オンプレミス型のPOSシステムとは?
POSシステム(Point of Sale:販売時点情報管理システム)は、商品の販売時にバーコードを読み取ることで、売上データの記録、在庫数の自動更新、レシートの発行などを一元管理する、小売業やサービス業向けのシステムです。オンプレミス型のPOSシステムは、自社のサーバー内で導入・運用します。商品の販売履歴、在庫状況、顧客データなどを即時に記録・分析することで、経営判断に必要な情報を迅速に提供します。また、多様な決済方法への対応や、レシート発行の自動化により、レジ業務の効率化と正確性の向上を実現します。
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オンプレミス型のPOSレジ(シェア上位)
Square株式会社が提供するレストラン向けPOSレジです。専用ターミナル一台で注文・テーブル管理・決済を統合し月額固定費ゼロで開始できるため、初期費用を抑えたいカフェやフードトラックに人気です。オフライン決済モードがカード売上を端末内に一時保存し後で自動送信するため通信障害時でも会計を継続できます。BluetoothやLAN接続のプリンタ・キッチンディスプレイと直接連携すれば、本部ネットワークがなくても厨房連携が完結しオンプレミス運用にも対応。多言語レシート印刷とインボイス制度対応が標準装備され、新紙幣対応ファームも自動更新。リアルタイム売上分析と食材コストレポートをクラウドで提供し、5~20店舗規模のチェーンがメニュー改定を迅速化できます。従業員アプリで勤怠とチップを自動計算し現金締め時間を削減、オンラインビジネスとの自動連携でテイクアウト・デリバリー売上を統合します。
コスト
月額¥13,000~
無料プラン
〇
IT導入補助金
〇
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
株式会社スマレジが提供するPOSレジです。iPadを使ったクラウド型ながら、店舗端末にデータキャッシュを残すオフライン会計と店内サーバ同期により本部ネットワークが断線しても運用が止まらないハイブリッド構成を選択可能。外部会計や基幹システムとAPI連携し、オンプレミスのDWHへリアルタイム書き込みも容易で、複数店舗を抱える中小チェーンのDX推進に適しています。インボイス制度対応の電子レシートや軽減税率自動判定機能を備え、法改正時も自動アップデートで安心。交通系ICやQR決済を標準装備しレジ待ちを短縮し、売上分析ダッシュボードで時間帯別購買傾向を把握してスタッフ配置を最適化。ロイヤルティアプリ連携で顧客属性を統合しキャンペーン効果を即時確認可能。さらにバックヤード在庫モジュールでECと棚卸を自動突合し、セルフチェックアウトモードを多言語で展開できるため多国籍来店にも強い。スマート補助金活用で初期費用を抑えたい10〜30店舗規模の成長企業に好適です。
コスト
月額¥5,500~
無料プラン
〇
IT導入補助金
〇
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
株式会社リクルートが提供するPOSレジです。基本利用料0円でiPadがあれば導入でき、注文入力・会計・在庫確認を単一アプリで完結するため開業コストを最小化したい小規模店舗に最適です。通信断時には自動でオフラインモードに切り替わりレジを止めずに運用できるため地下や屋外イベントでも安心して利用できます。レシートプリンタやキャッシュドロアは店舗LAN経由で直接制御でき、本部ネットワークを介さずオンプレミス的にハードを管理できるので既存機器を活用したい事業者にも適合します。有料拡張を追加すれば複数店舗の売上一元管理やAirシフト・Airペイとの連携が可能になり、成長フェーズでも継続使用が容易です。インボイス番号印字や免税レシート発行にも標準対応し、QR/IC決済連携でキャッシュレス比率を高めつつデータ分析ダッシュボードで時間帯別売上を可視化し、10店舗未満の事業者がデータ経営を始める導入ハードルを大幅に下げます。
コスト
要問合せ
無料プラン
〇
IT導入補助金
〇
無料トライアル
〇
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
