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オンプレミスのタスク管理・プロジェクト管理おすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/4/9
オンプレミスで使えるタスク管理・プロジェクト管理ツールは、OSSチケット駆動型、大規模計画・リソース管理型、DevOps統合型の3タイプに大きく分かれます。無料で始められるRedmineのようなOSS製品から、Microsoft ProjectやJira Software Data Centerのような商用製品まで選択肢は幅広く、自社の利用部門・開発手法・IT運用体制によって最適解がまったく異なります。FitGapでは、タイプ別のおすすめ製品9選に加え、ガントチャートの対応レベルや権限設計の粒度など選定の決め手となる要件整理と、5年TCOの試算まで踏み込んだ4ステップの選び方ガイドをお届けします。
レビュー担当 加藤 杏奈
業務システムの導入支援プロジェクトで進行管理・論点整理・関係者間の認識合わせを担当し、約20件のプロジェクトを推進した経験を持つ。プロジェクト管理の実務視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
OSSチケット駆動で柔軟にカスタマイズできるタイプ 🎫
Redmine
/ Lychee Redmine
/ OpenProject
大規模プロジェクトの計画・リソース管理に強いタイプ 📊
Microsoft Project
/ Wrike
/ Celoxis
ソフトウェア開発プロセスと一体化したDevOps統合タイプ 🚀
Jira Software
/ GitLab
/ Tuleap
企業規模
大企業
個人事業主
その他
すべて表示

タイプ別お勧め製品

OSSチケット駆動で柔軟にカスタマイズできるタイプ 🎫

このタイプが合う企業:

自社サーバー運用が可能なIT部門を持つ企業や、ライセンスコストを抑えつつ柔軟にカスタマイズしたい中小〜大企業の開発・管理チーム

どんなタイプか:

オープンソースのチケット管理を軸に、自社サーバーで自由に構築・拡張できる製品群です。ライセンス費用がかからない(または低コストな)OSSベースの仕組みを土台にしているため、社内にサーバー運用スキルがあれば導入コストを大幅に抑えられます。チケット(課題やタスク)を中心にプロジェクトを回す設計思想で、プラグインやソースコード編集による機能拡張の自由度が非常に高い点が最大の特長です。FitGapとしては、IT部門やシステム開発チームだけでなく、社内ヘルプデスクやバグ管理など、多目的に活用したい企業にまず検討してほしいタイプです。

このタイプで重視すべき機能:

🔧チケット管理とワークフローカスタマイズ
タスクや課題を「チケット」として登録し、ステータス・担当者・期日を設定して進捗を追跡します。ワークフローやカスタムフィールドを自由に設計でき、自社の業務プロセスに合わせた運用が可能です。
🧩プラグインによる機能拡張
OSSならではの豊富なプラグインやアドオンを追加することで、ガントチャートの高機能化、工数集計、外部ツール連携など、標準機能では足りない部分を自在に補えます。ソースコードレベルの改修も可能です。

おすすめ製品3選

Redmine
おすすめの理由
OSSプロジェクト管理の代表格で、チケット管理・ガントチャート・Wiki等を無料で利用できます。プラグインが非常に豊富で、日本語コミュニティの情報量も圧倒的です。
価格
0円~
ライセンス
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Lychee Redmine
おすすめの理由
Redmineをベースに、ガントチャートの操作性やリソース管理機能を大幅に強化した日本企業向け製品です。7,000社以上の導入実績があり、商用サポートが受けられる安心感があります。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
欧州発のOSSプロジェクト管理ツールで、WBS・ガントチャート・アジャイルボードを標準搭載しています。UIがモダンで、Redmineからの移行先として海外で人気が高まっています。
価格
0円~
月額/ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

大規模プロジェクトの計画・リソース管理に強いタイプ 📊

このタイプが合う企業:

建設・製造・IT等で大規模プロジェクトを運営するPMO担当者や、リソース・コストの可視化を重視するプロジェクトマネージャー

どんなタイプか:

ガントチャートによるスケジュール可視化、リソース配分の最適化、コスト管理など、プロジェクトマネジメントの教科書的な手法を忠実にツールへ落とし込んだ製品群です。WBS(作業分解構造)を使った階層的な計画立案やクリティカルパス分析といった高度な計画機能を備え、数十〜数百人規模の大型プロジェクトでも全体の進捗を見失わないよう設計されています。FitGapでは、PMO(プロジェクト管理オフィス)主導で複数プロジェクトを横断管理する企業に特におすすめしています。

