【2024年】中小企業向けのPDF編集ソフトのおすすめ10製品（全57製品）を徹底比較！

SaaSアナリストリーダ。FitGapではバックオフィスをメインに40カテゴリの診断を担当。

岡田華弥

他社製品より高価です。デスクトップ版とサブスクリプション版があります。デスクトップ版が1ライセンス約9万5千円。サブスクリプション版が、毎月約2700円〜3300円（年間契約だと約18000円〜23000円）

他社製品と比較して高価

サブスクリプションがメインで提供されています。毎月（もしくは毎年）コストが発生します。

買い切り版は提供されていない

機能が多く、人によってはオーバースペックに感じる場合があります。

オーバースペック

アドビ株式会社が提供するPDF編集ソフトです。クラウドとインストールの両方の形態で提供されており、PDFのページ修正、テキストや画像の修正、PDFファイルへの署名追加などの機能を持っています。PDFというファイル形式はAdobeによって開発されたもので本製品は他のPDF編集ソフトと比較してもより高度な機能を持っています。アドビ株式会社は、Adobe Acrobatの他にも電子契約システムのAcrobat Signや画像編集ソフトのAdobe Illustratorなど、様々なカテゴリの製品を提供しています。

大規模 42%

小規模 31%

中規模 27%

製造 28%

IT、インターネット 11%

建設、不動産 9%

その他の業種 8%

卸売、小売 7%

Microsoft 365

Microsoft SharePoint Online

Salesforce

Google Drive

SAP Ariba

Zoho CRM

Oracle PeopleSoft

Zoho People

Oracle NetSuite

Microsoft OneDrive

Dropbox

DocuWorks

kintone

AgileWorks

eValue V 2nd Edition スケジューラ

eValue V 2nd Edition ドキュメント管理

eValue V 2nd Edition

eValue V 2nd Edition コミュニケーション

eValue V Air ドキュメント管理

eValue V Air ワークフロー

eValue V 2nd Edition ワークフロー

UiPath Automation Cloud

UiPath Automation Suite

Workday HCM

Workday ファイナンシャルマネジメント

Workday スイート

Now Platform

ServiceNow IT Service Management

ServiceNow Creator Workflows

ServiceNow Customer Service Management

ServiceNow Field Service Management

ServiceNow IT Operations Management

ServiceNow Enterprise Asset Management

ServiceNow HR Service Delivery

Oracle Sales Force Automation

HUEワークフロー

Adobe Experience Manager Sites

PathFactory

月額費用

PDF編集ソフトとして世界トップシェアです。機能開発、外部連携、セキュリティなど、製品に対する投資額で他を圧倒しています。

世界トップシェア

サブスクでの提供がメイン。Creative Cloudを契約することで、画像編集ソフト、デザインソフトなどとセットで利用できる。それらのソフトと連携がスムーズにできる。

シリーズ製品とセットで利用可能

内容の直接編集（文字や画像の追加、削除、書き換えなど）、電子署名、OCR（画像になっている文字をテキストデータに変換する機能）といった、高度な編集に対応しています。

PDFファイルの高度編集機能

Adobe Acrobat

簡易で基本的な編集に対応する一方で、「PDFページ内にある文字または画像を編集する」ような高度な編集には対応していません。

PDF内の文字の直接編集機能はない

当製品の「完全無料」は「バンドルウェア」（製品インストール時に、広告として別製品のインストールを促す形態）によって支えられています。別製品が不要な場合は、インストール時にチェックボックスを外してください。

バンドルウェア

WindowsOSにのみ対応しています。MacOSなどの他のOSでは利用することはできません。

MacOS非対応

CubePDFは、株式会社キューブ・ソフトが提供するPDF編集ソフトです。このソフトはインストール型で、様々なファイルのPDF形式への変換など、PDFファイルの管理に関連する機能を提供します。株式会社キューブ・ソフトは、CubePDFの他にもPDF編集ソフトの「CubePDF Utility」、PDFの結合ソフトの「CubePDF Page」、メモ管理ツールの「CubeNote」、などを提供しています。これらの製品群により、ユーザーの文書作成や編集のニーズに対応し、効率的な業務遂行をサポートしています。

小規模 36%

中規模 22%

製造 24%

建設、不動産 15%

IT、インターネット 13%

フリーソフトのため、無料で使用することができます。

無料利用が可能

「PDFファイルの結合、分割、変換」のような簡易で基本的なPDF編集に対応しています。

簡易編集機能を持つ

この製品を提供している株式会社キューブ・ソフトは、CubePDFの他にもPDFの結合、抽出に長けたCubePDF Utilityやメモ管理製品のCubeNoteなど多くのシリーズ製品を提供しています。

