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スマホ対応の連結会計システムおすすめ6選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2025年09月15日
連結会計システムは、連結決算に特化した専用ソフトウェアと、ERPやEPMに連結機能が組み込まれた統合型ソフトウェアに大きく分かれます。近年はどちらのタイプもスマホブラウザからの承認操作やダッシュボード閲覧に対応する製品が増えており、決算期の迅速な意思決定に役立ちます。ただし、製品ごとにカバーする業務範囲やデータ収集方式、IFRS対応の深さが異なるため、自社グループの構造に合わないソフトウェアを選ぶと運用が破綻しかねません。このガイドでは、ソフトウェアの対応範囲の違いを軸に2つのタイプへ整理し、要件定義から製品選定までを順を追って解説します。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
連結決算の専用ソフトウェアで効率化を図るタイプ 📊
マネーフォワード クラウド会計
/ manage
/ BMC
統合型ERPやEPMのソフトウェア内で連結処理を行うタイプ 🌐
Oracle NetSuite
/ Workday Financial Management
/ Anaplan Financial Consolidation
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
その他
すべて表示

タイプ別お勧め製品

連結決算の専用ソフトウェアで効率化を図るタイプ 📊

このタイプが合う企業:

はじめて連結決算システムを導入する企業や、Excelベースの連結業務をソフトウェアに移行したい企業に向いています。連結会計に必要な機能だけをソフトウェアで押さえたい方に適しています。

どんなタイプか:

連結会計・連結決算の業務処理に特化したソフトウェアです。子会社データの収集、連結仕訳の自動生成、連結精算表の作成といった連結決算プロセスを専門的にカバーしており、ソフトウェアの機能が連結会計に集中している点が最大の特徴です。スマホのブラウザからでもデータ確認や承認作業ができるため、外出先でも連結決算の進捗を把握できます。

このタイプで重視すべき機能:

📥連結パッケージ収集・取込
各子会社の財務データをExcelやAPI経由で収集・取込する機能です。子会社側で使っている会計ソフトウェアの種類を問わず、統一フォーマットへの変換なしでデータを集められる製品が増えています。
⚙️連結仕訳の自動生成
内部取引消去や未実現利益の消去など、連結特有の仕訳をソフトウェアが自動で生成する機能です。手作業によるミスを減らし、連結決算の所要時間を短縮するのに役立ちます。

おすすめ製品3選

マネーフォワード クラウド会計
おすすめの理由
連結会計に特化したクラウドソフトウェアとして、スマホブラウザやiOS/Androidアプリからデータ確認・操作が可能です。子会社のExcelデータをそのまま取り込める柔軟なソフトウェア設計で、はじめての連結決算にも導入しやすい点が強みです。
価格
¥3,980
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
連結決算業務に必要な機能をソフトウェアとしてコンパクトにまとめた製品です。iOS/Androidアプリにも対応しており、スマホからの承認・確認作業がスムーズに行えます。
価格
140円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
連結会計処理に必要なソフトウェア機能を網羅しつつ、スマホアプリにも対応しています。国内企業のグループ連結に必要な制度対応がソフトウェアに組み込まれている点が評価されています。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

統合型ERPやEPMのソフトウェア内で連結処理を行うタイプ 🌐

このタイプが合う企業:

海外子会社を含むグループ企業で、会計だけでなく販売・購買などの基幹業務も同一ソフトウェアで統合管理したい企業に向いています。連結会計を経営管理全体のソフトウェア基盤の中で運用したい方に適しています。

どんなタイプか:

ERP(統合基幹業務システム)やEPM(経営管理プラットフォーム)に連結会計機能が組み込まれているソフトウェアです。財務会計・管理会計・予算管理などの周辺業務と連結処理を1つのソフトウェア上で完結でき、データの二重入力が不要になります。多通貨・多言語への対応がソフトウェアに標準搭載されている製品が多く、海外子会社を持つ企業に適しています。スマホブラウザからダッシュボードの閲覧や承認操作が可能な製品が揃っています。

このタイプで重視すべき機能:

🔄単一ソフトウェア上でのリアルタイム連結
子会社と親会社の取引がソフトウェア内部で自動的に連結されるため、期末を待たずにグループ全体の財務状況をリアルタイムで把握できます。データの正規化や照合の手間が不要になります。
🌍多通貨・多言語のソフトウェア標準対応
海外拠点の現地通貨や言語にソフトウェアが標準で対応しており、通貨換算や為替差損益の計算を自動処理します。各国の会計基準・税制への対応もソフトウェアに含まれている製品が多いです。

おすすめ製品3選

Oracle NetSuite
おすすめの理由
ERP全体が1つのソフトウェアとして統合されており、OneWorldモジュールで190以上の通貨と27言語に対応した連結会計が可能です。モバイルブラウザやスマホアプリにも対応しており、外出先からダッシュボードを確認できるソフトウェア設計です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Workday Financial Management
おすすめの理由
インメモリ会計の仕組みにより、ソフトウェア内で連結処理がリアルタイムに行われる点が特徴です。スマホ対応のレスポンシブUIを備えたソフトウェアで、期間締め処理の状況をモバイルからも確認できます。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Anaplan Financial Consolidation
おすすめの理由
経営管理プラットフォームとしてのソフトウェア上に連結会計機能を搭載しており、複数ERPからのデータ統合や予実管理との連携が強みです。クラウドソフトウェアとしてスマホブラウザからもアクセスでき、ダッシュボードでの可視化に対応しています。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

