Oracle NetSuite
ERP
SCM(サプライチェーンマネジメント)
CRMツール
- カバー範囲
- 機能
- 連携
- サポート
- 低コスト
104サービス中
22
位
事業規模別シェア
目次
Oracle NetSuiteとは
強み
注意点
カテゴリ別市場マーケットシェア
連携
プラン
代替サービス
サービス基本情報
運営サービス一覧
Oracle NetSuiteとは
Oracle社が提供するERPです。Oracle NetSuiteは誕生から20年超で、国内外40,000社が利用するクラウドERP(統合基幹業務システム)です。マーケティングや、商談・顧客管理などのフロントオフィスから、財務会計などのバックオフィスまで、経営に必要な全ての業務アプリケーションが1つのソフトウェアへ統合しています。CRM、Eコマース、マーケティング自動化、プロフェッショナルサービスオートメーションを搭載したオールインワンパッケージです。190種類以上の通貨と19言語に対応しているため、各国に拠点を持つ会社でもリアルタイムの業務統合が可能です。クラウド用に設計されたマルチテナント型ERPとして、すべての顧客が1つのサービスを利用し、バージョンアップは自動的に行われます。中小企業から大企業まで幅広い企業規模に対応し、特にグローバル展開を目指す企業におすすめのクラウドERPソリューションです。
強み
ERP・CRM・ECを一体化したクラウド基盤
NetSuiteはERP/財務会計、CRM、Eコマースなど主要業務を単一システム上で統合管理できるクラウドビジネスソフトウェアです。受発注・在庫・購買から顧客管理、ウェブ通販までデータがリアルタイム連携し、企業のフロントからバックオフィスまでシームレスな業務運用を実現します。AIによる需要予測やレコメンデーション機能も備え、販売計画から調達まで一貫した最適化を支援します。
リアルタイムでのデータ統合
企業全体のデータをリアルタイムで統合し、可視化するクラウドERPシステムです。部門間で分断されているデータを一元管理することで、経営層や意思決定者が正確な情報に基づいた迅速な判断を行えます。特に、財務管理やキャッシュフロー管理が充実しており、注文、売掛金、買掛金、請求など、あらゆる財務処理をリアルタイムで統合管理できます。これにより、予算管理や収益性の向上、外部ステークホルダーへの高度な財務報告が可能になります。
世界4万社が認めるグローバル対応力
世界で41,000社以上、国内でも200社超が導入しており、グローバル標準のクラウドERPとして高い実績を持ちます。多通貨・多言語対応はもちろん各国の税制や会計基準も標準サポートしており、海外拠点を含めた事業展開をスムーズにします。クラウドサービスなのでインターネット環境さえあれば場所やデバイスを問わず利用でき、世界中の拠点で同一システムを使った業務標準化・効率化が図れます。
グローバル展開への対応
多通貨、多言語、各国の税務要件に対応しています。各国の会計規制や税務要件に準拠した処理を自動で行うため、世界各地での事業展開をスムーズに進めることができます。また、クラウドベースのプラットフォームを採用しているため、時間や場所、デバイスを問わずシステムへのアクセスが可能です。これにより、世界中の拠点で働く従業員が同一のシステム上で業務を遂行でき、グローバル組織全体での業務の標準化と効率化を推進することができます。
成長に応じて拡張できる柔軟な設計
中堅企業のニーズに合わせて導入しやすく、モジュールを追加する形で機能拡張できる高い拡張性を備えています。開発プラットフォーム「SuiteCloud」により自社独自の業務フローや画面を柔軟にカスタマイズ可能で、豊富なAPI連携で既存システムとの統合も容易です。年2回のバージョンアップで常に最新機能が提供されるため古くなる心配がなく、初めてERPを導入する企業でも安心して長期間利用できるクラウドERPと言えます。
拡張性が高い
各機能群がモジュール化されており、企業の成長やニーズに応じて必要な機能を追加・拡張できます。SuiteCloudと呼ばれる開発プラットフォームを提供しており、ユーザーは自社の業務フローに最適なシステムを構築することができます。また、外部システム連携のためのAPIを豊富に提供しているため、既存システムとの併用も可能です。
注意点
大企業には物足りない場合あり
NetSuiteは中堅~準大手企業向けに最適化されたクラウドERPで、超大規模企業特有の極めて複雑な調達業務には対応しきれない場合があります。例えばグローバルで何百社と取引し高度なサプライヤ評価や入札プロセスを必要とするようなケースでは、標準機能では不十分となる可能性があります。これ以上のスケールには、より上位のエンタープライズ向けシステムが検討されることが多い点は相対的な注意点です。
大企業
大企業のERPとしては、やや機能面で物足りない部分が見受けられます。高い汎用性を持ち、多様な企業で活用可能である一方で、大企業特有の細かなニーズに対応しきれない場合があります。そのため、初めてERPを導入する中小企業に特に適していると言えるでしょう。
サブスクリプション費用と追加料金
クラウドサービスであるため利用料が継続的に発生し、長期的にはコストが蓄積します。また、必要に応じて機能モジュールを追加していく仕組みのため、事業拡大に伴って「この機能は別途オプション契約」といった追加費用が発生します。初期費用が抑えられる一方、総保有コストは利用状況に応じて増大し得る点に留意が必要です。
海外製ERP
海外製のERPであるため、日本企業に特化したサポート体制について、一部不安を感じるケースがあります。ただし、近年では日本市場向けのコミュニティ構築やサポート強化が進んでおり、これらの懸念点は着実に解消されつつあります。とはいえ、日本製ERPと比較すると、一部の面で劣る場合があることを考慮する必要があります。
オンプレミス不可とカスタム制約
100%クラウド提供のため、自社サーバーで運用する選択肢がありません。自社データを社内に閉じたい企業やネットワーク接続に制約がある環境には適合しにくいです。また、カスタマイズも用意されたスクリプトやAPIによる拡張に限られ、基幹部分の改変はできません。独特な要件への対応には工夫が要るなど、オンプレミス製品に比べ自由度で劣る面があります。
アップグレード時のリソース確保の重要性
