タイプ別お勧め製品
ビル・施設全体の物理セキュリティを統合管理するタイプ 🏢
このタイプが合う企業:
本社ビル・工場・研究所など大規模施設を持ち、全館的なセキュリティ統制が求められる大企業の総務・施設管理部門
どんなタイプか:
警備会社や大手セキュリティメーカーが提供する、建物全体の出入管理を一元コントロールするシステムです。ICカード認証・生体認証・セキュリティゲート・防犯カメラなどを組み合わせ、数百〜数千人規模の従業員と来訪者を管理します。FitGapでは、本社ビルや工場など複数フロア・複数拠点を抱える大企業には、まずこのタイプを検討していただくことをおすすめしています。既存の警備システムや防災設備との連動ができるため、セキュリティポリシーが厳格な企業にフィットします。
このタイプで重視すべき機能:
🔑多拠点・多フロアの一括権限管理
全国の拠点やビル内の各フロアに設置したゲートの入退室権限を、管理サーバーから一括で設定・変更できます。人事異動や組織再編が多い大企業でも、権限の付与・失効を即座に反映でき、セキュリティホールを防ぎます。
🚨警備・防災システムとの連動
火災報知器やビル監視カメラ、警備会社の駆けつけサービスと連携し、異常発生時にはゲートの自動解錠や在館者リストの即時出力が可能です。BCP対策としても有効で、FitGapでは大企業ほどこの連動機能の優先度が高いと考えています。
おすすめ製品3選
警備大手ALSOKが提供し、大企業のシェア指標でトップです。警備サービスとの一体運用により、異常検知から駆けつけ対応までをワンストップで実現できます。 | NECが手がける大規模施設向けの入退室管理システムで、顔認証やICカードなど多様な認証方式に対応します。数千扉規模の管理実績があり、官公庁・金融機関にも導入されています。 | セントラル警備保障(CSP)が提供するICカード入退室管理システムです。警備会社ならではの監視・通報体制との連携が強みで、テナントビルや大規模オフィスへの導入実績が豊富です。 |
ALSOK出入管理・入退室管理システム | SecureFrontia X plus | centrics |
価格 要問合せ | 価格 要問合せ | 価格 要問合せ |
大企業でのシェア | 大企業でのシェア | 大企業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
スマートロック・IoTデバイスで手軽に入退室管理するタイプ 📱
このタイプが合う企業:
オフィスの一部エリアや会議室単位で柔軟に入退室管理を導入したい大企業のIT部門・総務部門
どんなタイプか:
既存のドアに後付けできるスマートロックやIoTデバイスを使い、クラウド上で入退室を管理するシステムです。大掛かりな工事が不要なため導入スピードが速く、スマホアプリや交通系ICカードで解錠できる手軽さが特徴です。FitGapとしては、オフィス移転やレイアウト変更が多い大企業、あるいはまず一部フロアから試験導入したいケースに向いていると感じています。勤怠管理システムとのAPI連携にも対応する製品が多く、労務管理の効率化にもつながります。
このタイプで重視すべき機能:
🔧後付け設置・工事不要の導入容易性
ドアのサムターンに貼り付けるだけ、またはシリンダーを交換するだけで設置が完了します。賃貸オフィスでも原状回復が容易で、拠点の増減やレイアウト変更にも柔軟に対応できます。
☁️クラウドによるリアルタイム履歴・権限管理
入退室のログがリアルタイムでクラウドに記録され、管理画面からいつでも確認できます。社員の入退社や異動に応じた権限の付与・削除もWeb上で即時反映でき、物理鍵の受け渡し業務が不要になります。
おすすめ製品3選
オフィス導入実績7,000社以上のクラウド型スマートロックです。交通系ICカードやスマホで解錠でき、工事不要の手軽さと豊富なAPI連携が大企業の部門単位導入でも評価されています。 | 業界最安クラスの月額料金で導入できる法人向けスマートロックです。初期費用ゼロで始められ、複数拠点への段階的な展開がしやすい料金体系が特徴です。 | LTE内蔵デバイスによりネットワーク構築不要で導入できるクラウド型入退室管理システムです。電池式から電気錠まで用途別に錠前を選べるラインナップの豊富さが大企業の多様な扉環境に対応します。 |
Akerun | Bitlock pro | ALLIGATE |
価格 要問合せ | 価格 5,000円 月 | 価格 要問合せ |
大企業でのシェア | 大企業でのシェア | 大企業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
来訪者の受付業務を無人化・自動化するタイプ 🖥️
このタイプが合う企業:
来訪者が多く受付の取次業務や来客管理を効率化したい大企業のオフィス管理部門・受付担当
どんなタイプか:
