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広告代理店向け販売管理システムおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
広告代理店では、見積書や請求書を作るだけに見えやすいものでも、案件ごとの売上・原価・工数の結び方により選ぶ入口は異なります。案件単位の損益を深く追うか、見積・書類作成から小さく始めるか、全社ERPまで広げるかを先に分ける必要があります。継続案件の検収後の請求や入金管理、承認条件を確認すると、見積・受注の基本機能だけで足りるか、案件収支まで見るべきかを決めやすくなります。このページでは、案件単位の損益管理に強いタイプと小〜中規模で始めやすい低コスト導入タイプを入口に、大規模ERPまで含めた広告を扱う代理店向け販売管理システムの候補を比較できます。
続きを読む
レビュー担当 水戸 将平
創業から8年で複数事業を立ち上げ、販売管理を含む業務基盤の設計・運営を一貫して手がけてきた。経営者として販売管理の実務に直接関与している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ 🎯
ZAC
/ board
/ 楽楽販売
小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ 🌱
Reforma PSA
/ freee販売
/ 弥生販売
全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ 🏢
SAP S/4HANA Cloud
/ Oracle ERP Cloud
/ Dynamics 365 Sales
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
個人事業主
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

広告代理店向けの販売管理システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
ZAC
案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ 🎯
60,000円月額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

案件別の売上・原価・工数を日次で可視化。広告・制作系シェアもトップ。

board
案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ 🎯
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

見積・案件台帳・売上予測を軽く一元管理。小規模企業で使いやすい。

楽楽販売
案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ 🎯
70,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

ノーコードで画面・帳票・ワークフローを自社仕様化。販売管理の対応範囲も広い。

Reforma PSA
小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ 🌱
30,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

工数と販売情報をつなげて案件粗利を把握。広告・制作系で選ばれやすい。

freee販売
小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ 🌱
3,980円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

請求から会計までfreeeで連携。中小企業で使いやすく導入しやすい。

弥生販売
小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ 🌱
36,700円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

中小企業シェアがトップ。帳票発行から仕入・在庫まで堅実に処理できる。

SAP S/4HANA Cloud
全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

多拠点・多通貨を含む全社ERP。大企業シェアが高く、基幹業務を広く統合できる。

Oracle ERP Cloud
全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

財務・調達・在庫をクラウドで統合。AI自動化と高いセキュリティが強み。

Dynamics 365 Sales
全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ 🏢
9,745円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft 365と営業管理を直結。連携・セキュリティに強く大規模営業向け。

販売管理システムの導入によって得られる効果

販売管理システムは、受注、売上、請求など販売に関わる情報を管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
注文内容の転記に時間がかかる注文や見積情報をまとめて管理し、紙やExcelへの転記作業を減らせます
請求書作成が手作業中心受注や納品情報から請求書を作成しやすくなり、転記作業を減らせます
在庫確認に手間がかかる受注と在庫をつなげて確認し、欠品や二重確認の負担を抑えられます
商品ごとの売上変化に気づきにくい売上や粗利を確認しやすくなり、変化が出た商品や顧客を見つけやすくなります
顧客ごとの取引状況が分かりにくい顧客別や商品別の販売状況を確認し、営業や仕入れ判断に使えます

続いて、広告代理店向け販売管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

広告代理店向け販売管理システム3タイプを解説

比較項目案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ
優れている点案件別に原価と損益を見える化見積書も請求書も簡単作成部門横断で経営をリアルタイム可視化
できること案件別原価集計損益管理機能請求書未着管理見積書簡単作成請求書自動作成従量課金対応部門横断分析リアルタイム経営分析多通貨多言語対応
適している企業/業種中堅広告代理店大手広告代理店案件数の多い企業小規模広告代理店中規模広告代理店初めて導入する企業年商数十億円規模企業海外拠点保有企業グループ会社統合企業
料金目安要問合せ(案件規模に応じた見積もり)月額約1,000円〜(小規模事業者向け)要問合せ(大規模導入のため個別見積もり)

タイプ別おすすめ製品

案件単位の損益管理に特化したプロジェクト型タイプ 🎯

このタイプが合う企業:

案件数が多く、プロジェクトごとの利益管理を精緻に行いたい中堅〜大手の広告代理店や、赤字案件の発生を未然に防ぎたい企業に最適です。

どんなタイプか:

広告案件をプロジェクト単位で管理し、見積・受注・発注・請求と媒体費・外注費・工数原価を結びます。広告媒体マスタや請求書未着管理まで扱う点が特徴です。

おすすめ製品3選

ZAC

案件別の損益を見積から会計連携まで一気通貫で見たい中堅代理店向け

ZACは、広告案件の売上・媒体費・外注費・社内工数を案件単位でまとめ、見積から請求、会計連携までつなげるプロジェクト型ERPです。 案件別の利益着地を早く見たい中堅代理店に向き、FitGapでは広告・芸術業界シェアが同タイプ候補中1位、中堅企業シェアも1位タイです。 見積・受注の承認フロー、検収に合わせた請求、親子請求、分納管理、会計データの自動連携に対応し、多案件を回しながら承認漏れや原価集計の遅れを抑えたい企業では、boardより基幹業務まで踏み込んだ候補になります。 一方、卸・BtoBや小売・EC利用はこのタイプでは推奨外です。物販や在庫管理が中心の企業、API連携範囲や機能・ライセンス追加時の費用を細かく見たい企業は、他タイプも含めて比較が必要です。
価格
60,000円
月額
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

見積・請求を起点に案件収支を整えたい小規模代理店におすすめ

boardは、見積書・請求書作成を起点に案件管理や売上見込みをまとめる、小規模代理店向けの軽量なクラウド業務管理システムです。 ZACのようなERPを入れる前に、案件ごとの収支や営業事務を整えたい場合に向きます。 FitGapでは操作性と導入しやすさの評価が高く、価格ルールの運用、契約価格の期間管理、リベート計算、AI販売分析、案件ごとの稼働率・回転率分析に対応しています。特に少人数で見積・案件台帳・分析を同じ画面で扱いたい代理店に合います。 一方、締日・都度・合算といった請求方式、分割請求、検収に合わせた請求、親子請求、入金の自動消込は非対応です。料金評価も同タイプ内では低めなので、請求方式や入金管理まで細かく自動化したい企業は、ZACや楽楽販売を含めて費用対効果を比較する必要があります。
価格
要問合せ
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ノーコードで自社仕様に作り替えられる柔軟な販売管理システム

楽楽販売は、汎用的な販売管理をノーコードで自社仕様に作り替え、広告案件の収支管理にも寄せられるクラウド型販売管理システムです。 広告専業向けに作られたZACとは異なり、見積・受注・請求に加えて画面項目、帳票、ワークフローを現場に合わせて組みたい中堅企業に向きます。 FitGapでは販売管理・案件管理まわりの対応範囲が同タイプ候補で最も広く、価格ルールの運用、契約価格の期間管理、リベート計算、見積・受注の承認フロー、親子請求、分割請求、データの自動連携までカバーします。サポートや使いやすさの評価も高く、Excel管理から販売管理を整理したい代理店に合います。 一方、広告・芸術業界シェアは同タイプ候補の中では低めで、媒体マスタや媒体費管理の専門性を最優先する企業はZACと比較すべきです。初期費用、月額費用、API連携オプション、利用開始までの準備期間も確認してください。
価格
70,000円
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

小〜中規模の成長企業向け低コスト導入タイプ 🌱

このタイプが合う企業:

社員数10〜50名程度の小〜中規模の広告代理店や、はじめて販売管理システムを導入する企業、コストを抑えてExcel管理から脱却したい企業に向いています。

どんなタイプか:

販売管理・請求管理の基本機能を低コストで始めるタイプです。見積・請求書作成、売上集計、会計連携を中心に、案件損益より立ち上げやすさを重視します。

おすすめ製品3選

工数と連携して案件別の粗利を追いたい成長期の広告代理店向け

Reforma PSAは、広告・制作など人が稼働する案件型ビジネスの収支管理に寄せたクラウドERPです。 見積・受注から請求、請求と入金の突き合わせ、督促までを案件単位でつなげ、勤怠・工数と販売管理を連携してプロジェクト別の粗利を見たい代理店に向きます。 FitGapでは広告・芸術業界シェアが同ページ内2位、士業・コンサル業界では1位で、受託案件を管理する企業で選ばれやすい位置づけです。特に見積承認、受注承認、検収に合わせた請求、親子請求まで押さえたい成長期の広告代理店に合います。 一方、媒体管理や継続案件の自動更新は明示されず、受注残や分納には非対応です。媒体枠販売を定型的に回す会社や外部連携をAPIで広く組みたい会社は、追加オプションや他製品も確認すべきです。
価格
30,000円
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
freee販売

請求から会計までfreeeでまとめたい小規模代理店の第一候補

freee販売は、freee会計と販売管理をつなぎ、広告案件の請求から会計処理までを少人数で回しやすいクラウド型システムです。 案件ごとの売上・原価・粗利を見ながら、見積承認、受注承認、定期請求、親子請求、請求ポータルまで扱えるため、Excel管理から移行したい小規模〜中小代理店に向きます。 FitGapでは料金評価が同ページ内1位、使いやすさ・導入しやすさも1位タイで、中小企業シェア2位、広告・芸術業界シェアも2位です。Reforma PSAのように工数連動まで深く作り込むより、freee製品群で請求・入金・会計の転記を減らしたい会社に合います。 一方、検収に合わせた請求、価格ルール、契約価格の期間管理、入金の自動消込は非対応または追加オプションです。案件条件や単価改定が複雑な代理店は他製品も比べる必要があります。
価格
3,980円
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

帳票発行と売上管理を堅実に回したい中小企業向けの定番販売ソフト

弥生販売は、Windows PC中心の運用で帳票発行、売上集計、仕入・在庫までを確実に処理する中小企業向け販売管理ソフトです。 クラウド前提のfreee販売や案件収支に強いReforma PSAより、請求書・納品書・売上管理を堅実に標準化したい広告代理店に向きます。 FitGapでは全体シェアと中小企業シェアが同ページ内1位で、Peppol方式の電子インボイス、検収に合わせた請求、分納、親子請求、取引先規格ラベルにも対応します。広告媒体の納品形態や請求単位が一定程度分かれる会社でも候補にしやすいです。 一方、定期請求の自動化、見積承認、受注承認、入金の自動消込、データの自動連携は非対応です。Macやモバイル利用、クラウド共有、権限統制を重視する成長企業は、ワークフローやセキュリティ面で他製品を比較してください。
価格
36,700円
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

全社の基幹業務を統合管理する大規模ERPタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

年商数十億円規模以上の大手広告代理店や、海外拠点・グループ会社を持つ企業、全社統合的な管理会計基盤を構築したい企業向けです。

どんなタイプか:

販売管理を会計・人事・購買などの基幹業務と統合するERPタイプです。部門横断のデータ統合、管理会計、多通貨・多言語対応で全社経営を可視化します。

おすすめ製品3選

SAP S/4HANA Cloud

販売管理を全社基幹業務ごと載せ替えたい大規模代理店向けの統合基盤

SAP S/4HANA Cloudは、広告代理店の販売管理を会計・購買・人事まで含む全社ERPに載せ替えたい大規模組織向けの統合基盤です。 継続案件で発生する定期請求、分割請求、検収請求、親子請求に対応し、見積・受注の承認フローも標準で扱えるため、外注費管理から本社・支店をまたぐ請求統制まで1つの流れで管理したい企業に向きます。 FitGapでは大企業シェアがカテゴリ内1位で、機能性・セキュリティ・連携評価も同タイプ内で高く、海外拠点や多通貨案件を持つ代理店ほど候補にしやすいです。 一方、標準プロセスへ業務を合わせる導入になりやすく、費用・期間・社内体制の負担は大きめです。案件損益の可視化だけが目的なら、案件単位に強い製品も比較してください。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle ERP Cloud

