おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Power Apps | 社内の業務改善・効率化を目指すタイプ 🏢 | 0円〜ユーザー/月 |
| Microsoft 365資産を活用し、権限管理付き社内アプリへ広げられる。 |
| Click | 社内の業務改善・効率化を目指すタイプ 🏢 | 0円〜月 |
| サイト・EC・社内DBを同じ国産基盤で作れる。中小企業シェアも上位。 |
| Pleasanter | 社内の業務改善・効率化を目指すタイプ 🏢 | 0円〜月 |
| 国産オープンソースで人数無制限に使える。深い拡張にも対応。 |
| Adalo | 新規Webサービスやモバイルアプリを開発したいタイプ 🚀 | 0円〜月 |
| iOS・Androidアプリをノーコードで作成。ストア配信まで対応。 |
| Bubble | 新規Webサービスやモバイルアプリを開発したいタイプ 🚀Webサイトやネットショップを公開したいタイプ 🌐 | 0円〜月 |
| 会員登録・決済・予約までノーコードで組み込める。本格Webサービス向け。 |
| Glide | 新規Webサービスやモバイルアプリを開発したいタイプ 🚀 | 0円〜月 |
| ExcelやGoogleスプレッドシートをアプリ化。更新もリアルタイム反映。 |
| BASE | Webサイトやネットショップを公開したいタイプ 🌐 | 0円〜月 |
| 初期・月額費用なしでネットショップを開設。卸売・小売でのシェアもトップ。 |
| ペライチ | Webサイトやネットショップを公開したいタイプ 🌐 | 0円〜月 |
| 1ページのWebサイトを短時間公開。操作が簡単でサポートも手厚い。 |
ノーコード・ローコード開発の導入によって得られる効果
ノーコード・ローコード開発は、コードを多く書かずにアプリや業務ツールを作るための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| システム化をIT部門や外部に頼っている | 現場の担当者が自分で業務アプリを作れるようになり、依頼や完成待ちの時間を減らせます |
| Excelやメール中心の管理に限界がある | 入力画面や一覧、通知を組み合わせた仕組みに置き換えやすくなり、情報の分散や転記を抑えられます |
| 申請や承認の流れをシステム化しにくい | 申請から承認までの流れを画面上で組み立てやすくなり、紙やメールでのやり取りを減らせます |
| 業務の変化にシステムが追いつかない | 項目や画面を現場で変更しやすくなり、業務変更のたびの改修依頼を抑えられます |
| 業務改善を小さく試しにくい | 短期間で試作して使いながら直せるため、現場での改善の検証を進めやすくなります |
続いて、無料で使えるノーコード・ローコード開発ツールをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
無料で使えるノーコード・ローコード開発ツール3タイプを解説
| 比較項目 | 社内の業務改善・効率化を目指すタイプ | 新規Webサービスやモバイルアプリを開発したいタイプ | Webサイトやネットショップを公開したいタイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | ノーコードで業務アプリを内製化 | MVPを素早く形にできる開発力 | テンプレートで手軽にサイト公開 |
| できること | ドラッグ操作アプリ作成承認フロー設定業務データベース化 | UIビジュアル編集データベース構築認証機能搭載 | テンプレートデザインEC決済機能商品カート管理 |
| 適している企業/業種 | 中小企業情報システム部門 | スタートアップ社内起業家 | 個人事業主小規模チーム |
| 料金目安 | 無料〜(有料プランあり) | 無料〜(有料プランあり) | 無料〜(有料プランあり) |
タイプ別おすすめ製品
社内の業務改善・効率化を目指すタイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
Microsoft環境で統制を効かせて社内アプリを広げたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
日本語の画面とテンプレートで手早く業務アプリを作りたい中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
利用人数を気にせず社内アプリを増やしたい企業向けのオープンソース
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
新規Webサービスやモバイルアプリを開発したいタイプ 🚀
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
スマホアプリの試作からストア配信まで素早く試したい事業者向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
会員登録や課金を伴うWebサービスを作り込みたい新規事業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
スプレッドシートをそのまま現場用アプリにしたい小規模チーム向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
Webサイトやネットショップを公開したいタイプ 🌐
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
