生活関連サービス、娯楽向けのPOSレジ

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POSシステムは以下の3タイプに大別され、対応している端末が異なります。端末は、老朽化するため買い替えの周期も加味した上で選択しましょう。 専用の大型端末（ターミナル型） 比較的規模の大きい娯楽施設や大型の生活関連サービス業で採用されます。機能性、拡張性が最も高く、セルフレジなどにも対応しやすいというメリットがあります。一方で、設置スペースの確保が必要で、端末代が他の端末に比べると非常に高価です。 PC型 PCで操作するタイプのPOSシステムです。ターミナル型に比べて、設置場所を選ばず、初期費用を抑えられます。娯楽施設や中規模の生活関連サービス業に向いています。 タブレット、スマホ型 タブレットPOSレジと呼ばれるPOSシステムです。携行性が高いことから設置場所を問わないこと、初期費用が最も安価なことが大きなメリットです。中小規模の娯楽施設や個人経営の生活関連サービス業に特におすすめです。

POSシステムには、以下の業種に特化した製品があります。各業種に該当する場合は、特化した製品の中から導入の検討をおすすめします。 娯楽施設向け 娯楽施設用のPOSレジは、チケット販売、入場管理、顧客属性の分析などに特化しています。また、顧客の滞在時間や利用サービスの記録も可能です。 小売店向け 在庫管理機能が備わっている特徴があります。ECモールとの連携機能を備えた製品もあり、店舗とECの在庫や売上を統合することができます。 美容室、サロン、整骨院向け 顧客ごとの施術記録の管理、予約管理機能、予約システムや予約サイトとの連携、DM配信管理などの機能を備えています。 その他の生活関連サービス向け 顧客管理、予約管理、売上分析、勤怠管理など、総合的な機能が求められる場合に対応するPOSシステムがあります。

POSシステムは、レジの金銭管理以外の周辺業務に対応する製品があります。 顧客管理 顧客ごとに購入品や、施術内容を記録をすることができます。ポイント、会員管理、DM配信管理などの機能を持つ製品もあります。娯楽施設や生活関連サービス業では、顧客の再来店を促すために重要です。 売上分析 多くの製品が売上分析機能を備えていますが、分析の細かさが製品ごとに異なります。商材や分析の目的に合った分析内容に対応した製品を選択しましょう。 勤怠管理、シフト管理 従業員のシフト表を作成したり、タイムカード機能によって勤務時間を記録することができます。生活関連サービス業では、従業員の労働時間を正確に管理することが重要です。 予約管理 来店予約を管理できます。予約制でサービスや施設、物を提供している場合はおすすめの機能です。

POSレジには、現金決済、クレジットカード決済、QRコード決済、売掛決済、金券決済に対応している製品があります。事前に確認しましょう。