あなたにぴったりの
無料のOCRソフト
を無料で選定
Q. どちらに当てはまりますか?
無料のOCRソフトを料金で比較したい
あなたにおすすめ
条件に合うOCRソフトを知りたい
紙の書類をデータ化したい
OCR精度を改善したい

OCRソフトおすすめ9選|無料で使えるツール比較ガイド

更新:2026/5/29
OCRソフトと聞くと「スキャンした紙をテキストに変換するツール」を思い浮かべる方が多いかもしれませんが、最近のOCRはAIによる手書き認識やレイアウト解析、さらにはAPIでの自動処理まで守備範囲が広がっています。GoogleドライブのようにふだんのアプリにOCR機能が組み込まれているケースもあれば、PaddleOCRのように開発者が自社システムに組み込むオープンソースエンジンまで、製品の性格はかなり多様です。一方で、高精度なAI-OCR製品ほど無料プランの処理枚数や機能に制限を設けていることが多く、「無料で本当に実用レベルで使えるのか」は製品ごとに慎重な見極めが必要です。このガイドでは、コストをかけずにOCRを試したい個人や中小企業の担当者に向けて、用途別のおすすめ製品の紹介から、要件の整理方法、失敗しない選び方のステップまでを体系的に解説していきます。
続きを読む
レビュー担当 加藤 杏奈
業務システムの導入・運用支援を通じて業務効率化ツール全般に精通。7年にわたるプロジェクト経験をもとに、業務フロー改善の視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
日常的な書類・PDFをテキスト化したいタイプ 📄
Google ドライブ
/ Microsoft OneNote
/ LightPDF
業務帳票・手書き文字を高精度にデータ化したいタイプ 🏢
AIRead
/ Google Cloud Vision OCR
/ Azure Form Recognizer
自社システムや自動化フローに組み込みたいタイプ ⚙️
Tesseract
/ PaddleOCR
/ EasyOCR
企業規模
中小企業
個人事業主
デバイス
その他
関連カテゴリ
すべて表示

おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

無料のOCRソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
Google ドライブ
日常的な書類・PDFをテキスト化したいタイプ 📄
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Google環境でPDFをすぐ文字化。導入しやすく操作も簡単。

Microsoft OneNote
日常的な書類・PDFをテキスト化したいタイプ 📄
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

画像内の文字や手書きメモを同じノートで管理。Microsoft 365と連携。

LightPDF
日常的な書類・PDFをテキスト化したいタイプ 📄
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PDFのOCR後も編集・変換・AI要約まで同じ画面で扱える。

AIRead
業務帳票・手書き文字を高精度にデータ化したいタイプ 🏢
11,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

定型・非定型帳票や手書き帳票に対応。オンプレやLGWANも選択できる。

Google Cloud Vision OCR
業務帳票・手書き文字を高精度にデータ化したいタイプ 🏢
0円~API従量課金
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

APIで手書き・多言語OCRを組み込める。無料枠で検証しやすい。

Azure Form Recognizer
業務帳票・手書き文字を高精度にデータ化したいタイプ 🏢
0円~API従量課金
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

請求書や領収書の項目・表まで抽出。Azure連携と高いセキュリティ。

Tesseract
自社システムや自動化フローに組み込みたいタイプ ⚙️
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

無料で商用利用しやすいOCRエンジン。ローカル処理を自社で制御できる。

PaddleOCR
自社システムや自動化フローに組み込みたいタイプ ⚙️
0円~
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PDFや表をMarkdown・JSONへ構造化。文書AIの前段に組み込める。

EasyOCR
自社システムや自動化フローに組み込みたいタイプ ⚙️
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Pythonから少ないコードでOCR実行。検証や社内ツールに組み込みやすい。

タイプ別おすすめ製品

日常的な書類・PDFをテキスト化したいタイプ 📄

このタイプが合う企業:

紙の書類やPDFを手軽にテキスト化したい個人・小規模チーム

どんなタイプか:

スキャン書類、PDF、会議資料の画像から文字を抽出し、ブラウザや普段のアプリでテキスト化するタイプです。専用OCRを導入せず、日常文書を手軽にデジタル化できる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🖱️画像・PDFからのワンクリック文字抽出
画像やPDFをアップロードするだけで文字を認識し、コピー可能なテキストとして取り出せます。
📂複数ファイル形式の読み込み対応
JPEG・PNG・PDFなど日常ファイルをそのまま読み込み、形式変換なしでOCR処理に進めます。

おすすめ製品3選

Google ドライブ

追加導入なしで日常書類をテキスト化したい小規模チーム向け

Google ドライブは、専用OCRソフトを入れずに、クラウド保管とGoogleドキュメントの流れで日常書類をテキスト化できる選択肢です。 PDFや画像をアップロードしてGoogleドキュメントで開けば編集可能な文字として扱えるため、社内にGoogleアカウントがある個人・小規模チームは追加導入の負担を抑えられます。 FitGapでは導入しやすさと操作性が同タイプ内で1位で、無料利用から始めやすい点も強みです。 一方、無料枠は15GBまでで、企業利用や容量増加ではGoogle Workspaceなどの有料契約が前提になります。手書き文字、段組み、表が混在する帳票を高精度に抽出したい場合は、帳票処理向けの製品と比較した方がよいです。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Microsoft OneNote

読み取った文字をメモと一緒に整理できるMicrosoft系ノートツール

Microsoft OneNoteは、画像から文字を抜き出した結果を、議事録や調査メモと同じノートブックに残せるMicrosoft系の情報整理ツールです。 画像を貼り付けて「画像からテキストをコピー」するだけでOCR結果を使えるため、Microsoft 365、Outlook、Teams、Wordを日常的に使う組織では、抽出した文字をそのまま共有・文書化しやすいです。 FitGapではOCR用途の操作性が同タイプ内で1位タイ、サポート評価も2位で、大企業シェアも1位です。手書き入力・手書き検索・音声メモにも対応するので、紙に近いメモと電子情報をまとめたい部署に向きます。 一方、Microsoft以外のサービス連携は弱く、多機能なノート整理に慣れるまで時間がかかります。複数ページPDFの一括処理やAPIによる自動化を前提にする経理・文書管理部門には、専用OCR製品の方が合います。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ブラウザだけで文書の編集から文字認識まで無料で始められるサービス

LightPDFは、ブラウザ上でPDFの編集・変換・OCRをまとめて使える、無料で始めやすいPDF作業向けクラウドサービスです。 ソフトを入れずにファイルをドラッグしてテキスト化でき、ページ編集、権限設定、透かし、PDFの分割・結合・圧縮まで同じ画面で扱えるため、PDF周辺作業が多い個人や小規模チームに向きます。 FitGapでは導入しやすさがカテゴリ58製品中3位で、AI要約にも対応しており、長いPDFの内容確認まで一つのサービスで済ませたい場合に選びやすいです。 一方、フル機能の継続利用にはサブスクリプション契約が必要です。クラウドに文書をアップロードして処理するため、契約書・人事書類・顧客情報など機密文書を扱う企業や、外部Webサービス利用が制限される職場はオフライン処理できる製品を比較してください。
価格
0円~
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

業務帳票・手書き文字を高精度にデータ化したいタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

帳票処理や手書き文字のデータ化を業務レベルの精度で行いたい企業の担当者

どんなタイプか:

請求書、注文書、アンケートなどの業務帳票や手書き文字をAI-OCRでデータ化するタイプです。崩れた手書きや非定型レイアウトの読み取り精度を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

✍️AI搭載の手書き文字認識
AIで手書き文字やフリーピッチの記入を読み取り、癖字や走り書きの入力確認を減らします。
📋帳票レイアウトの自動解析
帳票内の項目位置をAIが判別し、請求書や注文書から必要なデータを抽出します。

おすすめ製品3選

手書きや非定型の紙帳票をまとめてデータ化したい中堅企業向け

AIReadは、定型・非定型の帳票や手書き文字が混在する国内業務を、クラウドだけでなくオンプレミスやLGWANでも処理できるAI-OCRです。 請求書・領収書、手書き帳票、表、レシートまでまとめて読み取れるため、紙帳票が多く残る中堅企業や自治体で、まず無料トライアルで精度を確認してから本格導入したい場合に向きます。 FitGapでは機能性・使いやすさが同タイプ内1位タイで、中堅企業シェアも単独1位です。 一方、継続利用できる無料プランはなく、クラウド版でも初期登録料と最低月額がかかります。モバイル入力やAPI実行、オフラインOCRは非対応のため、スマホ撮影中心や自社システムへの組み込みを重視する企業は、API型の製品も比較した方がよいです。
価格
11,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Google Cloud Vision OCR

