タブレットで使えて飲食店向けのPOSレジ(シェア上位)
POSとは?
更新:2024年09月18日
POSはPoint Of Salesの「販売時点情報管理」を意味し、POSシステムは物品の販売時に商品単位で情報を記録、修正するシステムです。バーコード読取により商品名、購入時刻、店舗、価格、個数、顧客の属性などを記録することができ、それらを基に、売れ筋商品や購買層などの顧客のニーズを分析することが可能です。特に飲食店向けのタブレット型POSレジでは、注文の受付から会計までのプロセスを効率化し、迅速なサービス提供が可能になります。タブレット型POSレジは、携帯性が高く、設置場所を問わず、様々な店舗環境に適応します。また、キャッシュレス決済の拡大や在庫管理などのデジタルトランスフォーメーション(DX)推進にも寄与しています。
導入メリット
金銭管理の効率化と時間の節約
タブレット型POSレジでのバーコード読取やタップ操作により、金額や商品名の打ち間違いを防ぐことができます。特に飲食店では、クレジットカードやQRコードなどの電子決済に対応しているため、現金を数える工数も削減でき、日々のレジ締めを始めとするお金の管理を効率化することができます。
顧客サービスの向上
タブレット型POSレジには、顧客ごとの属性や過去の注文履歴などを記録しておける機能が備わっています。これにより、リピート顧客に対するサービスを向上させたり、リピートしてくれなかった顧客への対応内容からサービスを改善したりすることができます。飲食店では、常連客への特典やパーソナライズされたサービスを提供することで、顧客満足度を高めることが可能です。
商品ラインナップの改善
タブレット型POSレジには、商品別の売上推移や顧客の属性ごとの売上推移を把握し、売れ筋を分析して商品ラインナップの改善や、仕入れや在庫の最適化を行うための機能が備わっています。飲食店では、人気メニューの把握や季節ごとのメニュー変更を迅速に行うことができ、在庫の無駄を減らすことができます。
導入注意点
サポート体制
POSシステムは機能が似ている製品でも、サポート対応の品質が異なる場合があります。特に飲食店でタブレット型POSレジを導入する際には、迅速な問題解決が求められるため、良質な顧客サポートとメンテナンスサービスを提供するベンダーを選択してください。問題が発生したときに迅速に対応できるサポート体制が必要です。
インターネット環境も合わせて検討する
タブレット型POSシステムは常時インターネット接続が必須です。また、POSが停止すると業務が滞る恐れがあるため、インターネット環境の安定性にも注意して、プロバイダーを選びましょう。インターネット環境が不安定な場合、オフラインでのレジ機能に対応している製品の導入も検討すべきです。
データ活用
POSシステムは、様々な購買情報を記録して分析することができます。その反面、目的や手法を明確にしないと、導入したが結局売上分析をほとんどできていないという事態を招きます。POSの導入前には売上や利益を向上させるために必要な項目を事前に整理しましょう。
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POSの選び方
POSを選ぶにあたり、以下のポイントを確認することで、自社に合ったものを選べます。
1
POSシステム用の端末から選ぶ
POSシステムは以下のタイプに大別され、対応している端末が異なります。飲食店ではタブレット型が特に人気です。 タブレット、スマホ型 タブレットPOSレジと呼ばれるPOSシステムです。携行性が高いことから設置場所を問わないこと、初期費用が最も安価なことが大きなメリットです。複雑な機能が必要ない場合は、利用料が無料の製品もあります。中小規模の飲食店に特におすすめです。注意点として、スマホ、タブレット型のPOSシステムの管理者用向けのソフトで、PCが推奨されるケースもあります。
2
業種に特化したPOSシステムを選ぶ
POSシステムには、以下の業種に特化した製品があります。飲食店の場合、特化した製品の中から導入の検討をおすすめします。 飲食店向け 飲食店用のタブレット型POSレジは、ハンディ端末、オーダーエントリーシステム、券売機などの周辺機器に対応しています。また、スマホ端末からのセルフオーダーに対応していたり、相席のためのテーブル分割、団体客用のテーブル統合や個別会計に対応している製品もあります。これにより、オペレーションの効率化と顧客満足度の向上が期待できます。
3
POSレジでカバーしたい業務で選ぶ
POSシステムは、レジの金銭管理以外の周辺業務に対応する製品があります。 顧客管理 顧客ごとに購入品や、注文内容を記録することができます。ポイント、会員管理、DM配信管理などの機能を持つ製品もあり、飲食店では常連客のリピートを促進する施策として有効です。 売上分析 多くの製品が売上分析機能を備えていますが、分析の細かさが製品ごとに異なります。飲食店では、メニュー別売上、時間帯別売上、客層別売上などを分析することで、戦略的なメニュー改定やサービス向上が可能です。 勤怠管理、シフト管理 POSシステムで、従業員のシフト表を作成したり、タイムカード機能によって勤務時間を記録することができます。飲食店では、繁忙期や閑散期に応じた柔軟なシフト管理が可能となり、効率的な人員配置が実現します。 予約管理 来店予約を管理できます。外部の予約サイトと連携して、予約情報を一元管理することができる製品もあります。予約制の飲食店では、顧客管理機能と合わせて使うと便利な機能です。
4
決済方法で選ぶ
POSレジには、現金決済、クレジットカード決済、QRコード決済、売掛決済、金券決済に対応している製品があります。飲食店では、特にキャッシュレス決済の多様なニーズに対応できる製品を選ぶことが重要です。
5
ECサイトと連携から選ぶ
ECサイトの運営者は、POSシステムとECサイトを連携することで、売上や在庫状況などを一元管理できます。飲食店ではテイクアウトやデリバリーサービスと連携することで、オンライン注文の効率化にも役立ちます。POSシステムを導入する際には連携できるECサイトを確認しましょう
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