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販売管理システムおすすめ9選|無料で使えるツール比較ガイド

更新:2026/6/17
無料で使える販売管理システムを選ぶとき、月額0円かどうかだけを見ると、見積・請求、店頭販売、仕入・在庫・会計までの違いが見えにくくなります。請求書発行を中心に軽く使うタイプ、POSや決済と売上をまとめるタイプ、販売・仕入・在庫を同じ基盤で扱うタイプでは、無料枠で確認すべき作業が変わります。まず伝票数や利用人数の上限、会計ソフト連携、インボイス制度への対応を確認すると、有料移行前に残せる選択肢を絞れます。このページでは、請求中心の運用と店舗販売、仕入・在庫・会計まで含む運用を分けて、無料で使える販売管理システムの候補を比較できます。
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レビュー担当 水戸 将平
創業から8年で複数事業を立ち上げ、販売管理を含む業務基盤の設計・運営を一貫して手がけてきた。経営者として販売管理の実務に直接関与している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ 📄
楽楽販売
/ フリーウェイ販売管理
/ セールスノート
店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ 🏪
Square
/ Odoo
/ iDempiere
仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ 🏭
Main販売管理
/ ERPNext
/ JPiere
企業規模
大企業
中小企業
個人事業主
個人事業主
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

無料の販売管理システムのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
楽楽販売
見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ 📄
70,000円
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

カスタマイズ性が高く、帳票・計算を自社仕様に変更できる。導入実績も豊富。

フリーウェイ販売管理
見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ 📄
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

3人・1,000伝票まで無料。請求・入金管理を低コストで始められる。

セールスノート
見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ 📄
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

顧客・見積・請求をまとめて無料から試せる。段階的な拡張にも対応。

Square
店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ 🏪
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

POSと決済を月額無料で開始可能。小売・飲食のシェアも高い。

Odoo
店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ 🏪
0円〜ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

POSから販売・在庫・会計まで拡張可能。豊富なアプリで業務を広げられる。

iDempiere
店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ 🏪
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

販売・在庫・会計を無償ERPで統合。自社仕様への拡張にも対応。

Main販売管理
仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ 🏭
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

標準機能を永年無料で利用可能。販売・仕入・在庫まで一通り扱える。

ERPNext
仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ 🏭
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

販売・仕入・在庫・会計に製造まで統合。機能範囲と連携に強い。

JPiere
仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ 🏭
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

まとめ請求や検収基準に対応。日本型BtoBの販売・会計を統合しやすい。

販売管理システムの導入によって得られる効果

販売管理システムは、受注、売上、請求など販売に関わる情報を管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
注文内容の転記に時間がかかる注文や見積情報をまとめて管理し、紙やExcelへの転記作業を減らせます
請求書作成が手作業中心受注や納品情報から請求書を作成しやすくなり、転記作業を減らせます
在庫確認に手間がかかる受注と在庫をつなげて確認し、欠品や二重確認の負担を抑えられます
商品ごとの売上変化に気づきにくい売上や粗利を確認しやすくなり、変化が出た商品や顧客を見つけやすくなります
顧客ごとの取引状況が分かりにくい顧客別や商品別の販売状況を確認し、営業や仕入れ判断に使えます

続いて、無料で使える販売管理システムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

無料で使える販売管理システム3タイプを解説

比較項目見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ
優れている点請求書作成と入金管理を自動化POSと顧客管理を一括で効率化仕入から会計まで一気通貫管理
できること見積書自動作成入金ステータス管理売掛残高確認POS決済連携売上データ自動集計リピーター管理受発注管理在庫管理会計データ連携
適している企業/業種個人事業主小規模法人小売・飲食業対面販売事業者卸売・製造業中小企業
料金目安無料〜(有料プランあり)無料〜(有料プランあり)無料〜(有料プランあり)

タイプ別おすすめ製品

見積・請求業務を効率化したい小規模事業者タイプ 📄

このタイプが合う企業:

Excelや紙で販売管理を行っている個人事業主・従業員数名の小規模法人

どんなタイプか:

