目次
Snipe-ITとは
強み
注意点
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Snipe-ITとは
Snipe-ITは、オープンソースコミュニティが提供するIT資産管理ツールです、無料で利用できるWebベースのシステムで、PCや周辺機器、ソフトウェアライセンス、備品など社内のあらゆる資産情報を統合管理します。シリアル番号や購入日、保証期限といった項目を細かく記録でき、資産の貸出・返却状況も追跡可能なため、社員への機器割当管理を効率化できます。オープンソースであることから自社に合わせたカスタマイズ性が高く、コミュニティによる継続的なアップデートで機能拡充も期待できます。ライセンスコストを抑えたい中小企業やスタートアップに適していますが、大企業でも内部システムと連携させて独自の資産データベースを構築する用途などで活用されています。コストゼロで導入できる柔軟な資産管理ソリューションとして注目されています。
強み
無償で利用可能なオープンソース
オープンソースで提供され、ライセンス費用をかけずにIT資産管理システムを導入できます。 ソースコードが公開されているため、カスタマイズや拡張が可能で、コミュニティによる更新も期待できます。 初期コストを抑えたい中小企業や、独自機能を追加したい技術者主体の組織にとって魅力的です。
シンプルで直感的な資産台帳管理
ウェブブラウザ上で資産情報を登録・編集・閲覧でき、ハードウェア台帳管理や貸出状況の追跡を直感的に行えます。 シリアル番号、設置場所、ユーザーなどの項目を自由にカスタマイズして管理でき、必要な情報を一画面で把握できます。 シンプルながら日常のIT資産管理に十分な機能を備え、過度な複雑さが不要な環境に適しています。
自社ホスティングによるデータ統制
オンプレミスで自社サーバーにインストールでき、資産データを自社内に留めて管理できます。 クラウドサービスを利用せず社内完結できるため、機密性の高い情報も安心して扱えます。 セキュリティ要件に応じ、サーバー環境の強化や社内認証基盤との統合など柔軟な運用が可能です。
注意点
自社ホスト運用の必要
オープンソースの無料ツールであるため、自社サーバーへインストールして運用する必要があります(クラウドホスティングサービスを利用する場合も基本はユーザ自身で設定)。そのため、セキュリティパッチ適用やバックアップなどシステム管理は利用企業側の責任となり、十分なITインフラ管理能力がない場合には安定運用が難しい可能性があります。手軽さよりも自由度を重視した設計である点を認識する必要があります。
自動収集機能の不足
資産情報の登録や更新は基本的に手動またはインポートにより行う仕組みで、エージェントによる自動インベントリ収集機能は標準では備わっていません。ネットワーク上の端末をスキャンしてソフトウェア情報を取得するといった操作はできないため、他の資産管理ツールやスクリプトと併用して情報収集する運用が必要です。資産台帳としての役割に特化している反面、運用次第では手間が増える点に留意してください。
サポートと信頼性の課題
無償のコミュニティベースのソフトウェアであるため、商用製品のような公式サポート窓口や保証はありません。トラブル発生時はユーザフォーラムやドキュメントを頼りに自己解決する必要があり、迅速な解決が求められる企業にはリスクとなり得ます。ミッションクリティカルな用途への利用には慎重さが求められ、必要に応じて有償サポート提供者の検討も必要でしょう。
Snipe-ITのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Snipe-ITには4つのプランがあります。
Snipe-ITとよく比較されるサービス
Snipe-ITとよく比較される製品を紹介!Snipe-ITはIT資産管理ツールの製品です。Snipe-ITとよく比較されるメジャー製品は、LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版、ジョーシス、LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版です。
LANSCOPE エンドポイントマネージャー クラウド版
Snipe-ITと共通するカテゴリ
IT資産管理ツール
ジョーシス
Snipe-ITと共通するカテゴリ
IT資産管理ツール
LANSCOPE エンドポイントマネージャー オンプレミス版
Snipe-ITと共通するカテゴリ
IT資産管理ツール
運営会社基本情報
会社 : Grokability, Inc.
本社所在地 : アメリカ合衆国カリフォルニア州
会社設立 : 0年
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