このタイプで重視すべき機能:

📅WBS・ガントチャートによる計画管理
タスクを階層構造で分解し、依存関係や所要期間を設定してガントチャートで可視化します。クリティカルパスの自動算出やマイルストーン管理により、大規模プロジェクトでも遅延リスクを早期に発見できます。
💰リソース・コスト管理
人員や設備などのリソースをタスクに割り当て、稼働率や負荷状況をリアルタイムに把握できます。予算と実績の対比によるコスト管理機能も備え、プロジェクト全体の収支を見える化します。

おすすめ製品3選

Microsoft Project
おすすめの理由
プロジェクト管理ソフトの世界標準で、WBS・ガントチャート・リソース管理を高度に統合しています。オンプレミスのProject Serverを使えば、社内LAN内で複数プロジェクトのポートフォリオ管理が可能です。
価格
1,499円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ガントチャートとカンバンボードの両方に対応し、リアルタイムのリソース管理やレポート機能が充実しています。直感的なUIで非エンジニア層にも使いやすく、部門横断プロジェクトに適しています。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Celoxis
製品情報を見る
おすすめの理由
プロジェクトポートフォリオ管理に強みを持ち、リソースの稼働率分析や予実管理のダッシュボードが標準搭載されています。オンプレミス版はセキュリティ要件が厳しい企業にも対応します。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

ソフトウェア開発プロセスと一体化したDevOps統合タイプ 🚀

このタイプが合う企業:

アジャイル開発やDevOpsを実践するソフトウェア開発チーム、ソースコードとタスクの一元管理を求めるテック企業やSIer

どんなタイプか:

ソースコード管理やCI/CD(継続的インテグレーション/デリバリー)パイプラインとプロジェクト管理機能が一体となった製品群です。イシュー(課題)とコードのコミットやブランチを紐づけて追跡でき、アジャイル開発のスプリント管理やカンバンボードによるタスク可視化を得意としています。FitGapとしては、開発チームが日常的にコードを書いている環境で、タスク管理と開発ワークフローを分断させたくない企業に最も価値を発揮するタイプだと考えています。

このタイプで重視すべき機能:

🔗イシューとソースコードの連携管理
課題(イシュー)をコードのコミットやブランチ、マージリクエストと自動的に紐づけて管理できます。「どの課題に対してどのコード変更がなされたか」がトレースでき、変更管理や監査対応にも役立ちます。
🏃アジャイルボードとスプリント管理
カンバンボードやスクラムボードを使って、バックログからスプリントへのタスク配分や進捗状況を視覚的に管理します。バーンダウンチャートやベロシティの計測により、チームの開発ペースを定量的に把握できます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
アジャイル開発のプロジェクト管理で世界最大のシェアを持ち、スクラムボード・カンバン・バックログ管理が非常に強力です。Data Center版でオンプレミス運用が可能で、大規模開発組織での実績が豊富です。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ソースコード管理・CI/CD・イシュー管理を単一プラットフォームで完結できるDevOps統合ツールです。Self-Managed版をオンプレミスに導入でき、セキュリティ要件の厳しい金融・官公庁でも採用されています。
価格
0円~
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Tuleap
製品情報を見る
おすすめの理由
アジャイル(スクラム・カンバン)とウォーターフォール双方に対応するOSS統合管理ツールです。Git連携・CI/CD・テスト管理を備え、欧州の防衛産業や大手企業でオンプレミス導入されています。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能

