- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
101サービス中
2
位
事業規模別シェア
目次
カオナビとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
カオナビとは
株式会社カオナビが提供するタレントマネジメントシステム(HCM)です。社員の顔写真が並ぶ直感的な画面で人材情報を一元管理でき、人材の適性やスキル、評価履歴を視覚的に把握できます。必要な機能に絞ったシンプルな設計ながらも、各社の規模や人事制度に合わせて柔軟にカスタマイズ可能で、人事担当者から経営層まで使いやすいと評価されています。導入企業は4,000社を超えており、中小企業から大手企業まで幅広い規模で活用されています。操作性の高さと充実したサポート体制により定着率も非常に高く、自社の人材情報を可視化して戦略的人材活用を図りたい企業に向いているサービスです。国内タレントマネジメント市場でシェアNo.1を誇り、導入企業の継続利用率も99%以上という高水準です。人事部門だけでなく現場の管理職も含めて人材情報を共有でき、組織全体のパフォーマンス向上につながります。
強み
顔写真で直感的に人材情報を管理
社員の顔写真と共に人材データを一覧できる独自のインターフェースを採用しており、視覚的に人材を把握しやすくなっています。写真を起点に社員のプロフィールや経歴、評価情報などにアクセスできるため、管理職を含めた全社で直感的に人材情報を共有できます。人材情報を「顔」で探し閲覧できる親しみやすさが、人事データベースとしての差別化された強みです。
人事システムと一体化した適性検査
タレントマネジメントシステム上で「SPI3」を受検・結果管理できる機能を備え、基本情報や評価・スキルデータと検査結果を一元管理します。検査案内から結果自動反映までをワンプラットフォームで完結し、人事業務の工数削減と効率化を実現。採用から入社後の配置・育成までデータドリブンなマネジメントを可能にする独自の仕組みが強みです。
充実のセキュリティと権限設定
健康診断結果など機微な情報は人事権限者や本人のみ閲覧できる細かなアクセス制限を設定でき、プライバシーに配慮しています。また、ISO27001やプライバシーマークを取得するなど情報セキュリティも万全で、大企業の厳しい要件にも対応可能です。人材情報と共に健康データを扱う上で必要な安心・安全の仕組みが整っています。
直感的かつ柔軟な操作性
誰でも使いやすい直感的なUI/UXにこだわり、写真が並ぶシンプルな画面で人材情報をすぐ把握できます。機能や項目のカスタマイズ性が高く、複雑な評価制度にも対応できる柔軟性を備えています。企業の変化や成長に合わせて長期利用でき、コストパフォーマンスの面でも優れた設計です。
人事評価から育成までタレントマネジメント網羅
人事評価や目標管理、スキル管理、適材適所の配置検討など、いわゆるタレントマネジメント領域の機能を幅広くカバーしています。社員の強みや個性を可視化して、評価面談や育成計画に役立てることができ、戦略的人材活用を支援します。評価データの蓄積による人材分析や次世代リーダーの発掘など、人材活用に踏み込んだ機能性が強みです。
人間関係改善と定着率向上への活用
検査結果を社員間で共有し、上司と部下の相互理解を深めて職場の人間関係改善に活用できます。コミュニケーションを図ることで働きやすさやモチベーションが向上し、離職防止につながります。適性検査をエンゲージメント向上施策として活用できる点で、他にはない価値を提供します。
人事領域に特化した運営企業の専門性
人材管理ソリューション専門の企業が開発・提供しているため、HR業務への深い理解に基づいた機能設計がなされています。研修のみならず、評価・配置・スキル管理まで一貫してサポートする統合プラットフォームとして、人事施策全体の効率化に寄与します。国内企業のニーズに合わせた細やかなサポートとアップデートを継続しており、安心して長期活用できる製品です。
追跡調査で原因を深掘り
標準のパルスサーベイで全社的な強み・課題を網羅的に把握した後、特定の課題に対しては対象者を絞った追加アンケートを実施できます。例えば、ある部署でエンゲージメントが低下した場合にその部署限定で詳細な原因調査を行うなど、柔軟にフォローアップ可能です。気になるポイントを深掘りする追跡サーベイ機能により、表面的なスコアだけでなく課題の真因を明らかにできます。
人事戦略と健康経営の両立支援
タレントマネジメント市場でシェアNo.1の実績を持ち、評価・配置シミュレーション等の豊富な機能を備えるカオナビに健康管理機能を付加できます。蓄積された残業時間や休暇取得状況、ストレスチェック結果を組織単位で可視化し、健康経営上の課題を経営戦略と結び付けて分析できます。実績ある人事システムに健康の視点を融合させることで、戦略的人材マネジメントと従業員健康の両立を実現します。
