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連結会計システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
連結会計システムは、グループ企業の財務データを集約し連結決算を行うためのソフトウェアですが、製品によってカバー範囲は大きく異なります。制度連結の処理に特化した製品もあれば、連結予算や経営管理まで一体で担う製品、グローバル拠点の多通貨・複数会計基準を統合処理するEPM型の製品もあり、自社の連結規模や経営管理の目的に合ったタイプを見極めることが選定の出発点になります。本ガイドでは、大企業向け連結会計システムを3つのタイプに分類し、タイプごとの代表製品の紹介から要件定義・製品選定の進め方までを順を追って解説します。
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FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
制度連結特化タイプ 📋
DivaSystem LCA
/ eCA-DRIVER
/ BTrex 連結会計
グループ経営管理一体タイプ 📊
STRAVIS
/ BizForecast FC
/ OBIC7
グローバルEPM連結タイプ 🌐
Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close
/ SAP S/4HANA Finance
/ CCH Tagetik
企業規模
大企業
提供形態
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

大企業・上場企業向けの連結会計システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
DivaSystem LCA
制度連結特化タイプ 📋
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

国内導入シェアがトップ。標準プロセスで連結決算から開示まで支援。

eCA-DRIVER
制度連結特化タイプ 📋
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

監査資料をAPIで提供できる。TKCクラウド基盤と専門家支援が手厚い。

BTrex 連結会計
制度連結特化タイプ 📋
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

大規模連結で100社超の子会社データを高速一括処理。仕訳根拠まで追える。

STRAVIS
グループ経営管理一体タイプ 📊
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

制度連結から予算管理まで同じ基盤で扱える。大企業シェアも上位。

BizForecast FC
グループ経営管理一体タイプ 📊
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Excel帳票を活かして低コストに開始。使いやすく導入も容易。

OBIC7
グループ経営管理一体タイプ 📊
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・人事給与・販売まで基幹業務を統合可能。中堅・大企業シェアも高い。

Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close
グローバルEPM連結タイプ 🌐
$250ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

IFRS・各国基準のグローバル連結に対応。AIで決算自動化も進められる。

SAP S/4HANA Finance
グローバルEPM連結タイプ 🌐
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

SAP基盤の財務データを連結に統合。リアルタイム集計と取引追跡に強い。

CCH Tagetik
グローバルEPM連結タイプ 🌐
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

予算・連結・開示を一元管理。クラウドとオンプレを選べ、大企業の経営管理に対応。

タイプ別おすすめ製品

制度連結特化タイプ 📋

このタイプが合う企業:

連結子会社数が多く、制度連結の正確性と決算早期化を重視する上場企業の経理部門・連結決算チーム

どんなタイプか:

制度連結のデータ収集、連結仕訳生成、財務諸表・開示資料作成を一連で扱うタイプです。監査対応やエラーチェックなど制度決算の正確性を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

連結仕訳の自動生成・整合性チェック
内部取引消去や未実現利益消去の仕訳を自動生成し、チェック項目で整合性を確認できます。
📥子会社データ収集・進捗管理
Web経由で子会社のレポーティングパッケージを集め、提出状況やエラーを一覧管理できます。

おすすめ製品3選

DivaSystem LCA

子会社の多い制度連結を標準プロセスで回したい上場企業におすすめ

DivaSystem LCAは、大企業グループの制度連結を標準プロセスに乗せて回すことに強い、国内実績の厚い連結会計システムです。 連結仕訳の収集・集計、内部取引消去、開示資料作成までを一連で扱え、Excelオンライン収集やERP連携、多通貨・多言語にも対応します。 FitGapでは大企業シェアが同ページ内で最上位、操作性・導入しやすさ・セキュリティも上位で、子会社数が多く決算フローを標準化したい上場企業に向きます。導入後の専任サポートや監査対応レポートを重視する企業にも候補になります。 一方、標準機能中心の設計のため独自フローの作り込みには確認が必要で、小規模な連結や単体会計中心の企業では機能・費用が重くなりやすいです。
価格
要問合せ
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

