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オープンソースのPOSおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/29
オープンソースのPOSは、ライセンス費用ゼロで導入できる反面、製品ごとに得意な業態や必要な技術スタックが大きく異なります。小売店向けの汎用型、飲食店に特化したテーブル管理型、会計・在庫まで統合するERP一体型の3タイプに分けて厳選9製品を紹介します。さらに、日本市場で見落としがちなインボイス制度対応やコミュニティの活発さなど、選定の決め手となる要件定義のガイドと、業態の絞り込みからテスト環境構築まで4ステップで進める実践的な選び方を解説します。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒
OSPOS (Open Source Point of Sale)
/ uniCenta oPOS
/ Chromis POS
飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️
Floreant POS
/ SambaPOS
/ NexoPOS
ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢
Odoo
/ ERPNext
/ Apache OFBiz
企業規模
中小企業
個人事業主
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

オープンソース型のPOSレジのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
OSPOS (Open Source Point of Sale)
小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

MITライセンスで改変しやすい。既存PCで小売POSを低コスト構築できる。

uniCenta oPOS
小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

複数OS・DBに対応し、既存環境を活かせる。割引ルールも作り込める。

Chromis POS
小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

GS1重量バーコード対応。精肉・惣菜など量り売りの価格反映を自動化できる。

Floreant POS
飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️
$24.99端末/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

90秒で試せ、オフラインでも稼働。小規模飲食店が低コストで始めやすい。

SambaPOS
飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️
$339買い切り
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

注文を厨房へ即時送信し、割り勘にも対応。ホールと厨房をつなぎやすい。

NexoPOS
飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️
$39買い切り
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

REST APIとマルチストアで拡張可能。POSを自社システムに組み込める。

Odoo
ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢
0円~ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

POSから会計・在庫・購買まで拡張可能。豊富なアプリと導入実績がある。

ERPNext
ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

販売・在庫・会計・製造を同じ基盤で管理。API連携にも強く内製向き。

Apache OFBiz
ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Apache Licenseで組み込みやすい。ERP基盤を自社要件に深く作り込める。

タイプ別おすすめ製品

小売店向け汎用オープンソースPOSタイプ 🛒

このタイプが合う企業:

小規模〜中規模の小売店・雑貨店で、ライセンス費用をゼロに抑えつつ自社で運用管理できるIT人材がいる事業者

どんなタイプか:

商品登録、バーコード販売、在庫、売上レポートを扱う小売向けの汎用POSです。Web型が多く、既存PCや複数OSで運用しやすい点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🖥️Webベースのレジ画面とバーコードスキャン
ブラウザのPOS画面からバーコード読取やレシート印刷を行い、専用端末なしで会計できます。
📊在庫・売上のリアルタイムレポート
販売数、在庫残、売上推移を即時に確認し、CSV出力や基本分析の手間を減らします。

おすすめ製品3選

OSPOS (Open Source Point of Sale)
おすすめの理由

既存PCで小売レジを低コストに自前構築したい個店におすすめ

OSPOS (Open Source Point of Sale)は、PHP+MySQL/MariaDBで動くブラウザ型のオープンソースPOSで、低コストで小売店の基本業務を自前構築したい場合に扱いやすい製品です。販売登録、在庫、商品マスタ、バーコード、顧客・仕入先管理、請求書、売上レポートまで一体で備え、FitGapでは料金評価がカテゴリ59製品中1位、同タイプでも操作性と導入容易性が上位です。 MITライセンスで改変しやすく、個店や小規模チェーンが既存PCとWebサーバーを活かす用途に向きます。 一方、公式に明示された外部連携はMailChimp中心で、連携評価やサポート評価は低めです。会計、EC、キャッシュレス端末まで標準連携したい店舗や、IT担当者なしで障害対応したい企業は他製品も比較すべきです。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