見積・受注・請求・入金をクラウドで一元管理するタイプです。帳票作成と入金確認の手作業を減らし、請求書発行中心の軽量運用を扱います。

おすすめ製品3選

楽楽販売

見積から請求の流れを自社の商流に合わせて作り込みたい企業向け

楽楽販売は、見積・受注・請求・入金管理を自社の商流に合わせて作り込める、カスタマイズ性重視のクラウド型販売管理システムです。 項目追加や帳票レイアウト変更をノーコードで行え、複雑な金額計算や見積書・請求書作成も自動化しやすいため、Excelでは案件別の請求ルールや承認が追いにくくなった小規模法人に向きます。 FitGapでは操作性とサポート評価がカテゴリ内1位で、専任のIT担当者がいない体制でも導入支援を受けながら運用を整えやすい製品です。 一方、無料で使い続ける製品ではなく、30日間の無料トライアル後は初期費用15万円、月額7万円からの有料利用が前提です。見積・請求だけを低コストで処理したい個人事業主や、標準機能で足りる事業者は、永久無料プランや軽量な請求書作成ツールも比較してください。
価格
70,000円
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
フリーウェイ販売管理

請求書発行と入金処理を無料で電子化したい個人事業主におすすめ

フリーウェイ販売管理は、販売管理の中でも請求書発行と入金処理に機能を絞り、無料で始めやすいクラウド型の製品です。 3人まで・伝票1,000件までなら初期費用も月額費用もかからず、FitGapでも料金評価と導入しやすさ評価がカテゴリ78製品中1位のため、個人事業主や小規模店舗がまず請求管理を電子化したい場合に向きます。 Windows・Mac・スマートフォンから使える点も、外出先で顧客情報や履歴を確認したい営業体制に合います。 一方、見積書作成と在庫管理はできず、無料版の問い合わせはFAQやAIチャット中心です。定期請求、親子請求、入金の自動消込、会計ソフトとの自動連携もないため、見積から受注・在庫まで一体管理したい企業や取引件数が増える企業は、より広い機能を持つ製品を比較すべきです。
価格
0円〜
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
セールスノート

見積から請求までを無料で一連管理したい小規模事業者におすすめ

セールスノートは、インボイス制度に対応したクラウド販売管理を、見積書と請求書の発行から無料で試したい小規模事業者向けの製品です。 FitGapの評価ではセットアップのしやすさが9製品中2位、料金も2位タイで、アカウント発行後すぐに単発案件の見積・請求を始めやすい点が魅力です。 同じ無料重視でも、請求・入金処理に絞るフリーウェイ販売管理より、見積から請求までを一連で扱いたい段階に向きます。 一方、分割請求、定期請求の自動化、親子請求、入金の自動消込、請求ポータル、会計ソフトとの自動連携は使えません。案件数が少なく手作業で確認できるうちは候補になりますが、締日請求や会計連携を自動化したい企業、継続課金や本支店単位の請求を扱う企業は、freee販売など機能範囲の広い製品との比較が必要です。
価格
0円〜
ユーザー/月
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

店舗販売・対面取引をまとめて管理したい事業者タイプ 🏪

このタイプが合う企業:

小売・飲食・サービス業など実店舗での対面販売を行っている事業者

どんなタイプか:

POSレジ・決済・販売データを連携し、店頭売上や顧客情報をまとめて管理するタイプです。対面取引の集計と販促に必要な店舗データを扱います。

おすすめ製品3選

レジと決済を月額無料で揃えて対面販売を始めたい店舗におすすめ

Squareは、POSレジとキャッシュレス決済を一体で始められる月額無料型の店舗向け販売管理サービスです。 スマートフォンやタブレットにアプリを入れ、カードリーダーを接続して店頭決済・売上管理・簡易在庫管理まで動かせるため、固定費を抑えてまず対面販売を整えたい店舗に向きます。 FitGapでは飲食・宿泊、卸売・小売のシェアが同ページ内1位で、導入しやすさも最上位のため、小売・飲食の小規模事業者やポップアップ店が短期間で立ち上げる候補にしやすいです。 一方、決済ごとの手数料や端末費用は発生し、高度な在庫管理・詳細分析・大規模な多店舗運営には不足しやすいです。仕入、在庫、会計まで業務全体を作り込む前提ならOdooも比較してください。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