監査対応と内部統制の説明負荷を抑えたい上場企業におすすめ

eCA-DRIVERは、TKCのクラウド基盤と会計専門家の支援を組み合わせ、監査対応まで含めて制度連結を整えたい企業向けの連結会計システムです。 Web入力フォームは日本語・英語・中国語に対応し、ファイル連携やAPI連携で国内外子会社のデータ収集を進められます。 FitGapではセキュリティ評価が上位で、SOC報告に対応した基盤や監査法人への資料提供APIがあるため、内部統制の説明や監査資料作成の負荷を抑えたい上場企業に向きます。サポート評価も高く、専任コンサルタントに相談しながら導入できます。 一方、TKC系以外の会計システムでは連携設定が必要になり、クラウド運用が前提です。大企業での採用規模を最重視する場合はDivaSystem LCAと比較し、導入期間3〜6ヶ月や法人数に応じた費用も確認して下さい。
価格
要問合せ
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
BTrex 連結会計

大規模な連結処理を決算期に合わせて短期導入したい企業におすすめ

BTrex 連結会計は、子会社100社超の大規模連結を高速に処理しつつ、自社のデータ形式や帳票運用に合わせやすい連結会計パッケージです。 内部取引消去やのれん計算の自動化、ワーニングリスト・仕訳プレビュー・ドリルダウンによる根拠確認など、複雑な連結仕訳を検証しながら進められます。 FitGapでは導入しやすさ評価が上位で、標準的な導入期間も2.5〜3ヶ月と短めのため、決算期の切替に合わせて入替・新規導入を進めたい企業に向きます。Excel・CSV取込や奉行シリーズ連携、Excel・PowerPoint出力を活かした資料作成にも強みがあります。 一方、標準連携はファイル取込中心でリアルタイム連携には注意が必要です。セキュリティ評価は同タイプ内で相対的に低めのため、統制要件が厳しい企業は他製品も含めて確認して下さい。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

グループ経営管理一体タイプ 📊

このタイプが合う企業:

連結ベースでの予算管理・業績管理も視野に入れている経理部門・経営企画部門

どんなタイプか:

制度連結に加え、月次連結、連結予算、予実管理、セグメント分析まで扱うタイプです。決算作成よりもグループ経営数値の活用と共有を広げる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📈管理連結・連結予実管理
月次連結や連結予算を作成し、予算実績差異やセグメント別損益を連結ベースで確認できます。
📑Excelライクな入力・レポーティング
Excelに近い操作で入力・帳票作成でき、既存帳票を活かした移行負荷を抑えます。

おすすめ製品3選

制度連結と管理連結を同じ基盤で集約したい大企業グループにおすすめ

STRAVISは、制度連結と管理連結を同じ基盤で扱い、子会社データ収集から連結精算、レポート出力までを大企業グループ向けにまとめた連結会計・管理会計システムです。 月次早期化、ローリング予算、機能別損益、複数年度比較まで使えるため、決算だけでなく経営管理の数字も集約したい企業に向きます。 FitGapでは大企業シェアがカテゴリ内で上位、サポート評価も同タイプのおすすめ製品内で単独1位のため、連結範囲が広い企業でも定着支援を受けながら運用しやすい点が強みです。 一方、料金評価は中位で、責任センター管理、セグメント損益、工程別損益、品種別原価管理は追加オプションです。制度連結だけを小さく始めたい企業は、Excel運用を活かせる製品やERP一体型との比較が必要です。
価格
要問合せ
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
BizForecast FC

Excel帳票を活かして低コストに連結を立ち上げたい企業におすすめ

BizForecast FCは、Excelに近い操作感を残しながら、グループ連結と管理連結のデータ収集・集計・レポートをクラウドで一元化する製品です。 既存のExcel帳票を活かせるため、経理や経営企画の現場が主導して連結予算・予実管理を段階的にシステム化したい企業に向きます。 FitGapでは料金評価が同タイプのおすすめ製品内で単独1位、導入しやすさと操作性も1位タイで、短期間・低コストで立ち上げやすい点が専用システムやERP一体型と異なる強みです。 一方、Standard版はユーザー定義テーブルやアドオン開発が使えず、高度なETL機能やWeb API連携はEnterprise版が前提です。子会社数が多く複雑な連結要件を持つ大企業は、Enterprise版で足りるか、より大規模運用向けの製品も比べる必要があります。
価格
要問合せ
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