要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

📊ガントチャート・WBSの対応レベル
製品によって「表示だけ」のものから「依存関係の自動反映・遅延アラート・リソース調整」まで対応するものまで大きな差があります。ウォーターフォール型の開発管理が中心の企業では、ここが選定の最重要ポイントになります。
🔌プラグイン・拡張性
OSSベースのRedmine系は豊富なプラグインで機能を追加できますが、商用製品はベンダー提供のアドオンに依存します。自社に必要な機能を後から足せるかどうかが、長期運用のしやすさを大きく左右します。
🔐権限設計の粒度
プロジェクト単位・チケット単位・項目単位で権限を細かく制御できるかは製品ごとに差が大きいです。特に複数部門で共有利用する場合は、閲覧範囲や編集権限を柔軟に設定できるかを必ず確認してください。
⏱️工数管理・予実管理
工数の入力方法(手入力 or タイマー)や集計単位(チケット/工程/人別)、承認フローの有無は製品で大きく異なります。コスト管理や原価計算まで求めるなら、この機能の充実度で選択肢が絞り込まれます。
🔄対応する開発手法(アジャイル or ウォーターフォール)
アジャイル開発向けのスクラムボード・スプリント管理が強い製品と、ウォーターフォール型のWBS・ガントチャートが強い製品に分かれます。自社の開発スタイルに合った製品を選ばないと、現場に定着しません。
🏗️社内運用体制との適合性(OSS or 商用)
OSSは無料で始められますが、構築・保守・アップデートに社内エンジニアの工数がかかります。商用製品はライセンス費用が発生する代わりにベンダーサポートが受けられます。自社のIT人員体制に合わせた選択が不可欠です。
💰TCO(総保有コスト)の見通し
オンプレミスでは初期のサーバー構築費に加え、運用・監視・バックアップ・障害対応・アップデートなどのランニングコストが発生します。OSSだから安いとは限らず、5年単位でTCOを試算して比較することが重要です。

一部の企業で必須

🔗Git/SVN連携(リポジトリ連携)
ソフトウェア開発チームではコミットとチケットの紐付けが必須ですが、非IT部門のプロジェクト管理では不要です。GitLabやJiraはネイティブ連携が強力ですので、開発部門が使うかどうかで優先度が変わります。
🌐多言語対応
海外拠点やグローバルチームと共同利用する場合は、UIの多言語切り替えが必要です。Redmine・Jira・Wrikeなどは多言語対応していますが、国産ツールでは日本語のみの場合もあります。
💬外部ツール連携(Slack・Teams等)
チャットツールとの通知連携やCI/CDパイプラインとの接続が必要かは、チームの作業フローによって異なります。連携が弱い製品でも、Webhook対応があれば自前で構築できる場合もあります。
📁ポートフォリオ管理(複数プロジェクト横断)
複数プロジェクトを同時並行で管理する場合、横断的にリソース配分や進捗を俯瞰できる機能が必要です。PMO(プロジェクト管理部門)が存在する大企業ほど重要度が高くなります。
ワークフロー承認機能
タスクのステータス変更に承認プロセスを組み込みたい場合に必要です。特に製造業やISO準拠が求められる現場では重要ですが、スピード重視の開発チームでは不要なケースもあります。
🛡️高可用性・冗長構成への対応
大規模利用でダウンタイムを最小限にしたい場合、クラスタリングやレプリケーションに対応した製品が必要です。数十名規模の利用であれば優先度は高くありません。

ほぼ全製品が対応

📝タスクの作成・担当者割り当て・期限設定
タスクを登録し、担当者と期限を設定する機能はほぼすべての製品に搭載されています。ここで差がつくことはほとんどないため、選定基準としての優先度は低いです。
📋カンバンボード表示
タスクの進捗をカード形式で視覚的に管理するカンバンビューは、現在ではほとんどの製品が標準対応しています。
💭コメント・チャット(タスク内コミュニケーション)
タスクに対してコメントやフィードバックを投稿できる機能は基本機能として広く搭載されています。
🔔通知・アラート機能
期限切れや担当タスクの更新をメールやアプリ内で通知する機能は、ほぼ全製品が備えています。

優先度が低い

📱モバイルアプリ対応
オンプレミス環境では社内ネットワーク内での利用が前提となるケースが多く、外出先からのモバイルアクセスの優先度は低めです。VPN経由での利用が必要になることもあり、クラウド型ほどの利便性は期待しにくいです。
🤖AI支援機能(自動タスク提案・リスク予測等)
クラウド型ではAI機能の搭載が進んでいますが、オンプレミス製品ではまだ対応が限定的です。将来的には差別化要素になりえますが、現時点では選定の決め手にはなりにくいです。

オンプレミスのタスク管理・プロジェクト管理の選び方

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