手厚いサポートとユーザーコミュニティ
導入企業ごとに専任サポートが付き、定着まで伴走する充実の支援体制があります。ユーザー同士が交流するコミュニティ「カオナビキャンパス」で活きた事例やノウハウを共有でき、ユーザー要望が製品改善にも反映されています。導入後も安心して使いこなせるサポートとコミュニティによって、高い利用定着率を実現します。
人材データと研修履歴の統合管理
タレントマネジメントシステムの一機能としてLMSを備え、人事情報と研修の受講履歴を一元的に紐付けて管理できます。評価情報やスキルデータと研修成果を組み合わせて分析できるため、社員一人ひとりの成長を可視化し戦略的人材育成に役立てられます。別々のシステムで管理する必要がなく、人事部門が効率的に研修計画と人材配置の検討を行える環境を実現します。
人材データと連携した深堀分析
タレントマネジメントシステムの人材データベースと組み合わせて、アンケート結果を従業員の異動履歴や評価結果、個性情報などと照合できます。これにより、エンゲージメント低下の背景にある要因を人事データの文脈で分析し、現場の声を根拠ある改善策につなげることができます。人材情報とサーベイ結果を統合的に活用することで、より実効性の高い課題発見と打ち手の検討が可能です。
人材プラットフォームに健康情報を統合
組織の人事データベースであるカオナビ上に健康診断受診履歴やストレス状態などの情報を一括管理できます。人材情報と健康情報が結び付くことで、長時間労働や体調不良によるパフォーマンス低下を早期に察知するなど、より的確な人材ケアが可能です。人事・労務と健康管理をシームレスに結合した統合プラットフォームが強みです。
圧倒的な導入実績とノウハウ共有
利用企業数4,000社超を誇り、日本のタレントマネジメント市場で8年連続シェアNo.1の実績があります。大規模コミュニティで蓄積された人事ノウハウを製品に凝縮し、ユーザー同士も知見を共有できる仕組みです。豊富な導入事例に裏打ちされた信頼性で、業種・規模を問わず多くの企業に選ばれています。
項目自由設定で自社に合わせて運用
自社の人事管理項目を自由にカスタマイズできる柔軟性があり、部署や役職、スキルや資格といった管理項目を企業ごとの運用に合わせて設定できます。画面レイアウトや項目名も自社用に調整可能で、自社の評価制度や人材データ項目にシステムを合わせ込むことが可能です。企業ごとの運用にフィットする高いカスタマイズ性が、他社にはない強みとなっています。
組織全体を俯瞰できるタイプマップ
「結果重視タイプ」「創造重視タイプ」などパーソナリティ傾向をマップ上に可視化し、顔写真付きで誰がどのタイプか把握できます。組織内の性格分布を俯瞰し、偏りを補う戦略的人員計画を立てやすくなります。ビジュアル一覧により数値・文章中心のレポートより直感的で、経営層への説明資料としても有用です。
標準コンテンツが追加費用なしで利用可能
基本的なビジネスマナー研修やコンプライアンス研修など、あらかじめ用意されたeラーニング教材が付属して提供されます。自社で教材を準備しなくても、汎用的な研修コンテンツをすぐに社員教育に活用できるため導入初期のハードルが低いです。追加ライセンス費用なしに利用できる標準コンテンツにより、必要最低限の研修を漏れなく実施することができます。
一目で見やすい自動グラフ化
サーベイの集計データは自動でグラフ化され、組織やチームのコンディション変化を視覚的に把握できます。エンゲージメントスコアの推移や部門間の比較が一目でわかるため、どのタイミングでどの組織に問題が生じているかを迅速に察知可能です。傾向を見える化することで、エンゲージメント悪化の兆候に早期に気付き、タイムリーな対策を講じられます。
注意点
初期設定の負担
人材情報をクラウドに集約するための初期設定やデータ移行に手間と時間がかかります。評価シートや項目のカスタマイズ自由度は高い反面、その設計・設定作業は煩雑で、人事担当者に負荷となりがちです。システム化による効率化を実感するまでに準備工数を要し、導入当初はExcel管理より負担に感じるケースもあります。
適性検査利用にはオーバースペック
タレントマネジメント機能を含む多機能サービスの一機能として提供されるため、適性検査目的だけで導入すると不要な機能まで含む大掛かりな導入となります。初期設定や社内展開に時間と労力が必要です。
他の人事システムと非連動
人材情報を一元管理する思想のシステムのため、既存の勤怠管理や人事システムと並行運用する場合のデータ連携は簡易ではありません。仮に健康情報だけをカオナビに集約しても、他システムにそのデータをリアルタイム共有する仕組みは備えていません。既存環境とのデータやり取りはCSVインポート/エクスポートで補完する必要があります。
写真中心の画面デザインによる評価バイアスの懸念