NECプラットフォームズ株式会社が提供するPOSレジTWINPOSです。フラッグシップ9700シリーズはディスプレイ部を一体型またはセパレート型に換装可能なモジュラー設計で、端末とDBを店舗に設置しながらVPN経由で本部に常時連携するハイブリッドオンプレ構成を実現します。IP54防塵防滴とフルフラットパネルで水や油を弾き、-10℃でも動作保証があるため屋外売店や厨房でも安定稼働。最新IntelプロセッサとNVMe SSDで会計応答0.8秒を維持し、AI画像認識カメラを接続すれば年齢確認や自動スキャンでレジ待ちを短縮します。プリンタ背面収納モデルはカウンタ幅を約40%圧縮し、小型店舗にもスペース負荷を掛けません。クラウドレポートサービス追加でAI需要予測発注を行うと欠品率を約12%改善し、TPM搭載と暗号化SSDでPCI DSS準拠を支援。有人・セルフを同一筐体で柔軟に切替え、オムニチャネル戦略を進める50店舗以上のチェーンに特に推奨されます。
コスト
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無料プラン
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IT導入補助金
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
富士通フロンテック株式会社が提供するPOSレジTeamPOS8000です。フルHD液晶と本体を一体化したオールインワン筐体はIP65防滴・-20℃動作保証で冷食スーパーやガソリンスタンドなど過酷環境でも常時運用が可能です。端末内SSDとWindows IoTを搭載するフルオンプレミス構成で、無線LANやLTE経由のバッチ同期により帯域が不安定な地方店舗でも稼働率を確保し、停電時は内蔵バッテリで安全シャットダウンを実現。モジュラー設計でプリンタ・スキャナ・自動釣銭機を後付けでき、セルフ精算キットへ換装しても筐体を流用できる資産効率は競合比約15%高いと評価されています。2024年グッドデザイン賞の狭額縁設計は視認性と省スペースを両立し、AIカメラ統合による万引き防止やエッジ需要予測機能も順次搭載予定。店舗数拡大フェーズではマスター同期や価格一括更新で本部業務を省力化でき、1店舗から数百店舗まで段階的にスケールしたい中規模以上の小売事業者に好適です。全国オンサイト保守とリモートヘルプデスクを組み合わせ、交換部品を前日夜間配送する体制でダウンタイムを最小化します。
コスト
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IT導入補助金
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事業規模
中小
中堅
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メリット・注意点
仕様・機能
株式会社ビジコムが提供するPOSレジBCPOSです。Windows PCやタブレットにインストールする純粋なオンプレミス型で既存機器を流用し初期投資を抑えたい中小小売に最適です。ローカルDBに商品・在庫・顧客データを保持し通信障害に左右されず高速会計を実現、セール時でもレスポンスが落ちません。クラウド連動モジュールを追加すれば本部一元管理やEC在庫同期が可能で、オンライン化のタイミングを自由に選択できるハイブリッド運用も実現。IT導入補助金2023対象ツールとして採択され、導入費用を最大3/4補助できるためコスト重視の事業者でも負担を軽減できます。ポイント管理・サブスク販売・免税販売が標準搭載され、API公開で会計やBIツール連携も容易。自動釣銭機や包装機制御に対応し、AIカメラ連携の万引きアラート機能で損失防止を図るなど、単なる安価なPOSに留まらない拡張性を備えています。
コスト
月額¥4,950~
無料プラン
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IT導入補助金
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事業規模
中小
中堅
大企業
メリット・注意点
仕様・機能
東芝テック株式会社が提供するPOSレジWILLPOS-Touchです。QT-20タッチターミナルを核にOSとDBを店舗筐体に常駐させるフルオンプレミス構成を採用し、ネットワーク遮断環境でも高速レスポンスを維持します。ファンレス防滴ボディとSSDにより厨房や屋外でも長期稼働し、最新CPUでピーク時でも決済応答1秒未満を実現。USBとシリアルの両I/Fを備え、既存プリンタや計量器を活用できるほか、省スペース一体型筐体はカウンター幅を約30%削減します。夜間バッチまたはVPN常時接続で本部システムと連携可能で、マルチ店舗運営でも在庫と売上を二層構造で管理できます。AIカメラ連携による年齢確認、セルフレジユニット換装、電子レシート出力など多彩なオプションをモジュラー方式で後付けでき、5年TCOを約15%削減する低消費電力モードも搭載。厳格な個人情報保護が求められる大規模チェーンや百貨店において、オンプレ資産を最大限活用しながらDXを推進するプラットフォームとして評価されています。