年に2回のアップグレードが実施されます。本アップグレードでは、ユーザー側でソフトウェアやハードウェアを更新する必要はなく、実施したカスタマイズも新バージョンに自動的に引き継がれます。ただし、新バージョンの動作確認はユーザー企業の責任で行う必要があります。そのため、アップグレードのたびに、動作確認に必要な工数や人的リソースを事前に計画・確保することが不可欠です。
カテゴリ別マーケットシェア
2023年3月 FitGap調査
Oracle NetSuiteの在庫管理・倉庫管理システムマーケットシェア
全104サービス中
22
位
Oracle NetSuite利用者の事業規模の内訳
- 大規模 63%
- 中規模 25%
- 小規模 12%
Oracle NetSuiteの販売管理システムマーケットシェア
全143サービス中
38
位
Oracle NetSuite利用者の事業規模の内訳
- 大規模 51%
- 中規模 41%
- 小規模 8%
Oracle NetSuiteの会計ソフトマーケットシェア
全111サービス中
26
位
Oracle NetSuite利用者の業種内訳
- 製造 41%
- IT、インターネット 16%
- その他の業種 16%
- 情報通信 8%
- 建設、不動産 8%
Oracle NetSuite利用者の事業規模の内訳
- 大規模 67%
- 中規模 33%
- 小規模 0%
Oracle NetSuiteの経費精算システムマーケットシェア
全164サービス中
25
位
Oracle NetSuite利用者の業種内訳
- 製造 26%
- 金融、保険 23%
- 情報通信 16%
- 卸売、小売 10%
- その他の業種 10%
Oracle NetSuite利用者の事業規模の内訳
- 大規模 71%
- 中規模 23%
- 小規模 6%
Oracle NetSuiteの生産管理システムマーケットシェア
全62サービス中
37
位
Oracle NetSuite利用者の事業規模の内訳
- 中規模 50%
- 大規模 50%
- 小規模 0%
Oracle NetSuiteのプラン
自社に合うプランを見極めましょう。Oracle NetSuiteには1つのプランがあります。
Oracle NetSuiteとよく比較されるサービス
Oracle NetSuiteとよく比較される製品を紹介!Oracle NetSuiteはERP、在庫管理・倉庫管理システム、販売管理システム、購買管理システム、会計ソフト、管理会計システム(仮)、経費精算システム、生産管理システムの製品です。Oracle NetSuiteとよく比較されるメジャー製品は、GRANDITシリーズ、GLOVIA iZ、OBIC7です。
GRANDITシリーズ
Oracle NetSuiteと共通するカテゴリ
ERP
在庫管理・倉庫管理システム
販売管理システム
購買管理システム
会計ソフト
管理会計システム(仮)
経費精算システム
生産管理システム
GLOVIA iZ
Oracle NetSuiteと共通するカテゴリ
ERP
OBIC7
Oracle NetSuiteと共通するカテゴリ
ERP
運営会社基本情報
会社 : 日本オラクル株式会社
本社所在地 : 東京都港区
会社設立 : 1985年
セキュリティ認証 : プライバシーマーク
ウェブサイト : https://www.oracle.com/jp/corporate/about.html
日本オラクル株式会社運営サービス一覧
Oracle NetSuite
Oracle Unity Customer Data Platform
Oracle Autonomous Database
Oracle Business Intelligence
Oracle Analytics Cloud
Oracle Hyperion Planning
Oracle Field Service
Oracle JD Edwards EnterpriseOne
Oracle PeopleSoft
Oracle E-Business Suite
Oracle Eloqua Marketing Automation
Oracle Service Bus
Oracle Enterprise Database Service
Oracle Exadata Database Service
Autonomous Transaction Processing
Oracle Content Management
Oracle HCM
Oracle Cloud Infrastructure Data Integration
Oracle EPM
Oracle ERP
Oracle Integration Cloud Service
Oracle Project Portfolio Management Cloud
Oracle Responsys Campaign Management
Oracle WebCenter Content
Oracle Sales
Oracle Fusion Service
Oracle Marketing
Oracle Primavera P6 Enterprise Project Portfolio Management
Oracle Fusion Cloud EPM
Oracle Fusion Cloud SCM
Oracle Fusion Analytics for ERP
Oracle CX
Oracle Commerce
Oracle CPQ
Oracle Workforce Management
Oracle Sales Force Automation
Oracle Sales Performance Management
Oracle Sales Planning
Oracle Primavera Cloud
Oracle Simphony POS Systems
MySQL
Taleo
Oracle Recruiting
Oracle Autonomous Data Warehouse
Oracle MICROS Simphony
Oracle Service
Oracle ERP Cloud
編集
岡田華弥
SaaSアナリスト
SaaSアナリストリーダ。FitGapではバックオフィスをメインに40カテゴリの診断を担当。
かんたんな質問に答えるだけで、自社向けのシステム要件を整理し、ぴったりのサービスをチェックすることができます。