請求から入金回収までクラウドで自動化したい大規模代理店におすすめ

Oracle ERP Cloudは、販売管理を財務・調達・在庫などの基幹業務とつなぎつつ、請求・入金回収までクラウドで整えたい大規模広告代理店向けのERPです。 同じ大規模ERP候補の中では、電子インボイス(Peppol)と取引先向け請求ポータルに対応する点が目立ち、入金の自動消込、督促の自動運用、外部与信連携までまとめて使えるため、多数の広告主へ継続的に請求する企業に向きます。 FitGapではサポート評価が同タイプ内で上位、大企業シェアも上位で、クラウド運用を前提に全社基盤を更新したい場合に候補になります。 一方、見積・受注の承認フローと受注残管理は追加オプションで、料金評価も弱めです。承認統制を標準範囲で固めたい組織は、SAP S/4HANA Cloudなどと費用を含めて比較してください。
価格
要問合せ
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Dynamics 365 Sales

商談履歴と案件をMicrosoft基盤で統合したい大手代理店向け

Dynamics 365 Salesは、販売管理ERPというより、広告主との商談履歴や案件パイプラインをMicrosoft基盤上で統合するSFA/CRM色の強い製品です。 Microsoft 365やTeams、Power Platformを全社標準にしている大手広告代理店なら、見積・受注承認、価格ルール、契約価格の期間管理まで営業現場の流れに組み込みやすく、FitGapでも連携・拡張性とセキュリティ・統制の評価が同タイプ9製品中1位タイです。 同タイプのSAP・Oracle系より、Excel、BI、ID管理まで既存基盤とつなげて統制したい企業に向きます。 一方、入金消込、与信ブロック、在庫一元引当、倉庫・配送連携は非対応です。会計・債権・在庫まで販売管理として一体運用したい場合は、ERP型製品との比較や併用を前提に検討すべきです。
価格
9,745円
ユーザー/月
無料トライアルあり
広告・芸術業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

広告代理店で継続案件や検収後請求、入金管理まで案件収支を崩さず回すには、対応差が大きい項目を先に確認すると実運用に合う製品を絞りやすくなります。
ZAC
board
楽楽販売
Reforma PSA
freee販売
弥生販売
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Dynamics 365 Sales
定期請求(自動)
毎月など決まったサイクルで自動計上・請求できるか
検収に合わせた請求
先方の検収(受領)イベントに連動して請求できるか
取引先向け請求ポータル
取引先が請求書をWebで閲覧・ダウンロードできるか
オンライン決済サービス連携
クレカ/口座振替など決済代行(PSP)と売上・消込を連携できるか
入金の自動消込
銀行明細を取り込み、入金と請求を自動でつき合わせできるか
入金督促の自動運用
入金遅延の督促~解除をルールで回せるか(ワークフロー)
価格ルールの運用
得意先・数量・掛率/値引のルールを設定し自動適用できるか

一部の企業で必須

海外クライアント、グループ会社、公共性の高い電子請求などがある広告代理店では重要度が上がるため、自社の取引形態に該当する項目だけ深く比較してください。
ZAC
board
楽楽販売
Reforma PSA
freee販売
弥生販売
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Dynamics 365 Sales
電子インボイス対応(Peppol)
電子インボイス(Peppol等)で発行・連携できるか ※Peppol=電子文書標準
社内取引の自動計上
グループ会社間の売買や相殺を自動処理できるか
輸出書類の作成(CI/PL)
インボイス(CI)・パッキングリスト(PL)を作成できるか
多通貨・為替の管理
為替レートや評価差を管理できるか
通関システムとの連携
NACCSやフォワーダとデータ連携できるか(通関の公的システム)

ほぼ全製品が対応

広告代理店の見積・受注・請求業務で多くの製品が備える基本項目です。ここは有無よりも、承認条件や連携範囲が自社の運用に足りるかを見てください。
ZAC
board
楽楽販売
Reforma PSA
freee販売
弥生販売
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Dynamics 365 Sales
見積の承認フロー
金額や粗利条件で見積の承認フローを自動で回せるか
受注の承認フロー
条件に応じて受注の承認フローを自動で回せるか
データの自動連携
APIや定期実行でデータの取込/出力を自動化できるか
レンタル+物販の併用
レンタルと物販を同じ仕組みで運用できるか

