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オンプレミスの名刺管理ソフトおすすめ6選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
オンプレミスの名刺管理ソフトは、名刺を社内に置く前提でも、全社共有の基盤か、個人・少人数のPC利用かで見方が変わります。展示会で受け取った名刺をスキャナーでまとめて取り込む場面では、OCR補正、SFA・CRM連携、サーバー構成のどこを重く見るかが製品タイプごとに分かれます。先に名刺を共有する人数とデータを置く場所を決めると、導入前に確認すべき権限管理や取り込み方法を絞り込めます。このページでは、社内サーバーで全社共有する運用とPC上で少人数が管理する運用を分けて、オンプレミスの名刺管理ソフトの候補を比較できます。
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レビュー担当 加藤 杏奈
業務システムの導入・運用支援を通じて業務効率化ツール全般に精通。7年にわたるプロジェクト経験をもとに、業務フロー改善の視点から製品を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ 🏢
SKYPCE
/ THE 名刺管理 On-premise
/ 名刺えびす
個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ 💻
やさしく名刺ファイリング PRO
/ ScanSnap Home
/ TantCard 2
企業規模
個人事業主
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その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 6

オンプレミス型の名刺管理ソフトのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
SKYPCE
組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ 🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

オンプレミスで名刺共有とアクセス制御を両立。大企業・官公庁のシェアも高い。

THE 名刺管理 On-premise
組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ 🏢
50円1枚
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

社内サーバー運用とカスタマイズ性が強み。金融・公共・製造業でも検討しやすい。

名刺えびす
組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ 🏢
1,000円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

クラウド型とオンプレミス型を選択できる。名刺に関連資料も添付して管理可能。

やさしく名刺ファイリング PRO
個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ 💻
4,378円買い切り
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

PC上で名刺管理を完結できる買い切り型。低コストで始めやすく中小企業でも使いやすい。

ScanSnap Home
個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ 💻
0円〜
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

名刺だけでなく書類・領収書もスキャン整理可能。紙資料が多い小規模現場に向く。

TantCard 2
個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ 💻
23,650円ライセンス
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

DocuWorks上で名刺を文書管理に組み込める。既存環境を活かしたい部門に合う。

名刺管理ソフトの導入によって得られる効果

名刺管理ソフトは、名刺の連絡先や会社情報をデータで管理するためのツールです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
名刺が個人管理で探せない名刺をデータ化して共有し、必要な相手の連絡先を探しやすくなります
連絡先をすぐ探せない会社名や氏名で検索しやすくなり、商談前の連絡先確認を早められます
誰がいつ会った相手か分からない名刺交換日や担当者を残し、過去に誰が会った相手か確認しやすくなります
担当変更時の引き継ぎが不安担当者が変わっても顧客情報を共有しやすくなり、引き継ぎ漏れを抑えられます
営業先の優先順位が不明業種や役職などで整理しやすくなり、次に連絡する相手を選びやすくなります

続いて、オンプレミス型の名刺管理ソフトをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

オンプレミス型の名刺管理ソフト2タイプを解説

比較項目組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ
優れている点自社サーバーで名刺を一元管理オフラインでも使える名刺管理
できること閲覧権限管理アクセスログ管理SFA・CRM連携高精度OCR読取オフライン動作買い切りライセンス
適している企業/業種中堅企業大企業金融機関個人事業主フリーランス中小企業
料金目安1,200円/月〜公式サイトで要確認

タイプ別おすすめ製品

組織の名刺を自社サーバーで一元管理するタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

社内規定でクラウドにデータを置けない企業、数十名以上の営業組織で名刺情報を全社共有したい中堅〜大企業、金融・官公庁など高度なセキュリティ要件を持つ組織

どんなタイプか:

自社サーバーに名刺管理基盤を置き、部署・全社の名刺データを共有活用するタイプです。権限管理、アクセスログ、SFA・CRM連携まで含めて営業情報を統制しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

SKYPCE

名刺を全社の顧客資産として統制したい大企業・官公庁におすすめ

SKYPCEは、名刺を単なる連絡先ではなく全社の顧客資産として統制し、営業活動にもつなげやすいオンプレミス対応の名刺管理ソフトです。 スキャナ取り込み、多言語OCR、入力代行、権限管理、多拠点管理、SFA/CRM連携までそろい、SKYSEAなど端末管理との連携でログ管理や画面キャプチャ禁止も行えます。 FitGapでは機能性・セキュリティ・連携・サポートが同タイプで最上位で、官公庁や大企業でのシェアも高く、情シス主導で部門横断の名刺共有とアクセス制御を両立したい企業に向きます。 一方、料金評価は同タイプで下位、個人利用には不向きで、オフライン利用もできません。少人数で安く始めるより、全社導入と統制を優先する企業向けです。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
THE 名刺管理 On-premise

クラウドに出さず社内サーバーで名刺を共有したい企業におすすめ

THE 名刺管理 On-premiseは、クラウドに名刺データを置かず、社内サーバーで名刺情報を共有・統制することに絞ったオンプレミス専用製品です。 クライアント端末にデータを残さない設計、権限設定、ログ保存、WebサーバーとDBサーバーの分離により、情報システム部門が管理ルールを作り込みやすい点が特徴です。 FitGapでは金融・保険、官公庁、製造業でのシェアが上位に入り、50ユーザー・100ユーザー規模のパッケージも、中堅〜大企業の部署横断利用に合います。 一方、外部サービスとの連携評価やセットアップのしやすさ、料金評価は同タイプで低めです。短期間・低予算の導入、SFAやCRMとの柔軟な連携、少人数部門での試験導入を重視する場合は他製品も比べて下さい。
価格
50円
1枚
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
名刺えびす

