マネーフォワード クラウド経費
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
164サービス中
3
位
事業規模別シェア
目次
マネーフォワード クラウド経費とは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
マネーフォワード クラウド経費とは
株式会社マネーフォワードが提供するクラウド経費精算システムです、申請から承認、仕訳、振込までのフローをクラウド上で一元管理でき、経理担当者と申請者双方の負担を軽減します。同社のクラウド会計や給与システムなどとAPI連携することで、従業員や部署のマスタ情報を同期し、仕訳データを自動連携させることが可能です。これにより経理システムへの二重入力を防止できます。LINE Payによる従業員へのキャッシュレス送金機能や、従業員ごとに利用上限を設定できる法人カード管理機能を備えており、社員への経費払い戻しをスピーディーに行えます。スマートフォンアプリから移動中など時間や場所を問わず申請・承認処理ができるため、テレワーク環境にも対応します。電子帳簿保存法にも準拠し、領収書データにタイムスタンプを付与して改ざん防止を実現します。中堅企業を中心に中小から大企業まで幅広く導入されており、バックオフィス全体の効率化を目指す企業に最適です。
強み
会計ソフト連携で経理処理をシームレス化
同社の「マネーフォワード クラウド会計」と抜群の相性を持ち、経費精算と会計仕訳をシームレスに連動できます。経費承認と同時に会計仕訳候補が自動送信されるなど二重入力を省け、会計業務まで一元管理しやすいです。既にマネーフォワードの会計や請求システムを利用している企業には、スムーズに統合できる最適なツールです。
多くのサービスと連携可能
クレジットカードや交通系ICカードをはじめとする2,500以上のサービスから明細データを自動連携できます。経費の申請内容を外部データで自動補完することで入力の手間とミスを減らし、リアルタイムに経費情報を集約します。多数の金融・交通サービスとの連携により、日々の細かな経費入力作業を大幅に効率化したい企業に適したサービスです。
小規模チーム向けの低価格プランとアクティブ課金
3名まで利用可能なスモールビジネスプランが月額2,980円~と、少人数でも導入しやすい料金体系です。4名以上の場合も月額4,980円~のプランがあり、必要最低限の費用で基本機能を利用できます。また経費申請や承認を行ったユーザーのみ課金対象となるため、登録人数が多くても実利用者に応じて無駄なくコスト管理できます。
注意点
外部連携には設定が必要
会計ソフト等とのデータ連携はAPI提供により可能ですが、自社環境に応じた連携設定や場合によってはCSVでの取り込み対応が必要です。マネーフォワード社の他クラウド製品とはスムーズに繋がりますが、異なる外部システムとの自動連携を行う際は事前の接続設定やカスタム対応が求められることがあります。自社システムとのシームレスな統合には、多少の技術的調整が発生し得ます。
小規模向け設計
手頃な価格で導入しやすい反面、極めて大規模な企業の独自要件には一部対応しきれない場合があります。標準機能は中小企業のニーズを広くカバーしますが、統合的なエンタープライズ管理や特殊なワークフローが必要な場合には、より上位向けのシステム検討が必要になる可能性があります。豊富な機能ゆえに、必要最低限の運用を望む企業には持て余す部分が出ることも考えられます。
プラン選択によるコスト変動
利用人数やスキャン枚数に応じて複数のプランが用意されており、利用状況によっては料金が変動します。Fullプランなど包括的なサービスは月額費用が大きくなるため、必要な機能範囲に見合ったプランを選択しないとコスト効率が下がる恐れがあります。自社の利用規模に合ったプラン選定を誤ると、割高な契約となりかねません。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
マネーフォワード クラウド経費の経費精算システムマーケットシェア
全164サービス中
3
位
マネーフォワード クラウド経費利用者の業種内訳
- 製造 21%
- 情報通信 14%
- その他の業種 14%
- 建設、不動産 10%
- 卸売、小売 10%
マネーフォワード クラウド経費利用者の事業規模の内訳
- 小規模 36%
- 中規模 33%
- 大規模 31%
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
マネーフォワード クラウド経費のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。マネーフォワード クラウド経費には3つのプランがあります。
マネーフォワード クラウド経費とよく比較されるサービス
マネーフォワード クラウド経費とよく比較される製品を紹介!マネーフォワード クラウド経費は経費精算システムの製品です。マネーフォワード クラウド経費とよく比較されるメジャー製品は、MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算、Concur Expense、楽楽精算です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算
MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算とは、パナソニック ネットソリューションズ株式会社が提供する経費精算システムです。同社は、本製品の他にも、MAJOR FLOWシリーズでワークフローシステムや勤怠管理システムなども運営しています。MAJOR FLOW Z CLOUD 経費精算はクラウドで提供されており、大企業でも利用可能な標準機能を備えています。
マネーフォワード クラウド経費と共通するカテゴリ
経費精算システム
マネーフォワード クラウド経費と比べて...
できること
カードリーダによる取込み
できないこと
Amazon businessでの購入履歴の取込み
タクシーの利用履歴の取込み
ホテルの利用履歴の取込み
Concur Expense
Concur Expenseは、株式会社コンカーが提供する経費精算システムです。このシステムは世界で8000万人以上が利用しているシステムで、基本的な経費精算機能に加えて、ホテル、ICカード、タクシーの利用履歴の取込み、手当の自動計算、クレジットカードとの連携など、経費管理に関連する様々な機能を備えています。これにより、経費精算プロセスの自動化と効率化を実現し、企業の経理業務の負担を軽減します。株式会社コンカーはSAPの子会社で、Concur Expenseの他にも、請求書受領サービスの「Concur Invoice」や中小企業向けの経費精算システムの「Concur Expense Standard」などを提供しています。
マネーフォワード クラウド経費と共通するカテゴリ
経費精算システム
マネーフォワード クラウド経費と比べて...
できること
スキャン取込み
カードリーダによる取込み
レンタカーの利用履歴の取込み
できないこと
入力代行サービス
支払依頼申請
楽楽精算
株式会社ラクスが提供する経費精算システムです。2009年のリリース以来、多くの企業に導入されており、国内トップシェアを誇っています。経費申請から承認・経理処理までをオンライン上で完結することができ、経費精算の手間を大幅に削減することができます。株式会社ラクスは楽楽精算の他にも販売管理システムの「楽楽販売」や電子請求書発行システムの「楽楽明細」などの楽楽シリーズ製品を展開しています。
マネーフォワード クラウド経費と共通するカテゴリ
経費精算システム
マネーフォワード クラウド経費と比べて...
できること
スキャン取込み
レンタカーの利用履歴の取込み
できないこと
タクシーの利用履歴の取込み
飛行機の利用履歴の取込み
運営会社基本情報
会社 : 株式会社マネーフォワード
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 2012年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001、プライバシーマーク
ウェブサイト : https://corp.moneyforward.com/
株式会社マネーフォワード運営サービス一覧
マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド勤怠
マネーフォワード クラウド契約
マネーフォワード クラウド人事管理
マネーフォワード クラウド経費
マネーフォワード クラウド請求書
マネーフォワード クラウド給与
マネーフォワード クラウド社会保険
マネーフォワード クラウドERP
マネーフォワード クラウド会計Plus
マネーフォワード クラウド確定申告
マネーフォワード クラウド請求書plus
マネーフォワード クラウド年末調整
マネーフォワード クラウド債務支払
マネーフォワード クラウド固定資産
マネーフォワード クラウドマイナンバー
マネーフォワード クラウド個別原価
マネーフォワード クラウド債権管理
マネーフォワード クラウドインボイス
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
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