おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| OSPOS (Open Source Point of Sale) | 小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒 | - |
| MITライセンスで改変しやすい。既存PCで小売POSを低コスト構築できる。 |
| uniCenta oPOS | 小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒 | 要問合せ |
| 複数OS・DBに対応し、既存環境を活かせる。割引ルールも作り込める。 |
| Chromis POS | 小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒 | - |
| GS1重量バーコード対応。精肉・惣菜など量り売りの価格反映を自動化できる。 |
| Floreant POS | 飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️ | 24.99ドル端末/月 |
| 90秒で試せ、オフラインでも稼働。小規模飲食店が低コストで始めやすい。 |
| SambaPOS | 飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️ | 339ドル買い切り |
| 注文を厨房へ即時送信し、割り勘にも対応。ホールと厨房をつなぎやすい。 |
| NexoPOS | 飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️ | 39ドル買い切り |
| REST APIとマルチストアで拡張可能。POSを自社システムに組み込める。 |
| Odoo | ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢 | 0円〜ユーザー/月 |
| POSから会計・在庫・購買まで拡張可能。豊富なアプリと導入実績がある。 |
| ERPNext | ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢 | 0円〜月 |
| 販売・在庫・会計・製造を同じ基盤で管理。API連携にも強く内製向き。 |
| Apache OFBiz | ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢 | 0円〜 |
| Apache Licenseで組み込みやすい。ERP基盤を自社要件に深く作り込める。 |
POSの導入によって得られる効果
POSは、レジでの会計、売上、商品情報をまとめて管理するためのシステムです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 売上集計に時間がかかる | レジ販売の情報を自動で集計し、日次売上の確認や集計作業を減らせます |
| レジ締めに時間がかかる | 売上や決済情報をまとめて確認でき、レジ締め時の照合作業を減らせます |
| 在庫数の確認に手間がかかる | 販売情報と在庫情報をつなげ、在庫確認や補充判断を進めやすくなります |
| 売れている商品が分かりにくい | 商品別の販売状況を確認しやすくなり、発注や売場づくりの判断に使えます |
| どの店舗が売れているか分かりにくい | 店舗別の売上や在庫を確認し、店舗ごとの状況を比べやすくなります |
続いて、オープンソースのPOSレジをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
オープンソースのPOSレジ3タイプを解説
| 比較項目 | 小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ | 飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ | ERP一体型オープンソースPOSタイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | ブラウザで動く低コストPOSレジ | ホールとキッチンを一体でつなぐPOS | レジと会計在庫を一つに統合 |
| できること | バーコードスキャン在庫売上レポートWeb型レジ画面 | テーブル管理フロアマップ表示キッチン連携 | 会計在庫連携マルチモジュール拡張購買CRM連携 |
| 適している企業/業種 | 小規模小売店中規模小売店 | レストランカフェ居酒屋 | 中規模企業複数店舗運営企業 |
| 料金目安 | 無料〜(有料プランあり) | 要問合せ | 無料〜(自社運用が前提) |
タイプ別おすすめ製品
小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
既存PCで小売レジを低コストに自前構築したい個店におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
業務ロジックを作り込みたい技術志向の店舗向けオープンソースレジ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
量り売りのバーコード処理に強い小売店向けオープンソースレジ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
通信が不安定でも会計を止めにくい店内完結型の飲食店レジ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ホールと厨房の連携を重視する飲食店向けオープンソースレジ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
レジを自社システムの一部として拡張したい開発志向の飲食店向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
販売・在庫・会計までレジと一体管理したい企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
低コストで自社拡張できる内製志向の企業向け基幹システム
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
業務システムを自社で作り込みたい開発組織向けの開発基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
オープンソースのPOSの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、店舗業態に近い製品を絞る小売・飲食・ERP一体型では、標準で想定する画面や管理範囲が変わります。まずは自店舗の販売方法とバックオフィスまで含める範囲に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2必須機能は、機能の優先度マップで確認するバーコード販売やテーブル管理など、業態で外せない機能を確認します。多店舗管理やEC連携は、使う場面がある店舗だけ優先度を上げます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用条件までそろえて選ぶオープンソースPOSは無料で始められる一方、構築後の保守や更新の負担が製品ごとに変わります。技術基盤や端末構成、更新情報と支援範囲までそろえると、導入後の運用を想像しやすくなります。
