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クラウド販売管理システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/5/13
クラウド販売管理システムは、見積・受注・請求といった販売業務をオンラインで一元管理できるツールです。近年はERP統合型からサブスク課金特化型まで製品の幅が広がり、AI分析機能を搭載する製品も登場するなど選択肢が急速に多様化しています。FitGapでは、業務範囲・企業規模・業種という3つの軸で製品を「ERP一体型」「販売管理特化」「業種・業態特化」の3タイプに分類し、タイプ別のおすすめ製品計9選と、要件の優先度整理フレームワーク、そして具体的な4ステップの選定ガイドまでを一気通貫で解説します。
レビュー担当 水戸 将平
創業から8年で複数事業を立ち上げ、販売管理を含む業務基盤の設計・運営を一貫して手がけてきた。経営者として販売管理の実務に直接関与している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
ERP一体型タイプ 🏢
SAP Business One
/ 奉行V ERPクラウド
/ Oracle ERP Cloud
販売管理特化タイプ 📋
奉行クラウド 販売管理 DX Suite
/ SMILE V Air 販売
/ freee販売
業種・業態特化タイプ 🎯
Scalebase
/ アラジンオフィス
/ ZAC
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
個人事業主
デバイス
その他
すべて表示

タイプ別お勧め製品

ERP一体型タイプ 🏢

このタイプが合う企業:

複数の部門・拠点をまたいだ業務を一元管理したい中堅〜大企業や、将来のグローバル展開・事業拡大を見据えてシステム基盤を整備しておきたい成長企業に向いています。

どんなタイプか:

販売管理を会計・購買・在庫・生産などの基幹業務と同じシステムで統合するタイプです。部門間データをリアルタイムに連携し、経営数値まで一元化できる点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🔗基幹業務の統合管理
販売・購買・在庫・会計データを一元化し、部門間の転記や確認作業を減らします。
🌐多通貨・多拠点管理
拠点別の売上・在庫や複数通貨取引をまとめて管理し、海外取引の状況を確認できます。

おすすめ製品3選

SAP Business One
おすすめの理由
SAP Business Oneは、販売管理を会計・購買・在庫までつなげるクラウド対応ERPで、製造・卸・貿易など業種要件を広く取り込みたい企業に向く製品です。FitGapではERP一体型タイプ3製品中、要件チェックの対応範囲が最も広く、鋼材加工指示、ミルシート管理、自動車EDI、トレース、多通貨に対応しています。中堅・中小向けに始めやすい設計で、同ページの大企業シェアも1位です。複数部門や海外取引を含む販売基盤を整えたい企業に合う一方、レンタルの期間料金計算や時間料金計算には非対応です。レンタル業務を中心に据える企業は奉行V ERPクラウド、取引先向け請求ポータルや電子インボイスを重視する企業はOracle ERP Cloudとの比較が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
奉行V ERPクラウド
おすすめの理由
奉行V ERPクラウドは、奉行シリーズの上位ERPとして、販売・会計・人事労務を国産SaaSで統合する製品です。FitGapではERP一体型タイプ内で機能性・セキュリティ評価が最上位、料金評価も高く、レンタルの期間料金計算、時間料金計算、日割り自動計算、遅延超過料金に対応しています。国内の中堅・成長企業が、会計制度対応やグループ管理を含めてクラウド化し、レンタル課金まで標準運用したい場合に特に向きます。一方、部品表参照、製番管理、外注加工、自動車EDI、輸出書類は非対応です。製造業の深い工程管理や貿易実務を重視する企業はSAP Business One、グローバルな請求基盤やAI分析まで求める企業はOracle ERP Cloudも比較すべきです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle ERP Cloud
おすすめの理由
Oracle ERP Cloudは、販売管理を財務・調達・在庫・製造まで統合し、グローバル大企業の複数拠点運用を前提にしたクラウドERPです。FitGapではERP一体型タイプ内でサポート・連携評価が最上位で、取引先向け請求ポータル、Peppol対応の電子インボイス、リベート計算、多言語帳票に対応しています。海外拠点を含めて請求、会計、取引データを統一し、外部システム連携やセキュリティを重視する企業に向きます。一方、料金評価はこのタイプで低めで、価格ルール、承認フロー、AI販売分析は追加オプションです。要件が少ない中堅以下の企業は、奉行V ERPクラウドやSAP Business Oneの方が現実的です。自社サーバー運用やオフライン環境を前提にする場合も注意が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