シリーズ製品が豊富

CubePDF

SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。

遠藤慎

この製品はPDFの文書を直接編集することはできません。直接編集するためには同社が提供している「いきなり PDF COMPLETE」の利用が必要です。また、「いきなり PDF COMPLETE」も自身が作成したPDFファイル以外直接編集を行うことができません。

PDFの直接編集

PDF編集に関して世界シェア1位のAdobe Acrobatを意識したソフトウェアです。基本的な編集については、PDFの直接編集以外はAcrobatと同じことができます。自ら新しい機能を実装するというより、Acrobatが新しい機能を持った場合、同じことができるようにバージョンアップされることが多いです。

Adobe acrobatの後追い

WindowsOSでのみ動作するサービスのため、MacOSには対応していません。また、Windows8.1以前のバージョンのOSでは動作が保証されていません。

いきなりPDF STANDARDは、ソースネクスト株式会社が提供するPDF編集ソフトです。このソフトの主な機能は、PDFのページ編集、PDFファイルへの電子印鑑の挿入、PDFから他のフォーマットへの変換などがあります。これにより、ユーザーはPDF文書の編集やカスタマイズを簡単に行うことができます。ソースネクスト株式会社は、いきなりPDF STANDARDの他にも、インフラ・セキュリティ関連の「ZERO ウイルスセキュリティ」や年賀状作成ソフト「宛名職人」などを提供しています。

小規模 48%

大規模 29%

中規模 23%

製造 26%

建設、不動産 16%

士業、コンサルティング 11%

卸売、小売 10%

IT、インターネット 7%

Adobe Acrobatよりもはるかに低コストでPDFの変換や組み換えなどの機能を使えます。買い切り版のため、追加料金もかかりません。

コストヴァリュー

20年以上バージョンアップを重ねながら提供されている製品です。今後も安定的な提供や機能の拡充が期待できます。また、いきなりPDFを運営しているソースネクスト株式会社は東証プライム市場に上場しており経営に安定性と透明性があります。

老舗

いきなりPDF STANDARD

いきなりPDF COMPLETE

世界シェア1位のAdobe Acrobatを意識したソフトウェアです。基本的な編集については、Acrobatと同じことができます。自ら新しい機能を実装するというより、Acrobatが新しい機能を持った場合、同じことができるようにアップデートされることが多いです。

機能の充実度ではAdobe Acrobatに劣る

PDFはAdobeが生み出したもの。PDFビュワーのデファクトスタンダードであるAcrobat Reader DCにおいて、表示が保証されているのは、Adobe製品で作成したPDFのみのため、このソフトで作成したPDFが正しく表示されない恐れがあります。

作成したPDFファイルの互換性

サブスク版を契約する場合、年単位の契約になります。月単位の契約はできません。

サブスクの契約期間

PDFelementは、Wondershare Softwarが提供するPDF編集ソフトです。このソフトは、PDF中のテキストや画像の直接編集、注釈コメントの挿入、PDFから他のフォーマットへの変換、PDFの分割や結合などの機能があります。これらの機能により、ユーザーはPDF文書の管理をより効率的かつ柔軟に行うことができます。導入企業数は世界150ヵ国で100万社以上に及んでおり、幅広い業界で使用されています。

中規模 34%

大規模 30%

製造 27%

建設、不動産 11%

生活関連サービス、娯楽 8%

医療、福祉 7%

adobeよりも低いコストで、adobeに近いレベルの機能が使えます。買い切り版（約8,000円〜15,000円）。サブスク版（年契約のみで、約6,800円〜11,500円）

コストパフォーマンスに優れている

買い切り版、サブスク版を問わず、同社が提供している、クラウドストレージサービスを1GBまで無料で利用できます。クラウドストレージを介して、電子署名による契約を結ぶことも可能です。

クラウドストレージ連携

このソフトを提供しているwondershare社は、PDF編集ソフト以外にも動画編集ソフトやデザインソフト、クラウドストレージのサービスなどを提供しています。

他カテゴリのサービスも展開

PDFelement

SaaSアナリスト。FitGapではSEO、製品の強み注意点などのレポートを担当。

丹沢充裕


DocuWorksには、書類のバージョン管理などの最低限の機能はあるもの、タイムスタンプの付与、ワークフロー機能、文書の期限管理などのライフサイクル管理に関する機能は備えていません。どちらかというと、文書の編集に強みがある製品です。高度な書類管理を場合には、ライフサイクル管理ができる他社製品も併せて検討しましょう。