連結を全社基幹業務と一体で整えたい大企業におすすめ

OBIC7は、連結会計だけでなく会計・人事給与・販売・生産管理までまとめて扱うERPで、グループ経営管理を全社基盤の一部として整えたい大企業向けの製品です。 会計を起点に部門別損益、プロジェクト別収支、予算管理、内蔵BIレポートまでつなげられるため、連結数値を経営判断に使う範囲を広げたい企業に向きます。 FitGapではセキュリティ評価が同タイプのおすすめ製品内で1位タイ、サポート評価も上位で、内部統制やIT監査を重視する企業でも候補にしやすいです。 一方、料金は個別見積もりで予算化に時間がかかりやすく、機能範囲が広い分、権限設計や社内教育も必要です。連結会計だけを早く始めたい企業は、専用型やExcel活用型の方が合う場合があります。
価格
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大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

グローバルEPM連結タイプ 🌐

このタイプが合う企業:

海外拠点を多数抱えるグローバル企業の経理・経営企画部門、既存のERP基盤との統合を重視する企業

どんなタイプか:

EPM基盤上で連結会計、計画策定、財務分析、多通貨管理を統合するタイプです。複数会計基準や為替換算を含むグローバル連結処理に重点を置きます。

このタイプで重視すべき機能:

💱複数会計基準・多通貨の同時対応
複数会計基準を並行処理し、各国通貨の為替換算と連結数値を同じ基盤で確認できます。
🔮計画策定・シミュレーション機能
中期計画やシナリオ別の試算を行い、連結ベースの将来予測や投資判断を支援できます。

おすすめ製品3選

Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close

海外子会社を含むグローバル連結をクラウドで標準化したい大企業向け

Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Closeは、IFRS・各国GAAP、多通貨換算を前提にしたグローバル連結を、クラウドのEPM基盤で標準化しやすい製品です。 事前構築済みの連結モデルやAI・機械学習による決算プロセス自動化があり、海外子会社を含む連結から予算管理・財務分析まで段階的に広げたい大企業に向きます。 FitGapでは導入しやすさと操作性の評価が同タイプ内で高く、EPM型の中では立ち上げ後の定着を重視する企業が候補にしやすい位置付けです。 一方、エンタープライズ向けの費用と専門コンサルティングの前提は重く、クラウド専用のためオンプレミス要件が強い企業には合いません。国内制度連結だけを効率化したい場合は、制度連結特化型も比べるべきです。
価格
$250
ユーザー/月
大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SAP S/4HANA Finance

SAPの基幹データをそのまま連結に活かしたい大企業におすすめ

SAP S/4HANA Financeは、SAP ERPで蓄積した仕訳・勘定データをグループ連結に生かしやすい、ERP一体型のグローバル連結基盤です。 SAP HANAの高速処理により複数子会社のデータをリアルタイムに集計し、連結レポートから個別取引まで掘り下げて確認できるため、SAPを基幹系として使う大企業が財務連結と管理を標準化したい場合に強い候補になります。 FitGapでも連携評価は9製品中1位、機能性評価も上位で、多通貨換算やIFRS対応を含む要件を広く見られます。 一方、料金評価と導入しやすさは伸びにくく、ERP理解や専門コンサルタントを含む大規模プロジェクトが前提です。SAP基盤がない企業や、連結会計だけを短期間で入れたい企業は、OracleやCCH Tagetik、制度連結特化型との比較が必要です。
価格
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大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
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サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