優先度が低い

在庫・配送・店舗販売を前提にした項目は、広告代理店の案件型業務では優先度が下がります。物販やECを併営する場合だけ比較対象に含めれば十分です。
ZAC
board
楽楽販売
Reforma PSA
freee販売
弥生販売
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Dynamics 365 Sales
標準形式での受発注連携
EDI(流通BMS/JCA)で受発注データをやり取りできるか
送り状/追跡の自動連携
ヤマト/佐川/日本郵便と送り状・追跡をAPI連携できるか
モール別の項目自動変換
モールごとの商品コードや項目(SKU)を自動変換できるか

広告代理店の販売管理システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、大まかに製品を絞る案件損益を深く追うか、低コストで販売管理を始めるか、全社ERPへ広げるかで合う製品群が変わります。まずタイプ別おすすめで自社に近い進め方を選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能の優先度を整理する継続案件・検収後請求・入金管理など、広告代理店で差が出やすい項目は優先度マップで確認できます。海外取引やグループ取引がある場合は条件付き要件も合わせます。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・契約条件で比べるタイプと機能の方向性が合っていても、案件原価の集め方や締め処理で使いやすさは変わります。初期設定と費用の積み上がりも、導入後の負担を左右します。

機能の○×に加えて、広告案件の原価をどの粒度で集めるか、請求締めや初期設定を誰が担うかまでそろえると選びやすくなります。ここでは広告代理店で運用差が出やすい四つの観点を整理します。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

案件原価を集める範囲

媒体費・外注費・社内工数が別々の表に残る会社では、案件別の利益着地が月末まで分かりにくくなります。制作や運用の途中で原価が増える案件ほど、売上だけを管理する仕組みでは赤字の兆候に気づきにくくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。媒体費や外注費まで案件に集めるプロジェクト型、見積と請求を起点に粗利を押さえる軽量型、財務や購買まで全社で統合するERP型に分かれます。

  • 媒体費・外注費・工数まで案件に集める製品案件の途中で原価が増えても、利益の変化を早めに把握しやすい製品です。ただし入力項目が増えるため、営業や制作側の登録ルールを決めておく必要があります。代表製品:ZAC / Reforma PSA
  • 見積・請求を起点に粗利を整える製品少人数でも案件台帳と帳票を同じ流れで扱いやすい製品です。ただし媒体費や労務費まで細かく追う場合は、関連サービスや入力運用が増えることがあります。代表製品:board / freee販売
  • 全社ERPの一部として収支を統合する製品部門や拠点をまたぐ購買・会計と案件収支をつなげやすい製品です。その分、標準プロセスへ業務を合わせる準備が重くなります。代表製品:SAP S/4HANA Cloud / Oracle ERP Cloud

請求締めと入金回収の進め方

広告主ごとに締日や検収タイミングがずれる会社では、請求書発行後の確認作業が月末に集中します。媒体社や外注先からの請求が遅れる案件では、売上と支払予定のずれが利益管理を乱しやすくなります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。帳票発行を中心に月次請求を整えるタイプ、案件別の請求と入金までつなぐタイプ、全社の債権管理まで含めるERPタイプに分かれます。

  • 帳票発行を中心に月次請求を整える製品見積書や請求書の作成を素早くそろえ、営業事務の抜け漏れを減らしやすい製品です。ただし検収後請求や入金回収まで細かく管理する場合は、運用の補足が必要になります。代表製品:board / 弥生販売
  • 案件別の請求と入金までつなぐ製品受注から請求、入金状況まで案件に紐づけやすい製品です。ただし経理と現場の入力タイミングがずれると、締め前の確認工数が残ります。代表製品:ZAC / Reforma PSA
  • 全社の債権管理まで含めるERP型の製品複数部門の請求・回収ルールを一つの基盤に寄せやすい製品です。その分、既存の会計処理や承認手順を整理する期間が必要になります。代表製品:Oracle ERP Cloud / SAP S/4HANA Cloud

