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CMSおすすめ11選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
CMSはWebサイトを更新するだけの道具に見えますが、実際には記事更新のしやすさ、承認や多言語の管理、API配信などでタイプが分かれます。店舗の予約フォームまで管理画面で追加したいのか、開発チームが表示側や配信先を作り込むのかを先に分けると、編集方法と運用統制のどちらを重く見るかを決められます。このページでは、オープンソースとクラウド型の違いを起点に、承認・多言語・会員機能や配信先を確認しながらCMSの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 遠藤 慎
WordPress・Drupal・Wix・STUDIO・microCMS・Movable Type等を横断的に比較・操作した実績を持つ。個人でもWordPressサイトを構築・公開した経験がある。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
オープンソースタイプ 🔓
WordPress
/ Drupal
クラウド型(ノーコード)タイプ ☁️
Jimdo
/ Wix
/ STUDIO
商用パッケージ・エンタープライズタイプ 🏢
Adobe Experience Manager
/ Movable Type
/ ShareWith
ヘッドレスCMSタイプ 🔌
microCMS
/ Kuroco
/ Contentful
企業規模
個人事業主
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 11

CMSのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
WordPress
オープンソースタイプ🔓
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

導入シェアがトップ。豊富なプラグインと対応人材で後から機能を広げやすい。

Drupal
オープンソースタイプ🔓
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

細かな権限管理と多言語に強い。公共機関・大企業の大規模サイト実績も豊富。

Jimdo
クラウド型(ノーコード)タイプ☁️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AIビルダーで短時間に公開可能。操作が簡単で低コストに始められる。

Wix
クラウド型(ノーコード)タイプ☁️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

テンプレートとアプリが豊富。集客・予約・ECまで同じ環境で広げやすい。

STUDIO
クラウド型(ノーコード)タイプ☁️
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ピクセル単位のデザインをノーコードで再現。日本語環境で内製運用しやすい。

Adobe Experience Manager
商用パッケージ・エンタープライズタイプ🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

CMSとDAMを統合可能。複数ブランド・多言語サイトを大規模に運用できる。

Movable Type
商用パッケージ・エンタープライズタイプ🏢
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

静的HTML生成で公開面を堅くできる。官公庁・大学での長期運用実績も豊富。

ShareWith
商用パッケージ・エンタープライズタイプ🏢
120,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

TDnet・EDINET連携を標準搭載。上場企業のIR更新を少人数で回しやすい。

microCMS
ヘッドレスCMSタイプ🔌
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

管理画面からエラーまで日本語で統一。国内チームでも導入・運用しやすい。

Kuroco
ヘッドレスCMSタイプ🔌
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

CDN・TLS・GitHub連携まで管理画面で完結。会員・EC APIも標準で幅広い。

Contentful
ヘッドレスCMSタイプ🔌
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

RESTとGraphQLに両対応。複数チャネルへ同じコンテンツを配信しやすい。

CMSの導入によって得られる効果

CMSは、Webサイトの記事やページを更新・管理するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
記事更新に時間がかかる管理画面から記事や画像を更新しやすくなり、ページ更新作業を減らせます
公開前の確認が不安下書きや承認の流れを作りやすくなり、誤公開や確認漏れを抑えられます
権限管理が手作業編集者ごとの権限を設定しやすくなり、不要な変更や確認負担を減らせます
ページ構成の管理が大変カテゴリやタグでコンテンツを整理し、情報の追加や修正を進めやすくなります
改善すべきページを見つけにくい公開状況やアクセス状況を確認し、改善するコンテンツを見つけやすくなります

続いて、CMSをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

タイプ別おすすめ製品

オープンソースタイプ 🔓

このタイプが合う企業:

社内にWeb技術者がいる企業、またはWeb制作会社への外注予算がある企業。コストを抑えつつカスタマイズの自由度を重視する中小〜大企業向けです。

どんなタイプか:

ソースコードを公開し、プラグインやモジュールでCMS機能を拡張するタイプです。サーバー運用や更新管理まで担う代わりに、EC・多言語・権限管理などを柔軟に組み込めます。

おすすめ製品3選

WordPress

要件を後から足したい企業に向くオープンソースCMS

WordPressは、テーマとプラグインの巨大なエコシステムを軸に、企業サイトやブログを低コストで育てられる代表的なオープンソースCMSです。FitGapでは連携・拡張性評価が同タイプ11製品中1位タイ、シェアも1位で、要件が固まりきっていない段階から必要機能を後で足していきたい企業に向きます。 承認ワークフロー、変更履歴、多要素認証は本体で扱えるため、複数担当者の基本的な運用統制も取りやすいです。 一方、多言語、フォームビルダー、SEO管理、A/Bテスト、パーソナライゼーション、メディア管理は標準だけでは足りず、プラグイン選定と相性確認が前提です。サーバー準備、更新、バックアップ、脆弱性対策を自社またはパートナーで担えない企業は、公式サポート付きのクラウドCMSも比較してください。
実体験レビュー

