おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| Claris FileMaker | 現場主導の業務アプリ構築タイプ🖥️ | 2,035円月/ユーザー |
| iPhone/iPadのオフライン入力に強い。現場向けアプリの機能範囲も最上位。 |
| Pleasanter | 現場主導の業務アプリ構築タイプ🖥️ | 0円〜月 |
| OSSで人数無制限に利用可能。導入シェアもトップで低コスト展開に強い。 |
| UnitBase | 現場主導の業務アプリ構築タイプ🖥️ | 要問合せ |
| 機密データをオンプレで社内管理。無制限アカウントで全社展開できる。 |
| WebPerformer | IT部門向け本格システム開発タイプ⚙️ | 1,500,000円年 |
| 品質のそろったJava業務アプリを自動生成。大規模内製の支援も手厚い。 |
| 楽々Framework3 | IT部門向け本格システム開発タイプ⚙️ | 要問合せ |
| 900超の部品で基幹システムを高速開発。保守切れなしで長期運用に強い。 |
| Wagby | IT部門向け本格システム開発タイプ⚙️ | 50,160円年 |
| 承認・帳票・権限まで自社仕様で生成。中堅企業シェアもトップレベル。 |
ノーコード・ローコード開発の導入によって得られる効果
ノーコード・ローコード開発は、コードを多く書かずにアプリや業務ツールを作るための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| システム化をIT部門や外部に頼っている | 現場の担当者が自分で業務アプリを作れるようになり、依頼や完成待ちの時間を減らせます |
| Excelやメール中心の管理に限界がある | 入力画面や一覧、通知を組み合わせた仕組みに置き換えやすくなり、情報の分散や転記を抑えられます |
| 申請や承認の流れをシステム化しにくい | 申請から承認までの流れを画面上で組み立てやすくなり、紙やメールでのやり取りを減らせます |
| 業務の変化にシステムが追いつかない | 項目や画面を現場で変更しやすくなり、業務変更のたびの改修依頼を抑えられます |
| 業務改善を小さく試しにくい | 短期間で試作して使いながら直せるため、現場での改善の検証を進めやすくなります |
続いて、オンプレミス型のノーコード・ローコード開発ツールをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
オンプレミス型のノーコード・ローコード開発ツール2タイプを解説
| 比較項目 | 現場主導の業務アプリ構築タイプ | IT部門向け本格システム開発タイプ |
|---|---|---|
| 優れている点 | 画面操作で現場主導のアプリ構築 | コード自動生成で大規模開発を効率化 |
| できること | 画面操作でアプリ設計Webデータベース機能社内サーバー運用 | ソースコード自動生成外部システム・DB連携拡張性重視の設計 |
| 適している企業/業種 | 中小企業セキュリティ重視企業 | 自社IT部門SIer |
| 料金目安 | 要問合せ(開発規模により個別見積もり) | 要問合せ(システム規模により個別見積もり) |
タイプ別おすすめ製品
現場主導の業務アプリ構築タイプ 🖥️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
現場アプリに権限統制や自動処理まで載せたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
自社サーバーに置ける国産オープンソースの業務アプリ基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
Excel台帳をデータベース化して全社共有したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
IT部門向け本格システム開発タイプ ⚙️
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
手厚い支援で基幹システムを内製刷新したいIT部門向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
基幹業務システムを長く育てたい大規模組織向けの国産基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
標準機能から内製を始めたい中堅規模の情報システム部門向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
Claris FileMaker | Pleasanter | UnitBase | WebPerformer | 楽々Framework3 | Wagby | |
|---|---|---|---|---|---|---|
フィールド権限 フィールド単位で表示/編集権限を設定できるか | ||||||
UI/コード拡張 レイアウト編集・CSS編集・スクリプト埋込ができるか | ||||||
バージョン管理 ステージング/履歴からのロールバックができるか | ||||||
