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エージェントフレームワークおすすめ12選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
エージェントフレームワークは、AIエージェントを作るための開発基盤です。コードで細かく制御するもの、GUIで社内文書QAを組むもの、複数エージェントで調査やレビューを進めるものでは、準備する人と任せる作業が変わります。名前だけで選ぶと、外部ツール接続を作り込みたいのか、既存SaaSの業務フローに組み込みたいのかが見えにくくなります。このページでは、作り方と自動化したい業務の複雑さを分けて、エージェントフレームワークの候補を比較できます。
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レビュー担当 水戸 将平
自ら複数のAIエージェントをスクラッチで設計・構築し、全社のワークフローをAIネイティブに再構築した直接経験を持つ。クリエイティブ生成からオペレーション自動化まで、多種のAIエージェントを実務レベルで運用している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
コードファースト型フレームワークタイプ 🛠️
LangChain / LangGraph
/ LlamaIndex
/ Semantic Kernel
ノーコード/ローコード型ビルダータイプ 🖱️
Dify
/ Coze
/ Flowise
マルチエージェント協調タイプ 🤝
AutoGen (Microsoft)
/ CrewAI
/ OpenAI Agents SDK
業務自動化プラットフォーム統合タイプ ⚡
n8n
/ Zapier (AI Agent)
/ Make (旧Integromat)
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 12

エージェントフレームワークのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
LangChain / LangGraph
コードファースト型フレームワークタイプ🛠️
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

外部データ・Git・状態保存まで統合。開発支援を本番運用まで組める。

LlamaIndex
コードファースト型フレームワークタイプ🛠️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PDF・DB・社内文書をRAG化。出典付き回答の精度改善を回しやすい。

Semantic Kernel
コードファースト型フレームワークタイプ🛠️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft系基盤へAI機能を組み込みやすい。大企業での利用傾向も強い。

Dify
ノーコード/ローコード型ビルダータイプ🖱️
0円〜ワークスペース/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

社内文書QAをGUIで短期構築しやすい。RAGとワークフローを同じ画面で扱える。

Coze
ノーコード/ローコード型ビルダータイプ🖱️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

SNS連携Botを素早く試作できる。テンプレートと視覚操作で検証が進めやすい。

Flowise
ノーコード/ローコード型ビルダータイプ🖱️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

LangChain系部品をGUIで組める。セルフホストや承認付き運用にも対応。

AutoGen (Microsoft)
マルチエージェント協調タイプ🤝
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

複数役割の対話を人の承認付きで動かせる。大規模業務での利用傾向も強い。

CrewAI
マルチエージェント協調タイプ🤝
0円〜月額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

役割分担型の自動化を軽量に組める。UIとコードの両方で改善しやすい。

OpenAI Agents SDK
マルチエージェント協調タイプ🤝
10ドルGB-日
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

OpenAI公式基盤で短期検証しやすい。関数呼び出しや評価改善まで扱える。

n8n
業務自動化プラットフォーム統合タイプ⚡
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

セルフホストで業務データを管理できる。独自APIやAI処理まで作り込める。

Zapier (AI Agent)
業務自動化プラットフォーム統合タイプ⚡
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

多数のSaaSをノーコードでつなげる。現場部門が定型業務を小さく始めやすい。

Make (旧Integromat)
業務自動化プラットフォーム統合タイプ⚡
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

視覚キャンバスで分岐や処理順を調整できる。AI判断の流れも確認しやすい。

エージェントフレームワークの導入によって得られる効果

エージェントフレームワークは、AIエージェントの動きや連携を作るための開発基盤です。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
自動処理の設計に時間がかかる複数手順をエージェントとして組み立てやすくなり、試作や検証の作業を減らせます
ツール連携設定が大変外部ツールとの連携を管理しやすくなり、接続確認の負担を抑えられます
実行結果の確認が不安エージェントの実行記録を確認しやすくなり、失敗時の原因調査を進めやすくなります
権限や安全性の管理が難しい実行権限や利用範囲を設定しやすくなり、誤実行や情報漏えいの確認負担を抑えられます
運用状況を把握しにくい実行回数や成功率を確認し、改善すべき処理を見つけやすくなります

