OBIC7
ERP
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
目次
OBIC7とは
強み
注意点
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
OBIC7とは
株式会社オービックが提供するERPです。会計・人事給与・販売・生産管理など企業の基幹業務を網羅した統合システムで、各部門のデータを一元化して経営の見える化を実現します。国内の企業文化や商習慣に即した使いやすさと、豊富な業種別テンプレートにより、自社の業務フローに合わせた柔軟なカスタマイズが可能です。1997年の提供開始以来、累計導入社数は2万社を超え、ERP市場における国内トップクラスの実績を誇ります。高い信頼性と充実したサポート体制により、大規模なシステムでも安定稼働し、安心して運用できます。主に大企業向けに開発されていますが、モジュールごとに段階的な導入もできるコンポーネント型のため、中堅・中小企業にもスケールに応じて適用できます。多拠点・グループ企業の経営管理や複数拠点の会計処理にも対応しており、成長に伴う拡張性も十分です。日本企業のニーズを熟知した国産ERPとして、企業規模を問わず基幹業務の効率化と経営基盤の強化に貢献します。
強み
国内ERPトップシェアと豊富な実績
国産ERPとして累計導入社数でトップクラスのシェアを誇り、国内の中堅〜大企業に数多く導入されています。会計を中核とした統合業務ソフトで、長年の運用実績から信頼性や安定稼働に定評があります。実績の多さゆえにコンサル会社やSIerにも専門技術者が豊富で、導入ノウハウや体制が盤石です。
会計を核にした全社統合ソリューション
会計システムを中心に販売管理・在庫・人事給与など企業の基幹業務を統合できるERPパッケージです。各業務のデータが会計モジュールと密接に連携し、入力した販売・購買情報が即座に財務データへ反映されます。サイロ化しがちな部門システムを一元化することで、データの二重管理を排除し業務プロセスを最適化します。
自社開発・一貫サポート体制
開発元のオービック社が企画から開発、導入コンサル、運用サポートまで自社一貫で手掛けています。そのため製品知識が豊富なスタッフによる手厚いサポートを受けられ、問い合わせやトラブルにもワンストップで迅速に対応してもらえます。ベンダー直販と自社開発にこだわり続けた姿勢が、高品質なサポートと顧客満足につながっています。
経営に直結する高度な分析機能
財務会計はもちろん管理会計にも対応しており、部門別損益やプロジェクト別収支など経営判断に役立つ情報をリアルタイムに分析できます。各種レポートやグラフ表示機能が充実しており、経営者は正確かつ迅速な意思決定を下せます。経営の根幹を支える情報を一元管理し、トップマネジメントを強力にサポートする設計です。
導入形態とカスタマイズの柔軟性
オンプレミス型とクラウド型(プライベートクラウド)から導入形態を選択でき、自社ポリシーやIT環境に合わせて導入可能です。標準機能も豊富ですが、企業ごとの要件に応じて機能追加・変更がしやすく、高いカスタマイズ性を備えています。必要な機能だけ組み合わせて段階導入することもでき、将来的な業務拡張にも柔軟に対応できる構造です。
メーカー直販の手厚いサポート体制
開発元のオービック社による直接販売・導入支援が行われ、導入時から運用まで一貫したサポートを受けられます。自社開発製品のためカスタマイズ要望にも柔軟に対応でき、大企業の複雑な要件にもプロジェクトチームが伴走します。システム導入のコンサルティングから保守サービスまでワンストップで提供され、安心して長期利用できる環境が整っています。
注意点
大規模導入に強い反面小規模には重厚すぎる
OBIC7シリーズは統合業務ソフトウェアとして多数の企業に導入されています。強力なERP機能を備える一方で、少人数の企業にはシステムが大きく感じられ、運用負荷が高くなる可能性があります。自社規模に合わせた機能の取捨選択が求められます。
小規模企業には規模が大きすぎる
OBIC7は大企業から中堅企業向けの統合基幹システムであり、小規模事業にはオーバースペックとなります。幅広いERP機能を備える分、必要最低限の機能だけを安価に使いたいケースにはマッチしません。自社の規模やIT体制に対し、機能過多にならないか十分に見極めることが重要です。
オンプレミス中心でクラウド対応に注意
OBIC7は従来からオンプレミス型の提供が中心で、自社サーバーでの運用が前提です。クラウド環境への対応も進んでいますが、利用形態によってはサーバー管理やアップデート対応が必要となります。クラウド版とオンプレ版の機能差異や運用負荷を十分に理解した上で導入を検討する必要があります。
料金が不透明で予算計画しづらい
OBIC7の具体的な料金プランは非公開で、個別見積もりとなるため、事前に他製品と容易に比較できません。問い合わせてみると想定以上のコストが判明するケースもあり、導入を検討する段階では予算管理に注意が必要です。価格面で不確実性がある分、社内合意や費用対効果の検証に時間を要する可能性があります。
カスタマイズ前提の柔軟性とベンダーロックリスク
業種や企業規模に応じて柔軟にカスタマイズできるコンポーネント型ERPですが、高度なカスタマイズは提供元やパートナー企業に依頼するケースが多いです。自社で自由に改変できる範囲は限定的で、導入後の他システムへの乗り換えが難しくなる可能性があります。長期的な運用パートナーとしてベンダーとの関係構築が重要です。
クラウド依存と社内教育の必要
クラウド版を選択した場合、システムはオービック社のクラウド環境上で稼働するため、自社で障害対応や環境制御ができません。他社運用に依存するリスクと引き換えに、サーバ管理負担を軽減するアプローチとなります。また、高度にカスタマイズ可能な反面、社内で円滑に使いこなすには充分な操作教育とマニュアル整備が不可欠です。
OBIC7のプラン
自社に合うプランを見極めましょう。OBIC7には1つのプランがあります。
OBIC7とよく比較されるサービス
OBIC7とよく比較される製品を紹介!OBIC7はERPの製品です。OBIC7とよく比較されるメジャー製品は、GRANDITシリーズ、GLOVIA iZ、SAP S/4HANA Cloudです。
GRANDITシリーズ
OBIC7と共通するカテゴリ
ERP
GLOVIA iZ
OBIC7と共通するカテゴリ
ERP
SAP S/4HANA Cloud
SAPジャパン株式会社が提供するERPソフトです。HANAはインメモリーデータベースのため、データの高速処理が可能です。このシステムは、リアルタイムのデータ処理、AIや機械学習などの最新技術を組み込み、ビジネスプロセスを自動化し、持続的なイノベーションを実現します。また、クラウド上で提供されるため、システムの更新やメンテナンスも自動で行われ、ITリソースの負担を軽減します。SAPジャパン株式会社は他にも「SAP Business ByDesign」や「SAP SuccessFactors」などの製品を提供しています。
OBIC7と共通するカテゴリ
ERP
運営会社基本情報
会社 : 株式会社オービック
本社所在地 : 東京都中央区
会社設立 : 1968年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001
ウェブサイト : https://www.obic.co.jp/
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。