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オンプレミス型メールソフトおすすめ6選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/29
オンプレミス型メールソフトは、クラウド全盛の今だからこそ、セキュリティや内部統制を自社の管理下に置きたい企業に根強く選ばれています。しかし、ひとくちにオンプレミス型といっても、スケジュールやワークフローまで統合した「グループウェア一体タイプ」と、メールの送受信・管理に機能を絞った「メール特化タイプ」では製品の方向性がまったく異なります。この記事では、この2タイプを軸におすすめ製品6選を紹介したうえで、誤送信防止やAD連携など選定の決め手となる要件の整理方法と、4ステップの選定ガイドを解説します。
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レビュー担当 遠藤 慎
Google Workspace・Slack等の業務基盤ツールを日常的に利用し、SaaS製品の体系的な比較検証ノウハウをもとに各製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
グループウェア一体タイプ🏢
StarOffice
/ NI Collabo 360
/ Garoon
メール特化タイプ✉️
Denbun
/ Active! mail
/ Sylpheed
企業規模
中小企業
大企業
個人事業主
業種
その他
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 6

経費精算システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
StarOffice
グループウェア一体タイプ🏢
390円ID
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

監査ログまで備えた国産メール基盤。5,000社以上の導入実績。

NI Collabo 360
グループウェア一体タイプ🏢
360円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

33種の業務アプリを低価格で使える。中小企業の全社展開に向く。

Garoon
グループウェア一体タイプ🏢
900円月/ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

数万人規模まで使える大規模組織向け基盤。権限管理と連携に強い。

Denbun
メール特化タイプ✉️
39,800円10ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

HTML5の快適なWebメール。LDAP連携で組織アドレス帳も統制できる。

Active! mail
メール特化タイプ✉️
330,000円100ユーザー
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PCメールに近い操作感で複数アカウントを扱える。統制機能も追加可能。

Sylpheed
メール特化タイプ✉️
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

古いPCでも軽快に動く無料メーラー。1メール1ファイルで復旧しやすい。

タイプ別おすすめ製品

グループウェア一体タイプ🏢

このタイプが合う企業:

メール以外のグループウェア機能(スケジュール・掲示板・ワークフローなど)もまとめてオンプレミスで導入・管理したい中〜大規模企業の情報システム部門の方に向いています。

どんなタイプか:

メールにスケジュール、掲示板、ワークフローを組み合わせ、社内情報共有をオンプレミスで一元管理するタイプです。メールと業務機能を同じ基盤で扱える点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📅スケジュール・施設予約連携
メール本文から予定登録や会議室予約を行い、別ツールへ転記する手間を減らします。
🖥️ポータル画面
メール、掲示板、ワークフローの状況を一画面で確認し、未読や承認待ちの見落としを減らします。

おすすめ製品3選

StarOffice
おすすめの理由
StarOfficeは、NECが長年提供してきた国産グループウェアで、メールを社内ワークフローや監査運用と一体で管理したい組織向けの製品です。Webメールはドラッグ&ドロップや複数選択に対応し、開封確認・送信取消・操作ログ監査など、日々のメール業務と統制を両立しやすい機能が揃います。FitGapでは全体シェアが1位で、大企業シェアもこの3製品中1位のため、製造・金融・官公庁など大規模組織で候補にしやすいです。一方、共有受信箱と複数アカウント管理は非対応で、アーカイブ保存・DLP・送信制限ルールは追加オプションです。問い合わせ窓口を複数人で回す運用より、堅牢なメール基盤を自社要件に合わせて計画導入できる企業に向きます。
価格
390円
ID
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
NI Collabo 360
おすすめの理由
NI Collabo 360は、メール対応をワークフローや経費精算などの業務アプリとまとめて使える、コスト重視のグループウェアです。共有受信箱と複数アカウント管理に対応するため、代表アドレスに届く問い合わせを複数人で処理し、そのまま承認フローへつなげたい部門に向きます。FitGapでは中小企業シェアが全体1位で、操作性評価もこの3製品で1位タイです。低価格で多機能な一方、オンプレミスのパッケージ版は10ユーザー以上からの購入となり、ごく少人数の自社サーバー運用では割高です。メール監査ログ、アーカイブ保存、DLP、データセンターBCP対応は非対応なので、厳格な統制より現場のメール共有と稟議を早く整えたい組織に合います。
価格
360円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Garoonは、大規模組織の情報共有を前提に、オンプレミス運用も選べるエンタープライズ向けグループウェアです。組織階層に応じた権限設定、多言語対応、APIやプラグインによる連携を備え、メールだけでなく掲示板・文書管理・ワークフローまで全社基盤としてまとめたい企業に向きます。FitGapではこの3製品中、セキュリティ評価と連携拡張性が単独1位で、メール監査ログ・アーカイブ保存・データセンターBCP対応・承認フローにも対応しています。学校法人や自治体を含む複合組織にも候補にしやすいです。一方、独自ドメイン対応と社内専用メール、DLPは非対応です。少人数利用や自社サーバーの運用体制が薄い企業は、費用や設定負荷を含めてより軽量な製品と比較してください。
価格
900円
月/ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

