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POSレジの連携メリットを解説!選び方とぴったりのサービスを診断

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POSとは?

更新:2024年07月10日

POSはPoint Of Salesの「販売時点情報管理」を意味し、POSシステムは物品の販売時に商品単位で情報を記録、修正するシステムです。バーコード読取により商品名、購入時刻、店舗、価格、個数、顧客の属性などを記録することができ、それらを基に、売れ筋商品や購買層のなどの顧客のニーズを分析することが可能です。特にAPI連携を活用することで、他のシステムやサービスと自動でデータを共有することができ、業務効率の向上やデータの一元管理が可能です。POSシステムは小売店から医療機関、自治体に至るまで広く活用されており、キャッシュレス決済の拡大や在庫管理などのDX推進にも寄与しています。

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導入メリット

金銭管理の効率化と時間の節約

POSレジでのバーコード読取により、金額や商品名の打ち間違いを防ぐことができます。また、POSレジの多くはクレジットカードやQRコードなどの電子決済に対応しているため、現金を数える工数も削減することができ、日々のレジ締めを始めとするお金の管理を効率化することができます。さらに、API連携を通じて会計ソフトや銀行システムとデータを自動で同期することにより、金銭管理のさらに高い効率化が図れます。

顧客サービスの向上

一部の製品には、顧客ごとの属性や過去の注文、施術履歴などを記録しておける機能が備わっています。リピート顧客に提供するサービスを向上したり、リピートしてくれなかった顧客への対応内容から、サービスを改善することができます。API連携により、顧客管理システム(CRM)とデータを共有し、より高度な顧客分析やパーソナライズドサービスの提供が可能になります。

商品ラインナップの改善

一部製品には、商品別の売上推移、顧客の属性ごとの売上推移を把握し、売れ筋を分析して商品ラインナップの改善や、仕入れや在庫の最適化を行うことができます。API連携を活用すれば、在庫管理システムや仕入れシステムとデータをシームレスに共有し、効率的な在庫管理と商品ラインナップの最適化が実現できます。

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導入注意点

サポート体制

POSシステムは機能が似ている製品でも、サポート対応の品質が異なる場合があります。良質な顧客サポートとメンテナンスサービスを提供するベンダーを選択してください。POSシステムは、店舗を運営する上でのお金のやり取りの要になるため、問題が発生したときに迅速に対応できるサポート体制が必要です。特にAPI連携に関する技術サポートが充実していることは重要です。

インターネット環境も合わせて検討する

POSシステムは常時インターネット接続が必須です。また、POSが停止すると業務が滞る恐れがあるため、インターネット環境が安定性にも注意して、プロバイダーを選びましょう。インターネット環境が不安定な場合、オフラインでのレジ機能に対応している製品の導入も検討すべきです。API連携が多くのシステムと行われる場合、特にインターネット環境の安定性は重要です。

データ活用

POSシステムは、様々な購買情報を記録して分析することができます。その反面、目的や手法を明確にしないと、導入したが結局売上分析をほとんどできていないという自体を招きます。POSの導入前には売上や利益を向上させるために必要な項目を事前に整理しましょう。API連携を利用することで、他の分析ツールとデータを共有し、より高度なデータ活用が可能になります。

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POSの選び方

POSを選ぶにあたり、以下のポイントを確認することで、自社に合ったものを選べます。

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POSシステム用の端末から選ぶ

POSシステムは以下の3タイプに大別され、対応している端末が異なります。端末は、老朽化するため買い替えの周期も加味した上で選択しましょう。 ・専用の大型端末(ターミナル型) POSシステム用の端末で、比較的規模の大きい小売店で採用されます。機能性、拡張性が最も高く、セルフレジなどにも対応しやすいというメリットがあります。一方で、設置スペースの確保が必要で、端末代が他の端末に比べると非常に高価です。ターミナル型の端末代に関しては、セルフレジに対応している端末は、他のタイプの端末との比較だけでなく、レジ担当者の人件費と比較して採算に合うかも検討しましょう。中規模から大規模な店舗向けで、小規模の店舗はよほどの理由がない限り選択肢から外して良い端末です。 ・PC型 PCで操作するタイプのPOSシステムです。ターミナル型に比べて、設置場所を選ばず、初期費用を抑えられます。また、スマホ、タブレット型に比べて機能や周辺機器が充実しています。一方で、初期費用はスマホ、タブレット型よりは端末代が高価になる傾向にあります。単店舗から複数店舗まで広く対応可能です。 ・タブレット、スマホ型 タブレットPOSレジと呼ばれるPOSシステムです。携行性が高いことから設置場所を問わないこと、初期費用が最も安価なことが大きなメリットです。複雑な機能が必要ない場合は、利用料が無料の製品もあります。中小企業や個人店など規模が小さい企業に特におすすめです。注意点として、スマホ、タブレット型のPOSシステムの管理者用向けのソフトで、PCが推奨されるケースもあります。