✅ 61,000以上のプラグインで後から機能を足しやすい

SEO(検索流入向け設定)、セキュリティ、フォーム、EC(ネット販売)、メンバーシップ管理までプラグインで追加でき、Wixの約800個と比べても選択肢が大きく違います。要件が固まりきっていないサイトでも、運用しながら機能を広げやすいCMS(サイト管理の仕組み)でした

プラグインディレクトリ画面

✅ 本体無料で月平均2,000円未満から本格運用できる

WordPress本体は無料で、レンタルサーバー月額1,100円程度とドメイン年間約1,000円程度を組み合わせ、月平均2,000円未満で運用できました。オープンソースの自由度を保ちながら、初期費用を抑えて始めやすい点が強みです

WordPress無料記事画面

⚠️ プラグイン由来の脆弱性と更新検証が運用前提になる

2024年に確認されたWordPress関連の新規脆弱性の96%はプラグイン由来でした。更新後に他プラグインと競合することもあるため、本番反映前にステージング環境で検証する体制が必要です。

価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

大規模・多言語サイトを長期運用したい組織向けのCMS

Drupalは、本体機能と標準モジュールで複雑なサイト要件を広く支えられるオープンソースCMSです。多言語、フォーム作成、メディア管理、SEO管理、構造化データ出力、A/Bテスト、パーソナライゼーションまでカバーし、FitGapではおすすめ11製品の中で要件対応範囲が最も広く、会員サイトの細かな権限管理にも強みがあります。 5万件以上のモジュールや独自開発で外部連携を作り込めるため、公共機関・大企業のように大規模、多言語、セキュリティ重視のサイトを長期運用したい企業に向きます。 一方、導入しやすさは同ページで最下位で、管理画面の習熟にも時間がかかります。PHPやComposerを扱える技術者、サーバー構築、セキュリティ更新を継続できない企業は、より簡単に始められるCMSと比較した方がよいです。
実体験レビュー

✅ 部署・役職ごとに権限を細かく分けられる

Editor・Author・Reviewer・Administratorなどのロールを定義し、コンテンツタイプごとの権限に加えてNode Access Control(ページ単位の制御)まで設定できました。大規模組織で編集権限を厳密に分けたい場合に、WordPressより踏み込んだ統制ができます

Drupal権限管理の操作動画

✅ 複雑な一覧条件もGUIだけで組める

Product・Event・NewsArticleなどのコンテンツタイプを作り、Viewsでフィルター、ソート、グループ化、URLパラメータ連動の動的フィルタリングまで設定できました。SQL(データ抽出言語)のWHEREやGROUP BY相当の条件をUI(画面操作)だけで扱えるのが強力です

Drupalカスタムコンテンツタイプ設定動画

⚠️ PHP開発体制と英語情報の読解がほぼ必須

Views Contextual FilterやAJAX paginationは日本語記事がほぼなく、英語ブログを参照するしかありませんでした。初期構築にはPHP専門知識が必要で、国内SI業者の見積もりは初期500万円以上・保守費30万円/月が相場です。

価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

クラウド型(ノーコード)タイプ ☁️

このタイプが合う企業:

Web技術者がいない個人事業主・中小企業で、低予算かつスピーディにサイトを公開したい方。EC・予約機能が必要な店舗ビジネスや、デザインにこだわるブランドサイトの制作者にも向いています。

どんなタイプか:

サーバー構築なしで、テンプレートやAI、ドラッグ&ドロップ操作からサイトを作るタイプです。公開までが速く、EC・予約・フォームなども管理画面から追加しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

専門担当なしで小規模サイトをまず公開したい人向けのノーコードCMS

Jimdoは、クラウド型CMSの中でも「まず公開する」ことに強い、低コストで始めやすいノーコードサイト作成ツールです。AIビルダーで質問に答えるだけでサイトの骨格を作れるため、会社案内、店舗サイト、創業期の小規模ECなどを専門担当者なしで立ち上げたい場合に向きます。 FitGapでは料金・操作性・導入しやすさが同ページで1位タイで、中小企業シェアもカテゴリ42製品中5位です。 一方、無料プランは独自ドメインやショップ機能に制限があり、会員サイト、公開予約、記事や商品情報を型で管理するコンテンツモデリング、権限管理、変更履歴、多要素認証(MFA)も使えません。AIビルダーのまま外部サービスを埋め込む運用や、複数担当者での管理まで重視する企業は、Wixなど機能幅の広い製品を優先して比べるべきです。
実体験レビュー