業務ロジックを作り込みたい技術志向の店舗向けオープンソースレジ

uniCenta oPOSは、Javaで動く商用グレードのオープンソースPOSで、小売を軸に飲食・宿泊まで同じ基盤で広げやすい柔軟性が特徴です。Windows、Linux、Macで動作し、MySQL・PostgreSQL・Oracleなど複数DBに対応するため、既存PCや社内のDB運用方針を活かしたい技術志向の中小・中堅店舗に向きます。 FitGapでは機能性・セキュリティ評価が同タイプ上位で、料金評価も高く、スクリプトで割引ルールや業務ロジックを作り込める点も強みです。 一方、日本国内の決済サービス対応は明示されず、標準連携はWooCommerce中心です。最新版の利用にはサポート契約が必要なため、Java運用や保守を外部任せにする企業は総コストを確認してから選ぶべきです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

量り売りのバーコード処理に強い小売店向けオープンソースレジ

Chromis POSは、Javaベースでレジ画面とバックオフィスを分けて運用できる、カスタマイズ前提のローカルインストール型POSです。GS1重量バーコードに対応しており、精肉・惣菜・量り売りなど、重量と価格をバーコードで処理したい小売店では他のオープンソースPOSと違う強みがあります。 FitGapでは料金評価がカテゴリ59製品中3位で、費用を抑えた検証や小規模店舗の自社調整には候補になります。 一方、導入にはJava環境構築が必要で、サポート、セキュリティ、連携評価はいずれも低めです。クラウド提供ではなく、複数拠点のリアルタイム共有、自動バックアップ、スマートフォン連携も標準では期待しにくいため、本番の多店舗運用や会計・決済連携を重視する企業は慎重に比較してください。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

飲食店向け特化オープンソースPOSタイプ 🍽️

このタイプが合う企業:

レストラン・カフェ・居酒屋などの飲食店オーナーで、ホールとキッチンの連携を強化しつつ、POS導入コストを最小化したい事業者

どんなタイプか:

テーブル管理、フロアマップ、キッチン連携、割り勘を備えた飲食店向けPOSです。注文から調理、配膳、会計までの店内オペレーションを扱う点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🗺️テーブル管理・フロアマップ
テーブル配置と注文・着席状況を画面で確認し、席移動や分割処理を行えます。
🧑‍🍳キッチンディスプレイ連携
注文をキッチン画面へ即時共有し、紙伝票の受け渡しや提供遅延確認の手間を減らします。

おすすめ製品3選

おすすめの理由

通信が不安定でも会計を止めにくい店内完結型の飲食店レジ

Floreant POSは、Javaで動く店内完結型の飲食店向けオープンソースPOSです。テーブル管理、スプリットチェック、チップ処理、店内・テイクアウト・デリバリーの注文タイプ切り替えまで備え、通信が変動しやすい店舗でも会計と注文処理を止めにくい設計です。 短時間で試しやすく、FitGapでは導入しやすさがおすすめ9製品中1位タイ、料金評価も2位タイのため、既存PCで低コストに始めたい個店や小規模レストランに向きます。 一方、公式サポート窓口やクラウドでの複数店舗リアルタイム管理には対応せず、日本語情報も限られます。国内保守や本部一括管理を重視する店舗は、SambaPOSやNexoPOSを含めて比較が必要です。
価格
$24.99
端末/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

ホールと厨房の連携を重視する飲食店向けオープンソースレジ

SambaPOSは、ホールと厨房の連携を重視する飲食店向けのWindows中心オープンソースPOSです。注文をキッチンディスプレイやプリンタへ送り、テーブル伝票の印刷、割り勘、追加注文を扱えるため、テーブルサービスやバー、テイクアウトを現場の画面に合わせて回したい店舗に向きます。 FitGapでは操作性評価がおすすめ9製品中1位タイで、スタッフ教育の負荷を抑えたい店でも候補にしやすいです。 PCI準拠を意識したクレジットカード処理を重視する場合も選びやすい一方、料金評価は同タイプ内で低く、永続無料プランはなく本格運用には有償ライセンスが前提です。低コスト優先ならFloreant POS、API連携や自社拡張を重視するならNexoPOSも比べる必要があります。
価格
$339
買い切り
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