エントランスにタブレットや専用端末を設置し、来訪者の受付から担当者への通知、入退館記録までを自動化するシステムです。QRコード受付や顔認証、セキュリティゲート連携など、大企業のエントランスにふさわしい高度な来客対応を実現します。FitGapでは、1日の来訪者が多い大企業ほど、受付の取次工数削減とセキュリティ強化の両面でこのタイプの導入効果が大きいと考えています。ビジネスチャットやカレンダーとの連携により、アポイント管理から受付完了までをシームレスに運用できます。
このタイプで重視すべき機能:
📲QRコード・事前招待による非接触受付
来訪予定者に事前にQRコードを発行し、当日はエントランスの端末にかざすだけで受付が完了します。手書きの来客票が不要になり、受付待ち時間の短縮と来訪者情報のデジタル管理を同時に実現します。
🚪セキュリティゲート・入館証発行との連携
受付完了と同時に入館証やゲート通過用のワンタイムQRコードを自動発行し、許可された来訪者だけがオフィスエリアに入館できます。大規模ビルでの不審者侵入防止に直結する、大企業には欠かせない機能です。
おすすめ製品3選
iPadを活用したシンプルな受付システムで、大企業のシェア指標でも上位に位置します。低コストで導入でき、複数拠点への展開が容易な点が評価されています。 | 富士ソフトが提供する無人受付システムで、セキュリティゲート連携や入館証発行に対応しています。英語の音声ガイダンスにも対応し、グローバル企業の本社受付にも適しています。 | 導入法人数・売上シェアNo.1のクラウド受付システムです。Slack・Teams等のチャット連携やQRコード受付に加え、セキュリティゲート連携も可能な大企業向けプランが用意されています。 |
iPad受付システム らいきゃくん | moreReception | RECEPTIONIST |
価格 3,300円 月 無料トライアルあり | 価格 要問合せ | 価格 要問合せ 無料トライアルあり |
大企業でのシェア | 大企業でのシェア | 大企業でのシェア |
ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 | ユーザの企業規模 中小企業 中堅企業 大企業 |
メリットと注意点 | メリットと注意点 | メリットと注意点 |
仕様・機能 | 仕様・機能 | 仕様・機能 |
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
🔐認証方式の選択肢
ICカード・スマートフォン・顔認証・指紋/静脈認証など、どの認証方式に対応しているかは製品の方向性を大きく左右します。大企業ではエリアごとにセキュリティレベルが異なるため、たとえばエントランスはICカード、サーバールームは生体認証のように使い分けられる製品が理想です。FitGapでは、まず自社に必要な認証方式を洗い出し、1製品でカバーできるかを最初に確認することをおすすめしています。
🏢複数拠点の一元管理
大企業では本社・支社・工場・研究所など数十拠点を横断して管理するケースが一般的です。全拠点のログや権限設定を本社から一括操作でき、社員がどの拠点でも同じ認証で入退室できる仕組みがあると運用負荷が大きく下がります。FitGapとしては、管理対象の扉数とユーザー数の上限値を必ず事前に確認していただきたいポイントです。
🎛️アクセス権限の細かさ
役職・部署・雇用形態・時間帯・曜日など、どこまで細かく入室制限を設定できるかが内部統制の肝になります。大企業では権限の階層が数十段階に及ぶこともあり、ここが粗い製品を選ぶと運用でカバーしきれません。FitGapでは、自社の権限パターンを一覧化してから製品を当てはめると、ミスマッチを防ぎやすいと考えています。
🤝受付・来訪者管理との統合度
受付システムと入退室管理を別々に導入すると、来訪者データが分断されて二重管理になりがちです。来訪予約→QRコード発行→受付→ゲート解錠→退館までを一気通貫で処理できる製品であれば、総務部門の負荷は大幅に減ります。大企業で1日の来訪者が数百名を超える場合は、この統合度が運用品質を左右します。
⏱️勤怠管理システムとの連携
入退室ログを勤怠データとして活用できれば、打刻漏れや不正打刻の防止に直結します。ただし対応状況は製品ごとに大きく異なり、CSV連携のみの製品からAPI連携でリアルタイム同期できる製品まで幅広いです。自社で使用中の勤怠システムとの接続実績があるかどうかを、選定時に必ず確認してください。
🚫アンチパスバック・共連れ防止
入室記録がないのに退室できてしまう「すり抜け」や、認証者の後ろについて入る「共連れ」を防ぐ機能は、大企業のセキュリティポリシー上ほぼ必須です。しかし、スマートロック型の製品では物理的にこの制御が難しい場合があります。FitGapでは、セキュリティゲートや二人同時認証が必要な区画があるなら、対応可否を最優先で確認すべきと考えています。
一部の企業で必須
😊顔認証によるハンズフリー入退室
工場や物流拠点など両手がふさがりやすい現場や、衛生管理が厳しい施設では、非接触の顔認証が重宝します。AI技術の進歩により認証精度は年々向上しており、暗所やマスク着用時でも高精度に認証できる製品が増えています。ただし全拠点に導入するとコストが跳ね上がるため、必要なエリアを絞って検討するのが現実的です。