✅ 質問回答だけで体感3〜5分で公開まで進める

AI(自動生成機能)ビルダーで業種・目的・好みのスタイルなど数問に答えると、ほぼ完成したサイトが自動生成されました。PC・スマホ・タブレット対応も自動適用され、まず公開する速さではかなり扱いやすいCMSです

JimdoAIビルダー操作動画

✅ 管理画面が5項目に絞られ、操作に迷いにくい

管理画面は「ダッシュボード・ホームページ・アクセス解析・マーケティング・メール」の5項目で、ブロック追加も2ステップで完結しました。WixやWordPressより画面が絞られていて、非技術者でも学習コストを抑えやすいです

Jimdoブロック追加操作動画

⚠️ レイアウト自由度と低価格プランの制限は強め

レイアウトは「パターン1・パターン2」などのプリセット中心で、ピクセル単位の余白調整や柔軟な複数段組はできません。STARTプラン(¥990/月)は帯域幅5GB・10ページまでで、成長時は上位プランが必要になりやすいです。

価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

公開後の集客改善まで育てたいマーケ担当者向けのノーコードCMS

Wixは、ノーコードの手軽さを保ちながら、公開後の集客改善まで広げやすい多機能なクラウド型CMSです。ドラッグ&ドロップやAIによる自動作成で初期構築を進められ、会員サイト、サイト内検索、構造化データ出力、マーケティング分析、多要素認証(MFA)まで使えるため、非エンジニアのマーケティング担当者がサイト運用を育てたい企業に向きます。 FitGapではこれらの機能対応がノーコードタイプ内で厚く、操作性・導入しやすさも同ページ上位です。 一方、EC機能は追加オプションで、コード編集には対応しません。テンプレート変更や他サービスへの移行もしにくいため、本格的なネットショップ、大規模ストア、独自開発に近いカスタマイズを前提にする企業は、オープンソース型なども候補に入れるべきです。
実体験レビュー

✅ 2,700件以上のテンプレートから短期構築しやすい

業種別・機能別に2,700件以上のテンプレートが並び、選択後はOnline Store・Bookings・Blogなどをドラッグ&ドロップで追加できました。ノーコードで完成度の高いサイトを短期間で立ち上げたい場合に向きます

テンプレート選択とサイト作成動画

✅ EC・予約・飲食メニューを同じ画面で管理できる

Online Storeの商品登録・在庫管理・配送設定、Bookingsのカレンダー予約、Restaurant Menuの飲食メニュー管理まで1つのダッシュボードで完結しました。EC(ネット販売)や予約を別ツールに分けず、小規模店舗の運用をまとめやすいです

ブッキング設定機能動画

⚠️ 本格運用はCore以上が実質前提になりやすい

Lightプラン($17/月)は制限が多く、EC機能やSEO詳細設定はCore($29/月)以上が実質必須です。Jimdo START(¥990/月)やSTUDIO Personal(¥1,190/月)と比べると3〜5倍のコストで、選んだテンプレートを後から別テンプレートへ変更できない点も長期運用では重い制約です。

価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

デザインを作り込みつつ内製したいデザイナー・広報向けのノーコードCMS

STUDIOは、テンプレートに寄せずピクセル単位の見た目を作り込みながら、CMS更新までノーコードで運用できるクラウド型Web制作プラットフォームです。プレビューURL共有、公開予約、コンテンツモデリング、権限管理、変更履歴に対応しており、レビュー・承認・公開予約の流れをCMS内で整えやすいのが強みです。 FitGapでは料金・操作性・導入しやすさが同ページのおすすめ11製品中1位タイ、サポートも2位タイで、デザイナーと広報・マーケ担当がブランドサイトや採用サイトを内製する場合に向きます。 一方、EC機能とサイト内検索は非対応、会員サイトは追加オプションです。商品販売、記事検索、会員制コンテンツが中心のサイトや、HTML/CSSを自由に管理する開発前提の案件では、Wixなど他の候補や外部サービス連携も比較した方がよいです。
実体験レビュー

✅ Figmaデザインをピクセル単位で再現できる

Figma to STUDIOでインポートすると、要素の位置・サイズ・色がピクセル単位で再現されました。整列ガイドやマージン・パディングの数値入力もあり、テンプレート任せにせずブランドサイトを作り込みやすいノーコードCMSです

Figmaインポートの操作動画

✅ モデル定義だけで一覧・詳細ページを自動生成できる

「モデル」を定義してフィールドを設定すると、コンテンツ管理画面からデータ登録するだけで一覧ページと詳細ページが自動生成されました。WordPressのテーマファイル編集なしで、ブログ・実績・商品情報を更新しやすい構造にできます