続いて、エージェントフレームワークをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

タイプ別おすすめ製品

コードファースト型フレームワークタイプ 🛠️

このタイプが合う企業:

自社サービスやプロダクトにAIエージェントを組み込みたいソフトウェア開発チーム、技術力のあるスタートアップ企業のエンジニアの方に向いています。

どんなタイプか:

PythonやTypeScriptでエージェントの処理フローを細かく実装するフレームワークです。LLM切り替え、プロンプト設計、外部ツール接続までコードで制御できます。

おすすめ製品3選

LangChain / LangGraph

拡張性重視でエージェントをコードで作り込みたい開発チームにおすすめ

LangChain / LangGraphは、外部ツールやデータ基盤を組み合わせたLLMアプリをコードで柔軟に組み立てる、拡張性重視のエージェントフレームワークです。 FitGapでは連携評価がカテゴリ39製品中1位で、データソース連携、ベクタ検索、外部ワークフロー統合に加え、Git操作、コード検索・参照、状態スナップショット保存、実行シナリオ再生にも対応しています。 自社プロダクトに開発支援エージェントを組み込み、障害時の追跡や再実行まで同じ基盤で扱いたい開発チームに向きます。 一方、習得難易度は高く、操作性やセキュリティ評価は弱めです。統制要件が重い企業や、短期間で小さく導入したい企業はSemantic Kernelなども比較してください。
価格
0円〜
ユーザー/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

社内文書を参照する検索や文書AIを作りたい企業におすすめ

LlamaIndexは、社内文書やデータベースをLLMに参照させるRAG型エージェントの構築に強い、データ活用寄りのコードファースト型フレームワークです。 PDF、データベース、社内ドキュメントを取り込み、出典付き回答や出力評価フィードバックまで扱えるため、回答精度を検証しながら社内ナレッジ検索や文書AIを作りたい企業に向きます。 FitGapではサポート評価が同ページ内で上位で、中堅・中小企業での利用傾向も確認できます。特にRAGの精度改善を初期から回したい場合は有力です。 一方、Git操作、状態スナップショット保存、実行シナリオ再生は非対応です。コード生成エージェントや長時間処理の再現調査を重視する場合は、LangChain / LangGraphの方が合いやすいです。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Semantic Kernel

Microsoft系の業務基盤にAI機能を段階導入したい大企業向け

Semantic Kernelは、Microsoft系の業務基盤や既存APIにLLM機能を組み込むためのSDK型エージェントフレームワークです。 C#、Python、Javaに対応し、既存サービスをプラグイン化して呼び出せるため、Azure OpenAIや社内システムとの接続を前提に、業務アプリへ段階的にAI機能を追加したい大企業に向きます。 FitGapではセキュリティ評価とサポート評価が比較的高く、大企業シェアもカテゴリ内で上位です。 一方、Git操作、Web自動操作、コード検索、スケジュール実行、イベント起動には対応していません。外部ツールを広く動かす開発エージェントならLangChain / LangGraph、社内文書検索を中心にするならLlamaIndexも比較対象になります。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ノーコード/ローコード型ビルダータイプ 🖱️

このタイプが合う企業:

エンジニアリソースが限られた中小企業の情報システム担当者や、まずは小さくAIエージェントを試したいビジネス部門のDX推進担当の方に向いています。

どんなタイプか:

GUIのドラッグ&ドロップ操作でAIエージェントを構築するビルダー型です。テンプレートやプリセットを使い、プロンプトやツール呼び出しを短時間で組み立てます。

おすすめ製品3選

社内文書を使う質問応答アプリを画面操作で作れるAIアプリ開発基盤

Difyは、社内文書やデータベースを使ったRAG型の業務チャットやQAボットを、GUIで作り込めるAIアプリ開発基盤です。 プロンプト、ナレッジ連携、出典付き回答を一つの画面で扱いやすく、FitGapでは操作性がカテゴリ39製品中1位、機能性4位、連携5位です。非エンジニアも含む情シス・業務部門が、まず社内FAQや文書検索アプリを立ち上げたい場合に向きます。 データソース連携、ベクタ検索、SQL実行エージェント、コード検索参照に対応するため、同タイプの中では社内情報を回答に使う用途を短期間で形にしやすい製品です。 一方、Web自動操作、スケジュール実行、並列エージェント管理、人手承認ゲートは非対応です。RPA的な自動化や統制付きの大規模ワークフローは他製品も比べる必要があります。
価格
0円〜
ワークスペース/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

チャットボット案を短時間で試作できるノーコード基盤

Cozeは、テンプレートとGUIからチャットボットやSNS向けAIアプリをすばやく試作し、メッセージングアプリへ展開しやすいノーコード基盤です。 XやYouTubeなどのソーシャル連携、複数AIモデルの選択、利用量に応じた料金設計が特徴で、FitGapの使いやすさ評価もおすすめ12製品中4位タイです。 社内RAG基盤を作り込むDifyや自社運用まで視野に入れるFlowiseより、個人開発、スタートアップ、マーケティング部門がBot案を短時間で検証する用途に向きます。 一方、2025年にベータ版が始まった新しいサービスで、導入しやすさ・サポート・機能性の評価は同ページ内で下位です。LarkなどByteDance系との統合が中心のため、本番業務や全社共通基盤に使う場合は、ユーザー管理、セキュリティ、既存業務システム連携を慎重に確認してください。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自社環境に置いて運用統制しやすいローコードのエージェント構築基盤

Flowiseは、LangChain系の部品をドラッグ&ドロップでつなぎ、自社環境にも置けるローコード寄りのAIエージェント構築基盤です。 クラウドで手早く始めるだけでなく、OSS版をセルフホストして制御したい企業に向き、FitGapでは操作性・導入しやすさ・料金がカテゴリ39製品中1位、サポートも3位です。 永続メモリ、文脈維持、マルチターン連携、ガードレール制御、人手承認ゲート、Web自動操作に対応し、RAGや対話履歴を使う業務アプリを段階的に広げやすい点でDifyより運用制御を重視する選択肢です。 一方、LLMやプロンプト設計の基礎知識が必要で、複雑なフローでは設定や性能面の負荷が出ます。Git操作対応とスケジュール実行は非対応のため、CI/CDや定期バッチを中核にする用途では他製品も検討してください。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

マルチエージェント協調タイプ 🤝

このタイプが合う企業:

複数ステップにまたがるリサーチ業務・コンテンツ制作・データ分析など、複雑な業務プロセスをAIで自動化したい開発者やAI活用推進チームの方に向いています。

どんなタイプか:

役割の異なる複数エージェントを連携させ、リサーチ、執筆、レビューなどの多段階タスクを処理するフレームワークです。単体エージェントより協調処理を重視します。

おすすめ製品3選

AutoGen (Microsoft)

人の確認を挟む複数エージェント運用を組みたい大企業におすすめ

AutoGen (Microsoft)は、リサーチャー・ライター・レビュアーのような複数エージェント同士の対話を設計し、MicrosoftやAzure前提の業務自動化に組み込みやすいオープンソースフレームワークです。 人手承認ゲート、並列実行制御、外部ワークフロー統合、状態スナップショット保存に対応しており、複数役割の会話ログを残しながら人が要所で止める運用に向きます。 FitGapでは大企業シェアが同ページ内2位タイ、製造・金融・官公庁でも2位タイで、規制業種を含む大規模利用で候補にしやすい製品です。 一方、連携・拡張性評価は低く、サポートやセキュリティ評価も上位ではありません。ベンダー支援や非Microsoft環境での接続性を重視するチームは、CrewAIやOpenAI Agents SDKと比較して下さい。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