費用ゼロでネットショップを開いて物販を試したい個人事業主向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
会員制や予約まで自由に組めるサイトを作りたい事業者向けの開発基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
1ページの告知サイトを最短で公開したい個人事業主・店舗向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Power Apps | Click | Pleasanter | Adalo | Bubble | Glide | BASE | ペライチ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
フィールド権限 フィールド単位で表示/編集権限を設定できるか | ||||||||
スケジュール実行 指定時刻・間隔で自動処理を実行できるか | ||||||||
条件分岐・ループ 条件分岐や繰り返し処理をフローで組めるか | ||||||||
UI/コード拡張 レイアウト編集・CSS編集・スクリプト埋込ができるか | ||||||||
多決済手段 複数決済ゲートウェイや電子マネー・BNPLに対応できるか |
一部の企業で必須
Power Apps | Click | Pleasanter | Adalo | Bubble | Glide | BASE | ペライチ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Excel→アプリ生成 Excel/CSVからテーブル・フォームを自動生成できるか | ||||||||
ストアビルド ストア申請用のiOS/Androidビルドを出力できるか | ||||||||
SEO設定 メタタグ・サイトマップ等のSEO設定を編集できるか | ||||||||
定期購入(サブスク) 定期課金やスキップ等に対応できるか |
ほぼ全製品が対応
Power Apps | Click | Pleasanter | Adalo | Bubble | Glide | BASE | ペライチ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
外部ユーザーサインアップ エンドユーザーが自分でサインアップ・ログインできるか | ||||||||
自動メール通知 イベントや日時でメール通知を自動送信できるか | ||||||||
プラグイン/SDK拡張 公式/サードパーティのプラグインやSDKで拡張できるか | ||||||||
フォームビルダー(サイト) ドラッグ&ドロップでフォームを作成・保存できるか |
優先度が低い
Power Apps | Click | Pleasanter | Adalo | Bubble | Glide | BASE | ペライチ | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
CI/CD自動デプロイ 環境間で自動デプロイのパイプラインを組めるか | ||||||||
ガントチャート スケジュールをガント表示・編集できるか |
無料で使えるノーコード・ローコード開発の選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、作りたいものに近い製品を絞る社内アプリと公開型サービスでは、無料で試す範囲が変わります。サイトやネットショップも、運用開始後の負担を分けて確認します。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度マップで必須条件を確認する権限管理や自動処理は、ストア配信やSEO、決済と同じく目的によって優先度が変わります。機能の○×に加えて、自社の公開方法に関わる条件を整理します。機能の優先度マップへ ↑
- 3無料利用から運用条件へつなげる無料プランの有無だけでなく、利用者と公開先を先にそろえる必要があります。続ける費用も同じ条件で考えると、試用後の負担を比べやすくなります。
無料で使えるノーコード・ローコード開発では、機能の○×に加えて、試用後にどこまで運用するかが選定に響きます。公開先と初期データをそろえると、必要な準備が見えます。運用担当と費用の上がり方も合わせると、無料で始めた後の負担を見通しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料枠で試す範囲と有料化のタイミング
無料プランで始める読者は、作成中の試用だけで十分な場合と、社内利用や販売まで進めたい場合で必要な条件が変わります。無料の範囲のまま本番運用まで想定すると、公開時のプラン変更や手数料で想定より負担が出ます。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。作成と検証を無料枠で進める製品、社内業務を小さく始める製品、販売開始後の手数料まで含める製品があります。
- 作成と検証を無料枠で進める製品画面やデータ構造を作りながら、公開前に使い勝手を試しやすい製品です。ただし本番公開やストア配信では、有料プランへの移行が前提になりやすいです。代表製品:Power Apps / Bubble
- 社内業務を小さく始める製品部門の台帳や申請を小さく作り、使いながら改善しやすい製品です。ただし利用者を増やす段階では、管理者とライセンスの整理が必要です。代表製品:Pleasanter