メール特化タイプ✉️

このタイプが合う企業:

既存のグループウェアとは別にメール基盤を独立して管理したい企業や、メールのセキュリティ・アーカイブ要件が厳しい業種(金融・医療・官公庁など)の方に向いています。

どんなタイプか:

メールの送受信、保存、誤送信対策などに機能を絞り、オンプレミスで独立したメール基盤を構築するタイプです。周辺業務機能よりメール統制を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

🛡️誤送信防止
宛先や添付ファイルの確認、送信保留により、メール誤送信や情報漏えいリスクを抑えます。
🌐Webメール対応
ブラウザからメールを送受信でき、端末ごとのクライアント導入や管理の負担を減らします。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
Denbunは、既存のグループウェアを残しながら、自社サーバー上にWebメール基盤を別建てしやすいオンプレミス型メールソフトです。HTML5の画面でPCメールソフトに近い操作ができ、LDAP連携による組織アドレス帳、共有受信箱、複数アカウント管理、アーカイブ保存に対応するため、部署単位でメールを共有・保存したい中堅以上の企業に向きます。FitGapでは全体シェア2位で、金融・官公庁・医療でも2位前後に入っています。一方、導入にはサーバー構築とライセンス費用が必要で、承認フロー、送信制限ルール、メール監査ログ、DLPは非対応です。誤送信対策を送信制限ルールや監査ログまで広げたい企業は、Active! mailのオプション構成や別途DLP製品との組み合わせも比べる必要があります。
価格
39,800円
10ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Active! mailは、自社サーバーで運用するWebメールを基本に、統制機能を必要に応じてオプション追加しやすいメール特化製品です。ドラッグ操作や右クリックメニューなどPCメールソフトに近い画面で複数アカウントを扱え、スマートフォンからの確認にも対応します。最小構成で始め、送信制限ルール、メール監査ログ、アーカイブ保存を段階的に足したい法人や教育機関、自治体に向きます。FitGapではこの3製品の中で機能性・操作性・サポート評価がいずれも1位タイで、金融・官公庁・教育でもシェアが3位前後です。一方、クラウドのように即利用できる製品ではなく、DLP(機密情報を検知して送信を止める仕組み)は非対応です。メール経由の情報漏えい対策を1製品で完結したい企業や、複数組織を分離して使いたい企業は、権限設計や別製品との併用を確認してください。
価格
330,000円
100ユーザー
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
Sylpheedは、DenbunやActive! mailのようなサーバー型Webメールではなく、各PCに入れて使う軽量なメールクライアントです。古いPCや低スペック端末でも動きやすく、1通ずつファイル保存する方式で障害時の影響を抑えやすいため、少人数チームや個人事業で費用をかけずに業務メール環境を整えたい場合に向きます。FitGapでは料金評価がカテゴリ35製品中1位で、この3製品内でも導入しやすさ・操作性が2位タイです。テンプレート管理や音声読み上げ通知に対応する点も、定型返信が多い現場では使いやすさにつながります。一方、共有受信箱、メール監査ログ、データセンターBCP(災害時の継続対策)、グループウェア提供、スマートフォン用アプリやWeb版は非対応です。代表メールを複数人で扱う企業や、監査証跡を一元管理したい中堅以上の企業は、DenbunやActive! mailを比べてください。
価格
0円~
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

