ContractS CLM
国産のCLMソフト
法務部向け
契約の専門家が開発
他製品連携
海外対応に向かない
高い初期コスト
ContractS CLMとは
ContractS株式会社が提供する電子契約システムです。契約プロセスの構築から承認、契約管理までを一元化し、効率的な契約業務を実現します。特に、アクセス権限の設計と契約書の一元管理により、コンプライアンスリスクを回避しつつ、迅速かつ適切な契約締結が可能です。ワークフロー機能を通じて、契約書の承認ルートが明確化され、契約作成から締結までのプロセスを確実に管理することができます。同社は、他にも「ContractS SIGN」という製品を提供しています。
強み
国産のCLMソフト
CLMソフト(契約ライフサイクルマネジメントソフト)は利用者も製品も海外、特に米国が中心で、国産製品は稀有です。国産製品として、日本企業の課題に向き合っています。
法務部向け
法務部に関わる業務を、他部署との連携を含めて網羅的に取り扱っています。いわば法務部向けのオールインワン製品です。特にタスク管理機能、ナレッジベース機能まで備えているのはCLMソフトとしてユニークです。
契約の専門家が開発
弁護士として予防法務を推進してきた笹原健太が同じ目的の別手段として製品開発しました。企業法務のペインポイント理解が元になっています。
注意点
他製品連携
大企業のコア業務を自動化するには不十分な面があります。同製品はあらゆる契約業務を扱える反面、特定の契約業務にフォーカスして自動化するものではありません。CRMソフトと密連携して販売プロセス全体の人手を置き換える、などの場合は他のCLMソフトに分があります。
海外対応に向かない
CLMソフトを使うのは中堅から大企業で、海外展開しているケースも多々あります。海外での使用においては、海外の商習慣や多言語に対応した海外勢の方が使いやすいです。
高い初期コスト
豊富な機能と高度なカスタマイズ性により、導入初期のコストが高めです。中小企業にとっては、この初期投資が負担となる可能性があります。コスト削減を図るためには、慎重な予算計画が必要です
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
ContractS CLMの電子契約システムマーケットシェア
全58サービス中
7
位
ContractS CLM利用者の事業規模の内訳
- 大規模 52%
- 中規模 34%
- 小規模 14%
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
サービス基本情報
リリース : 2021年
運営会社基本情報
会社 : ContractS株式会社
本社所在地 : 東京都千代田区
会社設立 : 2017年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001
ウェブサイト : https://www.contracts.co.jp
ContractS株式会社運営サービス一覧
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
ContractS CLMのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。ContractS CLMには1つのプランがあります。
ContractS CLMとよく比較されるサービス
ContractS CLMとよく比較される製品を紹介!ContractS CLMは電子契約システムの製品です。ContractS CLMとよく比較されるメジャー製品は、Acrobat Sign、CONTRACTHUB@absonne、クラウドサインです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
Acrobat Sign
ContractS CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
ContractS CLMと比べて...
できること
人事管理連携
販売管理連携
オンラインストレージ連携
できないこと
契約書の保管
契約期限管理
CONTRACTHUB@absonne
日鉄ソリューションズ株式会社が提供する電子契約システムです。CONTRACTHUB@absonneは2013年からサービスを提供し、多様な業界の企業に導入されています。このソフトは特にペーパーレス化を推進し、契約業務の効率化を図ることが可能です。また、電子署名や基幹システムとの連携機能も備え、法規制にも完全対応しています。同社は、他にも「FINCHUB@absonne」や「KENCHUB@absonne」などの製品を提供しています。
ContractS CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
ContractS CLMと比べて...
できること
販売管理連携
購買管理連携
できないこと
社内ワークフロー
顧客管理連携
クラウドサイン
クラウドサインは、弁護士ドットコム株式会社が提供する電子契約システムです。2015年にリリースされたこのクラウドベースのシステムは250万社以上に導入されており、電子署名法に則った立会人型の電子契約を行うことができます。運営会社の弁護士ドットコム株式会社は、クラウドサインの他にも対面申し込みを円滑に行う「クラウドサインNOW」の提供や法律相談ポータルサイトの「弁護士ドットコム」の運営を行っています。
ContractS CLMと共通するカテゴリ
電子契約システム
ContractS CLMと比べて...
できること
オンラインストレージ連携
できないこと
印鑑証明を求める(機能要件:当事者型署名)
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。
目次
ContractS CLMとは
強み
注意点
カテゴリ別市場シェアランキング
連携
サービス基本情報
運営サービス一覧