ここからは、機能の○×に加えて、オープンソースPOSを本番運用へ移すときの条件を整理します。セルフホスト前提の製品では、構築後の保守や周辺機器の管理まで含めて判断すると比較しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
技術スタックと保守担当の合わせ方
社内や委託先が扱える技術と合わない場合、初期構築よりも障害時の復旧で止まりやすくなります。無料で始めても、画面変更や周辺機器の調整を担う人が曖昧だと保守が属人化します。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。PHP系のWeb型POS、Javaで店内PCに置くPOS、ERP基盤へ組み込むPOSがあります。
- PHP系のWeb型POS既存サーバーやレンタル環境を使い、小売レジを低コストで始めやすい製品です。ただしPHPやデータベースの更新を追う担当が必要です。代表製品:OSPOS (Open Source Point of Sale)
- Javaで店内PCに置くPOSレジ端末に近い場所で動かし、飲食や小売の現場画面を作り込みやすい製品です。ただしJava環境とバックアップの管理を店舗側で持ちます。代表製品:uniCenta oPOS / Floreant POS
- ERP基盤へ組み込むPOSPOSデータを在庫や会計へつなげ、販売後の処理まで一体で整えやすい製品です。ただし基幹業務側の設計も含むため導入範囲が広がります。代表製品:Odoo / ERPNext
店舗端末とデータ保管場所
常設レジと事務用PCを分ける店舗では、どの端末で会計し、どこに販売データを置くかで日々の復旧手順が変わります。インターネット接続が不安定な店舗では、同期やバックアップの設計が弱いと営業中の確認作業が増えます。
製品の分かれ方:製品は三通りです。ブラウザから使うサーバー型、店内PCで動かすインストール型、業務基盤と同じ環境で使うERP型があります。
- ブラウザから使うサーバー型複数端末から同じレジ画面を使いやすく、端末の入れ替えにも対応しやすい製品です。ただしサーバー停止時の復旧手順を決めておきます。代表製品:OSPOS (Open Source Point of Sale) / NexoPOS
- 店内PCで動かすインストール型店舗内の端末中心で会計環境を組み、周辺機器との接続をそろえやすい製品です。ただし端末故障時の代替機とデータ保護が必要です。代表製品:uniCenta oPOS / Floreant POS
- 業務基盤と同じ環境で使うERP型販売後の在庫や会計処理まで同じ基盤で扱いやすい製品です。ただしPOSだけを短期で入れる場合は設定範囲が広がります。代表製品:Odoo / ERPNext
更新情報とコミュニティの追いやすさ
オープンソースPOSは、使い始めた後も不具合修正やセキュリティ更新を追う必要があります。更新元が分かりにくい製品を選ぶと、障害時に古い手順へ頼り続ける状態になりやすくなります。
製品の分かれ方:製品は三通りです。GitHubや公式リリースを自社で追う製品、公式サポートで更新を補う製品、ERP全体の更新計画に合わせる製品があります。
- GitHubや公式リリースを自社で追う製品公開リポジトリや変更履歴を見ながら、自社のタイミングで更新できます。ただし検証環境を用意しないと本番反映の負担が増えます。代表製品:OSPOS (Open Source Point of Sale) / NexoPOS
- 公式サポートで更新を補う製品サポート契約や拡張版を使い、更新情報を追う負担を減らしやすい製品です。ただし無料範囲だけで運用する場合は自社確認が残ります。代表製品:uniCenta oPOS / Floreant POS
- ERP全体の更新計画に合わせる製品POS以外の在庫や会計と合わせて、更新時期を管理しやすい製品です。ただし関連業務への影響を先に洗い出す必要があります。代表製品:Odoo / ERPNext
導入支援と総費用の見積もり
本体が無料でも、サーバー費用や周辺機器、初期設定の外注費が加わります。社内で吸収できない作業を後から外注すると、試用時の想定より初年度の負担が大きくなります。
製品の分かれ方:費用の確認方法は三通りです。無料本体から自社構築する製品、サポート契約や拡張版を組み合わせる製品、クラウドや導入支援まで含めて相談する製品があります。
- 無料本体から自社構築する製品ライセンス費用を抑え、試用環境から始めやすい製品です。ただし構築や障害対応を社内か委託先で負担します。代表製品:OSPOS (Open Source Point of Sale) / NexoPOS
- サポート契約や拡張版を組み合わせる製品現場運用に合わせて支援や拡張機能を足しやすい製品です。ただし無料版だけで使う場合と総額が変わります。代表製品:uniCenta oPOS / Floreant POS
- クラウドや導入支援まで含めて相談する製品POSだけでなく周辺業務も含めて導入計画を立てやすい製品です。ただし範囲を広げるほど準備期間と費用が増えます。代表製品:Odoo / ERPNext
よくある質問
オープンソースのPOSレジでは何ができますか?
ライセンス費用なしで、会計やバーコードでの商品登録、在庫や売上のレポートまでを行えます。ソースが公開されているため、自店の業務に合わせて改造したり既存システムと連携したりできます。小売向けの汎用型・飲食店向けの特化型・会計や在庫まで統合するERP型の3タイプがあります。
ライセンス費用なしで使えますか?
使えます。OSPOSやuniCenta oPOS、Floreant POSなどは無償で導入でき、ライセンス料はかかりません。ただしサーバーの用意や設定、日本語やインボイスへの対応を自分で整える必要があり、技術の知識がないと手間がかかります。無償の範囲と導入の手間を合わせて見ておくと安心です。
日本の制度や既存システムに合わせて使えますか?
製品により対応の度合いが異なります。海外製が多く、インボイス制度や日本語表示、国内の決済への対応は自分で整える必要があることがあります。OdooやERPNextは会計や在庫まで統合でき、Floreant POSやSambaPOSは飲食店向けの機能を備えます。日本の制度に合わせられるかを必ず確かめましょう。
オープンソースのPOSレジの料金はどのくらいですか?
ソフト自体は無償で使えるものが多く、ライセンス費用はかかりません。ただしサーバーの費用や設定・保守の人件費、日本語やインボイス対応の作り込みにコストがかかります。市販のクラウドPOSと違い、運用を自社で担う前提です。無償の範囲と運用にかかる手間の合計で判断すると安心です。
市販のクラウドPOSとオープンソースはどう使い分けますか?
手間なく導入してインボイスや国内決済にすぐ対応したいなら、市販のクラウドPOSが無難です。一方で、ライセンス費用を抑えたい・自店の業務に合わせて自由に作り込みたい場合は、技術者がいればオープンソースが選択肢になります。日本の制度対応と運用にかけられる人手を踏まえて選ぶと失敗しません。
※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。
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