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業種に特化したPOSシステムを選ぶ

POSシステムには、以下の業種に特化した製品があります。各業種に該当する場合は、特化した製品の中から導入の検討をおすすめします。 ・飲食店向け 飲食店用のPOSレジは、ハンディ端末、オーダーエントリーシステム、券売機などの周辺機器に対応しています。また、スマホ端末からのセルフオーダーに対応していたり、相席のためのテーブル分割、団体客用のテーブル統合や個別会計に対応している製品もあります。API連携を通じて、オーダー管理システムや在庫管理システムとデータを共有し、業務効率を高めることができます。 ・小売店向け 小売店用のPOSレジは、在庫管理機能が備わっている特徴があります。在庫管理機能の例としては、商品登録のためのJANコード、RFIDタグなどに対応していたり、棚卸し機能、バーコード複数店舗にも対応している製品は、在庫移動にも対応している製品があります。他にも、amazon、楽天市場などのECモールとの連携機能を備えた製品もあり、店舗とECの在庫や売上を統合することができます。API連携を活用すれば、これらのECサイトとリアルタイムで在庫や売上データを共有し、在庫切れや過剰在庫を防ぐことができます。 ・美容室、サロン、整骨院向け POSレジの中には、美容室、サロン、整骨院、ジムなどの1対1で施術やカウンセリングなどを行う業種向けの製品があります。これらのPOSレジは、顧客ごとの施術記録の管理、予約管理機能、予約システムや予約サイトとの連携、DM配信管理などの機能を備えています。API連携を通じて、スケジューリングシステムや顧客管理システムとデータを共有し、顧客満足度を向上させることができます。 ・病院、動物病院向け 病院、動物病院向けの製品は、電子カルテや診療報酬明細書を作成するレセコンとの連携、未収金管理などを備えています。API連携により、これらのシステムとデータをリアルタイムで共有し、業務の効率化が図れます。医療機関でない限りは、選択肢から外してよい製品です。

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POSレジでカバーしたい業務で選ぶ

POSシステムは、レジの金銭管理以外の周辺業務に対応する製品があります。 ・顧客管理 顧客ごとに購入品や、施術内容を記録をすることができます。ポイント、会員管理、DM配信管理などの機能を持つ製品もあります。API連携を活用すれば、CRMシステムと顧客データを自動で同期し、より高度な顧客管理が可能になります。 ・売上分析 多くの製品が売上分析機能を備えていますが、分析の細かさが製品ごとに異なります。代表的な分析内容は、月別売上、日別売上、売れ筋分析(ABC分析)、客層別売上、販売担当者別売上、簡易の損益計算書(PL)などが挙げられます。商材や分析の目的に合った分析内容に対応した製品を選択しましょう。API連携を通じて、他のBIツールやデータ分析プラットフォームとデータを共有し、より詳細な分析が可能です。 ・勤怠管理、シフト管理 POSシステムで、従業員のシフト表を作成したり、タイムカード機能によって勤務時間を記録することができます。給与体系などが複雑でない場合は、勤怠管理システムやシフト管理ソフトなどを個別で導入する必要がなくなるため、結果的にランニングコストが低くなります。API連携により、給与計算システムとデータを共有し、給与計算の効率化が図れます。 ・予約管理 来店予約を管理できます。外部の予約サイトと連携して、予約情報を一元管理することができる製品もあります。予約制でサービスや施設、物を提供している場合はおすすめの機能です。1対1で施術を行う業種の場合、顧客管理機能と合わせて使うと便利な機能です。API連携により、複数の予約システムとデータを統合し、予約管理の効率化が図れます。

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決済方法で選ぶ

POSレジには、現金決済、クレジットカード決済、QRコード決済、売掛決済、金券決済に対応している製品があります。また、クレジットカード決済やQR決済は対応している決済会社や決済手数料などが異なるため、事前に確認しましょう。API連携を通じて、複数の決済ゲートウェイとデータを共有し、決済業務の効率化が図れます。

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ECサイトと連携から選ぶ

ECサイトの運営者は、POSシステムとECサイトを連携することで、売上や在庫状況などを一元管理できます。POSシステムを導入する際には連携できるECサイトを確認しましょう。代表的なECサイトは、amazon、楽天市場、楽天ラクマ、yahoo!ショッピング、ヤフオク、Shopify、メルカリShopsなどがあります。また、ECサイト構築ツールでECサイトを作成している場合、POSシステムとの連携の対応状況をベンダーに確認すべきです。API連携を活用することで、これらのECサイトとのシームレスなデータ共有が可能となり、在庫管理や売上管理の効率化が図れます

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