Git連携 Gitで設定やコードを管理できるか | ||||||
CI/CD自動デプロイ 環境間で自動デプロイのパイプラインを組めるか | ||||||
Excel→アプリ生成 Excel/CSVからテーブル・フォームを自動生成できるか |
一部の企業で必須
Claris FileMaker | Pleasanter | UnitBase | WebPerformer | 楽々Framework3 | Wagby | |
|---|---|---|---|---|---|---|
外部ユーザーサインアップ エンドユーザーが自分でサインアップ・ログインできるか | ||||||
リアルタイム共同編集 同じ画面を同時編集し即時反映できるか | ||||||
モバイルオフライン オフライン入力・後同期ができるか | ||||||
デバイス機能(カメラ/GPS等) カメラ・GPS・連絡先などのネイティブ機能を使えるか |
ほぼ全製品が対応
Claris FileMaker | Pleasanter | UnitBase | WebPerformer | 楽々Framework3 | Wagby | |
|---|---|---|---|---|---|---|
リレーション(参照関係) 複数テーブル間の参照関係を設定できるか | ||||||
レコード権限(行レベル) レコード単位で閲覧/編集可否を制御できるか | ||||||
自動メール通知 イベントや日時でメール通知を自動送信できるか | ||||||
フォームビルダー(サイト) ドラッグ&ドロップでフォームを作成・保存できるか |
優先度が低い
Claris FileMaker | Pleasanter | UnitBase | WebPerformer | 楽々Framework3 | Wagby | |
|---|---|---|---|---|---|---|
ブログCMS 記事投稿・カテゴリ・RSSの運用ができるか | ||||||
メールマーケ統合 メルマガ配信・リスト管理・自動化を内蔵できるか | ||||||
定期購入(サブスク) 定期課金やスキップ等に対応できるか |
ノーコード・ローコード開発 オンプレミスの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、開発主体を決める現場部門が台帳アプリを作るのか、IT部門が基幹系まで設計するのかで合う製品が変わります。まずは2タイプの違いを確認して、大まかな方向を決めます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能マップで、必須要件を整理する権限制御、変更管理、外部システム連携などは製品差が出やすい項目です。自社で外せない要件を、優先度マップで先に切り分けます。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用条件で、導入後の負担をそろえるオンプレミスでは、サーバー準備と保守担当に加えて費用の確認方法まで含めて選ぶ必要があります。次の比較ポイントで、導入後にずれやすい条件を整理します。
機能の○×に加えて、開発する人と社内サーバーの管理体制をそろえると比較しやすくなります。導入時の支援や利用拡大時の費用も合わせると、導入後の負担がずれにくくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
開発主体と内製範囲
現場部門が日々の台帳を直す場合と、IT部門が基幹系の設計から保守まで担う場合では、必要な学習量と変更依頼の流れが変わります。開発主体を曖昧にすると、導入後の改修が特定の担当者に集中しやすくなります。
製品の分かれ方:製品によって大きく3通りに分かれます。現場担当者がフォームや一覧を作るタイプ、IT部門が設計情報からWebアプリを生成するタイプ、外部の開発支援も組み合わせるタイプです。
- 現場担当者が業務アプリを作る製品Excel台帳や申請の置き換えを、部門内で始めやすい製品です。ただし複雑な権限や連携を増やすと、IT部門の設計確認が必要になります。代表製品:Pleasanter / UnitBase
- 設計情報からWebアプリを生成する製品基幹系や複数部門の業務を、設計情報からそろえて作りやすい製品です。ただし開発標準やリリース手順を先に決めないと、保守が属人化しやすくなります。代表製品:WebPerformer / Wagby
- 専用アプリ基盤として育てる製品部品やテンプレートを使い、長く使う業務基盤を作り込みやすい製品です。ただし小さな台帳改善だけなら、準備や学習の負担が重くなります。代表製品:Claris FileMaker / 楽々Framework3
社内サーバーの準備と保守体制
オンプレミス運用では、アプリを作る前にサーバーやOS、バックアップと監視の担当を決める必要があります。ここを後回しにすると、便利なアプリが増えた後で更新作業や障害時の連絡が回りにくくなります。
製品の分かれ方:製品によって大きく3通りに分かれます。自社で環境を構築して運用するタイプ、ベンダーのサーバー製品を社内に置くタイプ、クラウドも含めて共有方法を選べるタイプです。
- 自社で環境を構築して運用する製品自社ルールに合わせて、閉域網や社内サーバーへ置きやすい製品です。ただしOS更新、バックアップ、復旧手順の管理は社内側の作業になります。代表製品:Pleasanter