📹監視カメラ・警備システムとの連動
入退室ログと監視カメラ映像を紐づけて管理できると、インシデント発生時の原因究明が格段に速くなります。警備会社系の製品では異常検知時に駆けつけ対応まで含めたサービスを提供しているものもあります。24時間稼働の大規模施設や、機密性の高い研究所を持つ企業では特に重要な要件です。
🛗エレベーター・設備連動制御
来訪者が訪問先フロアのみ選択できるようエレベーターを制御したり、入室に連動して空調・照明を自動でオンにしたりする機能です。テナントビルや高層本社ビルでは、フロアセキュリティの要として導入されるケースが増えています。ただし既設のビル設備との互換性確認が必須なため、導入ハードルはやや高めです。
🆘災害時のパニックオープン・在館者把握
火災や地震の発生時に全扉を一斉解錠するパニックオープン機能や、リアルタイムで在館者数・所在を把握する機能は、BCP対策として一部の大企業で強く求められます。消防法や自社の防災計画との整合性も確認が必要で、警備会社系や大手メーカー系の製品が得意とする領域です。
🌐多言語対応
外国人社員や海外からの来訪者が多い企業では、受付画面や案内表示の多言語対応が欠かせません。英語・中国語・韓国語あたりが基本ですが、対応言語数や切り替えの柔軟性は製品によってまちまちです。グローバル拠点を持つ大企業では、海外オフィスとの認証基盤の統一まで視野に入れて検討されることもあります。
ほぼ全製品が対応
📋入退室ログの記録・閲覧
いつ・誰が・どこに入退室したかを自動で記録し、管理画面から閲覧・検索できる機能は、このカテゴリのほぼ全製品が標準搭載しています。ログのCSVエクスポートにも大半の製品が対応しているため、この機能単体では差別化要因にはなりにくいです。
💳ICカード認証
FeliCaやMIFAREなどのICカードによる認証は、受付・入退室管理システムの最も基本的な認証方式であり、ほとんどの製品が対応しています。社員証や交通系ICカードをそのまま鍵として使えるため、導入のハードルが低い点が広く支持されている理由です。
📱遠隔での施錠・解錠操作
管理画面やスマートフォンアプリから遠隔で扉の施錠・解錠ができる機能は、クラウド型を中心にほぼ標準装備となっています。緊急時の対応や、管理者が現場にいなくても運用できる利便性が評価されています。
📅権限の有効期限設定
派遣社員や業務委託先など、期間限定で入室権限を付与し、期日が来たら自動的に失効させる機能です。多くの製品が対応しており、人事異動や契約期間の管理負荷を軽減できます。
優先度が低い
💺スペース予約・座席管理機能
会議室やフリーアドレス座席の予約管理は便利な付加機能ですが、入退室管理の本質とは別の領域です。すでにグループウェアや施設予約システムで運用が確立している大企業では、この機能のために製品を選ぶ必要性は低いと考えます。
🌡️体温検知・健康チェック機能
コロナ禍で注目された体温測定や健康チェック機能ですが、現在は多くの企業で運用を縮小しています。一部の医療・食品関連施設では引き続き必要ですが、一般的なオフィス利用においては優先度が下がっている要件です。
大企業の受付・入退室管理システムの選び方
1.「守りたい対象」を起点に3タイプから出発点を決める
最初に行うべきは、自社が最も優先して守りたい対象が「建物・施設全体」なのか「特定エリアの扉」なのか「受付・来訪者対応」なのかを明確にすることです。たとえば本社ビルや工場をまるごと管理し、警備・防災との連動まで求めるなら「ビル・施設全体の物理セキュリティ統合管理タイプ」が出発点になります。一方、まず一部フロアや会議室だけ素早くセキュリティを強化したいなら「スマートロック・IoTデバイスタイプ」、来訪者が1日数百名規模で受付の逼迫が課題なら「来訪者受付の無人化・自動化タイプ」から検討してください。FitGapでは、この最初の振り分けを間違えると後工程で手戻りが発生しやすいため、関係部門(総務・情シス・経営企画)で認識を揃えてから次のステップに進むことを強くおすすめしています。
よくある質問
大企業向け受付・入退室管理システムは、それ以外の受付・入退室管理システムと何が違いますか?
大企業向けの受付・入退室管理システムは、中堅企業向けや中小企業向け、個人事業主向けの製品と比較して、規模や機能面で大きな違いがあります。まず、大企業向けは数千人から数万人規模の従業員と、1日数百人以上の来訪者に対応できる処理能力を持っています。中堅企業向けは数百人から数千人規模、中小企業向けは数十人から数百人規模、個人事業主向けは数人から数十人規模の利用を想定しており、同時アクセス数や登録可能な人数に制限があります。また、大企業向けは全国や海外を含む複数拠点を一元管理できる機能を標準搭載していますが、中小企業向けや個人事業主向けは単一拠点での利用を前提としています。セキュリティ面でも違いがあり、大企業向けは部署ごとの細かなアクセス権限設定や、生体認証との連携、監査ログの長期保管など高度な機能を備えています。
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