レジを自社システムの一部として拡張したい開発志向の飲食店向け

NexoPOSは、Laravel製のWebベースPOSを自社サーバーで運用し、APIやモジュールで拡張したい飲食店向けの選択肢です。オフライン完結型の2製品と異なり、REST APIやマルチストアモジュール、レスポンシブUIを使って、予約サイト・会計ソフト・複数店舗管理とつなげる構成を作りやすい点が特徴です。 FitGapでは連携評価がおすすめ9製品中3位タイで、POSを単体のレジではなく自社システムの一部にしたい企業に向きます。 一方、サーバー構築、バックアップ、保守は自社対応が前提で、導入しやすさやセキュリティ評価は低めです。Laravelを扱える人材がいない店舗や、すぐ使える日本語サポート付きPOSを求める場合は、Floreant POSやSambaPOSの方が現実的です。
価格
$39
買い切り
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ERP一体型オープンソースPOSタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

複数店舗や倉庫を運営し、POSと会計・在庫管理・購買管理をワンシステムで統合したい中規模以上の事業者

どんなタイプか:

会計、在庫、購買、CRMを含むERPの一部として動くPOSです。販売データを仕訳や在庫へ連動し、レジとバックオフィスを一体で管理する点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔗会計・在庫との自動データ連携
販売時に仕訳と在庫数を自動更新し、月次集計や棚卸の手作業を減らします。
🧩マルチモジュールによる業務拡張
CRMやEC、製造管理などを追加し、POS起点で業務範囲を段階的に広げられます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由

販売・在庫・会計までレジと一体管理したい企業におすすめ

Odooは、POSを会計・在庫・購買・CRMまでつながるERPの一部として扱える、ERP一体型オープンソースPOSの本命候補です。 30以上の業務モジュールと多数のコミュニティアプリを組み合わせられ、FitGapでは同ページの全体シェア、操作性・サポート・連携評価が上位で、製造・卸小売や中小〜中堅規模での採用も目立ちます。 多店舗の販売データを在庫や仕訳に連動させたい企業、POSだけでなく基幹業務まで段階的に広げたい企業に向きます。 一方、標準状態では日本の帳票や消費税区分への合わせ込みが必要になりやすく、導入支援パートナーや追加モジュールの費用も見込む必要があります。無料版の自社運用を前提にする場合は、保守・セキュリティ体制を持てるか確認して下さい。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

低コストで自社拡張できる内製志向の企業向け基幹システム

ERPNextは、POSを販売・在庫・会計・製造まで同じデータ基盤で扱い、必要に応じて自社で拡張できるオープンソースERPです。 REST APIやFrappe Frameworkを前提に周辺システムとつなぎやすく、FitGapの連携評価はカテゴリ75製品中8位、料金評価は2位で、コストを抑えながらECや独自基幹と接続したい企業に向きます。 多通貨・複数会社管理、BOMや作業指示を使う製造管理、帳票をGUIで編集できる点もOdooより内製志向の企業に合います。 一方、導入しやすさは42位、操作性は31位で、短期導入や現場だけの設定変更には負荷が出やすい製品です。日本語情報や国内支援を重視する企業は、Odooなど支援体制を取りやすい製品と比較して下さい。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由