役割分担型のエージェントチームを組み立てやすい軽量フレームワーク

CrewAIは、Agent・Task・Crewという単位で役割分担型のエージェントチームを組み立てる、軽量なPythonベースのマルチエージェントフレームワークです。 コードで細かく制御できるだけでなく、UI Studioで非エンジニアも構成を触れるため、業務部門と開発者が一緒に自動化を育てたい中小・中堅企業に向きます。 FitGapではマルチエージェント連携、タスク自動分配、並列実行、状態保存、ステートフル再開、出力評価フィードバックまで広く対応し、操作性・サポート・セキュリティ評価も同タイプ内で強いです。 一方、複雑なコード実行や高負荷の解析、内部ロジックを深く作り込む用途では制約があります。Git操作は追加オプションのため、リポジトリ操作を前提にする開発エージェントや特殊用途では、AutoGenなども比較して下さい。
価格
0円〜
月額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
OpenAI Agents SDK

OpenAIの基盤で複数エージェントを短期間で試したい開発チーム向け

OpenAI Agents SDKは、OpenAI公式のモデル・関数呼び出し・評価基盤を使って、ハンドオフ型の複数エージェントを短期間で試せる軽量フレームワークです。 Python版とTypeScript版があり、既にOpenAI APIを使っている開発チームなら、追加の基盤を大きく増やさずにエージェント、ガードレール、セッション管理、トレーシングを組み込めます。 FitGapでは企業規模別シェアが大企業・中堅企業・中小企業のいずれも上位で、導入しやすさ評価も比較的高く、PoCから本番候補の検証まで入りやすい製品です。 一方、認証セッション維持、スケジュール実行、タスク優先度設定、チェックポイント復元、実行シナリオ再生には対応していません。長時間運用や途中再開を重視する業務はCrewAI、Microsoft環境で複雑な会話制御を組む用途はAutoGenと比較して下さい。
価格
10ドル
GB-日
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

業務自動化プラットフォーム統合タイプ ⚡

このタイプが合う企業:

すでにiPaaSやRPA等の自動化ツールを利用しており、既存の業務フローにAIエージェント機能を追加したい業務改善担当者やIT部門の方に向いています。

どんなタイプか:

iPaaSやワークフロー自動化ツールにAIエージェント機能を組み込むタイプです。Slack、Gmail、Salesforceなど既存SaaS連携を使い、業務フロー内で自動実行します。

おすすめ製品3選

業務データを外に出しにくい企業に向く自社設置型ワークフロー自動化基盤

n8nは、OSSとして自社環境に置けるワークフロー自動化基盤で、外部SaaSに業務データを出しにくい企業でもエージェント連携を組み込みやすい製品です。 セルフホストや独自ノード、API接続で業務固有の処理を作り込め、FitGapでは機能性がカテゴリ37製品中1位、料金評価も1位です。 処理件数が多く、標準SaaS連携よりガバナンスやカスタム開発を重視する中堅以上の企業に向きます。 一方、標準連携アプリはZapierなどより限られ、自社ホストではサーバー構築・更新・障害対応が必要です。操作性24位、サポート28位のため、非エンジニアだけで早く始めたい場合はZapierやMakeも比較してください。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Zapier (AI Agent)

開発に頼らず現場部門で自動化を始めたい中小企業におすすめ

Zapier (AI Agent)は、既存SaaSを幅広くつなぎ、英語の指示からAIエージェント型の自動化をすばやく作れるクラウド型プラットフォームです。 Slack、Gmail、営業支援ツールなど7000以上のアプリ連携が強く、FitGapでも操作性・連携評価がカテゴリ37製品中1位、導入しやすさ2位です。 情シスに開発を依頼せず、現場部門が定型連絡、見込み客管理、カレンダー調整を小さく始めたい中小企業に向きます。 一方、実行量に応じて費用が増えやすく、料金評価は17位です。並列実行やサブフロー再利用は非対応で、閉域環境では使えないため、大量処理や厳格な統制を前提にする企業はn8nなども比べる必要があります。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Make (旧Integromat)

