商蔵奉行クラウド
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
商蔵奉行クラウドとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
商蔵奉行クラウドとは
オービックビジネスコンサルタント(OBC)が提供するクラウド型販売管理システム「商蔵奉行クラウド」は、販売管理を軸に仕入・在庫管理までを一元化できます。販売伝票・請求書を電子化しデータ連携・分析まで実現することで、手作業や二重入力を大幅に削減できます。サーバーレスのSaaS型で提供され、短期導入・迅速稼働が可能です。他の奉行シリーズとの連携で会計業務とも結びつき、全社の業務最適化を支援します。累計導入数80万社以上の実績があり、中堅企業を中心に幅広い規模で採用されています。
強み
販売管理、在庫業務を一元管理
蔵奉行クラウド、販売奉行クラウドの機能を併せ持つサービスで、販売管理、在庫管理業務を一元管理することが可能です。見積から受発注、在庫管理、販売管理まで基本的な販売管理業務を網羅しています。また、全てをクラウド上で行うことから業務のデジタル化を実現することができます。
バックオフィス業務を網羅する総合シリーズ
会計、販売、在庫、人事給与など企業のバックオフィス機能を一通りカバーしたソフトウェア群です。単一シリーズで経営管理の主要領域を賄えるため、データの一元管理やシステム間連携に優れています。一貫性のあるUIとデータ構造を採用しており、複数システムを導入してもスムーズに連動します。
他製品との連携
奉行クラウドシリーズの1つで同シリーズとの連携や、APIを利用した他社サービスとの連携が可能なサービスです。同シリーズと連携することで債権、債務管理の自動化や、財務会計と連携することが可能です。また、APIを利用してハンディターミナルシステムやPOSシステムと連携できます。
クラウド版とオンプレ版の選択肢
奉行シリーズはクラウド版(奉行クラウド)とオンプレミス版の双方が提供されており、自社の方針に合わせて選択できます。将来的にクラウドへ移行したくなった場合でも、同じ奉行シリーズ内でスムーズに移行が可能です。既存ユーザーは環境変化に応じて柔軟に運用形態を変えられるため、投資の無駄がありません。
導入、運用サポート
導入時や運用時に生じる疑問点は、システムコンサルタントや開発スタッフに電話で直接相談することが可能です。またリモートサポートも行っており、担当者と画面を共有しながら操作方法の確認や設定を行うことができます。
継続的な進化と大規模ユーザーコミュニティ
数十年にわたり機能改善や法令対応のアップデートが続けられ、常に時代に合ったシステムへと進化しています。日本全国に広がるユーザーコミュニティや販売パートナー網があり、情報共有やノウハウ蓄積が盛んです。導入企業同士での事例交流やベンダーからの最新情報提供が受けられるなど、エコシステムが確立されています。
注意点
中堅・大企業利用
同社が提供する、見積管理から決算業務まで販売に関する業務全般をカバー可能なサービスがあるため、中堅、上場企業での利用には向きません。受発注、販売管理、在庫管理、売上管理などの販売業務全般をカバーするサービスとして奉行クラウド販売管理DX Suiteが、上場企業が利用可能な要件、機能を備えたサービスとした奉行V ERPクラウドがあります。機能がセットになったサービスは、コストが安く、データ連携の面で優れています。
部分導入時のデータ重複
奉行シリーズは会計・人事など複数のモジュールで構成されていますが、必要な部分だけ導入した場合、他モジュール未導入領域との間でデータの二重入力が発生することがあります。例えば販売管理のみ利用し会計奉行を使わない場合、売上データを別途会計ソフトに転記する手間が残ります。シリーズ全体で統合利用する前提がある点に注意が必要です。
カスタマイズ性が低い
汎用的な販売管理、請求書発行機能を持つサービスで、自社要件に合わせたカスタマイズなどは難しいサービスです。特定の要件が必要な個々の商材にローカライズした機能を追加で開発することはできません。取り扱う製品によっては、自社の要件に合わせて個別開発を行うシステムの方が向いている可能性があります。
カスタマイズ範囲の限定
安定したパッケージとして定評がありますが、画面や帳票の大幅なカスタマイズは容易ではなく、提供元のアップデートに合わせた運用が求められます。独自仕様への対応はカスタマイズ開発で可能なものの、標準サポート範囲外となる場合があります。自社要件が標準機能でどこまで賄えるかを見極め、無理な変更を避けることが推奨されます。
