クラウド型のメールソフト(シェア上位)
メールソフトとは?
更新:2024年11月11日
クラウドベースのメールソフトは、メールの送受信、保存、分類、検索機能などを備えており、メール管理をより効率的に行うためのツールです。クラウド環境を利用することで、インターネットに接続されていればどこでもアクセス可能で、リモートワークや出張先からもメールをチェックできます。さらに、クラウドメールソフトにはチャット、ファイル共有機能を含むツールも多数リリースされています。ビジネス利用向けのクラウドメールソフトは、メールの保存容量が大きい、独自ドメインの利用、高度なセキュリティ、他システムとの連携機能など、個人利用向けに比べて機能性に優れています。
導入メリット
メール管理の効率化
クラウドベースのビジネス向けメールソフトは、大量のメールを効率良く管理するための機能を備えています。例えば、フォルダやラベリングによる分類、返信漏れ防止、二重対応の防止などが可能です。クラウド環境により、これらの管理機能はどこからでも利用でき、業務効率を大幅に向上させます。
コンプライアンス強化
クラウドメールソフトはセキュリティ機能を強化しており、通信の暗号化や不正アクセス対策が施されています。また、メールを外部に送信する際に、一度クラウド上のサーバーに保留してメールの内容を確認して送信の是非を決めることができる製品もあります。これにより、情報漏洩リスクを最小限に抑えられます。
導入注意点
メールの保存容量
クラウドメールソフトは、製品ごとに保存容量が決められるため、自社の利用用途に対して必要な保存容量を事前に確認して、十分な保存容量を確保できる製品やプランを探しましょう。クラウド環境ならではのスケーラビリティを活かし、必要に応じて容量を追加できる柔軟性も重要です。
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メールソフトの選び方
メールソフトを選ぶにあたり、以下のポイントを確認することで、自社に合ったものを選べます。
1
単体型かメールソフト複合型かで選ぶ
ビジネス用のクラウドメールは、メールソフト単体かオフィススイートやグループウェアなど、メールソフトを含む複合型のソフトにわかれます。クラウドメールソフト複合型の製品を選ぶ企業が大半ですが、メール以外必要なくコストを抑えたい場合や、クラウドメールソフト複合型を利用しているが、特殊な要件が必要な場合などに単体型が選択肢にあがります。
2
メールソフトのタイプで選ぶ
クラウドメールソフトは、一般的な企業向けの製品だけではなく、以下の特化したタイプの製品も提供しています。 マーケティング、カスタマー対応向け MAツール、メールマーケティングソフト、カスタマーサポートツールといったカテゴリーに属するクラウド製品は、顧客へのメール送信を自動化する機能や、顧客の反応に応じて自動で返答する機能、顧客とのやりとりを記録する機能などを備えています。 幼稚園、保育園、学校向け 幼稚園、保育園、学校などの教育機関の連絡用に適したクラウド製品で、欠席や遅刻の報告機能、生徒の入退室時にメールを配信する機能、安否確認機能、連絡網構築機能など、教育現場特有のニーズに対応した機能を備えています。教育現場への導入を検討する場合は、これらの製品も候補としましょう。 自治体、各種団体、町内会向け 自治体、各種団体、町内会などの組織向けに特化したクラウド製品です。メーリングリストの作成、アンケートの配信、メール開封の確認、安否確認機能など、組織運営に役立つ多様な機能を提供しています。自治体、各種団体、町内会などの組織への導入を検討する場合は、これらの製品を第一候補としましょう。
3
社内のやりとり特化(イントラネット型)を選ぶ
クラウドメールソフトの中には、社内のやりとりしかできない製品があります。チャット外部と繋がりようがないため、社内連絡の漏洩のリスクを最小限にすることができます。
4
データセンターの切り替え対応で選ぶ
クラウドメールソフトの中には、データセンターを複数もっていて、災害などの非常事態が発生した際にも、データセンターを切り替えることでメールソフトが停止するのを防ぐことができます。このようなクラウドメールソフトの場合、BCPと呼ばれる緊急時のビジネスを守るための対策を強化することができます
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