CMS機能の操作動画

⚠️ 制作・編集はPC+Google Chromeに限られる

デザインエディタはPC+Google Chromeのみ対応で、スマホやタブレットからの制作・編集はできません。カート機能・決済機能も標準搭載されず、Shopify・BASE・STORESへのリンク連携が必要です。

価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

商用パッケージ・エンタープライズタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

上場企業・官公庁・大学など、コーポレートサイトの信頼性・コンプライアンス対応・ベンダーサポートを重視する組織。IR適時開示や複数サイトの統合管理が求められる企業向けです。

どんなタイプか:

セキュリティ、承認、IR、アクセシビリティ、ベンダーサポートを標準機能として備える商用CMSです。大規模サイトの統制や継続運用を重視し、導入・保守コストは高めです。

おすすめ製品3選

Adobe Experience Manager

多ブランド・多言語の体験を統制したい大企業向けエンタープライズCMS

Adobe Experience Managerは、CMSとデジタル資産管理を統合し、複数ブランド・多言語サイトからアプリ配信まで扱うエンタープライズCMSです。承認ワークフローだけでなく、マーケティング分析、A/Bテスト、AIライティング、AIメタ生成まで扱えるため、制作・配信・改善をAdobe製品群とつなげて回したい大企業に向きます。 FitGapでは機能性・セキュリティ・連携の評価が同ページ内で最上位で、会員サイトにも強い評価があります。 一方、価格は都度見積りで導入コストが高く、運用にもAEM特有の知識やパートナー支援が必要です。単一のコーポレートサイトを短期・低予算で更新したい企業には過剰で、グローバル拠点や複数チャネルのブランド体験を統制する企業向けです。
実体験レビュー

✅ Creative CloudからDAM素材を直接扱える

AEM AssetsのファイルをチェックアウトしてPhotoshopで編集すると、自動的にAEMへ同期されました。Adobe Asset LinkではIllustrator内からDAM(素材管理基盤)のアセットを直接参照でき、制作チームとCMS運用の往復作業を減らしやすいです

✅ Google Docs原稿を高速配信までつなげられる

AEM Edge Delivery Servicesでは、Googleドキュメントで原稿を書くだけでGitHubへ自動プッシュされ、本番サイトに反映されました。EDS(高速配信の仕組み)はLighthouseスコア100点を達成しやすく、大規模サイトでも原稿作成から配信品質まで同じ基盤で管理できます

⚠️ UIだけで完結せず、SI企業との運用が前提になりやすい

テンプレート編集を試すとUIだけでは設定できない箇所が多く、カスタム開発は開発エンジニア必須とされています。Sling FrameworkやOSGiはDrupalやWordPressより複雑で、ライセンス費用もカスタム見積もり、中堅企業でも年数千万円規模と言われています。

価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

静的HTML配信で負荷と攻撃面を抑えたい企業向けの国産CMS

Movable Typeは、静的HTMLを生成して配信できる国産の商用CMSで、公開サーバーの負荷や攻撃面を抑えたい企業に向く製品です。 ブログ・企業サイトの運用に加え、コンテンツモデリング、コード編集、フォームとCRMの連携にも対応し、テンプレートやプラグインで作り込めます。FitGapではセキュリティ評価がカテゴリ内で最上位、サポート評価も上位で、官公庁サイトやIRページのように継続運用を重視する用途に合います。 一方、承認ワークフロー、MFA、多言語は追加オプションで、サーバー構築や保守を担う体制も必要です。クラウドで手早くノーコード更新したい企業や、会員サイトなどを標準機能で広くまかないたい企業は、他製品と比べてください。
実体験レビュー

✅ 再構築で静的HTMLを生成し、公開面を堅くできる

記事投稿後に「再構築」ボタンを押すと、サーバー上に確定的なHTML(ページ表示用ファイル)が生成されました。動的処理が走らないため、データベース直接攻撃やスクリプトインジェクションのリスクを構造的に下げられます

再構築で静的HTML生成

✅ MT Cloudならサーバー保守まで任せられる

MT Cloudではサーバー構築、OS(サーバー基本ソフト)更新、セキュリティパッチ適用がSix Apart側で自動管理されます。本体プランS1月額4,400円〜とストレージ10GB月額3,850円〜で、最低月額8,250円〜から商用CMSの保守付き運用を始められます

Movable Type Cloudの料金

⚠️ 大量ページでは再構築に数分〜数十分かかる

大量ページのサイトでは「再構築」処理に数分〜数十分かかることがあります。ニュースサイトのような即時更新には不向きで、テーマ・プラグイン数もWordPressより圧倒的に少ないです。

