Panalyt(パナリット)
人事データ分析の先駆者
最短で人事データ活用可能
強固なセキュリティ
導入、運用ハードルが高い
社内のツールの整備
事業成長性は未知数
Panalyt(パナリット)とは
Panalyt(以下、パナリット)とは、パナリットが提供する人事データの分析に特化したBIツールです。本製品は、人事データを収集、分析することを目的としています。近年、人的資本経営が重要視されており、人材戦略や組織の成果を社内外に開示することが求められているため、パナリットはそれらのニーズを満たすことができます。
強み
人事データ分析の先駆者
パナリットは、人的資本経営や開示の実践に必要なデータ分析、可視化を目的とした、人事データ分析の先駆者で、2023年9月時点では国内では唯一無二です。新規市場を開拓した企業は、先行者利益による今後の成長が期待されます。また、累計調達額は7.3億円で、スタートアップのシードラウンドでの資金調達や、マイナビからの資本業務提携を受けており、投資家たちからの期待も高い企業です。さらには、2023年には有価証券報告書を発行する約4000社の大手企業に対しては、人的資本情報開示が義務化されることもあり、日本の法制度が今後の追い風になることが見込まれます。
最短で人事データ活用可能
人事データを活用しようとすると、複数の人事システムからのデータ収集、データクレンジング、集計、分析の設計を1から整える必要があります。その際には、データ収集には既存の人事システムとBIツールをシステム連携するためにエンジニアが必要で、データのクレンジング以降の工程にはデータ分析の専門家が必要です。一方、パナリットでは、既存の人事システムとのシステム連携をノーコードで行うことができます。またデータを収集、自動でクレンジング、一般的な指標をデフォルトで集計することができます。データ分析の中でも非常に工数のかかるデータクレンジングが自動化され、データ分析の専門家の工数を大幅に削減できます。また、上位プランでは組織ごとに必要な指標の選定から、分析、施策の実行のサポートを受けることができ、データ分析の専門家がいない企業でも運用することができます。人事データの活用基盤を最短で業界標準レベルで整えることができる製品です。
強固なセキュリティ
パナリットは、Google CloudPlat form(GCP)をのインフラとしているため、Googleの顧客情報保護のコンプライアンスに基づいて、人事データが護られています。パナリットのインフラもISO 27001、SOC1、SOC2など様々な情報セキュリティ、ガイドラインに準拠しています。また、顧客の情報をパナリット社で取り扱う場合にも、厳しい基準が設けられており、漏洩や改ざんが起こらない内部プロセスが整備されています。機密性高い人事データを取り扱うために強固なセキュリティ体制です。
注意点
導入、運用ハードルが高い
パナリットの導入にはピープルアナリティクスの理解が必須ですが、国内では認知度が低く、事例も少ないため、導入の際に説明コストが高くなる可能性があります。また、運用のノウハウがない場合、事例がない状態での分析後の意思決定と施策の推進が必要になります。パナリットやパナリット社のカスタマーサポートでハードルが大きく下げられているとはいえ、導入および運用には、社内理解と体制の整備が不可欠です。
社内のツールの整備
パナリットは様々な人事データをまとめて整理するツールであるため、データを集めるための、人事系のソフトウェア一式の導入が必要です。また財務情報、従業員の健康、コンプライアンスデータなどを併せて分析する必要がある場合は、他部署もソフトウェアを導入していないと、十分な分析結果が得られない可能性があります。社内ツールの整備が進んでいない企業は注意が必要です。
事業成長性は未知数
人事データ分析の市場は、上述の通り期待値が高く、世界的にはGoogleやAppleなどの世界トップクラスのIT企業が活用していることからも、市場成長のポテンシャルは高いです。しかし、新しいアプローチを周知して浸透させていく難易度は高く、日本で浸透するかは、誰にもわかりません。今後の事業成長性は未知数です。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
タレントマネジメントシステム(HCM)
全101サービス中
40
位
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
サービス基本情報
リリース : 2019年
運営会社基本情報
会社 : パナリット
本社所在地 : 東京都目黒区
会社設立 : 2017年
セキュリティ認証 : ISO27001、SOC 1、SOC 2、SSAE 16、ISAE3402、FISMA Moderate、Sarbanes-Oxley(SOX)、PCI レベル1
ウェブサイト : https://panalyt.jp/
パナリット運営サービス一覧
編集
丹沢充裕
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。FitGapではSEO、製品の強み注意点などのレポートを担当。
Panalyt(パナリット)のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Panalyt(パナリット)には3つのプランがあります。
Panalyt(パナリット)とよく比較されるサービス
Panalyt(パナリット)とよく比較される製品を紹介!Panalyt(パナリット)はBIツールの製品です。Panalyt(パナリット)とよく比較されるメジャー製品は、Google Looker Studio、MotionBoard クラウド版、Oracle Bisiness Intelligenceこれらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
Google Looker Studio
Panalyt(パナリット)と共通するカテゴリ
BIツール
MotionBoard クラウド版
Panalyt(パナリット)と共通するカテゴリ
BIツール
Oracle Bisiness Intelligence
Panalyt(パナリット)と共通するカテゴリ
BIツール
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。
目次
Panalyt(パナリット)とは
強み
注意点
カテゴリ別市場シェアランキング
連携
サービス基本情報
運営サービス一覧
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。