目次
Slackとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Slackとは
Slackは、チャンネルというトピック別の会話単位を中心に情報を整理するコミュニケーションツールです。無料プランでも履歴検索や外部アプリ連携が可能で、スタートアップや小規模チームが導入を始めやすい点が特長です。有料プランでは無制限のメッセージ履歴や高度な管理機能が追加され、大企業やグローバルチームでの導入実績も数多く報告されています。ファイル共有や音声・ビデオ通話の機能も備えており、テレワークや拠点間連携をスムーズに行えます。APIやWebhookを用いた拡張性が高く、タスク管理ツールやバージョン管理システムとの連携が豊富な点から、IT企業だけでなく多様な業種での利用が広がっています。
強み
連携アプリの豊富さで業務情報を集約
世界150か国以上で利用され、SalesforceやGoogle Workspaceなど有名ツールとシームレスに連携します。Slack App ディレクトリには2,400以上のアプリが登録され、プロジェクト管理やスケジュール管理など複数ツールの通知をSlack上に集約可能です。ツール間の切り替えを減らせるため、情報確認の手間が大幅に削減されます。
圧倒的数の外部サービス連携とBot活用
Slackは2,000以上の外部サービスやアプリと連携でき、社内の各種業務ツールを一箇所に統合できます。GoogleドライブやGitHubなどとの自動連携により、情報のサイロ化を防止します。多彩な連携機能により、業務効率を飛躍的に向上させることができます。
豊富な外部連携エコシステム
数千種類の外部アプリと連携でき、業務のハブとして機能します。通知の受信やデータの共有をSlack上で一元化でき、生産性が向上します。SalesforceやGoogleドライブから自社システムまで簡単に接続可能で、既存のワークフローに組み込みやすいです。
柔軟なチャンネル&通話機能
プロジェクトやトピック別にチャンネルを作成でき、パブリック・プライベート・DMを柔軟に使い分けられます。メンション機能で担当者に直接通知でき、検索機能で過去の会話もすぐに参照できます。音声/ビデオ通話と画面共有も備えており、テキストチャットだけでなく遠隔会議をカジュアルに行えます。
チャンネル型の情報整理と強力な検索機能
Slackではプロジェクトやチームごとにチャンネルを作成し、トピック別にメッセージやファイルを整理できます。過去の会話や共有資料もすぐに検索でき、ナレッジベースとして活用が可能です。大量のメッセージ履歴からも迅速に情報を引き出すことができます。
柔軟な自動化と拡張性
ワークフロー自動化やボットの作成が容易で、自社に合わせたカスタマイズができます。ノーコードで定型作業を自動化するWorkflow機能や豊富なAPIにより、チームの業務効率を向上させます。テック系企業を中心に、社内ツールとSlackを連動した開発が活発です。
高いセキュリティ水準
ISO 27001など複数の国際認証を取得し、プライバシー基準やコンプライアンス要件に対応しています。エンタープライズ向けのアクセス制御機能を標準搭載し、外部ゲスト利用時の情報隔離も細かく設定可能です。大企業やセキュリティ要件の高い組織でも安心して採用できる情報共有基盤です。
Slack Connectで他社ともシームレスに協業
Slackの有料プランではSlack Connectにより、外部の取引先やパートナーと同一チャンネルでやりとりできます。従来のメール連絡をチャット環境に統合することで、コミュニケーションのスピードと効率が向上します。社外とのやり取りも社内と同様のUIで実現し、プロジェクトを越えた協業がスムーズになります。
社外ともセキュアにコラボ
社外の組織ともセキュアにチャネルを共有でき、パートナー企業との連携が円滑です。メールに頼らずに他社メンバーとリアルタイムに情報交換でき、プロジェクト推進が加速します。権限管理により必要な範囲でのみやり取りできるため、機密性を保ちつつ外部連携できます。
注意点
無料プランのメッセージ履歴制限
Slackの無料プランでは送信されたメッセージ・ファイルが直近90日分しか保存されず、それ以前の履歴は参照できません。過去の記録を長期的に保管・検索したい組織では有料プランが必要となり、大量データを扱う場合に無料版は不十分です。継続的に情報を蓄積する企業では、履歴制限の厳しさが導入上の注意点になります。
同時通話できる人数が限られる
Slackはチャットに特化したツールであり、通話機能の参加可能人数は有料プランでも最大15名までに制限されています。 そのため16人以上が参加する会議や全社集会には適さず、大規模ミーティングでは別途Web会議サービスを使う必要があります。 小~中規模の打ち合わせには便利ですが、大人数の会議には向かない点に留意してください。
無料版は履歴が短期間
Slackは無料プランの場合、過去90日間までのメッセージとファイルしか閲覧できません。長期間にわたる議事録やナレッジを蓄積する用途では、無料版では情報が自動的に古い順から見られなくなるため注意が必要です。運用上は重要情報の別途アーカイブや有料プラン検討が求められます。
無料プランの連携アプリ数制限
無料プランでは外部ツール連携数が最大10個までに制限されており、複数の業務ツールを連携させたい場合には足りなくなります。この制限を超えると不要なアプリを削除するか、有料プランにアップグレードする必要が生じます。多機能な連携を求める組織では、連携可能数の上限がワークフロー構築の制約となる点に注意が必要です。
無料版ではグループ通話ができない
Slackのフリープランでは1対1の音声・ビデオ通話のみ可能で、複数人での会議通話は利用できません。 グループ通話を行うには有料版への加入が必要であり、無料で使い続けたい場合にはコミュニケーション手段が限定されます。 無料枠で運用する企業は、重要な会議は別途Zoom等で実施するなどの工夫が必要となるでしょう。
大規模会議には非効率
Slackの標準機能ではビデオ通話の参加人数に制限があり、有料プランでも15名程度までとなります。大人数での全社会議やウェビナーには向いておらず、必要に応じてZoomやTeamsなど別ツールを併用するケースが多いです。目的に応じて適切な会議ツールと使い分ける工夫が必要になります。