価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

IR情報更新を効率化したいコーポレートサイト運用向けCMS

ShareWithは、CMS・サーバー・サポートを定額クラウドでまとめて提供し、コーポレートサイトやIRサイトの運用に寄せたエンタープライズCMSです。TDnetやEDINETに関わるIR情報更新を効率化でき、広報・IR担当者が直感的な画面でページ編集から公開まで進めやすい点が強みです。 FitGapでもサポート評価は同ページ内で最上位、操作性も上位で、会員サイト、フォーム作成、SEO管理、マルチサイト運用を重視する企業に向きます。 一方、EC機能、コード編集、コンテンツモデリングには向かず、自社サーバーに置く運用もできません。初期費用や最低アカウント数もあるため、少人数・低予算のサイトや独自開発を前提にする企業は別製品を検討した方が現実的です。
実体験レビュー

✅ IR開示とアクセシビリティが標準で揃う

管理画面のIR(投資家向け情報)セクションで、TDnet・EDINET(開示情報サービス)との自動連携が標準搭載されていることを確認しました。適時開示資料や決算資料を自動更新でき、WCAG AA(アクセシビリティ基準)準拠も最初から組み込まれています

✅ グループ各サイトを独立運用しながら統制できる

「サイト群」機能で、本社・IR専用・子会社・採用サイトなどを一括管理できました。各サイトは独立した編集権限で運用しつつ、デザインガイドラインとガバナンスポリシーを統一管理できます

⚠️ 月額12万円〜・初期75万円〜で用途も絞られる

月額12万円〜・初期費用75万円〜で、従業員100名以上の上場企業向けの価格設計です。Movable Type Cloud(月額8,250円〜)やWordPress(月額2,000円程度)より桁違いに高く、コーポレートサイト以外には向きません。

価格
120,000円
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ヘッドレスCMSタイプ 🔌

このタイプが合う企業:

React・Next.js等のフロントエンド開発チームを持つスタートアップ・テック企業。Web・アプリ・IoTなど複数チャネルにコンテンツを配信したい企業や、既存システムとAPI連携したい企業向けです。

どんなタイプか:

コンテンツ管理と表示画面を分離し、APIでWeb・アプリなどへ配信するタイプです。フロントエンドを自由に設計でき、会員管理や決済APIまで広げやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

日本語環境で導入しやすい国産ヘッドレスCMS

microCMSは、日本語環境で開発者向けCMSを導入しやすい国産ヘッドレスCMSです。管理画面・ドキュメント・サポートが日本語でそろい、API配信の柔軟さを保ちながら編集担当者も日常更新しやすい点が強みです。 FitGapでは導入しやすさ・料金が同タイプのおすすめ11製品中2位、操作性も上位で、コンテンツモデリング、承認ワークフロー、多言語、パーソナライズ、AI支援まで対応しています。国内向けサイトやアプリを、自社のフロントエンド開発体制で運用したい企業に向きます。 一方、ノーコード編集はできず、EC、会員サイト、メディア管理は非対応です。権限管理・変更履歴・メディアストレージも追加機能になるため、販売や会員管理までCMS側に寄せたい場合はKurocoなども比較するとよいです。
実体験レビュー

✅ 管理画面からエラーまで日本語で運用できる

管理画面、入力フィールドの説明文、エラーメッセージ、ヘルプセンターまで日本語で統一されていました。ContentfulのAPI(外部から使う接続口)ドキュメントが英語のみなのと比べ、編集者と開発者の導入ストレスを抑えやすいです

microCMS日本語対応管理画面

✅ 無料枠でも商用利用OKで月20GBまで運用できる

Hobbyプラン(無料)は制限がデータ転送量月20GBのみで、法人名義の商用利用OKと明記されていました。小〜中規模サイトなら初期費用を抑えて本運用に入りやすいヘッドレスCMSです

microCMS料金プラン

⚠️ 表示側のフロントエンド開発は必須

React・Vue・Next.jsなどでサイトの見た目を作る開発が必要です。下書きプレビューにもdraftKeyパラメータの実装が必要で、ドラッグ&ドロップだけで公開できるJimdoやWixとは前提が異なります。

microCMSのフロントエンド設定画面
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ECや会員課金まで一つのAPIで扱いたい企業向けヘッドレスCMS

Kurocoは、フロントエンドを自由に作りながらCMS側をAPI基盤として使う、エンタープライズ寄りのヘッドレスCMSです。コンテンツ配信に加えてEC、EC連携、会員管理、会員課金までひとつのAPI群で扱える点が特徴で、FitGapではヘッドレスCMSタイプ3製品の中でこれらをすべてカバーする唯一の候補です。 フォームビルダー、サイト内検索、メディア管理、AIメタ生成も備えるため、Webサイト・アプリ・会員向けサービスを既存システムと段階的に統合したい企業に向きます。 一方、ノーコード編集や変更履歴には対応せず、表示部分の開発は自社エンジニアや制作パートナーとの連携が前提です。数ページの小規模サイトや、マーケティング担当者だけでGUI編集を完結したい企業は、より簡易なCMSやサイトビルダーも比較した方がよいです。
実体験レビュー