書類のライフサイクル管理はできない

DocuWorksは、xdwという独自の拡張子を採用しているため、Docuworksのアカウントを持っていない相手に対して文書を共有する場合は、拡張子をPDFなどに変換する必要があります。変換する手間や変換の際の書式が崩れたりするため、社外とのやりとりを頻繁に行う文書を管理する場合、注意が必要です。

独自の拡張子

WordやPower Pointなど、一部の拡張子はそのままで保存できません。Docuworksに保管する際は自動的にDocuWorks文書に変換されます。GoogleDriveなどのそのままのファイル形式で保存できるサービスと比較すると自由度は低いです。

一部ファイル形式が使えない

DocuWorksは、富士フィルムビジネスイノベーション株式会社（旧、富士ゼロックス株式会社）が提供する文書管理システムです。DocuWorksは、PC上で文書を紙の文書を机の上で扱う体験を目指した製品で、文書の保管に加えて、閲覧と編集ツールを備えていることが特徴的です。ツール内でファイル編集し、編集した書類をバージョン管理することができます。

大規模 51%

中規模 26%

小規模 23%

建設、不動産 19%

官公庁 12%

卸売、小売 5%

電気、ガス、水道 5%

クラウドサイン

商蔵奉行クラウド

X-point Cloud

Acrobat Sign

蔵奉行クラウド

DocuShare

Working Folder

富士フィルムビジネスイノベーション社は、1962年に設立され、DocuWorks以外にも企業向けのプリンター、複合機を提供しており、60年以上の事業実績を持つ企業です。Docuworksも、1996年にリリースされて依頼、累計800万ライセンス以上の導入実績を誇っています。

安定した実績の企業が運営

DocuWorksは、富士フィルムビジネスイノベーション社が提供する複合機と連携することで、文書のデータ化から保管までを一気通貫で行うことができます。複合機でスキャンした文書は、自動画像判定により文書の種類や日付ごとに自動振り分けされてDocuWorksにされます。初期設定さえすれば、馴染みのある複合機のまま、文書の整理業務を標準化することができます。富士フィルムビジネスイノベーション社の複合機を利用していて、利用頻度が高い企業にはおすすめの製品です。

自社の複合機と連携

多機能であるがゆえに、初めてのユーザーにとっては操作方法の習得に時間がかかる可能性があります。特に、高度な編集機能やセキュリティ設定などは、一定の学習期間が必要かもしれません。組織全体での導入を検討する場合、適切なトレーニングやサポート体制の構築が重要になるでしょう。

学習曲線と機能の複雑さ

ユーザー数に応じたライセンス管理が必要です。大規模な組織や多数の拠点を持つ企業では、ライセンス管理が煩雑になる可能性があります。ただし、「無制限ライセンス（Corp Country Pack）」オプションも用意されており、日本国内であればライセンス数の制限なく使用できるため、大規模組織向けの解決策となっています。

ライセンス管理の複雑さ

PDF-XChange Editorで作成または編集したPDFファイルを、他のPDFソフトウェアで開く際に、一部の高度な機能や設定が正しく表示されない可能性があります。特に、独自の注釈機能や高度なセキュリティ設定を使用している場合、他のソフトウェアとの互換性に注意が必要です。重要な文書を共有する際は、受信者の使用環境を考慮し、必要に応じて標準的な設定での保存や互換性チェックを行うことが推奨されます。

互換性の問題

PDF-XChange Co. Ltd.が提供するPDF編集ソフトです。このソフトは、ユーザーフレンドリーなインターフェースでPDFの編集や注釈の追加、テキストの検索と置換などが可能です。また、OCR機能によりスキャンされたドキュメントをテキスト認識し、検索可能なPDFに変換できます。さらに、PDFの結合や分割、パスワード保護などの高度な機能も備えています。

小規模 41%

大規模 32%

IT、インターネット 20%

建設、不動産 20%

卸売、小売 9%

その他の業種 9%

PDFファイルの作成から編集、変換まで、幅広い機能を提供します。Word、Excel、PowerPointなど様々なファイル形式からのPDF作成、複数PDFファイルの統合、ページの追加・削除・並び替えなどの編集操作が可能です。さらに、PDFファイル内のテキストや画像の直接編集、フォントやサイズの変更、レイアウトの調整など、高度な編集機能も備えています。これにより、ユーザーはPDF文書を柔軟かつ効率的に管理できます。

