OBIC7 生産情報システム
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
62サービス中
10
位
事業規模別シェア
目次
OBIC7 生産情報システムとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
OBIC7 生産情報システムとは
株式会社オービックが提供する勤怠管理システムです。OBIC7 就業情報システムは、オービックの統合業務ソフトウェア「OBIC7」に含まれる就業(勤怠)管理モジュールで、人事・給与システムと連動し企業の労務情報を一元管理できます。クラウドおよびオンプレミスに対応しており、大企業の厳格なセキュリティ要件下でも安定運用が可能です。全社員が日々使用するシステムとして、視覚的で直感的な操作性を追求して設計されており、タイムカード感覚での打刻入力から複雑な残業承認プロセスまでスムーズに処理できます。勤怠データはリアルタイムに集計・可視化され、長時間労働の把握や休暇残数管理などコンプライアンス面も強化されています。また、OBIC7の他モジュール(給与計算や人事管理等)との緻密な連携により、勤怠情報を経営管理や人材活用にも役立てることが可能です。大手企業での導入実績が豊富で、導入時にはオービックの専門SEによる手厚いサポートを受けられるため、自社の業務に最適化された勤怠管理環境を構築できます。
強み
複合生産形態への柔軟対応
OBIC7生産情報システムは組立生産・個別受注生産など複数の生産形態や手配方式を同時に扱える柔軟性が特長です。標準品の繰返生産から特注品生産まで一元管理でき、生産管理方式の併用にも対応します。これにより複雑な製造プロセスを持つ企業でもシステムを一本化し、全体最適な生産管理を実現できます。
豊富なモジュールによる統合ERP
OBIC7は会計を核に人事・給与、販売、生産管理など多岐にわたる業務を一元管理できる統合ERPであり、国内製造業で多数の導入実績があります。 業務・部門別や業種別に様々なソリューションを用意し、自社一貫体制のトータルサポートで企業のあらゆるニーズに応えることが可能です。 基幹業務全体を統合することで経営情報の可視化と意思決定の迅速化を支援する点が大きな強みです。
業種別テンプレートによる高い適合性
多彩な業種ソリューションが用意されており、化粧品製造業向けのGMP対応や食品業向けの賞味期限管理など業界固有の機能テンプレートを豊富に備えています。自社業務に合ったモジュールを選択しやすく、導入時の適合性が高い点が強みです。業界別テンプレートにより個別開発負担を減らしつつ、自社に最適化された運用を構築できます。
ハイブリッド生産対応と高い業務適合性
個別製番生産と見込生産(繰返生産)が混在するハイブリッド型の生産体制にも対応可能で、複数の生産形態・手配方式を一つのシステムで柔軟に管理できます。 さらに製造や販売に加え、輸出入・工事・保守・修理・レンタルなど関連業務も必要な機能を選んで組み合わせ統合管理できるため、製造業固有の複雑な事業形態にも高い業務適合性を発揮します。 多品種・小ロット生産から案件単位のプロジェクト型製造まで、様々な製造現場で最適なシステム運用を実現できる柔軟性が特徴です。
ERP統合とクラウド対応による一元管理
会計を核とするOBIC7 ERPの一部として提供され、会計・販売など他モジュールと密接に連携したデータ一元管理が可能です。クラウド版とオンプレミス版の両方に対応し、自社方針に合わせた導入形態を選択できます。全社データが統合された環境で月次決算の早期化や経営の見える化を実現し、戦略的な事業展開を強力に支援します。
手厚いサポート体制とクラウド対応
開発から販売・保守まで自社一貫で提供する体制により、導入時から運用まで途切れない手厚いサポートを受けられます。 またオンプレミス型・クラウド型のいずれにも対応し、セキュリティ面でも安心なプライベートクラウド基盤を用意しているため、安全かつ柔軟にシステムを利用できます。 すべてのソリューションをクラウドサービスとして提供可能なため、事業環境の変化に応じてシステム規模や機能をスムーズに拡張できるのも利点です。
注意点
中小企業にはスケールオーバー
豊富な機能を備えた統合基幹システムであり、中堅以上の企業向けに設計されています。実際、50名未満の小規模企業にはOBC奉行シリーズが推奨されており、本製品は対象外です。そのため小規模事業者には機能過多となる可能性が高く、必要以上の負担につながりかねません。
価格は個別見積もりで高水準
OBIC7は機能や規模に応じて費用が大きく変動し、公式には価格が公開されていません。 導入には問い合わせが必要で、初期費用・月額費用ともにカスタマイズ内容や利用範囲によって高額になる傾向があります。 相応の投資となるため、費用対効果を慎重に検討する必要があります。
部分導入時のデータ連携に課題