✅ Kuroco Frontで配信基盤まで一体管理できる

通常はNetlifyやVercelを別契約するところを、Kuroco FrontでGitHub連携、自動デプロイ、独自ドメイン、TLS(暗号化証明書)、IP(接続元)制限まで同一画面で管理できました。ヘッドレスCMS導入時のインフラ管理をまとめやすいです

KurocoフロントエンドホスティングとTLS設定

✅ 250以上のAPIで会員・認証・決済まで扱える

API(外部から使う接続口)一覧には、会員管理API、メール送信API、EC商品API、Paygent対応の決済連携APIなど250以上が揃っていました。コンテンツ管理だけでなく、会員サイトやECのバックエンド機能までCMS側でまとめたい企業に向きます

KurocoのAPI一覧画面

⚠️ スマホ操作と従量課金の読みやすさに注意

管理画面はPC向けで、スマホブラウザでは表示が崩れて操作が困難でした。費用もコンピューティング(0.0132円/1,000ms)やCDN(配信網)転送(110円/5GB)など複数の従量課金が絡み、トラフィック急増時の費用が膨らむリスクがあります。

Kuroco従量課金料金表
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

複数チャネルへ拡張性重視で配信したい企業向けヘッドレスCMS

Contentfulは、コンテンツをAPIで管理し、Webサイトやアプリ、デジタルサイネージへ展開することを前提にしたグローバル系ヘッドレスCMSです。RESTとGraphQLの両方を使えるため、複数チャネルに同じコンテンツを配信し、フロントエンドは自社の技術スタックで作り込みたい企業に向きます。 FitGapではシェア評価が同タイプのおすすめ11製品中6位で、国産製品のような日本語導入のしやすさより、海外を含むエコシステムや大規模プロジェクトでの拡張性を重視する選択肢です。 一方、上位プランは個別見積もりで費用感を早期に把握しにくく、承認ワークフローもプランによって使える範囲の確認が必要です。少人数で短期間に公開したい企業や、画面作成までCMSに任せたい企業は、導入初期の開発負担を含めて比較すべきです。
実体験レビュー

✅ GraphQLとRESTを使い分けられる

API(外部から使う接続口)ドキュメントにはGraphQLとRESTの両方のエンドポイントが用意されていました。必要なフィールドだけ取得しやすいGraphQLと、キャッシュ戦略を立てやすいRESTを選べるため、開発チームの技術選択を縛りにくいです

Contentful API画面

✅ 同一APIからWeb・アプリ・サイネージへ配信できる

Content Modelで「Blog」「Product」「Event」などのコンテンツタイプを定義し、同一APIからWebサイト、スマホアプリ、デジタルサイネージに同時配信できました。複数チャネルへ同じコンテンツを展開する大規模運用に向きます

Contentfulリレーション設定

⚠️ スマホ管理不可・英語中心・無料枠上限がある

公式iOS/Androidアプリはなく、Web版管理画面もデスクトップ向けでスマホ編集は実用的ではありません。ドキュメントとエラーメッセージは英語中心で、無料プランもユーザー10名・コンテンツ5,000件が上限です。

スマホでのContentful画面
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

CMSはノーコード型、開発前提型、企業統制向けで得意領域が分かれるため、編集方法、承認、多言語、会員機能、SEO運用の差を中心に比較すると選びやすくなります。
WordPress
Drupal
Jimdo
Wix
STUDIO
Adobe Experience Manager
Movable Type
ShareWith
microCMS
Kuroco
Contentful
ノーコード編集
ドラッグ&ドロップのビルダーでコード不要の編集ができるか
コード編集
HTML/CSSやテンプレートを直接編集できるか
承認ワークフロー
下書き→レビュー→公開の承認フローを設定できるか
多言語
1つのCMSで多言語ページを管理し、言語切替ができるか
会員管理
会員登録・ログイン・権限制御を提供できるか
SEO管理
タイトル/メタ/OGP/サイトマップ/カノニカル等を管理できるか

一部の企業で必須

EC、外部EC、リッチメディア、A/Bテスト、AI本文作成は、店舗運営や大規模マーケティング、開発チームの運用方針によって必要性が大きく変わります。
WordPress
Drupal
Jimdo
Wix
STUDIO
Adobe Experience Manager
Movable Type
ShareWith
microCMS
Kuroco
Contentful
EC
商品管理・カート・決済をCMSのみで実装できるか
EC連携
Shopify等の外部ECと商品/在庫/注文を連携できるか
メディア管理
画像/動画の変換・リサイズ・トリミングを行い管理できるか
A/Bテスト
ページ/要素のA/Bテストを実施できるか
AIライティング
見出し/本文/説明文をAIで生成できるか