店舗販売から在庫・会計まで段階的に広げたい事業者におすすめ

Odooは、POSだけでなく販売・在庫・購買・会計などをモジュールで増やせる、業務全体をまとめるオープンソースERPです。 無料のコミュニティ版から始められ、店舗販売を後からEC、在庫、仕入管理まで同じ基盤に広げたい企業に向きます。 FitGapでは機能性と連携・拡張性が同ページ内で最上位で、レジ単体よりも業務全体を段階的に組み替えたい多店舗・中堅事業者に選びやすい製品です。 一方、標準状態では日本の帳票や消費税区分などに調整が必要な場合があり、導入設定や保守には専門パートナーやIT担当者の関与が前提になりやすいです。店頭決済と売上集計だけを固定費少なく早く始めたい小規模店舗は、Squareの方が合いやすいです。
価格
0円〜
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

ライセンス費なしで販売から会計まで自社仕様に組みたい店舗向け

iDempiereは、ライセンス料なしで販売・在庫・会計まで一体運用できるオープンソースERPです。 GPLライセンスで全機能を無償利用でき、店頭のPOS・決済と売上データを連携しながら、レジ伝票から在庫引当、会計仕訳まで自社仕様でつなげたい店舗に向きます。 多店舗小売や飲食など、無料で始めつつ業務に合わせて改造・追加モジュールを組み込みたい事業者には有力です。 FitGapでは導入しやすさ評価が中位にとどまり、クラウドサービスではないため自社サーバーの構築・保守、バックアップ、技術者による設定が必要です。公式サポートもなく、少人数の個人店が短期間でレジ中心に始めたい場合はSaaS型の無料プランも比較した方が現実的です。
価格
0円〜
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

仕入・在庫・会計まで一元管理したい事業者タイプ 🏭

このタイプが合う企業:

卸売・製造業など仕入れや在庫管理を含む幅広い基幹業務を効率化したい中小企業

どんなタイプか:

販売、仕入、在庫、会計を同じ基盤で管理するタイプです。伝票処理だけでなく、在庫数や粗利、月次処理まで横断して把握できます。

おすすめ製品3選

Main販売管理

販売・仕入・在庫の管理を永年無料で済ませたい小規模企業向け

Main販売管理は、標準機能を永年無料で使えるデスクトップ型の販売管理システムで、販売・仕入・在庫を社内LAN中心にまとめたい企業向けの候補です。 見積、受注、売上、請求、入金に加え、発注、仕入、支払、在庫、集計まで一通り扱え、FitGapの料金評価も同タイプのおすすめ9製品中1位タイです。 Excel管理から移行する小規模企業や、まず1台で費用を抑えて試したい卸売・製造業に向きます。 一方、会計処理はMain財務管理など同シリーズとの併用が前提で、複数台共有、バーコード読取、スマホ活用は追加費用がかかります。クラウド環境には対応していないため、テレワークや多拠点からブラウザで使いたい企業は他製品も比較してください。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

利用人数が増えても費用を抑えて基幹業務を広げたい企業向け

ERPNextは、販売・仕入・在庫・会計に加えて製造やプロジェクトまで単一基盤で扱える、拡張性重視のオープンソースERPです。 自己ホストやユーザー課金なしの考え方を選べるため、人数や業務範囲を増やしてもライセンス費を抑えたい企業に向きます。 FitGapではこのタイプで機能性が1位タイ、カテゴリ75製品中でも料金評価2位・連携評価8位で、BOM、作業指示、API連携まで含めて基幹業務を広げたい場合に有力です。 一方、導入しやすさは同カテゴリ42位で、セルフホストや高度なカスタムには要件定義と開発スキルが必要です。公式クラウドは14日間の試用後に有料契約となるため、短期で販売管理だけを無料で始めたい企業や、日本の請求締め・検収運用への適合を最優先する企業はJPiereなども比較が必要です。
価格
0円〜
無料トライアルあり
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ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

日本型の締め請求や検収に合わせた基幹システムを無償で組みたい企業向け

JPiereは、iDempiereを日本の商習慣に合わせたオープンソースERPで、販売・仕入・在庫・会計を一体化しながら日本型BtoBの請求・検収を扱いやすい製品です。 まとめ請求書、売上計上伝票、出荷基準・検収基準・みなし検収基準に対応し、契約情報から受注・出荷・請求・発注・仕入請求まで自動作成できるため、継続契約や締め請求が多い企業に向きます。 FitGapではこのタイプで機能性と料金評価がともに2位タイで、GPL v2の無償利用を前提に費用を抑えて本格ERPを組みたい場合に候補になります。 一方、導入しやすさと操作性はカテゴリ78製品中78位で、独学や非エンジニア主導では学習負荷が重くなります。インストール環境もWindows 64bit・Linux 64bit中心で、運用支援には費用が発生し得るため、API連携や製造管理の広がりを重視する企業はERPNextも比較してください。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