業務システムを自社で作り込みたい開発組織向けの開発基盤

Apache OFBizは、POSレジをそのまま導入する製品というより、JavaベースのERPフレームワークにPOS・会計・在庫・受発注などを作り込むための開発基盤です。Apache License 2.0で改変や組み込みがしやすく、Entity EngineやService Engineなどの共通基盤を使って業務ロジックを深く設計できます。 FitGapでは料金評価がカテゴリ75製品中1位、機能性もこのタイプ内で上位のため、ライセンス費用を抑えて自社専用の業務システムを構築したい開発組織には候補になります。 一方、POSモジュールは本家プロジェクトでメンテナンス対象外の扱いに移っており、導入しやすさ・操作性・サポート評価は低位です。専任のJava/OFBiz人材や保守体制がない企業は、OdooやERPNextを優先して比較する方が現実的です。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🛠️ソースコードのカスタマイズ自由度
オープンソースPOSの最大の魅力はソースコードを自由に改変できる点ですが、製品によって公開範囲やライセンス形態(GPL・MIT・独自ライセンスなど)が異なります。自社の業務フローに合わせた画面変更や独自機能の追加がどこまで許容されるかは、選定の最重要ポイントです。
👨‍💻社内の技術リソース・開発体制
オープンソースPOSは導入・運用にITスキルが求められます。PHPやJava、Laravelなど製品ごとに採用技術が異なるため、社内エンジニアが対応できる言語・フレームワークかどうかが導入可否を左右します。外部ベンダーへの委託も含め、保守運用体制をあらかじめ確認しておくことが重要です。
🏪対応業種・業態の適合性
小売向け、飲食向け、サービス業向けなど、製品ごとに得意とする業態が大きく異なります。たとえば飲食特化型はテーブル管理やキッチンプリンタ連携に強く、小売特化型は在庫管理やバーコード対応に優れています。自店舗の業態に合った機能を標準装備している製品を選ぶことで、カスタマイズ工数を大幅に削減できます。
☁️インフラ構成(クラウド型 vs オンプレミス型)
オープンソースPOSには、自社サーバーやローカルPCにインストールするオンプレミス型と、クラウド上でセルフホストするWebベース型があります。オフライン耐性を重視するならスタンドアロン型、多店舗のデータ一元管理を優先するならクラウド型が適しています。FitGapでは、将来の店舗拡大も見据えた判断をおすすめします。
🔄コミュニティの活発さ・プロジェクトの継続性
オープンソース製品はコミュニティの活発度がそのまま製品の信頼性に直結します。GitHubのコミット頻度やIssue対応速度、フォーラムの投稿量などを事前にチェックしましょう。開発が停滞している製品はセキュリティリスクが高まるため、FitGapでは直近1年以内に活発な更新がある製品を推奨しています。
🇯🇵日本語対応・日本の商習慣への適合
海外発のオープンソースPOSは多言語対応を謳っていても、日本語のUIや帳票出力、インボイス制度・軽減税率への対応が不十分なケースが少なくありません。日本市場で使うなら、日本語のマニュアルやサポートコミュニティの有無、消費税の複数税率処理が標準で備わっているかを必ず確認してください。
🔗外部システムとの連携性(API・プラグイン)
会計ソフトやECサイト、顧客管理(CRM)、キャッシュレス決済端末など、既存の業務システムとデータ連携できるかどうかは実運用上の大きな分かれ目です。REST APIの公開有無やプラグインの充実度を比較し、自社の業務全体の中でPOSがスムーズにつながる製品を選ぶことが大切です。

一部の企業で必須

🏢多店舗管理・本部機能
複数店舗を運営する企業では、商品マスタの一括管理、店舗別売上の集計、在庫の横断的な把握が必要になります。単店舗向けのオープンソースPOSにはこの機能が備わっていない場合が多く、多店舗展開を予定している場合は事前に確認が必須です。
📴オフライン稼働(ネットワーク障害対策)
飲食店や移動販売など、ネットワークが不安定な環境で使う場合、インターネット接続なしでもレジを打てるオフラインモードが不可欠です。クラウド型の製品ではオフライン対応がオプション扱いになるケースもあるため、業態に応じて確認しましょう。
🍳キッチンディスプレイ・キッチンプリンタ連携
飲食店でオープンソースPOSを導入する場合、注文情報をキッチンへリアルタイムに伝達する機能が求められます。小売業では不要ですが、飲食業態では業務効率を左右する重要な要件です。
🛒EC・オムニチャネル連携
実店舗とネットショップの在庫・顧客データを一元管理したい場合に必要です。Magento連携やWooCommerce連携に強い製品もありますが、小規模な実店舗のみの運営であれば優先度は下がります。
🎧有償サポート・導入支援サービスの有無
社内にIT担当者がいない場合、オープンソースでも有償のサポート契約やベンダーによる導入支援が利用できるかが重要です。FitGapとしては、技術力に不安がある企業は有償サポート付きの製品を優先的に検討することをおすすめします。
📊ERP連携(会計・在庫・購買の統合管理)
POSデータを基幹業務システム(ERP)と連携させたい中規模以上の企業にとっては重要な要件です。OdooやiDempiereのようにERP一体型のオープンソース製品もあるため、業務全体のシステム構成を踏まえて検討してください。