クラウドとオンプレミスを選んで連結基盤を整えたい大企業におすすめ

CCH Tagetikは、連結会計だけでなく予算・予測・開示レポーティングまでを1つの経営管理基盤にまとめ、クラウドとオンプレミスを選べる柔軟性があるグローバルEPM製品です。 Excelに近いインターフェイスや各国基準・業界向けテンプレートを備え、経理部門が連結仕訳から財務レポートまで主導しつつ、将来は予算管理や開示にも広げたい大企業に向きます。 FitGapでは操作性評価が9製品中2位タイで、料金・導入しやすさもEPM型3製品の中間に位置し、Oracleのクラウド専用やSAP中心の運用が合わない企業の有力な比較先です。 一方、国内大企業でのシェアは同タイプ内で最も低く、統合ワークフローの設計、専門パートナー、サポート拡張費用、ベンダー依存の確認が欠かせません。小規模な経理体制には機能と導入負荷が重くなります。
価格
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大企業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🏢連結子会社数・連結階層の対応上限
大企業では数十〜数百の子会社を抱えるケースが珍しくありません。多段階の持株構造やサブ連結に対応できるかどうかは、製品によって大きく差があります。自社グループの連結範囲を洗い出し、その規模を処理できる製品かどうかを最初に確認することをFitGapではおすすめしています。
🌐IFRS・複数会計基準の同時処理
日本基準だけでなくIFRSやUS GAAPなど、複数の会計基準で同時に連結決算を走らせる必要がある企業は多いです。基準ごとに修正仕訳を自動生成できるか、基準間の差異調整レポートを出力できるかなど、対応の深さが製品間で分かれます。FitGapでは、海外上場やグローバル投資家対応が視野にある企業ほど重視すべき要件と考えています。
📥子会社データ収集の柔軟性
グループ各社が異なる会計システムを使っている場合、Excel・CSV取り込みやWeb入力、API連携など多様な収集手段に対応しているかが実務上の大きな分岐点になります。収集方法の選択肢が少ない製品を選ぶと、子会社側の運用負担が増え、決算スケジュール全体に影響します。
⚙️連結仕訳の自動化レベル
投資と資本の相殺消去、内部取引消去、未実現損益消去といった連結特有の仕訳をどこまで自動化できるかは、決算早期化に直結します。仕訳テンプレートの柔軟性や、前期仕訳のロールフォワード機能の有無など、製品ごとに自動化の範囲が異なる点に注意してください。
📊レポーティング・分析機能の充実度
連結精算表や連結財務諸表の出力だけでなく、セグメント別損益やドリルダウン分析、独自レポート設計など分析機能の幅は製品によって差があります。経営層へのマネジメントレポートやIR資料の作成まで見据えるなら、分析・可視化機能の充実度を比較することが重要です。
🔗既存会計システム・ERPとの連携
大企業ではSAPやOracle、OBICなど大規模ERPが稼働しているケースが一般的です。既存の基幹システムとのデータ連携がスムーズにできるかどうかは、導入工数やランニングコストを大きく左右します。API連携の可否や、連携実績のあるERP製品の一覧を事前に確認しておくことをFitGapではおすすめしています。
📋決算開示・監査対応の効率化機能
EDINETへのXBRL連携や注記情報のフォーマット出力、監査法人へのデータ一括提供機能など、開示・監査対応を効率化する機能の有無は製品間で差が大きいです。決算開示システムとの一気通貫の連携が可能かどうかは、決算スケジュールのタイト化が進む大企業では特に確認すべきポイントです。

一部の企業で必須

🗺️多言語・多通貨対応
海外子会社を持つ企業にとっては必須ですが、国内グループのみの企業には不要な要件です。対応言語の種類や、為替レートの自動取得・換算処理の精度を確認してください。英語・中国語のWeb入力画面を標準提供する製品もあります。
📅管理連結(月次連結・連結予算)
制度連結だけでなく、月次での管理連結や連結ベースの予算管理を行いたい企業には重要な要件です。制度連結のみで足りる企業には優先度が下がります。FitGapでは、グループ経営管理の高度化を目指す企業ほど必要性が高い機能と位置付けています。
💰連結キャッシュ・フロー計算書の自動作成
連結C/Fの自動作成機能は製品によって対応範囲が異なります。間接法・直接法の両方に対応するか、為替換算差額の自動計算が可能かなど、自社の開示要件に合わせてチェックが必要です。
🗂️セグメント情報の多階層管理
事業セグメント・地域セグメントなど複数軸でのセグメント開示が求められる場合、セグメント階層を柔軟に設定できるかが重要です。セグメント数が少ない企業であれば標準機能で十分対応できます。
ワークフロー・タスク管理機能
連結決算は複数部署・複数拠点の担当者が関わる業務のため、タスクの進捗管理や承認フローが組み込まれていると便利です。ただし、既に別のプロジェクト管理ツールを活用している企業には不要な場合もあります。
🤝連結決算アウトソーシング対応
ベンダーによる連結決算業務の代行やBPOサービスを利用したい場合、そのサービスが用意されている製品を選ぶ必要があります。自社内で完結する体制が整っている場合は優先度が低い要件です。