📊フリープランの登録件数・伝票数の上限
無料プランでは伝票数や取引先数に上限が設けられていることが多く、自社の月間取引量を超えないかが最重要チェックポイントです。上限を超えると有料プランへの移行が必須になるため、現在の業務規模だけでなく半年〜1年先の成長見込みも含めて確認しましょう。
🔗会計ソフトとのデータ連携
売上データや請求データを会計ソフトへ手動で転記していると、ミスや二重入力が発生しやすくなります。freee会計やマネーフォワードなど普段お使いの会計ソフトとAPI連携またはCSV出力で自動連携できるかどうかは、経理業務の効率を大きく左右します。
🧾インボイス制度・電子帳簿保存法への対応
適格請求書の発行に必要な登録番号の印字や税率ごとの区分記載、電子帳簿保存法が求めるデータの改ざん防止と検索性の確保に対応しているかを確認しましょう。無料製品の中には法令対応が不十分なものもあり、FitGapでは最優先で確認すべき要件と考えています。
📦仕入・在庫管理のカバー範囲
販売管理だけでなく仕入管理や在庫管理まで一つのシステムでカバーできるかは、業種によって製品選定を大きく左右します。卸売業や小売業で在庫を扱う場合は必須ですが、受託サービス業などでは不要なケースも多いため、自社のビジネスモデルに合わせて判断してください。
💰得意先別の単価・取引条件の設定
BtoB取引では取引先ごとに異なる単価や掛率、支払条件を設定する必要があります。無料プランではこの機能が省略されている製品も少なくないため、複数の取引先と異なる条件で取引している場合はFitGapでは必ず確認することをおすすめします。
👥利用人数の制限
フリープランでは利用できるユーザー数が1〜3名程度に制限されていることがほとんどです。営業・事務・経理など複数部門でシステムを共有したい場合、必要な人数分のアカウントが無料枠で収まるかどうかが導入可否を分ける決め手になります。

一部の企業で必須

📝見積書から請求書への自動転記
見積→受注→納品→請求の一連の流れで、前工程のデータを次の帳票に自動転記できると入力の手間とミスを大幅に減らせます。取引件数が多い企業ほど効果が大きいため、月間の見積・請求件数が多い場合は重視してください。
🏭複数倉庫・拠点の在庫管理
倉庫や店舗を複数拠点で運営している企業にとっては、拠点ごとの在庫をリアルタイムに把握できる機能が欠かせません。ただし、単一拠点の事業者には不要な機能のため、自社の運営体制に応じて必要性を判断しましょう。
🌐外貨・多言語対応
海外取引先との売買が発生する場合、外貨建ての見積・請求や英語での帳票発行が必要になります。国内取引のみの企業では不要ですが、越境ECや輸出入を行う企業には必須の要件です。
🤝CRM・SFA連携
営業活動の管理にCRMやSFAを使っている場合、販売管理システムとデータを連携できると顧客情報の一元管理が実現します。営業チームが別途CRMを運用していない場合は優先度を下げても問題ありません。
🔔発注点アラート・在庫自動通知
在庫が一定数を下回った際に自動で通知を出す機能は、欠品リスクを防ぐうえで有効です。少品種・受注生産型のビジネスでは不要ですが、多品種を扱う小売業や卸売業では業務ミスの削減に直結します。