ほぼ全製品が対応

記事更新、複数サイト管理、公開予約、AIによる基本支援は多くのCMSで対応が進んでいるため、まずは標準的な使い勝手や制限の違いを確認するとよい項目です。
WordPress
Drupal
Jimdo
Wix
STUDIO
Adobe Experience Manager
Movable Type
ShareWith
microCMS
Kuroco
Contentful
ブログ
カテゴリ/タグ管理と記事投稿・下書き保存ができるか
マルチサイト
1インスタンスで複数サイトを作成・管理できるか
公開予約
指定日時に自動で公開/非公開にできるか
AI支援
文章作成/要約/SEO提案をAIで支援できるか

優先度が低い

内蔵の分析機能やGUIでの構造化データ設定は対応製品が限られ、外部ツールや実装で補える場面も多いため、CMS選定では優先度を下げて確認できます。
WordPress
Drupal
Jimdo
Wix
STUDIO
Adobe Experience Manager
Movable Type
ShareWith
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マーケティング分析
アクセス解析やテスト機能を内蔵で提供できるか
アクセス分析内蔵
ページビュー/コンバージョン等をCMS内で分析できるか
構造化データ出力
Schema.org(JSON-LD)をGUIで設定して出力できるか

CMSの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、運用体制に近い製品を絞る技術者なしで短期間に公開したい場合、制作会社や社内開発者と作り込みたい場合、企業サイトを統制したい場合で向くCMSは変わります。まずは4つのタイプから、自社の制作体制とサイト規模に近い方向を選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な機能は、機能の優先度マップで確認する編集方法や承認に加え、多言語と会員機能、SEO運用も多くのCMSで差が出る項目です。ECや外部ECに加え、リッチメディアとA/Bテスト、AI本文作成は事業内容や開発チームの方針に合わせて必要度を整理します。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件をそろえて確認するタイプと機能を確認したら、制作担当と配信先をそろえます。公開前確認や費用の考え方も、下の比較ポイントで整理します。同じCMSでも、社内担当だけで回す場合と開発会社やベンダーを含める場合では導入後の負担が変わります。下では、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

CMSはサイト公開後も更新と承認が続くツールです。配信や保守も運用に含まれます。ページ作成のしやすさだけで判断すると、導入後の負担を読み違えやすくなります。誰が更新するか、どのチャネルへ配信するか、外部に相談する範囲は同じ条件でそろえる必要があります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

制作・更新を誰が担うか

Web担当者が少ない会社では、公開後の小さな修正を誰が行うかで運用の重さが変わります。社内で完結する前提の製品を選ぶか、制作会社や開発者を含めて運用するかを曖昧にすると、更新のたびに確認待ちが残ります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。担当者が画面操作で作る製品、テーマやプラグインを自社または制作会社で管理する製品、開発チームと表示側を作り込む製品に分かれます。

  • 担当者が画面操作で作る製品専門知識が少なくても、テンプレートやAIを使って公開まで進めやすい製品です。ただし細かな表現や独自の画面設計まで求めると、調整できる範囲に限りがあります。代表製品:Jimdo / Wix
  • テーマやプラグインを管理する製品必要な機能を後から足しやすく、制作会社や社内担当者の選択肢も広げやすい製品です。ただし更新、バックアップ、追加機能の相性確認を続ける体制が必要です。代表製品:WordPress / Drupal
  • 開発チームと表示側を作り込む製品フロントエンドを自由に設計し、サイトやアプリに合わせた体験を作りやすい製品です。ただし編集画面だけで完結せず、公開側の開発と保守の担当が必要です。代表製品:microCMS / Kuroco

コンテンツの使い回しと配信先

コーポレートサイトだけを更新する会社と、ブランドサイトや採用サイトまで広げる会社では管理すべき範囲が変わります。アプリまで同じ内容を使う場合は、文章や画像をどこで管理するかが運用の負担になります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。Webサイト中心に更新する製品、複数サイトやブランドで再利用する製品、APIでアプリや外部サービスへ配信する製品に分かれます。

  • Webサイト中心に更新する製品会社案内や店舗サイトのページ更新を、管理画面に集約しやすい製品です。ただし同じ内容をアプリや別サイトへ広げる場合は、転記や再設計が発生しやすくなります。代表製品:Jimdo / Wix
  • 複数サイトやブランドで再利用する製品企業サイト群や多言語サイトで、素材やコンテンツをまとめて扱いやすい製品です。ただし導入前にサイト構成と管理責任を整理しないと、初期設計が重くなります。代表製品:Adobe Experience Manager / ShareWith
  • APIで複数チャネルへ配信する製品Web、アプリ、サイネージなどへ同じコンテンツを展開しやすい製品です。ただし表示側を別に作るため、開発体制とリリース手順を先に決める必要があります。代表製品:microCMS / Contentful