初期設定とデータ移行の任せ方

Excel台帳や既存ソフトから切り替える会社では、取引先・案件・過去の請求情報をどこまで持ち込むかで準備量が変わります。広告案件の分類や承認経路が部門ごとに違う場合は、設定を誰が決めるかがあいまいなまま運用開始しやすくなります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。ヘルプや動画を使って自社で設定するタイプ、専任担当や設定支援を使うタイプ、ERP導入として部門横断の計画を立てるタイプに分かれます。

  • ヘルプや動画を使って自社で設定する製品少人数で試しながら帳票や取引先情報を整えやすい製品です。ただし案件分類や担当者の入力ルールは、自社側で先に決める必要があります。代表製品:board / 弥生販売
  • 専任担当や設定支援を使う製品自社の業務フローに合わせて設定内容を相談しやすい製品です。ただし支援範囲や有償サービスの有無で、初期費用と準備期間が変わります。代表製品:楽楽販売 / freee販売
  • ERP導入として部門横断の計画を立てる製品販売、購買、会計をまたぐ業務整理から進めやすい製品です。その分、関係部門の合意形成と本番移行の計画が重くなります。代表製品:SAP S/4HANA Cloud / Oracle ERP Cloud

利用人数が増えたときの費用・契約範囲

営業・制作・経理の利用者が増える会社では、月額だけでなく権限や保管容量も総額に影響します。連携オプションを足す運用では、想定より早く契約範囲が広がることがあります。

製品の分かれ方:製品は三通りです。料金表で人数ごとの目安をつかみやすいタイプ、利用人数や機能に応じて見積もりを取るタイプ、全社展開の範囲を個別に設計するタイプに分かれます。

  • 料金表で人数ごとの目安をつかみやすい製品利用人数を前提に月額や購入費用の目安を立てやすい製品です。ただし上位プランやアドオンを加えると、実際の総額は変わります。代表製品:board / 弥生販売
  • 利用人数や機能に応じて見積もりを取る製品必要な機能と支援内容を伝えて、初期費用と月額費用を整理しやすい製品です。ただし要件が固まっていないと、見積もりの前提がぶれやすくなります。代表製品:ZAC / 楽楽販売
  • 全社展開の範囲を個別に設計する製品拠点や部門をまたぐ展開範囲をまとめて設計しやすい製品です。その分、契約前に対象業務と利用部門を細かく整理する必要があります。代表製品:SAP S/4HANA Cloud / Oracle ERP Cloud

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

広告代理店向けの販売管理システムでは何ができますか?

案件ごとに売上・原価・工数を記録し、日次で損益を見える化しながら、見積から請求、入金までを管理できます。外注費や進行中の案件の採算も把握でき、赤字の案件も早めに気づけます。案件別のプロジェクト型・低コスト導入型・大規模ERP型の3つのタイプがあります。

案件ごとの売上や原価、工数を見える化できますか?

できます。案件ごとに売上や原価、外注費、工数を細かく集計し、日次で採算を見える化できる製品があります。ZACやboardは案件別の損益の管理に強く、進行中の案件でも利益をリアルタイムに把握できます。案件をどの単位で管理したいかが選ぶときの要点です。

見積から請求、入金の管理まで一気通貫で扱えますか?

扱えます。案件の見積から受注、請求、入金の消し込みまでを一つの流れでつなげる製品があります。freee販売や弥生販売は帳票の作成と会計の連携に強く、Reforma PSAは案件の管理と請求を一体で回せます。扱いたい業務の範囲に合うかが要点です。

広告代理店向けの販売管理システムの料金はどのくらいですか?

freee販売は月3,980円、Dynamics 365 Salesは1ユーザー月9,745円、Reforma PSAは月30,000円が目安です。案件の管理に向くZACは月60,000円、楽楽販売は月70,000円ほどで、SAP S/4HANA Cloudは要問い合わせです。案件の数と必要な機能で総額が変わります。

表計算ソフトで案件の採算を管理すると何に困りますか?

表計算ソフトで案件を管理すると、原価や工数の集計に手間がかかり、進行中の案件の採算が見えにくく、請求の漏れも起きやすくなります。広告代理店向けの製品なら、案件ごとの損益を日次で見える化し、見積から請求までをつなげられます。案件の管理の単位と必要な機能を整理して選ぶと失敗しません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携