販売管理特化タイプ 📋

このタイプが合う企業:

販売管理業務をExcelや紙ベースから脱却させたい中小企業や、会計システムは導入済みで販売管理だけをクラウド化したい企業、大がかりなERP導入は不要だが受注〜請求の流れを効率化したい企業に向いています。

どんなタイプか:

見積・受注・売上・請求・入金までの販売フローに特化したタイプです。ERPより範囲を絞り、販売業務の効率化を短期間で進めやすい点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

📄見積〜請求の一気通貫管理
見積から入金消込までをつなげて管理し、伝票転記や計算ミスの確認作業を減らします。
🖨️帳票レイアウトのカスタマイズ
見積書・納品書・請求書のレイアウトを調整し、取引先別の書式要件に対応できます。

おすすめ製品3選

奉行クラウド 販売管理 DX Suite
おすすめの理由
奉行クラウド 販売管理 DX Suiteは、見積・受注から請求、入金管理までをクラウドERPとしてまとめ、販売業務全体のデジタル化を進める高機能型の製品です。FitGapでは販売管理特化タイプ内で、検収に合わせた請求、電子インボイス(Peppol)、入金督促の自動運用、リベート計算をすべて備える唯一の製品で、機能性・セキュリティ・連携評価も同タイプ内で上位です。販売から回収までを一気通貫に整えたい中堅企業に向きます。一方、見積承認フロー、受注承認フロー、取引先向けWeb受注は非対応です。現場承認や発注ポータルまで標準化したい企業、部分導入で軽く始めたい企業は、導入負荷と機能範囲を慎重に比べる必要があります。
価格
60,000円
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
SMILE V Air 販売
おすすめの理由
SMILE V Air 販売は、クラウドERP「SMILE V Air」の販売管理モジュールとして、販売・仕入・在庫・会計連携を同じ基盤で扱える製品です。社内取引の自動計上、価格ルールの優先順位、与信の自動ブロックに対応しており、拠点や取引先ごとに商流・価格・与信を分けて運用したい中堅企業に向きます。FitGapでは製造業、建設・不動産、卸売・小売でのシェアが同ページ内で上位に入り、業種を限定せず候補にしやすい点も特徴です。大塚商会の導入支援を受けながら既存業務をクラウドへ移したい企業にも合います。一方、送り状や配送追跡の自動連携、ECモール別の項目自動変換には非対応です。EC出荷を単体で完結させたい事業者や、大量データ移行・複雑な外部連携を前提にする企業は確認が必要です。
価格
23,000
月額
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
freee販売は、請求書作成や案件別の売上・原価・粗利管理をクラウドで始めやすい、軽量な販売管理サービスです。freee会計との連携により請求から仕訳、入金消込までの二重入力を減らしやすく、営業と経理の情報共有をExcelや紙から移したい小規模企業に向きます。FitGapでは操作性・導入しやすさ・料金の評価が同ページ内で上位で、中小企業シェアも高く、専任担当者が少ない企業でも候補にしやすい製品です。取引先向け請求ポータルや親子請求に対応する点も便利です。一方、在庫の一元引当、価格ルールの運用、電子インボイス(Peppol)、多通貨には非対応です。卸売・製造など在庫や取引条件が複雑な企業は、高機能型の販売管理製品と比べて検討する必要があります。
価格
3,980円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

業種・業態特化タイプ 🎯

このタイプが合う企業:

卸売業・製造業でロット管理や取引先別単価設定が不可欠な企業、SaaS・サブスクリプション型ビジネスで継続課金の管理が複雑化している企業、IT・広告・コンサルなどプロジェクト単位で売上・原価を管理したいサービス業に向いています。

どんなタイプか:

卸・製造・サブスク・プロジェクト型など、業種や商流に固有の販売管理へ対応するタイプです。ロット管理、継続課金、案件別損益など専門要件を扱える点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🏭業種別の専用管理機能
ロット・賞味期限・セット品・取引先別単価を管理し、業種固有の運用を標準化できます。
🔄継続課金・プロジェクト別損益管理
月額・従量・プラン変更の請求を自動化し、案件別の売上・原価・利益を確認できます。

おすすめ製品3選

おすすめの理由
Scalebaseは、サブスク契約の料金設定・契約変更・請求・決済までをまとめて扱う、継続課金ビジネス向けの販売管理・請求管理システムです。定期請求や分割請求、オンライン決済連携、入金の自動消込に対応し、レンタルでも日割計算、期間延長、途中変更、部分返却まで管理できるため、SaaSや月額課金、BtoBレンタルで請求漏れを減らしたい企業に向きます。FitGapではIT・インターネット業界のシェアがカテゴリ内1位で、SaaSや月額課金事業の候補にしやすい製品です。一方、ロット/シリアル管理、トレース、医療機器コードには対応しないため、製造・小売・規制業種の在庫追跡まで一体化したい企業はアラジンオフィスなどを比較してください。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
アラジンオフィス
おすすめの理由
アラジンオフィスは、販売・受注・仕入・在庫管理を軸に、業種別テンプレートとカスタマイズで現場の商習慣に合わせるクラウド対応の販売管理システムです。同タイプでは対応業種の幅が広く、卸・小売、アパレル、食品、医療、製造、レンタルまで候補にしやすい製品です。FitGapでは中堅企業シェア1位、卸売・小売も1位タイで、ロット/シリアル管理、医療機器コード、温度帯在庫、自動車業界EDI、かんばん方式にも対応します。業種固有の在庫・出荷・トレースを重視する中堅企業に向く一方、リアルタイム連携は強くなく、現場別の直送・合番や重量での価格計算は追加オプションです。少人数で簡単に使うSaaSや会計一体型を求める企業は範囲確認が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
おすすめの理由
ZACは、案件・契約・プロジェクト単位で売上、原価、経費、請求を結び付けるクラウドERP型の販売管理システムです。見積・受注の承認フロー、受注残、分納、直送、与信の自動ブロック、入金の自動消込に対応し、案件ごとの採算と月次締めを同じ流れで管理したい企業に向きます。FitGapでは広告・芸術業界のシェアが1位、情報通信も2位で、IT・Web開発、広告、コンサルなどプロジェクト型ビジネスで選びやすい位置づけです。一方、卸・小売、製造、レンタル、輸出入の業務には向かず、ロット/シリアル管理、医療機器コード、温度帯在庫も対象外です。機能とライセンス数で費用が増えやすいため、単純な受発注管理や在庫中心のクラウド販売管理なら他製品と比較してください。
価格
¥60,000
月額
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

クラウドで販売業務を回す際、請求・決済・入金督促・価格設定・承認まわりは製品差が出やすいため、運用負荷や統制レベルに合わせて確認すると選びやすくなります。
SAP Business One
奉行V ERPクラウド
Oracle ERP Cloud
奉行クラウド 販売管理 DX Suite
SMILE V Air 販売
freee販売
Scalebase
アラジンオフィス
ZAC
取引先向け請求ポータル
取引先が請求書をWebで閲覧・ダウンロードできるか
電子インボイス対応(Peppol)
電子インボイス(Peppol等)で発行・連携できるか ※Peppol=電子文書標準
オンライン決済サービス連携
クレカ/口座振替など決済代行(PSP)と売上・消込を連携できるか
入金督促の自動運用
入金遅延の督促~解除をルールで回せるか(ワークフロー)
価格ルールの運用
得意先・数量・掛率/値引のルールを設定し自動適用できるか
見積の承認フロー
金額や粗利条件で見積の承認フローを自動で回せるか

