目次
Skypeとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Skypeとは
日本マイクロソフト株式会社が提供するWeb会議システムです。世界中の人々とのビデオ通話を無料で提供し、ビジネスや個人用途に幅広く利用されています。主な機能には、高品質なビデオ通話、メッセージング、ファイル共有、リアルタイムの字幕表示があります。また、Skype番号を取得することで、別の国または地域の電話番号を持つことも可能です。日本マイクロソフト株式会社は、Skypeの他にも、Windows、Microsoft Officeシリーズ、Surfaceデバイスなど、多様なテクノロジー製品とサービスを提供しています。
強み
知名度が高いサービス
2003年8月にサービスが開始され、無料で国を跨いだ通話、音声電話が可能なサービスとして世界中の人々に利用されてきた知名度の高いサービスです。インターネット回線を利用して無料通話ができるサービスの先行者で、現在も月間3億人程度の利用者がいます。
無料通話機能
Skypeユーザー同士で国境を越えて無料通話ができる点が最大の特長です。Skypeユーザーであれば無料で電話をかけることができます。また、Microsoft 365の一部プランには月60分の固定電話への無料通話機能があり、Skypeユーザーだけでなく固定電話を持つユーザーと通話することができます。
ダウンロード不要
専用アプリからの利用だけでなく、ブラウザからでもサービスの利用が可能な、PCに詳しくない方でも扱いやすいサービスです。MicrosoftアカウントさえあればPCを選ばずに利用が可能です。また、ログイン不要でブラウザから利用できるため、ITリテラシーが低い方でも開始しやすいサービスです。
注意点
Skype for Businessサービス終了
企業向けのWeb会議システムとして提供されていたSkype for Businessはサービスを終了しており、企業向けのシステムとしては向いていません。Skypeを現在運営しているMicrosoftは、企業向けWeb会議システムとしてSkypeからMicrosoft Teamsへの移行を促しています。企業へWeb会議システムを導入する場合、第一候補には上がらないサービスです。
緊急通話としては利用できない
Skypeはインターネット回線を利用した通話サービスのため、緊急通話として利用することはできません。電話回線の完全な代替にはならないため注意が必要です。モバイル版でSkypeを利用して緊急通報を掛けた際は携帯電話の電話回線を利用して緊急通報が行われています。
設定の複雑さ
多機能であるがゆえに、設定が複雑になることがあります。特に、フロアマップやスポットの設定、権限の管理などは詳細な設定が必要です。これにより、初期導入時や設定変更時に時間と労力がかかる場合があります。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
SkypeのWeb会議システムマーケットシェア
全90サービス中
5
位
Skype利用者の事業規模の内訳
- 小規模 42%
- 大規模 35%
- 中規模 23%
Skypeのビジネスチャットマーケットシェア
全88サービス中
7
位
Skype利用者の業種内訳
- 製造 30%
- 官公庁 12%
- 卸売、小売 9%
- その他の業種 9%
- 建設、不動産 9%
Skype利用者の事業規模の内訳
- 小規模 37%
- 大規模 37%
- 中規模 26%
Skypeのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Skypeには1つのプランがあります。
Skypeとよく比較されるサービス
Skypeとよく比較される製品を紹介!SkypeはWeb会議システムの製品です。Skypeとよく比較されるメジャー製品は、3CX、e会議、Google Meetです。これらの製品のカテゴリ、できること、できないことを比較しています。
3CX
3CXによって提供されるWeb会議システムです。このシステムは、アプリ不要で直接ブラウザから参加可能な無料のビデオ会議を提供し、会議制限がない点が特徴です。主な機能としては、HD品質のビデオ、簡単な会議の作成・参加、画面共有、資料共有、チャット、投票など対話式の機能を提供します。これにより、リモートでのコラボレーションとコミュニケーションが容易になります。3CXは、ビデオ会議システムの他にも、ビジネス向けの通信ソリューションを幅広く提供しています。
Skypeと共通するカテゴリ
Web会議システム
Skypeと比べて...
できること
会議参加人数が100〜1000人
できないこと
配信中のチャット
マルチデバイス対応
字幕の表示
e会議
株式会社ネットワールドが提供するWeb会議システムです。国内外問わず、電話一本で多地点間の会議が可能な音声会議サービスで、スケジュール調整や移動コストの削減に貢献します。予約必要の「イージーコンファレンス」と予約不要の「クイックコンファレンス」があり、どちらも最大同時接続者数や会議時間が設定されています。同社は、このe会議システムの他に、「WebS@T ぜい弱性診断サービス」と「WebS@T 改ざん検知サービス」も提供しています。
Skypeと共通するカテゴリ
Web会議システム
Google Meet
Google Meetは、Google LLCが提供するクラウド型のWeb会議システムです。会議参加人数が100人まで対応し、自動文字起こし機能、リアルタイム翻訳機能などを備え、ビジネスのコミュニケーションやコラボレーションを効率化します。Google LLCはNASDAQに上場しており時価総額で世界最大規模の企業の1つです。Google Meetの他にも、「Google Workspace」の提供や検索エンジンの提供、AndroidOSの提供などを行っている現在の情報化社会をリードするGAFAの一員です。
Skypeと共通するカテゴリ
Web会議システム
Skypeと比べて...
できること
会議参加人数が100〜1000人
会議参加人数が1000人以上
自動文字起こし
できないこと
配信中のチャット
マルチデバイス対応
会議中以外でのチャット
運営会社基本情報
会社 : 日本マイクロソフト株式会社
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 1986年
セキュリティ認証 : ISO/IEC 27001
ウェブサイト : https://www.microsoft.com/ja-jp/
日本マイクロソフト株式会社運営サービス一覧
Azure AD
Microsoft Project
Microsoft To Do
Microsoft Teams
Microsoft Power BI
Microsoft Power Automate
Skype
Azure Active Directory
SQL Server
Azure Database for MySQL
Azure Database for PostgreSQL
SQL Server2019
Azure Logic Apps
Azure Machine Learning service
Dynamics GP
Microsoft Exchange
Microsoft SharePoint Online
Microsoft System Center
Microsoft 365
Microsoft Whiteboard
Microsoft OneDrive
Dynamics 365 Business Central
Dynamics 365 Supply Chain Management
Dynamics 365 Sales
Dynamics 365 Commerce
Dynamics 365 Customer Insights
Dynamics 365 Customer Service
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Dynamics 365 Supply Chain Insights
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Power Apps
Group Transcribe
編集
遠藤慎
SaaSアナリスト
SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。
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