無料枠から小さく試せる開発組み込み向けのクラウド文字認識

Google Cloud Vision OCRは、業務画面を備えた帳票OCRというより、自社アプリやワークフローに文字認識を組み込むためのクラウドAPI型OCRです。 無料枠と従量課金で小さく試しやすく、手書き文字、多言語、日本語の縦書き、スマホ撮影画像に対応するため、開発チームが検証から始める用途に向きます。 FitGapでは料金評価が同タイプ内2位、連携評価も2位で、API実行とモバイル入力の両方に対応する点はこの3製品の中で目立ちます。 一方、請求書・領収書の項目認識、定型フォームOCR、表の読み取り、結果プレビューは標準では使えません。経理部門が画面上で確認しながら帳票データ化したい場合は、読み取り後のJSON解析や業務画面を自社で用意できるかが選定条件になります。
価格
0円~
API従量課金
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Azure Form Recognizer

独自帳票の読み取りを統制重視で組み込みたい中堅・大企業向け

Azure Form Recognizerは、請求書や領収書などの帳票から項目名・値・表を抽出し、検証やシステム連携までクラウド上で設計できる開発者向けAI-OCRです。 手書き、写真、定型フォーム、非定型文書、多言語に対応し、帳票ごとのフィールド学習やデータ検証ルールも使えるため、独自帳票を含む文書処理を社内システムへ組み込みたい中堅から大企業に向きます。 FitGapでは機能性が同タイプ内1位タイ、連携・セキュリティは単独1位で、Entra IDや監査ログ、プライベート接続など統制面を重視する場合に選びやすいです。 一方、無料枠はテスト向けで本格利用は有料になり、カスタムモデルにはサンプル準備やタグ付けが必要です。API同期処理とカスタム辞書は非対応のため、即時応答アプリや専門用語を辞書で積み上げる運用では要件確認が必要です。
価格
0円~
API従量課金
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

自社システムや自動化フローに組み込みたいタイプ ⚙️

このタイプが合う企業:

OCR機能を自社アプリやバッチ処理に組み込みたいエンジニア・開発チーム

どんなタイプか:

OCRエンジンをアプリケーション、RPA、バッチ処理へ組み込み、文字認識を自動化するタイプです。オープンソース中心で、用途別の調整や拡張性を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

🔌プログラムからの呼び出し・API連携
PythonやJavaScriptからOCRを呼び出し、既存システムや自動化フローへ組み込めます。
🧠学習モデルのカスタマイズ
独自データで追加学習し、特定業務のフォントや書式に合わせて認識精度を調整できます。

おすすめ製品3選

費用ゼロで自社システムに組み込めるオープンソースの文字認識エンジン

Tesseractは、OCR機能を自社アプリやRPAの前処理へ組み込むための、歴史の長いオープンソースOCRエンジンです。 Apache 2.0ライセンスで商用利用しやすく、FitGapでも料金評価はカテゴリ48製品中1位、機能性もおすすめ製品内で上位です。同じ無料候補の中でも、画面操作の手軽さより費用ゼロと制御性を優先する選択肢です。 検索可能PDFやTSVなど複数形式で出力でき、クラウドに依存せずローカル・オンプレミスで処理したい開発チームに向きます。 一方、GUIは付属せず、入力画像の前処理や学習データの調整まで自社で設計する必要があります。非エンジニアだけで早く精度を上げたい場合は、PaddleOCRやGUI型・帳票特化型の製品と比較して下さい。
価格
-
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