- ベンダー製品を社内サーバーに置く製品製品サポートを受けながら、社内に実行環境を用意しやすい製品です。ただしサーバー構成や保守契約の条件で、導入時の調整が増えます。代表製品:UnitBase / 楽々Framework3
- オンプレミスと別形態を選べる製品社内設置に加えて、クラウドや専用環境も比較しやすい製品です。ただし共有方法が増えるほど、データ保管方針を先にそろえる必要があります。代表製品:Claris FileMaker
導入支援と初期設定の進め方
既存のExcelやAccessから紙の申請まで置き換える場合は、業務整理とデータ移行の量が想定より増えます。社内だけで進める範囲を広げすぎると、初回リリースまでの期間が読みづらくなります。
製品の分かれ方:製品によって大きく3通りに分かれます。ヘルプや体験版で自社検証しやすいタイプ、販売元へ相談して構成を決めるタイプ、パートナーや技術支援と導入計画を立てるタイプです。
- ヘルプや体験版で自社検証しやすい製品小さな業務から試し、作り方や運用感を社内で確かめやすい製品です。ただし全社利用へ広げる前に、管理者教育と問い合わせ窓口を決める必要があります。代表製品:Pleasanter / Wagby
- 販売元へ相談して構成を決める製品利用人数やサーバー構成を伝えて、導入前に必要な製品構成を固めやすい製品です。ただし見積もりや検証環境の準備に時間がかかることがあります。代表製品:UnitBase / Claris FileMaker
- 技術支援と導入計画を立てる製品基幹系や大規模利用で、設計支援や技術サポートを組み込みやすい製品です。ただし支援を受ける前提では、社内の開発標準も整理しておく必要があります。代表製品:WebPerformer / 楽々Framework3
利用拡大時の料金・契約
部門内の小さな利用から全社利用へ広げる場合は、利用者数や同時利用、サーバーと保守の条件で総額が変わります。最初の購入費だけで判断すると、部署追加や本番環境の増設時に予算がずれやすくなります。
製品の分かれ方:製品によって大きく3通りに分かれます。無償版から始めて有償版へ広げるタイプ、同時利用やサーバー単位で確認するタイプ、個別見積もりで契約条件を詰めるタイプです。
- 無償版から有償版へ広げる製品小さく始めて、利用範囲に合わせて有償版や拡張機能を検討しやすい製品です。ただし社内基盤として使うなら、サポートと保守の費用を含めて判断する必要があります。代表製品:Pleasanter
- 同時利用やサーバー単位で確認する製品全社員にIDを広げる場合でも、利用の集中度に合わせて考えやすい製品です。ただし本番、検証、保守契約を含めると初期費用は変わります。代表製品:UnitBase / 楽々Framework3
- 個別見積もりで契約条件を詰める製品基幹系や外部連携を含めて、必要な構成を相談しながら決める製品です。ただし商談前に利用人数と開発範囲を整理しないと、見積もり比較が粗くなります。代表製品:WebPerformer / Claris FileMaker
ぴったりの製品が見つかる
よくある質問
オンプレミスのノーコード・ローコードツールなら、社内サーバーで業務アプリを動かせますか?
動かせます。オンプレミス対応のツールは、クラウドが使えない環境でも社内サーバーで業務アプリを構築・運用できます。Claris FileMakerやPleasanterのように現場主導で手軽に作れる製品があり、社外にデータを出せない企業や閉じた社内ネットワークで使いたい現場に向きます。
IT部門が、基幹システムのような本格的な開発もできますか?
できます。IT部門向けのタイプは、コードの自動生成で基幹業務や大規模な社内システムを開発できます。WebPerformerや楽々Framework3、Wagbyのように本格的な開発を支える製品があり、誰が開発を担うのかと対象システムの規模によって、適した製品が分かれます。
オンプレミスにこだわる必要は、どんな場合にありますか?
社外にデータを出せない要件がある場合に限られます。多くの業務はクラウド型でも安全に運用でき、導入や保守の手間も抑えられる一方、オンプレミス型はサーバーの用意や運用、更新を自社で抱える負担があります。社内のセキュリティ規程と照らし、本当に必要かどうかを見極めましょう。
オンプレミスのノーコード・ローコードツールの費用はどのくらいですか?
Pleasanterは無料のオープンソースで、Claris FileMakerは1ユーザー月2,035円ほどです。IT部門向けの本格的な製品は費用が大きく、Wagbyは年50,160円から、WebPerformerは年1,500,000円規模になります。開発する規模と利用人数で総額が大きく変わります。
オンプレミス型を導入する前に確認することは何ですか?
開発するのが現場の担当者か、IT部門かをまず決めることが大切です。社内サーバーの用意や運用、保守を誰が担うのか、対象とする業務の規模や台数も要点になります。試用で実際に業務アプリを作ってみて、自社のメンバーだけで構築と運用を無理なく続けられるかどうかを確かめましょう。
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