包括的なPDF編集機能

暗号化、パスワード設定、電子署名、タイムスタンプなど、多様なセキュリティ機能を提供します。これらの機能により、機密情報の保護、文書の改ざん防止、法的有効性の確保が可能になります。特に、電子署名機能は、デジタル時代のビジネスプロセスにおいて重要な役割を果たします。

高度なセキュリティ機能

直感的なユーザーインターフェースと軽快な動作が特徴です。複数のPDFをタブで表示したり、画面を分割表示したりするなど、効率的な閲覧環境を提供します。また、高速な起動と描画性能により、大容量のPDFファイルでもストレスなく操作できます。これらの特徴は、日々の業務効率を大幅に向上させる可能性があります。

使いやすいインターフェースと高速パフォーマンス

PDF-XChange Editor

SmallPDFの基本機能は無料で利用できますが、高度な機能や無制限の使用にはPro版へのアップグレードが必要です。既存のPDFテキスト編集やOCR機能の利用には有料プランが必要となります。無料版では1日あたりの処理可能なファイル数に制限があるため、大量のファイルを扱う場合や頻繁に利用する場合はコストが発生します。チームや企業全体での利用を検討する場合、別途ビジネスプランやチームプランへの加入が必要となり、追加コストがかかることに注意が必要です。

一部機能の制限と追加コスト

クラウドベースのオンラインサービスであるため、インターネット接続が必要不可欠です。オフライン環境や安定したインターネット接続が確保できない状況下では、ツールを利用することができません。また、大容量のファイルを扱う場合、アップロードやダウンロードに時間がかかる可能性があります。クラウド上でのファイル処理を懸念する組織や、極めて機密性の高い文書を扱う場合には、オンラインツールの利用自体が制限される可能性があることも考慮する必要があります。

オフライン環境での利用制限

汎用的なPDF処理ツールとして優れていますが、特定の専門的な用途や大規模な利用には制限があります。例えば、複雑なレイアウトや大量のグラフィックを含むPDFの編集には制限があり、専門的なデスクトップソフトウェアほどの細かい調整はできません。また、大規模な企業での一括処理や自動化されたワークフローへの組み込みには適していない場合があります。

大規模利用への制限

Smallpdf Ltd.が提供するPDF編集ソフトです。SmallPDFは、オンライン上で簡単にPDFファイルの圧縮、変換、結合、分割、電子署名などの編集を行える多機能なツールです。ユーザーはソフトウェアのインストールを必要とせず、ウェブブラウザ上で操作が可能です。特に、デジタル署名の追加やファイル保護機能を通じて、文書のセキュリティを向上させる点が強調されています。また、SmallPDFは、GDPRに準拠しており、個人データの保護にも配慮しています。

中規模 46%

大規模 28%

小規模 26%

製造 23%

IT、インターネット 16%

卸売、小売 13%

建設、不動産 10%

生活関連サービス、娯楽 6%

ユーザーはファイルをドラッグ&ドロップするだけで、目的の操作を簡単に行うことができます。複雑な設定や専門知識は不要で、誰でも瞬時に利用を開始できます。ウェブブラウザ上で動作するため、ソフトウェアのインストールも必要ありません。これにより、デスクトップPCはもちろん、タブレットやスマートフォンなど、どのデバイスからでもアクセスできる高い利便性を提供しています。また、シンプルなデザインと明確な機能分類により、必要なツールをすぐに見つけられる点も、ユーザー体験を向上させています。

ユーザーフレンドリーな操作性

PDFファイル処理に関する幅広い機能を提供しています。20種類以上のツールが用意されており、PDFの編集、変換、圧縮、結合、分割など、多様なニーズに対応しています。特に、WordやExcel、PowerPointとの相互変換、OCR機能による文字認識、電子署名の追加など、ビジネスシーンで求められる高度な機能も備えています。さらに、業界最高水準のソリューションプロバイダーと提携することで、高品質な変換結果を実現。元のフォーマットや画質を可能な限り保持しながら、効率的なファイル処理が可能です。また、ファイルサイズを最大99％縮小できる高性能な圧縮機能も特筆すべき点です。

幅広い機能と高い処理能力

ユーザーのデータセキュリティを最重要視しています。GDPR準拠およびISO/IEC 27001認証を取得しており、個人情報保護に関する厳格な基準を満たしています。ファイルの転送や処理時にはTLS暗号化技術を使用し、データの安全性を確保。さらに、処理後のファイルは自動的にサーバーから削除される仕組みで、情報漏洩リスクを最小限に抑えています。2013年以降、24億人以上のユーザーに利用されている実績も、その信頼性の高さを裏付けています。

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