- 販売開始後の手数料まで含める製品ショップを開く時点の固定費を抑え、売上に応じた費用で始めやすい製品です。ただし決済方法や販売量が増えると、手数料を含めた総額が変わります。代表製品:BASE
公開先と利用者の範囲
社内の担当者だけが使うアプリと、顧客や購入者が触れるサービスでは、運用時の責任範囲が変わります。外部公開を含めると、問い合わせやドメインの準備が増えます。ストア申請やアカウント管理も担当を決める必要があります。
製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。社内メンバー向けに管理する製品、外部ユーザーが登録するサービス向けの製品、Webサイトやショップとして公開する製品があります。
- 社内メンバー向けに管理する製品部署内の申請や台帳をまとめ、管理者が利用範囲を決めやすい製品です。ただし他部署へ広げる場合は、権限変更と教育の担当が必要です。代表製品:Power Apps / Pleasanter
- 外部ユーザーが登録するサービス向けの製品会員登録や画面遷移を含むサービスを作り込みやすい製品です。ただし公開後は、問い合わせ対応や利用量の増加を想定する必要があります。代表製品:Bubble / Adalo
- Webサイトやショップとして公開する製品商品や案内ページを早く出し、集客や販売の運用に入りやすい製品です。ただし販売後の決済、発送、更新作業は別に整理します。代表製品:BASE
初期データと画面設計の始め方
Excelやスプレッドシートの台帳が残っている企業は、データを作り直す量で初期負担が変わります。画面から先に設計する製品を選ぶと、データ項目や更新ルールを自社で決める作業が増えます。
製品の分かれ方:始め方は大きく三通りです。表計算データを起点にする製品、データベースと画面を作り込む製品、テンプレートから公開ページを整える製品があります。
- 表計算データを起点にする製品既存データを使って、現場向けのアプリへ移しやすい製品です。ただし元データが乱れていると、公開前の整理に時間がかかります。代表製品:Glide / Adalo
- データベースと画面を作り込む製品独自の入力画面や処理を組み合わせ、サービス仕様に合わせて広げやすい製品です。ただし設計の自由度が高い分、担当者の学習時間が必要です。代表製品:Bubble / Power Apps
- テンプレートから公開ページを整える製品商品情報や画像を入れて、販売ページを短期間で整えやすい製品です。ただし業務アプリのような複雑な処理には向きにくいです。代表製品:BASE
運用担当者と管理体制
非エンジニア中心で進める場合は、作成と更新の担当を決める必要があります。トラブル時に直す人も曖昧にできません。個人の試作から会社の運用へ移ると、作業分担の曖昧さが負担になります。
製品の分かれ方:運用体制は大きく三通りです。現場担当者が更新する製品、情シスや管理者が統制する製品、外部向けサービスとして改善を続ける製品があります。
- 現場担当者が更新する製品日々の台帳や商品情報を、担当者が自分で直しやすい製品です。ただし変更ルールがないと、画面やデータの整合性が崩れやすくなります。代表製品:Glide / BASE
- 情シスや管理者が統制する製品部門をまたぐ利用でも、管理者が設定や利用範囲をそろえやすい製品です。ただし現場だけで増やす運用より、管理ルールの準備が重くなります。代表製品:Power Apps / Pleasanter
- 外部向けサービスとして改善を続ける製品利用者の反応を受けて、画面や処理を継続的に直しやすい製品です。ただし公開後の改善担当と問い合わせ対応を決めないと、更新が止まりやすくなります。代表製品:Bubble / Adalo
ぴったりの製品が見つかる
よくある質問
無料のノーコード・ローコードツールでも、業務アプリを作れますか?
作れます。Power AppsやClick、Pleasanterのように、無料枠で社内の業務アプリを作れる製品があります。なかでも国産OSSのPleasanterは人数無制限で使える点も特徴であり、まず無料で業務改善のアプリを小さく作り、使い勝手を試してから広げるのに向きます。
無料で、Webサービスやネットショップも作れますか?
作れます。AdaloやBubble、Glideは無料枠でWebアプリやモバイルアプリのプロトタイプを作れ、BASEやペライチなら無料でネットショップやサイトを公開できます。作りたいものが業務アプリかWebサービスか、ネットショップかによって向く製品がはっきり分かれます。
無料のままで、本格的なアプリ運用までまかなえますか?
規模が大きくなると難しくなることが多いです。無料はデータ容量や利用人数、商用公開の可否や外部連携に制限があり、本番運用や社外公開、基幹システムとの連携が必要になると有料への切り替えが要ります。まずは無料で試し、自社の使い方がどの制限に当たるのかを見極めましょう。
無料と有料では何が変わりますか?
有料にすると、データ容量や利用人数の上限が広がり、商用公開や外部連携、独自ドメインや手厚いサポートが使えるようになります。多くは無料で使い勝手を試し、必要になってから有料に切り替えられます。Pleasanterのように、OSSで人数無制限のまま無料で使い続けられる製品もあります。
無料のノーコードツールを選ぶとき、確認すべきことは何ですか?
作りたいものが業務アプリかWebサービスかネットショップかをまず決めることが大切です。無料の範囲で必要な機能がそろうか、商用公開の可否や利用人数の上限も要点になります。実際に小さく作ってみて、運用や改修を自社のメンバーだけで無理なく続けられるかどうかを確かめましょう。
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