コスト
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IT導入補助金
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事業規模
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メリット・注意点
仕様・機能
日本電気株式会社が提供するNeoSarf/POSは大規模小売向け次世代POSレジです。デバイス非依存アーキテクチャを採用しWindowsとLinux端末を混在運用してもUIを統一できIT資産の寿命を延長。オンプレミス構成でも独自ミドルウェアが本部と店舗をリアルタイム同期しネットワーク切替時も自動フェイルオーバで取引を失いません。セルフ/有人/モバイルPOSへ段階追加でき将来の無人化レジ計画にも柔軟。AI需要予測エンジンが天候データを取り込み発注点を自動提示し食品廃棄を平均10%削減。マイクロサービス型バックエンドはクラウド基幹システムとAPI連携し顧客ID統合も即時反映。新紙幣・セキュリティパッチを5年間無償提供し長期運用コストを抑制。全国100店舗超の企業でも段階導入しやすいサブスクリプション料金とPCI DSS監査証跡自動生成で金融系企業でも安心して利用できます。
コスト
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IT導入補助金
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事業規模
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メリット・注意点
仕様・機能
東芝テック株式会社が提供する飲食店向けPOSシステムFScompassNSです。注文入力、キッチンディスプレイ、テーブル会計を単一エンジンで制御し、アプリとDBを店舗サーバーに置くフルオンプレミス構成で地下店や移動店舗でも安定稼働します。ドラッグ操作UIと予測変換で新人でも即日習得可能、軽減税率とインボイス区分を自動計算し入力ミスを削減。セルフオーダー端末、モバイルオーダー、テイクアウト管理を同一画面で統合し、ラベルプリンタ連携で食品表示にも対応します。CRM機能ではAIが購買履歴から推奨メニューを提示し客単価を向上、ピーク時にはキッチン作業を最適に並べ替え調理待ち時間を短縮。店舗内キャッシュにより通信断時も会計を継続し、回線復旧後に本部へ差分を自動同期するため災害時にも強い構造です。また外国語レシート発行と多通貨チップ処理に対応し、インバウンド需要増加への備えも万全で、全国チェーンでの導入実績が増加しています。
コスト
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無料プラン
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IT導入補助金
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事業規模
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メリット・注意点
仕様・機能
シャープマーケティングジャパン株式会社が提供するPOSターミナルRZ-A476S/A396Sです。タッチパネル付15型液晶・キーボード・プリンタを幅278×奥行377mmのコンパクト筐体に一体化し省スペース運用を実現する業界最小クラスモデル。ファンレス設計とSSDで耐環境性に優れ24時間稼働も安定。店内サーバ接続のオンプレミス構成で高頻度トランザクションを回線遅延に左右されず処理し通信断時もレシート発行を継続。FeliCa/NFCモジュール内蔵でタッチ決済を高速処理し新紙幣対応ファームは自動配信。高輝度液晶とバッテリオプションで屋外催事販売にも転用でき、機動性と固定拠点の双方で活躍。多彩なI/Oポートで自動釣銭機やバーコードリーダを後付け可能、成長に合わせセルフ会計化へ移行しやすい設計。初期費用と設置スペースを最優先する小規模専門店やイベント向け臨時店舗に適した選択肢です。
コスト
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オンプレミス型のPOSシステムとは?