複雑なカスタマイズ
多くのカスタマイズオプションを提供していますが、その設定や管理は複雑で、専門知識が必要です。特に、独自ドメイン設定やパーソナライズシステムの構築には技術的なスキルが求められるため、非エンジニアにとっては難易度が高いと感じる可能性があります。
オンプレミスからクラウドへの移行期
従来のオンプレミス版からクラウド版への移行が進んでいる途中のため、クラウド版で従来版と比べ一部機能差や運用方法の変更があります。既存ユーザーがクラウド奉行に乗り換える際には、使い勝手の違いや機能ギャップに注意が必要です。移行時には提供元サポートを受けながら段階的に慣れていく期間を設けると安心です。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
商蔵奉行クラウドの販売管理システムマーケットシェア
シェア
商蔵奉行クラウドの在庫管理・倉庫管理システムマーケットシェア
シェア
事業規模
商蔵奉行クラウドの購買管理システムマーケットシェア
シェア
商蔵奉行クラウドのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。商蔵奉行クラウドには5つのプランがあります。
商蔵奉行クラウドとよく比較されるサービス
商蔵奉行クラウドとよく比較される製品を紹介!商蔵奉行クラウドは販売管理システム、在庫管理・倉庫管理システム、購買管理システムの製品です。商蔵奉行クラウドとよく比較されるメジャー製品は、弥生販売、GLOVIA iZ 販売、SMILE V 2nd Edition 販売です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
弥生販売
弥生販売は、弥生株式会社が提供する販売管理システムです。この製品の主な機能には帳票作成や見積・受注・売上管理、売上・仕入の集計機能などがあります。本製品はインストール版とクラウド版の両方が提供されています。弥生株式会社は弥生販売の他にも、会計ソフトの「弥生会計」や確定申告ソフトの「やよいの青色申告」など、中小企業や個人事業主向けのバックオフィス業務を支援する製品を提供しています。
商蔵奉行クラウドと共通するカテゴリ
販売管理システム
在庫管理・倉庫管理システム
購買管理システム
商蔵奉行クラウドと比べて...
できること
発注分析
受注履歴の閲覧
POS連携(リアルタイムジャーナル)
できないこと
購買見積り
受注と発注の同時処理
Web EDI
GLOVIA iZ 販売
富士通Japan株式会社が提供する販売管理システムです。GLOVIA iZは最新のテクノロジーを用いて在庫管理、注文処理、顧客データの一元化を行うソフトで、業務の効率化を実現します。特に、自動在庫調整や顧客別販売データ分析などの機能が強化されています。富士通Japan株式会社は、GLOVIA iZ 会計やGLOVIA きらら 会計などのソフトも提供しています。
商蔵奉行クラウドと共通するカテゴリ
販売管理システム
在庫管理・倉庫管理システム
購買管理システム
SMILE V 2nd Edition 販売
株式会社OSKが提供する販売管理システムです。このソフトは納品書や請求書の発行、受注・売上・入金、発注・仕入・支払、在庫管理など販売・購買に関わる業務全般を一元管理します。特長としては、伝票登録の負荷軽減、売上データの自動生成、デジタルインボイスによる業務効率化、さまざまな形態の在庫管理支援、請求漏れ・回収漏れの防止などがあり、豊富な機能で業務を支援します。株式会社OSKは、この他にも様々な企業向け業務システムを提供しています 。
商蔵奉行クラウドと共通するカテゴリ
販売管理システム
在庫管理・倉庫管理システム
購買管理システム
商蔵奉行クラウドと比べて...
できること
見積承認フローの設定
CSVファイル等の一括取込
受注承認フロー
できないこと
購買見積り
定量発注
受注と発注の同時処理
運営会社基本情報
会社 : 株式会社オービックビジネスコンサルタント
本社所在地 : 東京都新宿区
会社設立 : 1980年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 15408、SOC 1、SOC 2
ウェブサイト : https://corp.obc.co.jp/corporate/
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。