一部の企業で必須

卸売・EC・製造・海外取引まで含めてクラウド販売管理を使う企業は、自社の販売チャネルや在庫管理、周辺業務とのつながりに合うかを重点的に見てください。
SAP Business One
奉行V ERPクラウド
Oracle ERP Cloud
奉行クラウド 販売管理 DX Suite
SMILE V Air 販売
freee販売
Scalebase
アラジンオフィス
ZAC
標準形式での受発注連携
EDI(流通BMS/JCA)で受発注データをやり取りできるか
ネットショップ/モール連携
自社ECや主要モールと商品・受注をAPIで連携できるか
ロット/シリアルでの管理
ロットやシリアル単位で入出荷・在庫管理ができるか
生産実績との連携
生産指示・実績データと連携できるか
多通貨・為替の管理
為替レートや評価差を管理できるか

ほぼ全製品が対応

基本的な請求処理や分割請求、データ連携、入金照合は多くのクラウド販売管理システムで備わっているため、まずは標準対応の範囲を確認すると比較しやすくなります。
SAP Business One
奉行V ERPクラウド
Oracle ERP Cloud
奉行クラウド 販売管理 DX Suite
SMILE V Air 販売
freee販売
Scalebase
アラジンオフィス
ZAC
請求方式(締日/都度/合算)
締日請求・都度請求・合算請求を設定し処理できるか
分割請求
1つの契約や受注を複数回に分けて請求できるか
データの自動連携
APIや定期実行でデータの取込/出力を自動化できるか
入金の自動消込
銀行明細を取り込み、入金と請求を自動でつき合わせできるか

優先度が低い

配送キャリア切替や関税計算、AI分析は対応製品が限られ、一般的なクラウド販売管理の初期選定では必要性が明確な場合だけ確認すれば十分です。
SAP Business One
奉行V ERPクラウド
Oracle ERP Cloud
奉行クラウド 販売管理 DX Suite
SMILE V Air 販売
freee販売
Scalebase
アラジンオフィス
ZAC
配送キャリアの自動切替
障害時に別キャリアへ自動切替できるか
関税の自動計算
HSコード/原産地から関税などを自動計算できるか

販売管理システム クラウドの選び方

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

クラウド型販売管理システムは、それ以外の販売管理システムと何が違いますか?
見方によっては、販売管理システムの提供形態には、クラウド型のほかにオンプレミス型とインストール型があります。オンプレミス型は自社内にサーバーを設置してシステムを構築する形式で、データを社内で完全に管理できる点が特徴です。一方で、初期費用が高額になりやすく、サーバーの管理やシステムの保守に専門的な知識を持った担当者が必要になります。インストール型は、個別のパソコンにソフトウェアをインストールして利用する形式です。
クラウド型の販売管理システムを導入する際、どのような点に注意すべきですか?
注意点はいくつかありますが、なかでも「インターネット接続環境に依存する」「データセキュリティの確認が必要」「既存システムとの連携可能性を確認する」が特に重要です。とりわけインターネット接続環境に依存するについては、クラウド型の販売管理システムは、インターネット経由でサービスを利用する仕組みのため、ネットワーク環境が不安定だと業務に支障が出ます。またデータセキュリティの確認が必要については、顧客情報や販売データなどの重要な情報をクラウド上に保管するため、提供会社のセキュリティ対策を十分に確認することが大切です。このほか「既存システムとの連携可能性を確認する」「カスタマイズの制約がある」「長期的なコストを見積もる必要がある」なども、事前に確認しておくことをおすすめします。

サービスカテゴリ

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