ほぼ全製品が対応

🔄連結消去仕訳(投資・資本、内部取引)
投資と資本の相殺消去、債権債務の照合・消去など、連結決算の根幹となる処理はほぼ全ての連結会計システムが標準で備えています。製品間の差は自動化の深さにあるため、基本対応の有無ではなく自動化レベルで比較してください。
📄連結財務諸表の作成・出力
連結貸借対照表・連結損益計算書・連結株主資本等変動計算書などの連結財務諸表を作成・出力する機能は、連結会計システムの基本機能としてほぼ全製品が対応しています。
🔍エラーチェック・整合性検証
子会社から収集したデータの整合性チェックやエラー検出機能は、ほぼ全ての製品に搭載されています。チェック項目の数や精度は製品によって異なりますが、基本機能としては標準的に備わっています。
⚖️会計基準改正への法令対応アップデート
会計基準の改正に伴うシステムのバージョンアップ対応は、主要な連結会計システムであれば保守契約の範囲で提供されます。ベンダーの対応スピードに差はありますが、対応そのものはほぼ全製品が行っています。

優先度が低い

📒個別会計(単体会計)機能
ERP搭載型の製品には単体会計と連結会計を一つのシステムで管理できるものもありますが、大企業では既に基幹会計システムが稼働しているのが一般的です。連結会計システムの選定時に単体会計機能の有無を重視する必要は低いとFitGapでは考えています。
📱モバイル対応
連結決算業務はデータの精査や仕訳入力など画面上での細かい作業が中心のため、スマートフォンやタブレットでの操作性を選定基準に含める優先度は低いです。承認通知の確認程度であれば、メール通知で代替できます。

大企業の連結会計システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、連結業務の目的に近い製品を絞る制度連結を正確に回したい場合、管理連結や予算まで広げたい場合、海外拠点を含むEPM基盤にしたい場合では合う製品が変わります。まずは自社の連結範囲と利用目的に近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    外せない機能は、機能の優先度マップで確認する連結階層や複数会計基準、子会社データ収集、既存ERPとの連携は大企業で差が出やすい条件です。海外拠点や管理連結の有無も含めて、必須条件を先に整理します。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件をそろえて確認する連結会計システムは、導入後の担当範囲や子会社側の入力方法で負担が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用条件と契約の進め方を整理します。

ここからは、連結決算を回す体制と導入プロジェクトの進め方をそろえます。制度決算だけに使うのか、管理連結や海外拠点まで広げるのかで、必要な支援と契約条件が変わります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

利用範囲と部門の巻き込み方

制度連結を中心に使う企業と、経営企画部門まで月次管理に使う企業では、関係者の数が変わります。海外拠点まで含めると、現地法人の入力担当やIT部門も関わります。利用範囲を曖昧にすると、導入後に追加設定と社内調整が膨らみます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。制度決算を標準化するもの、管理連結や予算まで同じ基盤で扱うもの、グローバルEPMとして計画や分析まで広げるものがあります。

  • 制度決算を標準化する製品制度連結の収集から開示前の確認まで、標準手順に乗せやすい製品です。ただし予算管理まで同時に広げる場合は、追加範囲を整理します。代表製品:DivaSystem LCA / eCA-DRIVER
  • 管理連結や予算まで同じ基盤で扱う製品制度決算と月次管理の数字を、同じ基盤に集めやすい製品です。ただし経理と経営企画の利用範囲を決めないと、入力項目が増えます。代表製品:STRAVIS / BizForecast FC
  • グローバルEPMとして広げる製品海外拠点を含む計画、連結、分析を一体で扱いやすい製品です。その分、導入時はデータ定義と担当体制の設計が重くなります。代表製品:Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close / CCH Tagetik

子会社データ収集の運用方法

子会社ごとに会計システムや提出形式が異なると、本社側の収集手順が決算日程を左右します。現地入力とExcel収集と既存ERPからの連携が混在すると、子会社側の負担と本社の差し戻しが増えます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。Web入力やテンプレートで集めるもの、Excel帳票を活かすもの、ERPやEPM基盤とつなげて集めるものがあります。

  • Web入力やテンプレートで集める製品子会社側がブラウザや指定フォームで入力し、本社が進捗を追いやすい製品です。ただし入力画面の言語や締め切り運用を決めないと、差し戻しが増えます。代表製品:eCA-DRIVER / STRAVIS
  • Excel帳票を活かして集める製品既存のExcel帳票を残しながら、収集と集計をシステム化しやすい製品です。ただし帳票の版管理を決めないと、古い形式が残ります。代表製品:BizForecast FC / BTrex 連結会計
  • ERPやEPM基盤とつなげて集める製品基幹システム側のデータを活かし、連結側の再入力を抑えやすい製品です。その分、連携対象とマスタ管理の担当を先に決める必要があります。代表製品:SAP S/4HANA Finance / Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close

