳と似た傾向でした。ジョブカンシリーズは全ての事業規模で広く利用されていることがわかりました。
Microsoft SharePointは中小企業で特に利用率が高い
ワークフローシステム全体の企業規模の内訳とMicrosoft SharePointの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中小企業の割合が非常に高く、中堅企業、大企業の割合が非常に高い結果でした。
X-point Cloudは中堅企業で特に利用率が高い
ワークフローシステム全体の企業規模の内訳とX-point Cloudの企業規模の内訳を比較すると、以下のグラフの通り、中堅企業の割合が非常に高く、中小企業の割合が低い結果でした。
市場シェアと合わせて自社にあったワークフローシステムを探そう!
ワークフローシステム診断でかんたんな質問に答えると、対象の企業規模以外にも、自社に必要な機能、金額、その製品の強み、弱みを一覧で比較表を作成し、自社にぴったりのワークフローシステムがわかります。
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