複雑な分岐処理も視覚的に組めるノーコード自動化プラットフォーム

Make (旧Integromat)は、処理ブロックを画面上でつないでシナリオを組む、視覚設計に強いノーコード自動化プラットフォームです。 Zapierの手軽さとn8nの作り込みの中間に位置し、複数アプリをまたぐ分岐や条件付き処理を、全体像を見ながら調整したい場合に向きます。 FitGapでは使いやすさ、セットアップ、サポートがいずれも同ページ内で上位に入り、非エンジニアの業務担当者が試作から運用まで関わりやすい点が強みです。 一方、操作数や実行間隔、同時実行にはプラン制限があり、高度な管理機能はエンタープライズプラン中心です。大規模実行やマルチエージェント協調を重視する企業は、機能性・料金評価が伸びにくい点も踏まえて他タイプも比較してください。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

エージェントフレームワークで複雑な業務を任せるなら、Web操作、モデル選択、状態管理、復旧性の差を重点的に確認します。
LangChain / LangGraph
LlamaIndex
Semantic Kernel
Dify
Coze
Flowise
AutoGen (Microsoft)
CrewAI
OpenAI Agents SDK
Make (旧Integromat)
Web自動操作
Webページを自動で操作・入力・取得できる
自動モデル選択
実行中に性能に応じてモデルを自動選択できる
状態スナップショット保存
実行状態をスナップショットとして保存できる
タスク優先度設定
重要度に応じて実行順序を制御できる
チェックポイント復元
障害時にチェックポイントから再開できる

一部の企業で必須

コード開発や定期実行、検証手順の再現まで含めたい企業では、標準的な会話型活用より追加で確認すべき項目です。
LangChain / LangGraph
LlamaIndex
Semantic Kernel
Dify
Coze
Flowise
AutoGen (Microsoft)
CrewAI
OpenAI Agents SDK
Make (旧Integromat)
Git操作対応
リポジトリ操作(Pull/PRなど)を自動化できる
スケジュール実行
タスクを指定時刻や周期で自動実行できる
実行シナリオ再生
記録したシナリオを再実行できる

ほぼ全製品が対応

基本的なエージェント構築では多くの候補が備えるため、最初の足切りよりも実装のしやすさや周辺機能で見比べます。
LangChain / LangGraph
LlamaIndex
Semantic Kernel
Dify
Coze
Flowise
AutoGen (Microsoft)
CrewAI
OpenAI Agents SDK
Make (旧Integromat)
マルチエージェント対応
複数のエージェントを同時に動作させて協調させることができる
自動計画(Planner)
目的から手順を自動的に立案して実行できる
データソース連携
ファイル・Web・クラウド・DBなどから情報を取得できる
モデル切替制御
タスクごとに使用するモデルを切り替えできる

優先度が低い

ログイン状態を伴うブラウザ操作まで任せない用途では、エージェントフレームワーク選定の初期比較から外しても支障は小さい項目です。
LangChain / LangGraph
LlamaIndex
Semantic Kernel
Dify
Coze
Flowise
AutoGen (Microsoft)
CrewAI
OpenAI Agents SDK
Make (旧Integromat)
認証セッション維持
Cookieやトークンを保持して認証状態を維持できる

エージェントフレームワークの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、作り方に近い製品を絞る自社プロダクトへ組み込むならコードファースト型、業務部門も画面で触るならノーコード/ローコード型が起点になります。調査や作成を複数役割で分担するならマルチエージェント協調型、既存SaaSの業務フローへ足すなら自動化プラットフォーム統合型を選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必須機能は、機能の優先度マップで整理するWeb自動操作や自動モデル選択は、任せる業務の複雑さで必要度が変わります。状態保存とチェックポイント復元も、長い処理では早めに整理します。開発支援ならGit操作、定期処理ならスケジュール実行、検証手順の再現なら実行シナリオ再生も先に整理します。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用条件をそろえて比較する同じエージェントフレームワークでも、用途によって運用担当者や契約形態が変わります。自社サービス組み込みや社内QAでは、複数役割の分担や既存SaaS自動化とは違う負担が出ます。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて導入後の作り込み方や管理条件を整理します。