ほぼ全製品が対応

📄見積書・納品書・請求書の作成・発行
販売管理システムの基本機能として、見積書・納品書・請求書の作成と発行はほぼすべての製品が対応しています。帳票のレイアウトやPDF出力の可否は製品ごとに異なりますが、基本的な発行機能自体は無料プランでも利用できます。
📈売上データの集計・レポート
月別・得意先別・商品別といった切り口で売上データを集計し、レポートとして出力する機能はほとんどの製品に標準搭載されています。データの活用レベルに差はあるものの、基本的な集計機能は無料プランでも利用可能です。
📇顧客・取引先マスタ管理
得意先や仕入先の基本情報を登録・管理するマスタ管理機能は、販売管理の土台となる機能です。ほぼすべての製品が標準で備えており、無料プランでも問題なく使えます。
🏷️商品マスタ管理
商品名・単価・商品コードなどの情報を一元管理する機能です。こちらもほぼ全製品に標準搭載されており、登録件数の上限は製品によって異なりますが、基本機能としてはどの製品でも対応しています。

優先度が低い

🤖AI需要予測・自動発注提案
AIが過去の販売データから需要を予測し発注量を提案する機能は先進的ですが、無料プランで提供している製品はほぼ存在しません。小規模事業者が最初に求める要件としては優先度が低く、事業規模が拡大してから検討すれば十分です。
📊BI・高度なダッシュボード分析
多角的なデータ分析やビジュアルなダッシュボードは経営判断に有用ですが、無料で販売管理を始める段階では標準的な売上集計レポートで十分対応できます。分析ニーズが高まった段階で専用BIツールの導入を検討するほうが現実的です。

無料で使える販売管理システムの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、無料で始める範囲を決める請求書中心か、店舗レジまで含めるか、仕入・在庫・会計まで広げるかで合う製品が変わります。まずは自社の販売管理をどこまで電子化したいかに近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必須機能は、機能の優先度マップで整理する伝票数や利用人数の上限、会計連携、在庫管理の範囲は無料利用の実用性に関わります。取引量や部門数が増えそうな場合は、先に必須機能を整理しておくと選びやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    無料利用の限界と運用条件をそろえる同じ無料スタートでも、上限超過後の費用や端末準備で運用負担が変わります。サーバーの準備や相談先も、導入後の続けやすさに影響します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

ここからは、機能の○×に加えて、無料で使い始めた後に負担が変わる条件を整理します。無料枠と業務範囲をそろえます。利用環境や支援体制も合わせると、自社で続けやすい製品を判断しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

無料枠と費用の増え方

個人事業主や少人数の法人では、月々の固定費を抑えて販売管理を始めたい場面があります。無料枠の上限や決済手数料を後から知ると、取引件数や店舗数が増えた時点で想定外の費用が出やすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。無料枠の範囲を把握しやすいクラウド製品、決済手数料を含めて使う店舗向け製品、試用後に見積もりや有料契約へ進む製品があります。

  • 無料枠の範囲を把握しやすいクラウド製品伝票や利用人数を絞って、請求・入金管理から始めやすい製品です。ただし上限を超えた後のプランと契約期間で、継続費用が変わります。代表製品:フリーウェイ販売管理
  • 決済手数料を含めて使う店舗向け製品POSと決済を同じ環境で始めやすく、店頭販売の立ち上げに向きます。ただし端末や決済ごとの費用で、売上に連動した負担が増えます。代表製品:Square
  • 試用後に見積もりや有料契約へ進む製品自社の商流に合わせた設計を相談しながら始めやすい製品です。ただし無料で使い続ける前提ではなく、契約後の総額を先にそろえる必要があります。代表製品:楽楽販売

無料で始める業務範囲

請求書だけを電子化したい事業者と、店頭販売や在庫までまとめたい事業者では、日々入力する担当者が変わります。最初の範囲を広げすぎると設定や確認の手間が増え、無料で始めた利点が薄れます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。請求・入金を軽く扱うクラウド型、店舗の売上と決済をまとめるPOS型、販売から在庫・会計まで広げるERP型があります。

  • 請求・入金から始めるクラウド型取引件数が少ない段階で、請求書発行と入金確認を電子化しやすい製品です。ただし見積や在庫まで同じ画面で広げたい場合は、別の製品も必要になります。代表製品:フリーウェイ販売管理
  • 店舗売上と決済をまとめるPOS型レジ業務と売上集計を同じ流れで扱いやすい製品です。ただし仕入や会計まで一体化したい場合は、連携先や追加設定が必要になります。代表製品:Square / Odoo
  • 販売から在庫・会計まで広げるERP型業務範囲を後から広げやすく、在庫や会計も同じ基盤で扱えます。ただし初期設定と保守の負担が重くなりやすく、運用担当者の準備が必要です。代表製品:Odoo / ERPNext