従業員データベース上で顔写真がまず目に入るレイアウトのため、第一印象で人材を判断してしまうリスクが指摘されています。スキルや経歴を見るには顔写真をクリックする必要があり、写真の印象が人材配置の判断に影響を及ぼす可能性があります。評価者が主観に頼りすぎないよう注意し、データ面の確認も併せて行うことが推奨されます。
労務・給与機能の非搭載
タレントマネジメントに特化したシステムのため、勤怠管理や給与計算といった労務周りの機能は含まれていません。従業員データのマスタとしては活用できますが、実際の給与支給や勤怠集計処理などは別途他システムを併用する必要があります。人材情報の可視化には優れる一方で、人事労務を一元化するツールではない点を認識しておく必要があります。
コスト・契約面でハードル
無料プランはなく社員数に応じた利用料金契約が必要です。年単位の契約が基本で、スポット的な利用や少人数での試験的利用には向いていません。
小規模企業には機能が豊富すぎる可能性
人材データ分析や評価といった高度な機能を備えているため、従業員規模が小さい企業では使い切れない機能が多く含まれます。導入・運用にはある程度の人事体制やデータ整備が求められるため、人数が少ない組織では使いこなすのが難しいケースも見受けられます。簡易な研修管理だけを目的とするのであれば、カオナビはオーバースペックとなる可能性があります。
カスタマイズ範囲の限定
質問項目の追加やAPI連携は可能ですが、システムの標準枠組み内での対応となります。特殊なサーベイロジックや独自形式の調査を実施したい場合には、若干の制約を感じる場合があります。自由度は確保されていますが、完全にゼロから設計する柔軟性は専門特化ツールに一歩譲ります。
健康機能単独利用は非効率
人材データベースや評価システムなど多岐にわたる機能を包含するため、健康管理目的だけで導入するのは費用対効果の面で現実的ではありません。他機能と合わせて活用してこそ価値が高まる設計となっており、健康分野だけを目的にすると運用が大掛かりになります。必要以上に機能が過剰となり、社内展開の手間が増える可能性があります。
他システム連携はCSV中心
カオナビではAPI連携を提供しておらず、他システムとのデータ連携にはCSVファイルの取り込みを利用します。そのため、他システムとリアルタイムに自動連携するには手作業や別途構築が必要です。更新作業はCSV連携で自動化できますが、汎用的なAPI連携には対応していません。
学習管理機能は補助的
社員情報やタレントマネジメントに重点を置いたサービスであり、学習コンテンツ自体の配信・管理機能はシステム内では簡易なものに留まります。受講履歴の記録や管理は可能ですが、教材の作成やeラーニングコースの実施には専門のLMSとの連携が前提となります。研修そのものを運用するには機能が限定的で、カオナビ単体では完結しない点に注意が必要です。
初期費用と利用人数に応じた費用発生
導入時に初期設定費用がかかり、その後もユーザー数に応じた月額費用が必要です。安定した運用には一定のコスト継続が前提となり、小規模利用でも無料枠はありません。費用対効果を検討し、段階的な導入を検証することが大切です。
健康管理の専門度
本製品の主目的はタレントマネジメントであり、健康情報の扱いは付随的な位置づけです。健康診断データの閲覧や予約状況管理など基本的な機能はありますが、専門ツールほど健康指標に特化した分析コンテンツはありません。健康領域においては汎用的な対応に留まる点を認識しておく必要があります。
導入時に社員情報・写真の登録作業が発生
運用開始にはまず全社員のデータと顔写真を登録する必要があり、契約直後からすぐに使える状態にはなりません。初期設定や環境構築に一定の時間と手間がかかる点に注意が求められます。自力での初期設定が難しい場合は、有償オプションで設定代行サービスを利用することもできます。
情報量の多さによる運用難
保有する人材データを多角的に見える化できますが、その反面、画面上の情報量が多く小規模組織では持て余す恐れがあります。人事評価やタレントマネジメントの仕組みが成熟していない企業では、機能を活用しきれずオーバースペック気味になることもあります。簡潔な機能で十分な場合にはかえって運用が複雑化するため、組織の規模や成熟度に応じて導入範囲を見極める必要があります。
適性検査コンテンツは外部依存
自社で独自の適性試験問題を提供しているわけではなく、SPI3等の外部検査との連携により結果を取り込む形です。検査実施コストも別途発生し、カオナビ単体で適性評価が完結しません。
専門LMSとの併用が前提
本格的にeラーニングを運用する際は、カオナビと他のLMSをAPI連携するなどの仕組みを取ることが必要です。カオナビ自体は学習コンテンツの配信やテスト機能を豊富に備えていないため、別システムからの情報取り込みや連携設定が発生します。人材情報と学習履歴を一元管理できるメリットはありますが、そのためには別途LMSの活用が前提となります。