📥子会社データ収集方式の柔軟性
Excel取込・CSV・API連携・Web入力など、子会社側の環境に合わせた複数のデータ収集方法に対応しているかは、製品によって差が大きいポイントです。グループ内で会計システムがバラバラな場合は特に重要になります。
🌐IFRS・複数会計基準への対応
日本基準だけでなくIFRSや米国基準など、複数の会計基準に同時対応できるかどうかは選定の分かれ目になります。海外子会社を持つ企業や将来的にIFRS適用を検討している場合、この対応範囲が製品選びを左右します。
📊管理連結・予算連結への対応
制度連結だけでなく、月次連結・連結予算・着地予想といった管理連結の機能を備えているかどうかは、製品ごとに大きく異なります。経営管理の高度化を目指す企業では、この機能の有無が決め手になります。
🗺️多言語・多通貨対応
海外子会社がある場合、入力画面の英語・中国語対応や外貨ベースでの連結処理、為替レートの自動計算機能は必須です。FitGapでは、対応言語数や通貨数が製品によって差があるため事前確認をおすすめしています。
📱スマホブラウザでの承認・閲覧操作性
スマホ対応をうたう製品でも、実際のモバイルブラウザでの操作性には差があります。決算期の承認ワークフローやレポート閲覧がスマホで実用的に行えるかどうか、トライアル等で確認することをおすすめします。
🏢連結範囲の柔軟な定義
M&Aやグループ再編に伴い連結子会社の増減が起きた際に、連結範囲の変更を柔軟に行えるかは製品差が出やすいポイントです。持分法適用会社の管理も含め、自社グループの構造に合った設定ができるか確認してください。
🔗既存会計ソフトとのデータ連携
親会社・子会社が利用中の個別会計ソフトとスムーズに連携できるかは導入の成否を左右します。API連携やExcelアドインなど、具体的な連携方式が自社環境に適合するかを事前に確認しておく必要があります。

一部の企業で必須

💰連結キャッシュ・フロー計算書の自動作成
連結CFの作成を手作業で行っている企業にとっては、自動作成機能が業務負荷を大きく軽減します。ただし、連結CFを外部に開示しない非上場グループでは優先度が下がります。
📂セグメント情報の管理・出力
事業セグメント別・地域別などの多軸でのセグメント管理機能は、上場企業の開示対応や経営層へのレポーティングに必要です。セグメント構造がシンプルなグループでは標準機能で十分な場合もあります。
🔍監査対応機能
監査法人に対してシステム画面の閲覧権限を付与したり、監査証跡を自動で記録する機能です。上場企業や上場準備中の企業では重要ですが、非上場グループでは必須ではないケースがあります。
📤決算開示システムとの連携
EDINETへのXBRL提出に対応した開示システムとの連携機能は、有価証券報告書の作成工数を削減します。上場企業では確認すべき要件ですが、非上場企業には不要です。
🧾グループ通算制度(税務)への対応
連結納税からグループ通算制度へ移行した企業グループでは、税務計算との連携が求められます。対応状況は製品によって異なるため、税務要件がある場合は確認が必要です。
🎓会計コンサルティング支援
連結会計やIFRSの専門知識が社内に不足している場合、ベンダーからコンサルティングを受けられるかが重要になります。初めて連結決算システムを導入する企業では特に確認しておきたい要件です。

ほぼ全製品が対応

⚙️内部取引消去・連結修正仕訳の自動化
投資と資本の相殺消去、債権債務の照合・消去、未実現利益の消去などを自動で処理する機能です。連結会計システムの基本機能であり、ほぼ全製品が標準で対応しています。
📋連結財務諸表の自動作成
連結BS・PL・SS(株主資本等変動計算書)を会計基準に準拠して自動作成する機能です。連結会計システムの根幹であり、対応していない製品はありません。
整合性チェック・エラー検知
子会社から収集したデータの入力不備や数値の不整合を自動で検出する機能です。手戻りの削減に直結するため、ほぼ全ての製品に搭載されています。
🔄勘定科目の組替・マッピング
子会社ごとに異なる勘定科目体系を、連結決算用の科目体系に自動変換する機能です。連結処理の前提となる基本機能であり、各製品が標準で備えています。

優先度が低い

🤖AI自動仕訳サジェスト
AIが勘定科目の変換や連結仕訳を提案してくれる機能です。一部の製品で搭載が始まっていますが、まだ発展途上の機能であり、現時点では選定の決定要因にはなりにくいです。
📁文書管理・ファイル共有機能
決算関連の資料をシステム内で管理・共有できる機能です。便利ではありますが、既存のファイル共有ツールで代替可能なケースが多く、連結会計システムに求める優先度は低めです。

スマホ対応の連結会計システムの選び方

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