導入環境と保守の担い方

外出先や店舗から使う場合は、どの端末で入力するかを先に決める必要があります。利用環境は大きく3通りです。保守の担当を決めないまま使い始めると、バックアップや更新時の対応が後回しになります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ブラウザだけで始めるもの、スマートフォンやレジ端末を組み合わせるもの、自社でサーバーやクラウド環境を管理するものがあります。

  • ブラウザで始めるクラウド型インストールを減らして、社内外から同じ画面に入りやすい製品です。ただし対応ブラウザや印刷の流れは、日常業務に近いデータで試す必要があります。代表製品:フリーウェイ販売管理 / 楽楽販売
  • 店舗端末と組み合わせるPOS型スマートフォンやタブレットを使い、店頭の会計と売上記録を同じ流れにしやすい製品です。ただし端末管理や通信が止まった場合の手順を決める必要があります。代表製品:Square
  • 自社で環境を管理するERP型業務に合わせて構成を作り込みやすく、長く使う基盤にしやすい製品です。ただし更新やバックアップを担う担当者がいないと、運用が不安定になります。代表製品:iDempiere / ERPNext

支援・相談先の選び方

無料プランやオープンソース製品では、ヘルプを読んで自社で進める範囲と、ベンダーやパートナーへ相談する範囲が分かれます。月次運用で止まったときの連絡先が曖昧だと、担当者の調査時間が膨らみます。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。ヘルプを見ながら自社で設定する製品、公式サポートに相談しながら進める製品、パートナーやコミュニティを使って保守する製品があります。

  • ヘルプを見ながら自社で設定する製品小さく始めるときに、社内の担当者だけで設定を進めやすい製品です。ただし無料枠では問い合わせ方法が限られる場合があり、解決手順を社内に残す必要があります。代表製品:フリーウェイ販売管理
  • 公式サポートに相談しながら進める製品自社の業務フローに合わせた設定や運用開始の相談をしやすい製品です。ただし問い合わせ前に、帳票や承認の流れを整理しておく必要があります。代表製品:楽楽販売
  • パートナーやコミュニティを使って保守する製品拡張や保守を外部支援と組み合わせやすく、業務全体を育てやすい製品です。ただし自社だけで運用する場合は、学習と更新管理の負担が残ります。代表製品:Odoo / ERPNext

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

無料の販売管理システムでは何ができますか?

費用をかけずに、見積・受注・請求・入金の管理を始められ、商品や取引先の登録もまとめて行えます。店舗のPOS連携や在庫の管理に対応する製品もあり、事業の始めに向きます。見積請求特化型・店舗販売型・仕入や在庫まで含む基幹統合型の3つのタイプがあります。

無料のまま販売管理を使い続けられますか?

使い続けられる製品があります。フリーウェイ販売管理やセールスノートは基本機能を無料で使え、小規模なら十分なことが多いです。ただし無料プランは登録できる件数やユーザー数、使える機能に制限があることがあり、本格的な利用には向かない場合もあります。制限の内容を事前に確かめておくと安心です。

無料でも店舗のPOS連携や在庫の管理に対応できますか?

できます。無料のプランでも、店舗での会計とPOSをつないだり、仕入や在庫まで管理したりできる製品があります。SquareやOdooは店舗の販売に向き、ERPNextやiDempiereは仕入や在庫、会計まで統合できます。無料で使える機能の範囲を確かめると安心です。

無料の販売管理システムと有料版は何が違いますか?

無料版は費用がかからない一方、登録できる件数やユーザー数、サポートや細かな機能に制限があるのが一般的です。有料にすると、月3,980円のfreee販売や月70,000円の楽楽販売などが使え、登録数や連携、サポートを広げられます。必要な機能が無料の範囲に収まるかが分かれ目です。

無料の販売管理システムでは足りなくなるのはどんな場合ですか?

取引や商品の件数が増えた、複数人で同時に使いたい、在庫や会計とも連携したい場合は、無料版では足りなくなります。事業の成長に合わせて有料プランや基幹統合型の製品へ移ると、無理なく広げられます。まず無料で試して、必要に応じて有料へ移ると失敗しません。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携