- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
104サービス中
7
位
事業規模別シェア
目次
蔵奉行とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
蔵奉行とは
株式会社オービックビジネスコンサルタントが提供する購買管理システムです。蔵奉行は奉行シリーズの購買・在庫管理に特化したパッケージソフトウェアで、仕入から支払いまでの購買業務全般を効率化します。見積依頼から発注、検収、支払処理まで一連の購買プロセスを体系化し、承認ワークフローや予算管理機能により内部統制を強化できます。中堅企業から大手企業向けのサービスで、特に製造業や卸売業など、購買管理が重要な業界での導入が進んでいます。勘定奉行など他の奉行シリーズとのシームレスな連携により、購買から会計まで一貫した業務フローを構築できます。豊富な管理帳票と分析機能により、購買コストの削減と適正在庫の維持を支援します。リアルタイムでの在庫状況把握や発注点管理により、欠品リスクを最小限に抑えながら過剰在庫を防止できます。奉行シリーズで統一したシステム環境を構築したい企業や、購買業務の標準化を進めたい企業に適しています。長年の実績に基づく安定性と、定期的なバージョンアップによる機能強化により、長期的な運用にも対応します。
強み
調達・在庫業務の効率化とミス削減
蔵奉行は資材の発注から仕入・支払締めまで、調達・購買業務を徹底的に効率化できる仕入在庫管理システムです。商品単価や過去の発注履歴が自動表示されるため発注処理をスムーズかつミスなく行えます。発注残の管理やリードタイム管理も可能で、タイムリーな発注と在庫適正化を実現します。
40年以上の提供実績がある奉行シリーズ
株式会社オービックビジネスコンサルタントが40年以上にわたって提供してきた奉行シリーズの1製品です。奉行シリーズは、バックオフィス業務の多岐にわたる領域をカバーし、豊富な経験と幅広い知見に基づいてバージョンアップを重ねてきました。シリーズ累計80万社以上の導入実績があり、今後も時代のニーズに応じた機能拡張や製品アップデートが期待できます。
発注・仕入データのシームレス連携
発注データを仕入伝票や入荷処理に簡単に連携でき、伝票の二重入力を防止します。発注から検収・支払まで一貫したデータ連携により、各工程での手作業や入力ミスを削減できます。販売管理システム(商奉行)と組み合わせれば、売上から仕入・在庫までデータが自動でつながり、社内業務の流れを途切れさせません。
奉行シリーズとの連携による機能拡張
本製品は奉行シリーズの1製品でシリーズ間でのスムーズな連携が可能です。販売管理システムである商奉行と連携することで、受発注業務を1つのシステムに統合することが可能です。また、支払消し込みオプションの利用や勘定奉行との連携により、購買業務に関わる出金データの登録が簡便化されます。シリーズ連携やオプションの利用により、自社のニーズに合わせた機能拡張が可能です。
支払管理まで含めたトータルな在庫掌握
仕入先別・商品別の仕入高や支払予定を月次で把握でき、粗利や出庫量との照合による分析も容易です。支払明細書の発行や支払締処理、ファームバンキングデータ作成まで機能が揃っており、在庫だけでなく債務管理まで一括して管理可能です。調達から在庫・支払までトータルに掌握することで、キャッシュフローの管理や発注計画の最適化に寄与します。
中小企業共通EDIに準拠
中小企業取引に標準化された中小企業共通EDIに準拠したレベル1認証サービスです。受発注間で異なるサービスを利用している場合でも、共通EDIを活用すれば、取引先と受発注情報の共有が可能になります。従来のメールやFAXによる発注業務が不要になることで、業務プロセスを効率化します。
注意点
小規模向け廉価版との差異
蔵奉行(いわゆる「奉行iシリーズ」)は中堅企業向けに機能が充実していますが、50名未満の小規模企業向けには廉価版の奉行Jシリーズが別途提供されています。そのため小規模企業にとっては蔵奉行では機能過多となる可能性があり、自社規模に適したシリーズを選択する必要があります。
大企業には不向き
中小企業向けに設計されたサービスのため、大企業には不向きな面があります。中在庫管理機能にも制限があり、ロット管理やロケーション管理に対応していません。これらの制約により、大規模な在庫や複雑な物流管理を要する大企業は注意が必要です。
オンプレミス環境の維持管理が必要
従来型のパッケージソフトでありクラウドサービスではないため、サーバーやソフトの管理はユーザー側で行う必要があります。ソフトウェアのインストールやバージョンアップ対応、データバックアップ等、クラウド版に比べてIT管理の負担が大きくなります。自社でITインフラを管理できる体制がない場合は注意が必要です。
ベンダーロックイン
奉行シリーズは様々なバックオフィス領域をカバーし、シリーズ間のデータ連携が容易という利点がありますが、同時にベンダーロックインのリスクも存在します。特にオンプレミス型の製品では、シリーズ内の連携が強力な反面、他社サービスとの連携が制限されており、奉行シリーズへの依存度が高まりやすい状況に置かれます。これにより、将来的に他社製品への移行が困難になる可能性があります。
将来的なクラウド移行の検討余地
OBCでは奉行クラウドへの移行が進められており、オンプレミス版の蔵奉行についても長期的にはクラウド化の流れがあります。現行の蔵奉行i11シリーズは引き続きサポートされていますが、新機能の提供はクラウド版が中心になりつつあります。将来的なIT戦略としてクラウド移行を視野に入れる必要がある点は留意してください。
販売管理には商奉行の導入が必要
蔵奉行単体では、販売管理機能を利用できません。この機能を利用するためには別途、販売管理システムである商奉行の導入が必要となります。購買・在庫管理のみ、販売・購買・在庫管理セットの2つの種類が存在するため、自社のニーズやコストを考慮して導入を検討して下さい。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
蔵奉行の在庫管理・倉庫管理システムマーケットシェア
全104サービス中
7
位
蔵奉行利用者の事業規模の内訳
- 中規模 42%
- 小規模 38%
- 大規模 20%
蔵奉行のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。蔵奉行には3つのプランがあります。
蔵奉行とよく比較されるサービス
蔵奉行とよく比較される製品を紹介!蔵奉行は購買管理システムの製品です。蔵奉行とよく比較されるメジャー製品は、ビズネットの購買管理プラットフォーム、SOLOEL、ONE SOURCE Liteです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
ビズネットの購買管理プラットフォーム
蔵奉行と共通するカテゴリ
購買管理システム
SOLOEL
SOLOELは、ソロエル株式会社が提供する購買管理システムです。このシステムは、間接材の管理、入荷・検品・検収機能など、購買プロセスにおける重要な機能を提供しています。また全ての購買管理機能を一元管理することによって、購買活動の効率化と精度向上をサポートします。ソロエル株式会社は、SOLOELを中心に購買管理システムの提供や購買業務代行サービスを行っています。
蔵奉行と共通するカテゴリ
購買管理システム
蔵奉行と比べて...
できること
購買見積り
サービス材
パンチアウトカタログ
できないこと
支払い
直接材
Web EDI
ONE SOURCE Lite
蔵奉行と共通するカテゴリ
購買管理システム
蔵奉行と比べて...
できること
サプライヤー評価
パンチアウトカタログ
モノタロウ
できないこと
Web EDI
データファイルの一括登録
サービス上での検収確認
運営会社基本情報
会社 : 株式会社オービックビジネスコンサルタント
本社所在地 : 東京都新宿区
会社設立 : 1980年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 15408、SOC 1、SOC 2
ウェブサイト : https://corp.obc.co.jp/corporate/
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