ここからは、機能の○×に加えて、試用から本番運用へ移すときの条件をそろえます。コード保守とGUI運用では、負荷が出る担当が変わります。複数エージェントの監督や既存SaaS連携も分けて考えると、開発チームと業務部門の役割を決めやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

開発方式と保守担当の合わせ方

自社プロダクトへ組み込む場合は、プロンプトや外部ツール呼び出しをコードレビューの対象にできます。業務部門が日々フローを直す場合は、画面操作で変更できるほうが改善が止まりにくくなります。担当者のスキルと変更頻度がずれると、試用後の保守が特定のエンジニアへ集中します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。SDKやフレームワークとしてコードで組む製品、GUIでエージェントやワークフローを組む製品、既存SaaS自動化の延長で扱う製品があります。

  • コードで組み込む製品処理フローや外部API呼び出しをリポジトリで管理しやすい製品です。ただし設計変更や障害対応には、LLMとアプリ開発の両方を分かる担当者が必要です。代表製品:LangChain / LangGraph / Semantic Kernel
  • GUIで組み立てる製品業務担当者も処理の流れを画面上で追いやすく、試用から改善まで進めやすい製品です。ただし複雑な分岐や独自処理が増えると、設計ルールを決めないまま広がります。代表製品:Dify / Flowise
  • 既存SaaS自動化で扱う製品営業やCSなど既存アプリをまたぐ定型処理に入りやすい製品です。ただし基幹システムや閉域データを扱う場合は、接続方法と権限管理を先に整理します。代表製品:Zapier (AI Agent) / Make (旧Integromat)

任せる業務範囲の決め方

社内文書の検索と営業リストの更新では、必要な設計が変わります。コード操作を任せる場合も、同じAIエージェントという名前だけでは評価方法をそろえられません。回答精度を上げたい業務と外部ツールを動かしたい業務を混ぜると、失敗時の切り戻しが曖昧です。業務範囲を広げすぎると、試用段階で何を成功とするかが決まりにくくなります。

製品の分かれ方:分かれ方は大きく3通りです。社内文書やデータを参照する製品、複数役割で調査や作成を進める製品、SaaSやAPIの実行まで自動化する製品があります。

  • 社内文書やデータを参照する製品ナレッジ検索や文書QAから始めやすく、回答根拠を整えながら改善できます。ただしデータ更新や権限管理のルールが弱いと、古い情報を参照するリスクがあります。代表製品:LlamaIndex / Dify
  • 複数役割で調査や作成を進める製品調査、作成、レビューを分担させる業務で流れを設計しやすい製品です。ただし役割を増やしすぎると、実行時間や判断責任が見えにくくなります。代表製品:AutoGen (Microsoft) / CrewAI
  • SaaSやAPIの実行まで自動化する製品フォーム送信やSlack通知など、業務アプリをまたぐ処理までつなぎやすい製品です。ただし認証情報と実行権限を広く持たせるため、運用前の承認手順が必要です。代表製品:n8n / Zapier (AI Agent)

実行ログと再開方法のそろえ方

エージェントに長い処理や外部ツール操作を任せると、途中失敗や判断ミスの追跡が必要になります。実行ログと状態保存の扱いが曖昧だと、同じ失敗を再現しにくくなります。人手承認のタイミングが決まっていない場合は、原因調査が利用者ごとの判断に寄りがちです。利用者が増えるほど、誰が止めて誰が再実行するかまで決める必要があります。