文書を構造化データに変換して自動化につなげたい開発組織向け

PaddleOCRは、単なる文字抽出よりも、PDFや画像を後工程で使える構造化データに変換したい開発組織向けのOCRツールキットです。 100以上の言語に対応し、PP-Structureでレイアウト解析、表認識、Markdown・JSON出力まで扱えるため、RAGやLLM連携、自動化フローの前段に組み込みやすい製品です。 FitGapでは機能性・料金評価がどちらもカテゴリ48製品中3位で、費用を抑えつつ文書理解の範囲を広げたい場合に向きます。 一方、PaddlePaddleやGPU、依存関係の管理が必要になり、導入しやすさ・操作性はカテゴリ内で下位です。オンラインAPIはベータ提供のため、本番業務ではローカル運用や帳票特化型の商用製品も比較して下さい。
価格
0円~
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

少ないコードで文字認識を試せる軽量ライブラリ

EasyOCRは、Pythonから少ないコードでOCRを呼び出し、読み取り可否を素早く試したい場面に向く軽量なライブラリ型OCRです。 Reader APIで言語を指定してreadtextを実行でき、文字列だけでなく検出位置や信頼度スコアも返せるため、社内ツールやPoCで前処理・OCR・DB格納までつなげたい開発者に扱いやすい製品です。 FitGapでは料金評価と使いやすさ評価が無料系候補の中で上位に入り、まず小さく試す選択肢として選びやすいです。 PyTorch環境があるチームならCPU-onlyでの検証も進めやすい一方、標準の専用サポートはなく、セキュリティ評価やサポート評価は低めです。手書き認識は今後拡充の扱いなので、本番利用や基幹帳票ではPaddleOCRや商用OCRとの比較が必要です。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🎯日本語の読み取り精度
無料OCRソフトは製品ごとに日本語の認識精度が大きく異なります。縦書き・旧字体・複雑なレイアウトを正しく読み取れるかどうかが実用性を左右するため、FitGapでは最優先で確認すべき要件と考えています。
✍️手書き文字の認識(AI-OCR)
手書き伝票やアンケートなど崩れた文字を扱う場合、AI学習ベースの手書き認識機能が不可欠です。無料プランでは対応していない製品も多いため、自社の帳票に手書きが含まれるかで要否が決まります。
📄出力フォーマットの種類
読み取った結果をWord・Excel・CSV・検索可能PDFなど、どの形式で書き出せるかは業務効率に直結します。FitGapでは、後工程で使うファイル形式に対応しているかを事前にチェックすることをおすすめしています。
📊処理枚数・回数の上限
フリープランは月あたりの処理ページ数やAPI呼び出し回数に制限があるケースが大半です。自社の月間処理量を見積もり、上限内で運用できるかを比較しないと導入後に使えなくなるリスクがあります。
📷対応する入力ソース
スキャナー画像だけでなく、スマホ撮影の写真・PDF・FAXデータなど、どの入力ソースに対応しているかは用途を広げるうえで重要です。複数のソースを扱うなら対応幅が広い製品を選びましょう。
📐レイアウト解析の精度
表組み・段組み・ヘッダーフッターが混在する書類をそのまま読み取れるかどうかで、修正工数が大きく変わります。請求書や帳票を扱う場合はレイアウト解析の品質を必ず確認してください。

一部の企業で必須

🌐多言語対応
英語・中国語・韓国語など日本語以外の文書を扱う企業では必須の要件です。ただし日本語のみで十分な企業も多いため、自社の業務範囲に応じて要否を判断してください。
🔗API連携・外部システム接続
OCRの結果をRPAや会計ソフト、社内データベースに自動連携したい場合はAPIの有無が欠かせません。手作業でのコピー&ペーストで事足りるなら優先度は下がります。
バッチ処理(一括読み取り)
大量の書類をまとめて処理したい場合はバッチ処理機能が重要です。月に数枚程度のライトユーザーには不要ですが、定期的に数百枚以上を処理する業務では必須になります。
🏢オンプレミス(ローカル)実行
個人情報や機密書類を扱う場合、データを外部サーバーに送らずにPC内で完結できるかどうかがセキュリティ上の判断基準になります。クラウド型に抵抗がない環境では優先度は低くなります。
🗂️帳票テンプレートの定義・自動仕分け
請求書や注文書など定型帳票を繰り返し処理する業務では、テンプレートの登録や種類の自動判別機能が作業効率を大きく向上させます。非定型の書類中心であれば不要です。