会計・人事給与・販売・生産など複数のモジュールで構成されたコンポーネント型ERPです。統合利用が前提のため、一部のモジュールだけを導入した場合、他システムとのデータ連携に手間がかかる場合があります。必要な機能を選択導入する際は、周辺業務との情報連携方法に注意が必要です。
ベンダー依存のカスタマイズ
会計・販売・生産を統合管理できる国産ERPで、柔軟性はありますが詳細な設定や機能追加は提供元との協議が前提です。 導入に際して要件定義から調整までベンダーのコンサルティングに頼る部分が多く、社内だけで完結しにくい特徴があります。 そのため、一度導入すると他製品へ乗り換えづらいベンダーロックインのリスクも考慮が必要です。
ベンダー依存のカスタマイズ体制
導入から運用まで提供元のオービックによる包括的な支援を受けられる反面、システム変更や追加開発の際にはベンダーへの依存度が高くなりがちです。自社で柔軟にカスタマイズすることは難しく、要件変更時には都度ベンダーに相談する必要があります。長期的にはベンダーロックインのリスクを認識しておくことが望まれます。
小規模製造業にはオーバースペック
OBIC7生産管理情報ソリューションは、生産・販売・会計までを一体管理し、複合業態にも対応するハイブリッド型ERPです。必要機能を自由に選択できる反面、最小構成でも原価・債権債務といった周辺モジュールを含むため、小規模企業ではライセンス費用や社内教育コストが比較的高くなりやすい傾向があります。プライベートクラウド基盤ゆえの専有環境維持費も重なるため、軽量なSaaS型生産管理ツールと比べると投資対効果を感じにくい場合があります。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
OBIC7 生産情報システムの生産管理システムマーケットシェア
全62サービス中
10
位
OBIC7 生産情報システム利用者の事業規模の内訳
- 中規模 64%
- 大規模 33%
- 小規模 3%
OBIC7 生産情報システムの在庫管理・倉庫管理システムマーケットシェア
全104サービス中
14
位
OBIC7 生産情報システム利用者の事業規模の内訳
- 大規模 51%
- 中規模 45%
- 小規模 4%
OBIC7 生産情報システムのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。OBIC7 生産情報システムには1つのプランがあります。
OBIC7 生産情報システムとよく比較されるサービス
OBIC7 生産情報システムとよく比較される製品を紹介!OBIC7 生産情報システムは生産管理システム、在庫管理・倉庫管理システムの製品です。OBIC7 生産情報システムとよく比較されるメジャー製品は、TECHS-S NOA、GLOVIA smart PRONES、TPiCSです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
TECHS-S NOA
株式会社テクノアが提供する生産管理システムです。このTECHS-S NOAは、製造業の生産プロセスを支援する多機能なクラウドソフトで、特に中小規模の製造業者向けに設計されています。主要な機能として、部品表からの直接入力や進捗状況のリアルタイム確認、外部データの取り込みなどが可能です。また、Excelでのデータ出力や、日程計画オプションによる負荷調整が行えることが特徴です。同社は、TECHS-S NOA以外にもLista、Seiryu、A-Eyeカメラ、TECHS-BKといった製品を提供しています。
OBIC7 生産情報システムと共通するカテゴリ
生産管理システム
OBIC7 生産情報システムと比べて...
できること
BOM管理
個別生産
ハンディによる実績登録
できないこと
品質管理
見込み生産
内示生産
GLOVIA smart PRONES
富士通Japan株式会社が提供する生産管理システムです。GLOVIA smart PRONESは、製造業のニーズに応じた生産管理を支援するソフトで、リアルタイムでの生産ステータスの監視、生産計画の最適化、在庫管理の自動化などの機能が特徴です。富士通Japan株式会社は他にもGLOVIA iZ 会計やGLOVIA きらら 会計など、幅広い業種に適したソフトを提供しています。
OBIC7 生産情報システムと共通するカテゴリ
生産管理システム
在庫管理・倉庫管理システム
TPiCS
OBIC7 生産情報システムと共通するカテゴリ
生産管理システム
OBIC7 生産情報システムと比べて...
できること
BOM管理
個別生産
優先度の指定
できないこと
見込み生産
購買管理システム連携
BOM連携
運営会社基本情報
会社 : 株式会社オービック
本社所在地 : 東京都中央区
会社設立 : 1968年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001
ウェブサイト : https://www.obic.co.jp/
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。