オンプレミスのメール基盤を内部統制や監査まで含めて選ぶ場合、送信前統制、保存、監査、継続運用の対応差を中心に確認すると比較しやすくなります。
StarOffice
NI Collabo 360
Garoon
Denbun
Active! mail
Sylpheed
承認フロー
送信前承認フローを設定できるか
メール監査ログ
メール送受信ログを監査閲覧できるか
アーカイブ保存
送受信メールを自動アーカイブ保存できるか
データセンターBCP対応
冗長化により災害時も継続運用できるか
共有受信箱
チームで受信箱を共有・振り分けできるか
メールソフト単体提供
独立したメールソフトとして提供されているか

一部の企業で必須

金融・医療・官公庁などで情報漏えいや配信管理の条件が厳しい場合は、標準対応ではなく追加設定や周辺機能が必要かを見極めてください。
StarOffice
NI Collabo 360
Garoon
Denbun
Active! mail
Sylpheed
送信制限ルール設定
添付や外部宛先などの送信制限を設定できるか
DLP対応
機密情報を自動検出し送信をブロックできるか
配信ログ追跡
送信履歴・未配信・再送を追跡できるか
緊急速報配信
災害・停電・防災情報を即時一斉配信できるか

ほぼ全製品が対応

一般的な企業メール環境では、多くのオンプレミス製品が基本的な社内利用やアカウント運用に対応しているため、まず不足がないかを確認する項目です。
StarOffice
NI Collabo 360
Garoon
Denbun
Active! mail
Sylpheed
社内専用メール
社内限定ネットワークで送受信できるか
複数アカウント管理
複数のメールアカウントを一元管理できるか
独自ドメイン対応
独自ドメインを設定して利用できるか
メール開封・既読確認
メールの開封・既読状況を確認できるか

優先度が低い

学校・地域連絡や特殊な通知用途まで想定しない企業では、メール基盤選定の主条件から外して考えやすい項目です。
StarOffice
NI Collabo 360
Garoon
Denbun
Active! mail
Sylpheed
メールスケジュール送信
送信日時を指定して送信できるか
メールテンプレート管理
定型文テンプレートを作成・共有できるか
音声読み上げ通知
高齢者向けに音声変換・読み上げ通知を行えるか

メールソフト オンプレミスの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

オンプレミス型メールソフトは、それ以外のメールソフトと何が違いますか?

オンプレミスメールソフトの最大の特徴は、自社サーバーでの完全管理と企業要件への高度なカスタマイズが実現することです。自社内でシステムを構築・管理するため、企業独自の業務プロセスに完全に対応できます。データを社内で管理でき、セキュリティを最高レベルで確保できるメリットがあります。複数ユーザーの同時利用と大容量データ処理に優れています。クラウド型と異なり、外部ベンダーへのデータ送信がないため、業界規制が厳しい組織に最適です。一方、初期導入費と保守コストが高い点が課題となります。

オンプレミス型のメールソフトを導入する際、どのような点に注意すべきですか?

ツール選定の観点から特に確認しておきたいのが、「初期導入の費用負担が大きい」と「専門的な技術者の確保が必要」の2点です。初期導入の費用負担が大きいについては、機器の購入費用やソフトの利用権の取得費用など、導入時にまとまった金額が必要になります。一方、専門的な技術者の確保が必要については、機器の設置作業や初期設定、日常的な管理作業には、専門的な知識を持った技術者が必要です。このほか「保守や更新作業を自社で行う」「災害時の対策が必要」「利用規模の拡大に対応しづらい」なども、事前に確認しておくことをおすすめします。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

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