更新:2025年06月19日
POSシステム(Point of Sale:販売時点情報管理システム)は、商品の販売時にバーコードを読み取ることで、売上データの記録、在庫数の自動更新、レシートの発行などを一元管理する、小売業やサービス業向けのシステムです。オンプレミス型のPOSシステムは、自社のサーバー内で導入・運用します。商品の販売履歴、在庫状況、顧客データなどを即時に記録・分析することで、経営判断に必要な情報を迅速に提供します。また、多様な決済方法への対応や、レシート発行の自動化により、レジ業務の効率化と正確性の向上を実現します。
オンプレミス型のPOSシステムを導入するメリット
オンプレミス型のPOSシステムの導入には、自社でのデータ管理やカスタマイズの柔軟性など、さまざまなメリットがあります。ここでは、具体的な導入メリットを紹介します。
高度なセキュリティ管理が可能
オンプレミス型のPOSシステムでは、すべてのデータを自社のサーバー内で管理できます。重要な販売データや顧客情報が自社の敷地内で保管されるため、外部からのアクセスリスクを低減できます。特に個人情報保護法に関わる顧客データなど、セキュリティ要件の厳しい情報を取り扱う小売業やレストランでは大きな安心感につながります。
インターネット接続に依存しない安定稼働
オンプレミス型のPOSシステムは、常時インターネット接続を必要としないため、通信障害があっても販売業務を継続できます。山間部の温泉旅館やリゾート施設など、通信環境が不安定な場所でも安定した運用が可能です。災害時など通信網が遮断された非常時においても、基本的な販売機能を維持できるという事業継続性の観点から大きな強みとなります。
カスタマイズの自由度
オンプレミス型のPOSシステムは、自社の業務フローに合わせて機能や画面デザインを細かく調整できます。特殊な商品管理が必要な古書店や、独自の会員システムを持つフィットネスクラブなど、業種特有の要件に対応したシステム構築が可能です。社内の既存システムとの連携も自社のペースで進められるため、段階的なシステム移行を実現できます。
長期的なコスト管理
オンプレミス型のPOSシステムは、初期投資は大きいものの、月額利用料が発生しないため、長期運用を前提とした場合にコスト面で有利になります。導入後5年以上の利用を想定している大型スーパーや百貨店では、クラウド型と比較して総所有コストを抑えられる場合があります。システムの更新タイミングも自社で決定できるため、予算計画に合わせた設備投資が可能になります。
レスポンス速度の確保
オンプレミス型のPOSシステムは、社内ネットワーク内でデータ処理を完結させるため、レジ操作から商品登録までの応答速度が速くなります。混雑時間帯に多数の決済が集中するコンビニエンスストアや、ランチタイムに注文が殺到する飲食店では、素早いレジ対応が可能になります。在庫照会や過去の販売履歴検索などのデータ処理も高速に行えるため、接客の質を向上させられます。
オンプレミス型のPOSを導入するデメリット
オンプレミス型のPOSシステムには多くの導入メリットがある一方で、初期コストや保守管理の負担など、導入時に考慮すべき課題もあります。ここでは、オンプレミス型のPOSシステムを導入する際のデメリットを解説します。
高額な初期投資
オンプレミス型のPOSシステムは、サーバーやネットワーク機器、専用端末など、多くのハードウェアを一度に購入する必要があります。中小規模の小売店では、数百万円規模の初期投資が経営を圧迫することもあります。ソフトウェアライセンス料やシステム構築費用も含めると、開業資金や設備投資予算を大きく占めることになります。
保守・メンテナンス負担
オンプレミス型のPOSシステムでは、システム運用に関わる保守やトラブル対応を自社で担当する必要があります。ハードウェア故障時には、修理や交換のために店舗業務が中断するリスクがあります。定期的なバックアップやセキュリティアップデートなど、専門知識を要する作業を継続的に行うための人材確保も課題となります。
拡張性の制限
オンプレミス型のPOSシステムでは、店舗数の増加や事業拡大に伴う規模拡張に、追加のハードウェア購入や再構築が必要になります。季節変動の大きいアパレル業界では、繁忙期だけシステムリソースを増強することが難しい状況に直面します。新しい決済方法への対応など、市場変化に応じた機能追加も自社負担で行う必要があります。
リモートアクセスの制限
オンプレミス型のPOSシステムでは、店舗外からのシステムアクセスには、VPN(仮想プライベートネットワーク)など追加の仕組みが必要です。経営者が外出先から売上状況を確認したい場合や、複数店舗の集中管理を行いたい場合に障壁となります。テレワークやリモート管理が普及する中、場所を選ばない働き方に対応しづらい側面があります。
災害リスクへの脆弱性
オンプレミス型のPOSシステムは、自然災害によるサーバー設備の損傷やデータ喪失リスクがあります。地震や水害の多い地域では、物理的なバックアップ体制の構築が不可欠になります。データセンターの二重化など事業継続対策を講じるには、さらなるコストと専門知識が必要となるため、特に中小企業にとっては大きな負担になります。
かんたんな質問に答えてぴったりのオンプレミス型のPOSシステムをチェック
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