サーベイ以外の機能含有による複雑さ
人材情報の一元化など多機能なタレントマネジメントシステム内の一機能としてサーベイを提供しています。そのため、アンケート目的だけで導入すると他の管理機能が不要でも付随してきます。機能豊富な反面、目的が限定的な場合は操作メニューが煩雑に感じられる可能性があります。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
カオナビのタレントマネジメントシステム(HCM)マーケットシェア
全101サービス中
2
位
カオナビ利用者の事業規模の内訳
- 中規模 48%
- 大規模 48%
- 小規模 4%
カオナビの人事システムマーケットシェア
全104サービス中
10
位
カオナビ利用者の業種内訳
- その他の業種 22%
- 製造 15%
- 卸売、小売 15%
- 建設、不動産 15%
- 情報通信 13%
カオナビ利用者の事業規模の内訳
- 中規模 59%
- 大規模 39%
- 小規模 2%
連携
API(Application Programming Interface)提供あり
異なるソフトウェアが互いに通信し、情報を交換するための規則や手順のセットが公開されています。APIを使用するには利用するソフトウェアがお互いにAPIが公開されていること、簡易なシステム開発または間を取り持つソフトウェアの導入が必要になります。
カオナビのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。カオナビには1つのプランがあります。
カオナビとよく比較されるサービス
カオナビとよく比較される製品を紹介!カオナビはタレントマネジメントシステム(HCM)、人事システム、組織サーベイ・従業員アンケートの製品です。カオナビとよく比較されるメジャー製品は、SmartHR タレントマネジメント、HRBrain タレントマネジメント、One人事【タレントマネジメント】です。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
SmartHR タレントマネジメント
カオナビと共通するカテゴリ
タレントマネジメントシステム(HCM)
人事システム
カオナビと比べて...
できること
匿名での組織サーベイ
未回答者へのリマインド
人事管理、勤怠管理
できないこと
雇用契約手続き
退職手続き
ストレスチェック実施
HRBrain タレントマネジメント
株式会社HRBrainが提供するタレントマネジメントシステムです。人材データの一元管理と活用、人材育成を実現するクラウドサービスで、従業員の配置シミュレーションや人事評価の効率化をサポートします。効率的な人員配置計画の立案や、評価プロセスの透明化、評価項目のカスタマイズが可能です。同社は他にも、HRBrain労務管理やHRBrain AIチャットボットなどを提供しています。
カオナビと共通するカテゴリ
タレントマネジメントシステム(HCM)
組織サーベイ・従業員アンケート
カオナビと比べて...
できること
日々のコンディション
未回答者へのリマインド
日々のコンディション
できないこと
組織向けのサーベイ
質問の自由設定
社内1on1の支援
One人事【タレントマネジメント】
One人事株式会社が提供するタレントマネジメントシステムです。このソフトは、目標管理、人事評価、キャリア管理などの機能を持ち、組織内の人材戦略を強化します。特に、個々の従業員の能力とポテンシャルを把握し、適切な人材配置や育成計画を策定できる点が特徴です。2000年のリリース以来、多種多様な業界に対応する豊富な導入実績を持っています。同社は、この他にも「One人事Public」や「One人事【労務】」など、様々な人事関連ソフトを提供しています。
カオナビと共通するカテゴリ
タレントマネジメントシステム(HCM)
組織サーベイ・従業員アンケート
カオナビと比べて...
できること
アンケートの配信サイクル設定(組織の課題)
未回答者へのリマインド
アンケートの配信サイクル設定
できないこと
組織向けのサーベイ
質問の自由設定
アンケートの随時配信(組織の課題)
運営会社基本情報
会社 : 株式会社カオナビ
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 2008年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27017、プライバシーマーク
ウェブサイト : https://corp.kaonavi.jp/
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