ほぼ全製品が対応

📥PDF・画像ファイルの読み込み
JPEG・PNG・TIFF・PDFなど主要な画像・文書形式の読み込みは、ほぼすべての無料OCRソフトが標準で対応しています。特別に確認する必要はありません。
🔤活字(印刷文字)の認識
フォントで印刷された活字の読み取りはOCRの基本機能であり、無料ソフトでも十分な精度で対応しています。
📋テキストのコピー・エクスポート
読み取り結果をプレーンテキストとしてコピーしたり、テキストファイルに書き出す機能はほぼ全製品に搭載されています。
🇯🇵日本語・英語の基本対応
日本語と英語の2言語は、国内で入手できる無料OCRソフトの大半がカバーしており、選定時にわざわざ確認する必要がないレベルです。

優先度が低い

🌍翻訳機能の内蔵
OCR結果をそのまま翻訳する機能は便利ですが、Google翻訳やDeepLなど無料の翻訳ツールで代替できるため、FitGapでは選定基準としての優先度は低いと考えています。
📱モバイルアプリの提供
スマホ専用アプリがあると外出先で便利ですが、多くのオンラインOCRはブラウザから利用でき、Microsoft LensやGoogle Keepなど無料の撮影アプリでも代替可能です。

無料で使えるOCRソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、OCRの使い方を大きく分ける日常書類を手軽に文字化するのか、業務帳票や手書きを扱うのか、自社システムへ組み込むのかで合う製品が変わります。まずは読み取る文書と使う担当者に近いタイプを確認します。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な機能は、機能の優先度マップで確認する日本語精度や手書き認識、出力形式と処理上限は無料OCRで差が出やすい項目です。文書量や後工程の使い道を整理すると、試用で確かめる項目がはっきりします。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    無料枠の後まで運用条件をそろえる無料OCRは、完全無料で続ける製品と無料枠から有料利用へ進む製品が混在します。処理場所や保守担当もそろえると、試した後に使い続けられるか判断しやすくなります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい条件を整理します。

ここからは、無料枠で試した後の処理量とデータの置き場所をそろえます。担当者の負担も合わせると、日常文書と業務帳票のどちらに向くか判断しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

無料利用の続けやすさと処理量

数枚のPDFを時々文字化する使い方と、毎月まとまった帳票を処理する使い方では、無料枠の足り方が変わります。試用時の手軽さだけで選ぶと、処理量が増えた月に有料契約や環境準備が急に必要になります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。普段のアプリ内で使う製品、無料枠や従量利用から始めるクラウドAPI、自社環境で動かすオープンソースに分かれます。

  • 普段のアプリ内で使う製品保存済みのPDFや画像を開き、追加ツールを増やさず文字化しやすい製品です。ただし表や段組みが複雑な文書では、整える手間が残ることがあります。代表製品:Google ドライブ
  • 無料枠や従量利用から始めるクラウドAPI開発検証を小さく始め、処理量に合わせて利用を広げやすいクラウドAPIです。ただし請求管理や上限設定は、開発側で設計する必要があります。代表製品:Google Cloud Vision OCR
  • 自社環境で動かすオープンソースライセンス費を抑えながら、処理環境や前処理を自分たちで制御しやすいオープンソースです。ただし導入と保守には、開発環境の知識が必要です。代表製品:Tesseract / PaddleOCR

文書タイプと確認作業の重さ

活字中心の資料と、手書きや表が混じる業務帳票では、読み取り後の直し方が変わります。確認画面や修正担当を決めずに使い始めると、OCR後の手作業が残りやすくなります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。日常PDFを手軽に文字化するもの、帳票を設計して確認するもの、認識結果を自社で加工するものに分かれます。

  • 日常PDFを手軽に文字化する製品PDFや画像をアップロードし、コピーできる文字へ変えやすい製品です。ただしレイアウト保持や大量処理では、別の整理が必要になることがあります。代表製品:Google ドライブ / LightPDF
  • 帳票を設計して確認する製品手書きや非定型帳票を業務で扱う流れに乗せやすい製品です。ただし帳票サンプルと確認担当を先に用意する必要があります。代表製品:AIRead
  • 認識結果を自社で加工する製品JSONや構造化データを後工程へ渡しやすい製品です。ただし確認画面や項目整形は、自社で用意する前提になります。代表製品:Google Cloud Vision OCR / PaddleOCR

