NaLaLys

公式サイト

強み

不正予防のデジタル化の先駆者

不正予防を低コストでシステム化

新たな不正リスクの検知

注意点

社内合意形成が難しい

全ての不正を予防することはできない

資本安定性が予測できない

NaLaLysとは

NaLaLysとは、株式会社NaLaLysが運営する不正検知システムで、チャットやメールなどのコミュニケーションデータを分析し、不正の兆候をAIで検出をする製品です。従来の人力で行われているコミュニケーションデータの分析を、AIに代替することで、工数を削減、ヒューマンエラーを防止することができます。法令順守や株主説明が求められる上場企業や大会社はもちろん、子会社を多く抱える企業、公共事業などを手がける業種、入札がある業種などの不正リスクが高い企業にも適していると考えられます。

強み

不正予防のデジタル化の先駆者

コミュニケーションデータから不正の兆候をAIで検出するNaLaLysは、初めての試みの製品です。新規市場を開拓した企業は、先行者利益による今後の成長が期待されます。また、不正調査は専門性が高いため、そもそものプレイヤーが少なく、システム化も進んでいないこともあり、参入障壁が高い分野です。

不正予防を低コストでシステム化

NaLaLysは低コストで不正予防の体制を立ち上げ、精度を高めることができます。競合製品では、コミュニケーションのデータ整理止まりで、分析ロジックは備わっていません。そのため、別途分析ロジックを考える必要があり、不正調査の専門家が必要です。不正調査の専門家の雇用は難易度が高く、不正調査の専門家へ依頼する場合は高いコストがかかります。しかし、NaLaLysには、不正調査の専門家が監修した分析ロジックが予め備わっているため、不正調査に関するノウハウがなくとも、高い水準の不正調査を破格のコストで始めることができます。また、自社にノウハウがある場合も、それらを分析ロジックに加えることができるため、さらに不正予防の精度を高めることができます。不正予防に対する危機感があるが、予算や実行するためのノウハウがない企業にはうってつけの製品です。

新たな不正リスクの検知

NaLaLysは、コミュニケーションデータの分析を、AIで機械的に行います。コミュニケーションデータの分析を人力でやろうとすると、人では捌き切ることが難しい、膨大なデータを処理することになりますが、AIに代替することで、従来では検知できなかった不正リスクを検知することができます。不正予防の性質上、1度の不正リスクの顕在化が経営へ大きなダメージを与えることもあるため、平時の時から広く不正予防に取り組むことは重要です。

注意点

社内合意形成が難しい

他のカテゴリの製品に比べると、導入判断のハードルが高い製品です。コンプライアンス業務はコストセンターと認識されがちで、後回しにされることが多いため、不正発覚の事業リスクやコンプライアンス業務にかかるコストなどを説明して、決裁者に理解してもらう必要があります。また、これまでになかった先進的なアプローチの製品のため、過去事例などを重視する体質の会社では、説明コストが高くなる可能性があります。

全ての不正を予防することはできない

本製品はコミュニケーションデータを分析することに特化した製品のため、当然ながら他の方法による不正リスクには対応できません。不正の予防には、財務データ、業務オペレーション、セキュリティリスクの監視なども必要です。自社の不正対策全体を見直す場合は、リスクが高い領域からテコ入れすべきです。

資本安定性が予測できない

NaLaLys社は2023年設立で、これまでになかった先進的なアプローチの製品を提供しています。不正予防関連のソフトウェアは米国などでは徐々に普及しつつあるものの、日本での普及は進んでいないため、今後の成長については未知数です。サブスクリプション型の製品は継続的に使用するため、運営会社の事業継続性も加味した上で導入を検討しましょう。