監査・内部統制の説明体制

上場企業の連結決算では、処理結果だけでなく承認履歴や修正理由の説明も求められます。監査法人への資料提出や社内レビューの担当が曖昧だと、決算終盤に確認作業が集中します。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。監査資料の受け渡しを整えやすいもの、標準プロセスでチェック手順をそろえるもの、グローバル基盤の統制資料を活用するものがあります。

  • 監査資料の受け渡しを整えやすい製品監査法人への資料提供やチェック結果の説明を、システム上で整理しやすい製品です。ただし社内の承認者と提出担当を決めないと、確認待ちが残ります。代表製品:eCA-DRIVER
  • 標準プロセスでチェック手順をそろえる製品連結処理の流れを標準化し、担当者ごとの作業差を抑えやすい製品です。ただし独自フローが多い企業では、標準手順との合わせ込みが必要です。代表製品:DivaSystem LCA / STRAVIS
  • グローバル基盤の統制資料を活用する製品海外拠点を含む統制やセキュリティ説明を、基盤側の資料と合わせて進めやすい製品です。その分、海外IT部門や監査担当との調整が増えます。代表製品:SAP S/4HANA Finance / Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close

導入プロジェクトと契約の進め方

大企業の連結会計システムは、利用会社や帳票範囲を決めてから見積もる製品が多くなります。短期で切り替えたい場合と、海外拠点や経営管理まで含める場合では、導入チームの人数と期間が変わります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。国内ベンダーと業務整理から進めるもの、既存帳票を活かして段階導入するもの、グローバル製品として見積もりやパートナー体制を組むものがあります。

  • 国内ベンダーと業務整理から進める製品連結決算の現行手順を整理しながら、導入範囲を詰めやすい製品です。ただし見積もり前に、対象会社と帳票範囲をそろえる必要があります。代表製品:DivaSystem LCA / eCA-DRIVER
  • 既存帳票を活かして段階導入する製品Excelやファイル取込を起点に、現場の運用を残しながら始めやすい製品です。ただし帳票変更の責任者を決めないと、移行後も手作業が残ります。代表製品:BizForecast FC / BTrex 連結会計
  • グローバル製品として体制を組む製品海外拠点や既存ERPを含めて、導入パートナーと計画を立てやすい製品です。その分、契約前の要件整理と社内承認に時間がかかります。代表製品:Oracle Cloud EPM Financial Consolidation and Close / SAP S/4HANA Finance

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

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よくある質問

多通貨や複数の会計基準にも対応できますか?

大企業向けの連結会計システムでは、多通貨換算やIFRSと日本基準の併用に対応する製品が中心です。海外拠点を多数抱える場合はOracle Cloud EPMやCCH Tagetik、SAP S/4HANA FinanceのようなEPM型が向きます。基準ごとの組替や換算差額の処理範囲を確認しましょう。

既存のERP基盤と連携して連結できますか?

ERPの会計データを取り込んで連結処理する構成は可能で、SAP S/4HANA FinanceのようにERP一体で連結まで担う製品もあります。別ベンダーのERPでも連携機能で対応できますが、勘定科目や組織コードの統一が前提です。データ収集の自動化範囲を事前に確認しましょう。

大企業向けだと料金はどのくらいですか?

掲載製品の多くは要問い合わせで、連結子会社数や利用人数、グローバル対応の範囲に応じた個別見積もりが基本です。Oracle Cloud EPMはユーザー単位の課金体系を公開しています。規模が大きいほど導入や保守の費用も膨らむため、総額での比較が欠かせません。

制度連結だけの製品では物足りないのはどんな場合ですか?

連結ベースの予算管理や業績管理まで行いたい場合は、制度連結特化の製品では機能が不足します。グループ経営管理を一体で担うタイプやEPM型なら、予算実績対比やセグメント分析にも対応します。法定連結の正確性と早期化が最優先なら、制度連結特化型で十分なこともあります。

連結子会社が多くても決算を早期化できますか?

子会社が多くても、データ収集の自動化と消去仕訳の自動処理で早期化は可能です。各社からの残高収集をシステム上で完結できるか、入力チェックや進捗管理の機能があるかが鍵になります。海外拠点が多い場合は時差や言語に配慮した収集の仕組みも確認しましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携