処理場所とデータ管理

契約書や個人情報を含む文書では、画像ファイルと読み取り結果をどこに置くかが運用ルールに響きます。クラウド利用とローカル処理を混ぜると、削除手順やアクセス管理が曖昧になりやすくなります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。クラウドサービスにアップロードする製品、クラウドAPIへ画像を送る製品、ローカルや自社環境で処理する製品に分かれます。

  • クラウドサービスにアップロードする製品ブラウザから処理しやすく、端末を選ばず使いやすい製品です。ただし社内ルール上、外部サービスへ置ける文書か確認が必要です。代表製品:Google ドライブ / LightPDF
  • クラウドAPIへ画像を送る製品自社アプリから文字認識を呼び出しやすい製品です。ただし画像の送信先やログの扱いは、開発側で管理する必要があります。代表製品:Google Cloud Vision OCR
  • ローカルや自社環境で処理する製品外部送信を抑え、処理手順を自社で管理しやすい製品です。ただし端末やサーバーの更新、バックアップの運用が必要です。代表製品:Tesseract / PaddleOCR

担当者と保守体制

個人や小規模チームで使う場合と、開発チームが組み込む場合では、つまずいたときの直し方が違います。利用者だけで運用を始めると、精度調整や環境更新を誰が担うかが後回しになりやすくなります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。非エンジニアが日常作業で使う製品、帳票業務の担当者が検証して使う製品、開発チームが環境を管理する製品に分かれます。

  • 非エンジニアが日常作業で使う製品画面操作だけで始めやすく、短い文書の文字化に取り入れやすい製品です。ただし精度調整や一括処理の自由度は限られます。代表製品:Google ドライブ / LightPDF
  • 帳票業務の担当者が検証して使う製品自社の帳票で読み取り結果を試し、業務手順に合わせて運用しやすい製品です。ただし本格利用では設定と確認の担当を決める必要があります。代表製品:AIRead
  • 開発チームが環境を管理する製品前処理や出力形式を細かく調整し、既存フローへ組み込みやすい製品です。ただし環境構築や更新対応を継続する体制が必要です。代表製品:Tesseract / PaddleOCR

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

無料のOCRソフトでは何ができますか?

費用をかけずに、紙の書類やPDFをスキャンや写真から読み取り、文字をデータにして検索や編集に使えます。GoogleドライブやスマホのアプリでもOCRを試せます。日常の書類のテキスト化型・業務帳票を高精度に読む型・システムに組み込む型の3つのタイプがあります。

無料でも紙の書類やPDFをテキストにできますか?

できます。GoogleドライブやMicrosoft OneNoteは、取り込んだ画像やPDFの文字を無料でテキストにできます。LightPDFも無料でOCRに使え、ちょっとした書類のデータ化に向きます。試したい書類の量と精度に合うかが要点です。

無料でシステムに組み込めるOCRもありますか?

あります。オープンソースで無料のOCRもあり、使った分だけ払う従量課金のAPIを自社の仕組みに組み込める製品もあります。TesseractやPaddleOCRは無料で組み込みに使え、Google Cloud Vision OCRやAzure Form Recognizerは従量課金で始められます。組み込みたい仕組みと処理の量に合うかが要点です。

無料のOCRと有料のAI-OCRは何が違いますか?

無料のOCRは費用がかからない一方、処理できる枚数や精度、手書きや帳票への対応に制限があるのが一般的です。有料のAI-OCRにすると、AI Inside DX SuiteやスマートOCRは月30,000円ほどで、手書きや非定型の帳票も高い精度で読み取れます。必要な精度と量が無料の範囲に収まるかが分かれ目です。

無料のOCRでは足りなくなるのはどんな場合ですか?

手書きの帳票を高い精度で読みたい、毎月たくさんの枚数を処理したい、会計のシステムと連携したい場合は、無料では足りなくなります。業務で本格的に使うなら、有料のAI-OCRへ移ると無理なく処理できます。まず無料で試し、必要に応じて移ると失敗しません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携