製品の分かれ方:運用は大きく3通りです。状態を保存して長時間処理を組む製品、トレーシングや評価で改善する製品、ワークフロー履歴からやり直す製品があります。

  • 状態を保存して長時間処理を組む製品中断や人の確認を挟む処理を設計しやすい製品です。ただし保存する状態や再開点を開発時に決めておかないと、運用後の調査が重くなります。代表製品:LangChain / LangGraph / CrewAI
  • トレーシングや評価で改善する製品実行経路や出力の質を追いながら、プロンプトやツール設定を改善しやすい製品です。ただし監視項目を増やすだけでは、業務側の成功条件と結びつきません。代表製品:OpenAI Agents SDK / Flowise
  • ワークフロー履歴からやり直す製品定型フローの実行結果を追いやすく、失敗した処理を業務担当者が確認しやすい製品です。ただし複数システムへ書き込む処理では、再実行時の重複登録を防ぐ設計が必要です。代表製品:n8n / Make (旧Integromat)

導入形態と契約管理の進め方

OSSやSDKで始める場合と、クラウドサービスとして使う場合では、費用の出方と管理範囲が変わります。セルフホストではインフラや更新作業を自社で持ち、クラウドでは利用量やチーム管理の契約を追うことになります。試用の手軽さだけで始めると、本番化の費用と管理責任が後から膨らみます。

製品の分かれ方:導入形態は大きく3通りです。OSSやSDKを自社で管理する製品、セルフホストとクラウドを選べる製品、クラウド契約で利用量を管理する製品があります。

  • OSSやSDKを自社で管理する製品ライブラリとして組み込みやすく、既存の開発・レビュー手順に乗せやすい製品です。ただしモデル利用料、監視基盤、保守工数は別に見積もる必要があります。代表製品:LlamaIndex / Semantic Kernel
  • セルフホストとクラウドを選べる製品社内データの扱いに合わせて、管理範囲を調整しやすい製品です。ただし自社設置では更新、認証、バックアップの運用まで持つことになります。代表製品:Dify / n8n
  • クラウド契約で利用量を管理する製品現場部門が短期間で試しやすく、アプリ連携数や利用量を見ながら広げやすい製品です。ただし実行回数やチーム利用が増えると、契約上限と承認ルールの管理が必要です。代表製品:Zapier (AI Agent) / Make (旧Integromat)

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

エージェントフレームワークとは何をするための基盤ですか?

LLMを頭脳として、情報検索・外部ツールの操作・意思決定までを自律的にこなすAIエージェントを開発者が組み立てるための基盤です。LangChainやLlamaIndexのようにコードで作り込む型から、DifyやCozeのようにノーコードで組める型、複数のエージェントを協調させる型まであります。

ノーコードの自動化基盤と何が違いますか?

フレームワークは、自社のサービスやプロダクトにAIエージェントを組み込みたい開発チーム向けの基盤です。LangChainやAutoGenのようにコードで自由に設計でき、独自の処理や外部システム連携を細かく作り込めます。すぐ業務に使えるノーコード基盤と違い、エンジニアによる開発が前提になります。

複数のエージェントに分担させて複雑な業務を任せられますか?

任せられます。AutoGenやCrewAIのようなマルチエージェント協調型なら、調査・執筆・チェックといった役割を別々のエージェントに割り振り、チームのように連携して処理できます。リサーチやデータ分析など複数ステップにまたがる業務ほど、分担による自動化の効果が出ます。

エージェントフレームワークの料金はどのくらいですか?

LangChain・LlamaIndex・AutoGen・Flowiseなどは無料やオープンソースで使え、DifyやCozeも無料枠から始められます。ただしフレームワーク自体が無料でも、裏で動かすLLMのAPI利用料が使った分だけかかります。実際の費用はどのモデルをどれだけ呼ぶかで決まるため、利用量を見込んで試算しましょう。

ノーコードのビルダーで十分なのはどんな場合ですか?

作りたいエージェントが社内文書のQ&Aや定型的な問い合わせ対応など、用途がはっきりしているならノーコード型のDifyやCozeで十分なことが多いです。エンジニアが限られ、まず小さく試したい段階でコードファースト型を選ぶと、開発の負荷だけが重くなります。要件が複雑になってから本格的な開発基盤へ移ると無理がありません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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