弥生会計オンライン

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会計ソフト

強み

小規模事業者向け

クラウド利用可能な弥生会計

成長期待

注意点

弥生会計と比較して機能不足

対応帳票が少ない

他社製品との連携

弥生会計オンラインとは

弥生株式会社が提供する会計ソフトです。クラウドベースのこのソフトは、簡単な操作で請求書の作成、経費の管理、確定申告書の作成を可能にします。また、リアルタイムでの財務状況の確認や多様な会計業務の自動化を支援します。同社は1987年の創業以来、中小企業のバックオフィスを支援し続けるソフトウェア開発企業であり、「弥生会計」や「やよいの青色申告オンライン」など、複数の会計・経営管理ソフトを提供しています。

強み

小規模事業者向け

導入コストが安く、サポートが充実している小規模事業者向けの会計システムです。初年度はサポートがついたベーシックプランも無料のため、気軽に導入することができます。また、ベーシックプランでは電話サポートや仕訳相談、経理業務相談をすることができるため、会計業務初心者の方でも安心して利用できます。社内で会計業務経験のある方が少ない小規模事業者向けのサービスです。

クラウド利用可能な弥生会計

クラウドサービスのため、コストを抑えて複数拠点で弥生会計を利用できます。3名までは基本のプラン料金で利用可能です。インストール版の弥生会計をクラウド利用する場合、料金が跳ね上がるため、コストを抑えて複数人で会計システムを動かしたい方に向いています。

成長期待

運営会社は2022年3月にオリックスから投資ファンドのKKRへ株式譲渡され、今後の成長投資による機能の充実が期待されています。新しい資本と連携により、更なるサービスの拡充や機能強化が進展すると見られます。その中でも特にクラウド事業に注力しており、今後もさらに利便性が向上していくと予想できます。

注意点

弥生会計と比較して機能不足

弥生会計と比較して対応していない機能があるため、利用には注意が必要です。特に弥生会計のプロフェッショナルプランが機能として持っている、部門別管理や資金繰り管理、予算管理などの機能を持ちません。また、法人決算に必要な製造原価報告書や、消費税申告書を作成できません。弥生株式会社の販売する会計ソフトの中では最も機能が少ない小規模事業者向けソフトです。

対応帳票が少ない

競合製品と比較して出力できる帳簿が少ないため注意が必要です。出力可能な帳簿は貸借対照表や損益計算書、月次推移表などに限られており、資金繰り表や半期推移表、予算実績対比表などは出力できないため注意が必要です。

他社製品との連携

APIを公開していないため、既に対応しているサービス以外の他社サービスとデータの自動連携を行うことができないため注意が必要です。YAYOI SMART CONNECTに対応していないサービスとのデータ連携には、CSVファイルの取り込みが必要です。他社競合製品と比較して連携できるサービスの幅が狭いため、既に複数のクラウドサービスを利用している場合、使いにくいと感じる可能性があります。

カテゴリ別マーケットシェア

2023年3月 FitGap調査