公開前確認と運用統制の持ち方

更新担当者や部署が増えると、誤公開を防ぐ確認手順と権限管理が必要になります。小規模サイトと上場企業のコーポレートサイトでは、公開前レビューの重さが異なります。セキュリティ更新や障害時の責任範囲も、同じ基準では扱えません。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。少人数で直接更新しやすい製品、自社で権限や保守ルールを設計する製品、クラウド基盤やベンダー支援で企業サイト運用を支える製品に分かれます。

  • 少人数で直接更新しやすい製品担当者がすぐに修正でき、日常的な告知や店舗情報を反映しやすい製品です。ただし公開前確認や担当交代のルールを決めないと、運用が個人に寄りやすくなります。代表製品:Jimdo / Wix
  • 自社で権限や保守ルールを設計する製品組織に合わせて編集権限や更新手順を組み立てやすい製品です。ただしセキュリティ更新や追加機能の管理を、社内または外部パートナーで続ける必要があります。代表製品:WordPress / Drupal
  • 企業サイト運用を支えるクラウド型の製品複数部署の公開管理やインフラ保守を、サービス側の仕組みに寄せやすい製品です。ただし標準機能に合わせて、既存の承認手順を見直す場面があります。代表製品:ShareWith / Adobe Experience Manager

料金・導入相談の進め方

小規模サイトと全社サイトでは、費用の見方が変わります。初期費用や月額費用だけでなく、制作支援と保守も総額に影響します。料金表だけで始められる製品と、デモや見積もりを通じて条件をそろえる製品を混ぜると、初年度の負担を比べにくくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料登録や料金表から始めやすい製品、利用量や構成で費用を試算する製品、デモや導入相談で条件をそろえる製品に分かれます。

  • 無料登録や料金表から始めやすい製品小さなサイトで試しながら、費用感と操作感を早めにつかみやすい製品です。ただし独自ドメイン、容量、サポートを足すと総額は変わります。代表製品:Jimdo / microCMS
  • 利用量や構成で費用を試算する製品アクセス量やAPI利用、利用者数に合わせて費用を調整しやすい製品です。ただし公開後に配信先や会員機能を増やすと、当初の想定より負担が増えます。代表製品:Kuroco / Contentful
  • デモや導入相談で条件をそろえる製品大規模サイトや企業統制の要件を伝え、支援範囲を含めて検討しやすい製品です。ただし問い合わせ前にサイト数、担当部署、公開手順を整理しておく必要があります。代表製品:Adobe Experience Manager / ShareWith

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

CMSでは具体的に何ができますか?

CMSはWebサイトの記事やお知らせをHTMLなしで管理画面から作成・更新・公開できる仕組みです。承認フローや権限管理・フォーム・多言語・API配信・ECまで広げられる製品もあります。ノーコード型・オープンソース型・商用型・ヘッドレス型で対応範囲は大きく変わります。

ノーコードで作れるCMSと開発が必要なCMSは何が違いますか?

ノーコード型のJimdoやWixはブラウザだけでデザインから公開まで完結し、技術者なしでもサイトを持てます。一方ヘッドレス型のmicroCMSやオープンソース型のWordPressは表示側の開発やサーバー運用が前提で、その分デザインやアプリ配信の自由度が高くなります。自社にWeb担当者がいるかで現実的な選択肢が分かれます。

高機能なエンタープライズCMSが過剰になるのはどんな会社ですか?

数ページの会社案内や店舗サイトを少人数で運用する段階では、承認フローや多言語を標準搭載した大規模向けCMSは設定も費用も過剰になりがちです。まずJimdoやWordPressなど無料〜月数千円で始め、複数部署の統制や多言語・IR対応が必要になってから商用エンタープライズ型へ移ると無駄がありません。

CMSの料金相場はどのくらいですか?

CMSの相場は、無料から月10万円超まで非常に幅広いです。WordPress・Drupal・Jimdo・microCMS・Kuroco・Contentfulなどは無料から始められ、上場企業向けのShareWithは月12万円規模、AEMは要問い合わせです。サーバー費や保守も含めた総額で、同じ規模感で比べましょう。

CMSのセキュリティで気をつけることは何ですか?

CMSは公開サイトの基盤になるため、改ざんや不正ログインを防ぐ運用が欠かせません。WordPressは脆弱性の多くがプラグイン由来で、使用数の絞り込みと定期更新が前提になります。Movable Typeのように静的HTMLを書き出す型や多要素認証を備えた商用型なら攻撃面を抑えやすく、自社の体制に合う守り方を選べます。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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