ほぼ全製品が対応

📈売上レポート・分析機能
日別・時間帯別・商品別の売上集計やレポート出力は、ほぼすべてのオープンソースPOSに標準搭載されています。レポートの見やすさやカスタマイズ性に差はありますが、基本的な売上分析はどの製品でも利用可能です。
📦商品・在庫の基本管理
商品の登録・カテゴリ分類・在庫数の追跡といった基本的な商品管理機能は、オープンソースPOSの標準機能として広く対応しています。バーコード読み取りにも大半の製品が対応しています。
👤顧客情報の登録・管理
顧客の名前や連絡先、購入履歴を記録する基本的な顧客管理は多くの製品で標準装備されています。ただし、ポイントプログラムやCRMレベルの高度な機能は製品によって差があります。
🧾レシート印刷・サーマルプリンタ対応
レシートプリンタやサーマルプリンタとの接続・印刷機能は、POS製品として基本的な機能であり、ほぼすべてのオープンソースPOSが対応しています。

優先度が低い

📱モバイルPOS(スマホ単体での会計処理)
スマートフォン単体でレジ業務を完結させるモバイルPOS機能は、イベント出店や移動販売で便利ですが、常設店舗での日常業務ではタブレットやPC端末が主流です。オープンソースPOSではモバイル対応が限定的な製品も多く、選定の決め手にはなりにくい要素です。
🌐多通貨・多言語対応
海外展開や外国人観光客向けの多通貨決済・多言語UI切り替えは、国内の一般的な店舗運営では優先度が低い要件です。将来的にグローバル展開を検討する場合に限り確認すれば十分です。

オープンソースのPOSの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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よくある質問

オープンソースのPOSレジでは何ができますか?

ライセンス費用なしで、会計やバーコードでの商品登録、在庫や売上のレポートまでを行えます。ソースが公開されているため、自店の業務に合わせて改造したり既存システムと連携したりできます。小売向けの汎用型・飲食店向けの特化型・会計や在庫まで統合するERP型の3タイプがあります。

ライセンス費用なしで使えますか?

使えます。OSPOSやuniCenta oPOS、Floreant POSなどは無償で導入でき、ライセンス料はかかりません。ただしサーバーの用意や設定、日本語やインボイスへの対応を自分で整える必要があり、技術の知識がないと手間がかかります。無償の範囲と導入の手間を合わせて見ておくと安心です。

日本の制度や既存システムに合わせて使えますか?

製品により対応の度合いが異なります。海外製が多く、インボイス制度や日本語表示、国内の決済への対応は自分で整える必要があることがあります。OdooやERPNextは会計や在庫まで統合でき、Floreant POSやSambaPOSは飲食店向けの機能を備えます。日本の制度に合わせられるかを必ず確かめましょう。

オープンソースのPOSレジの料金はどのくらいですか?

ソフト自体は無償で使えるものが多く、ライセンス費用はかかりません。ただしサーバーの費用や設定・保守の人件費、日本語やインボイス対応の作り込みにコストがかかります。市販のクラウドPOSと違い、運用を自社で担う前提です。無償の範囲と運用にかかる手間の合計で判断すると安心です。

市販のクラウドPOSとオープンソースはどう使い分けますか?

手間なく導入してインボイスや国内決済にすぐ対応したいなら、市販のクラウドPOSが無難です。一方で、ライセンス費用を抑えたい・自店の業務に合わせて自由に作り込みたい場合は、技術者がいればオープンソースが選択肢になります。日本の制度対応と運用にかけられる人手を踏まえて選ぶと失敗しません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携