マネーフォワード クラウド会計Plus
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
111サービス中
11
位
事業規模別シェア
目次
マネーフォワード クラウド会計Plusとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
マネーフォワード クラウド会計Plusとは
株式会社マネーフォワードが提供する会計システムです。IPO準備・中堅〜上場企業向けに特化した製品で、内部統制強化や多拠点利用が可能です。既存の経理業務をそのままクラウド化しており、簿記経験者は迷わず利用を開始できます。マネーフォワードは、バックオフィス業務の各機能を独立製品として提供しているため、段階的な導入や既存システムとの補完が容易です。
強み
既存の経理業務をそのままシステム化
既存の経理業務の流れをそのままクラウド化したサービスです。貸借概念、勘定科目、仕訳など、従来の経理プロセスをそのままデジタル化することで、経理担当者は馴染みのあるUIで即座に利用を開始できます。これにより、ベテラン経理者にも安心感を提供し、アナログ作業が主流の業界や地方企業でも、スムーズにデジタル化の恩恵を享受できます。
機能別に細分化されたシリーズ展開
バックオフィス業務の各機能を独立した製品として提供しています。一つの製品で複数領域をカバーする製品と異なり、必要な機能のみを選択できるため、段階的な導入や既存システムの補完が可能です。これにより、不要な機能への投資を避けつつ業務効率化を図れます。特に中小企業や成長段階の企業にとって、コスト効率と機能性のバランスが取れ、余分な機能に悩まされない選択肢となっています。
IPO準備・中堅〜上場企業向け
IPO準備中の企業や上場企業のニーズに特化した製品です。内部統制のための仕訳承認フロー、権限管理、仕訳ログ管理を備えています。多拠点での利用が可能で、グループ企業全体の経営数値をリアルタイムで確認できます。さらに、公式サイトにはIPOサポートの特設ページがあり、有益な情報やセミナー案内を提供しています。
注意点
ベンダーロックインのリスク
マネーフォワードはシリーズ製品を多数展開しています。シリーズ製品で業務ツールを統一することで、スムーズな連携が可能になる一方で、ベンダーロックインのリスクが高まります。自社特有の要件が発生したり、企業規模が拡大して他社製品への乗り換えが必要になった場合、シリーズ製品間の高い親和性が逆に障壁となり、多大な移行コストが発生する可能性があります。このため、長期的な事業計画を考慮し、将来的な柔軟性も視野に入れた製品選択が重要です。
大企業には不向きな面がある
上場準備企業や中堅企業を主な対象としており、大企業には適していない面があります。国際会計基準(IFRS)や複雑な連結会計には対応していません。標準連携できる他社製品は限られている上、APIは非公開のため、自社システムとの連携にも制限がある状況です。マネーフォワードシリーズで一括導入すれば連携の問題は解消されますが、多くの製品が小規模利用を前提としているため、大企業での一括導入は現実的ではありません。
簿記初心者は習得が必要
会計簿記の仕訳に基づいた設計思想を採用しているため、簿記初心者にとっては習得に時間がかかる可能性があります。「借方と貸方」や「勘定科目」といった簿記特有のルールを理解することが求められます。システムには取引から自動で仕訳を行う機能も実装されていますが、基本的には仕訳ベースでの記帳が中心となります。そのため、簿記の知識がない場合、ソフトウェアの効果的な利用には一定の学習期間が必要となります。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
マネーフォワード クラウド会計Plusの会計ソフトマーケットシェア
全111サービス中
11
位
マネーフォワード クラウド会計Plus利用者の業種内訳
- IT、インターネット 19%
- 製造 18%
- その他の業種 13%
- 生活関連サービス、娯楽 9%
- 卸売、小売 9%
マネーフォワード クラウド会計Plus利用者の事業規模の内訳
- 小規模 52%
- 中規模 29%
- 大規模 19%
マネーフォワード クラウド会計Plusのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。マネーフォワード クラウド会計Plusには1つのプランがあります。
マネーフォワード クラウド会計Plusとよく比較されるサービス
マネーフォワード クラウド会計Plusとよく比較される製品を紹介!マネーフォワード クラウド会計Plusは会計ソフトの製品です。マネーフォワード クラウド会計Plusとよく比較されるメジャー製品は、freee会計(法人)、FX4クラウド、FX4クラウド 社会福祉法人会計用です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
freee会計(法人)
freee株式会社が提供するクラウド型の会計ソフトです。「スモールビジネスを、世界の主役に。」というミッションのもと、中小企業向けERPを展開し、2019年の東証マザーズ上場以降も成長を続けています。「簿記・経理知識不要」を実現し、取引登録だけで自動仕訳を作成できる点が特徴で、経理知見の少ない企業でも容易に導入できます。さらに、豊富なシステム連携機能を備え、freeeアプリストアやAPI活用により多様なサービスと連携可能です。積極的な開発とM&Aにより、今後もサービス拡充と存続性が期待できる製品です。
マネーフォワード クラウド会計Plusと共通するカテゴリ
会計ソフト
マネーフォワード クラウド会計Plusと比べて...
できること
NPO法人
工事進行基準
工事完成基準
できないこと
FX4クラウド
マネーフォワード クラウド会計Plusと共通するカテゴリ
会計ソフト
マネーフォワード クラウド会計Plusと比べて...
できること
IFRS(国際会計基準)
予算管理
仕訳サポート
できないこと
FX4クラウド 社会福祉法人会計用
マネーフォワード クラウド会計Plusと共通するカテゴリ
会計ソフト
マネーフォワード クラウド会計Plusと比べて...
できること
社会福祉法人
社会福祉充実残高の計算
予算管理
できないこと
営利法人向け製品
企業会計、公益法人会計
取引ベース
運営会社基本情報
会社 : 株式会社マネーフォワード
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 2012年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001、プライバシーマーク
ウェブサイト : https://corp.moneyforward.com/
株式会社マネーフォワード運営サービス一覧
マネーフォワード クラウド会計
マネーフォワード クラウド勤怠
マネーフォワード クラウド契約
マネーフォワード クラウド人事管理
マネーフォワード クラウド経費
マネーフォワード クラウド請求書
マネーフォワード クラウド給与
マネーフォワード クラウド社会保険
マネーフォワード クラウドERP
マネーフォワード クラウド会計Plus
マネーフォワード クラウド確定申告
マネーフォワード クラウド請求書plus
マネーフォワード クラウド年末調整
マネーフォワード クラウド債務支払
マネーフォワード クラウド固定資産
マネーフォワード クラウドマイナンバー
マネーフォワード クラウド個別原価
マネーフォワード クラウド債権管理
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
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