xReport
帳票作成ツール
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
xReportとは
強み
注意点
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
xReportとは
株式会社エフ・ビー・エスが提供する帳票作成ツールです。Excelを基盤とした柔軟な帳票作成が可能で、複数のデータソースを統合し、データを抽出して帳票を作成できます。プログラミングの知識が不要なノーコード操作が特徴であり、定期実行などの自動処理も充実しています。Excelベースの使い慣れた環境で操作できるため、容易に帳票を作成することができ、結果として業務の効率化を実現します。
強み
多様なデータソースからの帳票の作成
多様なデータソースから柔軟に帳票を作成します。Basicプランでは、CSVやExcelファイルを元に帳票作成が可能です。Advanceプランでは各種データベースやクラウドサービスからのデータ取得に加え、異なるデータソースを1つのデータセットに統合する機能を持ちます。これにより、分散したデータの統合と効率的な情報管理が実現します。
Excelベースのかんたん帳票デザイン
xReportは帳票のレイアウト設計にMicrosoft Excelをそのまま利用できます。Excel上でセルの色や罫線、計算式を設定し、対応するデータ項目名をコメント欄に入力するだけで帳票ひな型を作成可能です。普段使い慣れたExcel操作の延長で帳票設計ができるため習得が容易で、専門ツールなしに誰でも短時間で帳票フォーマットを作れます。
Excelを利用したレイアウト設定
Excelをベースにノーコードで帳票のレイアウト設定を行うことができます。Excelの色、罫線、フォント、計算式、条件付き書式、マクロなどを活用して帳票を作成できるため、Excelに慣れたユーザーにとっては操作の習得が容易です。さらに、Excelでは対応できない画像やバーコードの挿入などは、xReport独自の機能で補完されています。これにより、複雑な帳票もノーコードで効率的に作成できます。
既存システムから低コスト導入
業務システムから出力したCSVやExcelファイルを取り込んで帳票を作成する仕組みのため、既存システム側のカスタマイズが不要です。システム改修をせずに必要な帳票だけxReport側で柔軟に対応でき、追加開発や大規模投資なしに帳票電子化を実現します。現在運用中の基幹システムをそのまま活かしつつ帳票出力機能を拡張できる、コスト効率の良いソリューションです。
kintone連携
統合したデータは、他システムに取り込めるファイル形式や帳票などのレポート形式にできるほか、kintoneに直接アップロードすることもできます。通常、kintone上で複数のアプリを統合することは困難ですが、xReportを使用することで、複数アプリの情報を抽出し、一つのデータセットに統合することができます。さらに、統合されたデータをkintoneに直接アップロードできるため、ユーザーは必要な情報をkintone内で閲覧できます。
高速処理とマスタ参照で大量帳票対応
Ver.5では処理速度が向上し、複数ファイルのデータを組み合わせた帳票作成にも対応しました。ExcelのVLOOKUP関数より速い独自機能で外部マスタ参照が行えるため、明細数が多い帳票でも待ち時間を短縮できます。電子帳簿保存法対応のファイル名自動付与機能も備え、大量帳票の出力管理や検索性にも優れており、大規模データ処理に強いです。
注意点
細かな定義や設定が必要
Excelを用いた柔軟な帳票デザインが可能ですが、設定プロセスには複数のステップを要します。表示形式の設定、ブロック分けの設定、データソースと出力箇所の紐付け、計算箇所の関数設定など、細かな作業が必要です。一度作成すれば再利用できますが、頻繁な変更や新規レイアウト作成が必要な場合は煩雑に感じられます。柔軟性と引き換えに設定の複雑さが伴うことを理解する必要があります。
CSVファイル経由でしかデータを取込めない
他システムとの連携は、CSV出力されたデータの読み込み方式で行われ、リアルタイムなAPI連携や直接データベース接続には対応していません。帳票出力前に、別システムからCSV書き出しの手間が発生します。複数システム間でシームレスなデータ連携には不向きです。
既存帳票からのデザイン取り込みには非対応
PDFなどの既存帳票を直接読み込んでテンプレートとして利用することができません。既存の帳票を再現する場合、Excelを使用して定義し直す必要があります。ただし、既存の帳票形式にとらわれず、新しいデザインを実現したい場合には、この制限は問題にはなりません。
知名度が低くコミュニティ情報が乏しい
比較的新興のノーコード帳票作成ツールで、市場での導入事例やユーザーコミュニティが限られています。情報共有サイトや専門書籍も少ないため、トラブル発生時の自己解決に時間がかかる可能性があります。メジャー製品に比べ周辺情報が乏しく、長期利用に不安があります。
社外への送付まではカバーしていない
作成した帳票を送付する業務まではカバーしていません。見積書や納品書などの帳票を作成後、印刷したりメール配信したりする作業は、人の手で行うか、他のシステムを導入する必要があります。このため、帳票の作成から送付までを一貫して行いたい場合は、メール配信や郵送対応が可能な製品を選択することをお勧めします。
シンプル設計ゆえ高度な帳票要件に不向き
プログラミング不要で手軽に扱える反面、複雑なロジックや特殊なレイアウト要求には対応できない場合があります。条件分岐の多い帳票や独自計算が必要な帳票には標準機能だけでは限界があります。シンプルさを優先した設計のため、大規模で凝った帳票要件には適合しにくいです。
xReportのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。xReportには3つのプランがあります。
xReportとよく比較されるサービス
xReportとよく比較される製品を紹介!xReportは帳票作成ツールの製品です。xReportとよく比較されるメジャー製品は、FiBridgeII、i-Reporter、freee販売です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
FiBridgeII
xReportと共通するカテゴリ
帳票作成ツール
i-Reporter
xReportと共通するカテゴリ
帳票作成ツール
xReportと比べて...
できること
PDF取込み
RFIDタグ印字
案件ごとの進捗
できないこと
受注に関連する帳票
発注に関連する帳票
独自デザイン
freee販売
xReportと共通するカテゴリ
帳票作成ツール
xReportと比べて...
できること
スキャン取込み
案件ごとの進捗
顧客情報の管理
できないこと
その他の帳票
独自デザイン
Excelを用いたデザイン
運営会社基本情報
会社 : 株式会社エフ・ビー・エス
本社所在地 : 東京都中野区
会社設立 : 1985年
セキュリティ認証 : プライバシーマーク
ウェブサイト : https://www.fbscorp.com/
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。