Cincom ECM
コンテンツ管理機能が豊富
安全性の高いシステム
様々なデータベースに対応
導入サポート
初期設定とカスタマイズの難易度
利用コストが高い
Cincom ECMとは
シンコム・システムズ・ジャパン株式会社が提供する文書管理システムです。長年にわたる文書・コンテンツ管理の分野での豊富な経験を活かし、オープンソースプラットフォーム上でビジネスニーズに応える先進的な機能を提供します。このシステムにより、ドキュメント管理プロセスの効率化と最適化が実現され、企業の業務運営がスムーズになります。シンコム・システムズ・ジャパン株式会社は、Cincom ECM以外にもCincom CPQ、Cincom SmalltalkなどのITソリューションを提供しています。
強み
コンテンツ管理機能が豊富
ドキュメントのライフサイクル管理など、コンテンツ管理機能が豊富なサービスです。ドキュメントのの版管理や、タグ付け機能などによって膨大なコンテンツを細かく分類して管理可能です。また、APIを公開しているため、外部からの連携にも対応しています。
安全性の高いシステム
セキュリティが強固で国際組織などへの導入実績のある安全性の高いサービスです。アクセス権限の管理機能や操作ログの取得などを持ち、文章の安全な管理が可能です。また、2016年にはインターポール(国際刑事警察機構)への導入実績があります。
様々なデータベースに対応
Oracle、MySQL、Postgresなどの複数のデータベースと連携し、企業が既存のインフラを活用しながら導入できる柔軟性を提供します。この多様なデータベースサポートにより、システムの統合がスムーズに行え、運用効率を高めることができます。
注意点
導入サポート
海外のサービスで導入サポートを提供していないため、導入にはSIerらの支援が必要です。加えて、国内での導入事例が少ないため、導入後の教育や定着に関するナレッジを持つ方が見つかりにくい可能性があります。
初期設定とカスタマイズの難易度
初期設定およびカスタマイズにはデータベースなどの専門的な知識が必要となります。日本のWebに知見が無い分他の一般的な文書管理ツールよりも導入は難しいサービスです。
利用コストが高い
ユーザー数や同時接続アカウント数などで多少の変化は発生しますが比較的コストの高いサービスです。利用ユーザー数50名で年間100万円程度かかるサービスのため、導入前に入念にシミュレーションを行う必要があります。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
Cincom ECMの文書管理システムマーケットシェア
全102サービス中
10
位
Cincom ECM利用者の事業規模の内訳
- 中規模 45%
- 大規模 32%
- 小規模 23%
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
サービス基本情報
リリース : 2012年
運営会社基本情報
会社 : シンコム・システムズ・ジャパン株式会社
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 1976年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001
ウェブサイト : https://www.cincom.co.jp/
シンコム・システムズ・ジャパン株式会社運営サービス一覧
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
Cincom ECMのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Cincom ECMには1つのプランがあります。
Cincom ECMとよく比較されるサービス
Cincom ECMとよく比較される製品を紹介!Cincom ECMは文書管理システムの製品です。Cincom ECMとよく比較されるメジャー製品は、DocuWorks、invoiceAgent 文書管理、楽々Document Plusです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
DocuWorks
DocuWorksは、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社(旧、富士ゼロックス株式会社)が提供する文書管理システムです。DocuWorksは、PC上で文書を紙の文書を机の上で扱う体験を目指した製品で、文書の保管に加えて、閲覧と編集ツールを備えていることが特徴的です。ツール内でファイル編集し、編集した書類をバージョン管理することができます。
Cincom ECMと共通するカテゴリ
文書管理システム
Cincom ECMと比べて...
できること
書類の自動仕分け
透かし文字の表示
Adobe Sign連携
できないこと
検索条件の保存
invoiceAgent 文書管理
invoiceAgent 文書管理は、ウイングアーク1ST株式会社が提供する文書管理システムです。本製品は、文書管理、AI-OCRによる電子化といった機能に加えて、電子契約の承認および締結、帳票の送受信をオプションで追加することができます。タイムスタンプや契約書のライフサイクル管理もできるため、1つの製品に商取引に関する書類を統合管理することができます。
Cincom ECMと共通するカテゴリ
文書管理システム
Cincom ECMと比べて...
できること
特定フォルダからの自動登録
書類の自動仕分け
既存の書類に変更が加わった場合の自動通知
できないこと
契約書の保管
ワークフロー
楽々Document Plus
住友電工情報システム株式会社が提供する文書管理システムです。このソフトは、文書の管理と共有を効率化するための機能を備え、業務のスムーズな進行をサポートします。特に、大量の文書の検索や版管理などの機能が強化されており、企業の文書管理業務を強力に支援します。住友電工情報システム株式会社は、楽々Document Plusのほか、楽々WorkflowIIやQuickSolution®など、さまざまなビジネス向けソフトウェア製品を開発、提供しています。
Cincom ECMと共通するカテゴリ
文書管理システム
Cincom ECMと比べて...
できること
複合機からの自動登録
特定フォルダからの自動登録
書類の自動仕分け
できないこと
検索条件の保存
書類が新規登録された場合の自動通知
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。
目次
Cincom ECMとは
強み
注意点
カテゴリ別市場シェアランキング
連携
サービス基本情報
運営サービス一覧
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。