外部連携・ビデオ機能が限定
Slackの無料版ではSlack Connectによる社外組織とのチャットが1対1メッセージのみ、ビデオ通話も1対1までに制限されています。複数人での外部コラボレーションやグループ会議を行いたい場合、有料プランへの移行が必須となります。チャンネルや会議で広く協働したいユーザーにとって、無料プランの機能制限が導入のデメリットとなります。
社外との通話には適していない
Slack通話は基本的に社内メンバー間での利用を前提としており、外部の取引先と臨時にビデオ会議を行う用途には向きません。 相手も自社のSlackワークスペースに招待する必要があり、Zoomのようにワンクリックで参加とはいかないためです。 顧客やパートナーとの会議には、相手が使いやすい一般的なWeb会議ツールを併用することが円滑なコミュニケーションにつながります。
単体利用時の機能範囲
Slackは他サービスとの連携を前提に柔軟な運用が可能ですが、カレンダーやタスク管理などは標準では含まれていません。単独で利用する場合、これらの機能を追加するには外部アプリ連携が必要で、その設定に手間がかかることがあります。自社の業務フローに合わせて必要なアプリを選定・設定する配慮が求められます。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
Slackのビジネスチャットマーケットシェア
全88サービス中
2
位
Slack利用者の業種内訳
- 情報通信 32%
- その他の業種 20%
- 製造 18%
- 卸売、小売 8%
- 建設、不動産 4%
Slack利用者の事業規模の内訳
- 小規模 37%
- 大規模 33%
- 中規模 30%
SlackのWeb会議システムマーケットシェア
全90サービス中
31
位
Slack利用者の事業規模の内訳
- 小規模 66%
- 中規模 25%
- 大規模 9%
Slackのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Slackには4つのプランがあります。
Slackとよく比較されるサービス
Slackとよく比較される製品を紹介!Slackはビジネスチャット、Web会議システム、グループウェアの製品です。Slackとよく比較されるメジャー製品は、LINE WORKS、Chatworkです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
LINE WORKS
LINE WORKSは、ワークスモバイルジャパン株式会社が提供するクラウド型のビジネスチャットツールです。LINE連携やWeb会議、タスク管理、ファイル共有など、ビジネスコミュニケーションと協働を円滑にする多彩な機能を備えています。2023年1月時点で43万社以上の導入実績があり、大企業から中小企業まで幅広い規模の企業で利用されています。ワークスモバイルジャパン株式会社は、韓国のNAVER Cloudを親会社に持つ日本法人で、LINE WORKSの他にもOCRソフトのCLOVA OCR Readerなどの製品を国内で展開しています。
Slackと共通するカテゴリ
ビジネスチャット
Web会議システム
グループウェア
Slackと比べて...
できること
コラボフロー 連携
同一アカウントで複数ワークスペース参加
トーク内容のモニタリング
できないこと
Microsoft Teams 連携
Trello 連携
asana 連携
Chatwork
Chatworkは、Chatwork株式会社が提供するビジネスチャットツールです。このクラウドベースのツールは、通常のチャット機能に加え、タスク管理連携、Web会議、ワークフロー機能、ファイル共有機能などを備え、ビジネスコミュニケーションの効率化と協働を支援します。2023年12月時点で導入企業数は421,000に上ります。Chatwork株式会社は、東京証券取引所グロース市場に上場しており、Chatwork以外にもDX相談窓口や電話代行サービスなど、様々なサービスを提供しています。
Slackと共通するカテゴリ
ビジネスチャット
Web会議システム
グループウェア
Slackと比べて...
できること
トーク内容のモニタリング
タスク管理機能
できないこと
Microsoft Teams 連携
Webex 連携
asana 連携
運営会社基本情報
会社 : 株式会社セールスフォース・ジャパン
本社所在地 : 東京都千代田区
会社設立 : 2000年
セキュリティ認証 : 国防情報システム局影響レベル 2(DISA IL2)、FedRAMP、IRAP、ISO/IEC 27001、ISO/IEC 27018、NIST特別公開 800-171、PCI DSS、SOC 1、SOC 2、SOC 3、プライバシーマーク
ウェブサイト : https://www.salesforce.com/jp/
株式会社セールスフォース・ジャパン運営サービス一覧
Einstein 1 Platform
Heroku
Experience Cloud
Quip
Salesforce Financial Services Cloud
Salesforce Starter Suite
Chatter
Salesforce Sales Cloud
Salesforce Service Cloud
Tableau_埋め込み分析
Tableau
Salesforce Commerce Cloud
Salesforce
Anypoint Platform
Data Cloud For Marketing
Loyalty Management
Marketing Cloud Account Engagement
Marketing Cloud Engagement
Marketing Cloud Intelligence
Marketing Cloud Personalization
Slack
Salesforce Marketing Cloud
MuleSoft Composer
MuleSoft RPA
Salesforce Pro Suite
Sales Cloud PRM
AppExchange
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。