部門単位で小さく始めたい中小企業向けの柔軟な名刺管理ソフト

名刺えびすは、自社サーバー運用を選びながら、必要に応じてクラウド運用にも移しやすい柔軟さが特徴のWebベース名刺管理ソフトです。 ブラウザ利用、名刺画像のドラッグ&ドロップ登録、スマホ撮影からOCR登録まで対応し、全文検索や名刺へのPDF・Office文書添付により、名刺と関連資料をまとめて探しやすくできます。 FitGapでは同タイプ内でセットアップのしやすさが中位で、月額1,200円からの料金も公開されているため、部門単位から段階的に始めたい中小〜中堅企業に向きます。 一方、無料プランはなく、eBASE基盤への依存や外部連携評価の弱さには注意が必要です。大企業で高度な権限設計や一斉展開を重視する場合は、より統制機能の厚い製品も比較候補になります。
価格
1,000円
ユーザー/月
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

個人・少人数のPCにインストールして使うタイプ 💻

このタイプが合う企業:

個人事業主やフリーランス、少人数チームで名刺管理を始めたい中小企業、サーバー構築のコストや手間をかけずにデジタル化したい方

どんなタイプか:

個人PCにパッケージソフトを入れ、スキャンした名刺をローカルDBで管理するタイプです。サーバー構築を前提とせず、オフライン運用と買い切り利用を重視する点が特徴です。

おすすめ製品3選

やさしく名刺ファイリング PRO

買い切りで紙名刺を手元のPCで整理したい個人・少人数におすすめ

やさしく名刺ファイリング PROは、Windows PC上で名刺の読み取りから住所録化まで完結させる、買い切り型の名刺管理ソフトです。 A3スキャナなら最大16枚をまとめて取り込み、22言語OCRやExcel・Outlook・はがきソフトへの出力まで単体で扱えるため、個人〜少人数部門がクラウドに出さず紙名刺を整理したい場合に向きます。 FitGapでは料金評価と導入しやすさ評価がこのタイプのおすすめ6製品中1位で、中小企業シェアも高く、スモールスタートの候補にしやすい製品です。 一方、クラウド共有やリアルタイム同時編集、Salesforce・グループウェアとの直接連携はなく、共有にはデータベースファイルの手動運用が必要です。全社共有や権限統制、連携自動化を重視する企業は、サーバー一元管理型も比較してください。
価格
4,378円
買い切り
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

名刺だけでなく紙資料全般を電子化したい個人事業主におすすめ

ScanSnap Homeは、ScanSnapで取り込んだ名刺・書類・領収書・写真を同じ画面で整理する、スキャナー起点の情報管理ソフトです。 名刺専用で作り込むより、紙資料全般をまとめて電子化したい個人事業主や小規模オフィスに向きます。名刺は氏名・会社名・電話番号などを抽出し、CSV・Text・vCardで出力でき、修正内容を学習して入力補助にも使えます。 FitGapでは中小企業シェアがこの比較内で上位ですが、導入にはScanSnap本体の調達が実質前提で、料金・導入しやすさの評価は低めです。さらに機能性や連携評価も下位のため、SFA・CRMと連携して営業台帳化したい企業や、全社で名刺を共有する用途では、名刺管理専用製品やサーバー型も比較した方がよいです。
価格
0円〜
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

既存の文書管理に名刺整理を組み込みたい部門向けの買い切りソフト

TantCard 2は、DocuWorks上で名刺を文書として保存・検索するためのプラグイン型名刺管理ソフトです。 別の名刺管理基盤を増やすより、既存のDocuWorks運用に名刺を組み込みたい部門で強みが出ます。複合機やScanSnapから複数枚を取り込み、会社別フォルダの自動作成、属性検索、付箋やアノテーションによる面談メモまで文書管理の流れで扱えます。 FitGapでは料金評価が同タイプ6製品中2位で、買い切りで始めやすい一方、セキュリティ評価や連携・拡張性は下位です。 DocuWorksを使っていない企業、将来ほかの基盤へ移す可能性が高い企業、Android端末で外出先閲覧を前提にする企業は注意が必要です。全社共有やSFA連携を重視するなら、サーバー一元管理型も候補に入れてください。
価格
23,650円
ライセンス
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

要件の優先度チャートとは?

製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。

選定の決め手

🔍OCR読み取り精度と補正方式
名刺のデジタル化精度は製品ごとに大きく異なります。AI-OCRのみで処理する製品と、オペレーターによる手動補正を組み合わせる製品があり、データ品質に直結します。FitGapでは、役職名や会社名の表記ゆれまでケアできるかどうかを最優先で確認することをおすすめします。
🔗SFA・CRM連携の対応範囲
名刺データを営業支援や顧客管理に活かせるかは、連携先のSFA・CRMへのデータ受け渡しの柔軟さで決まります。Salesforce・kintoneなど自社で利用中のツールとの連携可否を必ず確認してください。FitGapとしては、連携のためにAPIやCSVエクスポートのどちらに対応しているかまでチェックすることを推奨します。
🖥️サーバー構成とネットワーク要件
オンプレミスの名刺管理ソフトは、社内サーバーの構成やネットワーク環境によって導入可否が大きく左右されます。既存のActive Directory連携の可否やサーバーOSの対応バージョンなど、インフラ適合性を事前に精査することが重要です。
📷名刺取り込み方法のバリエーション
スキャナー専用機、複合機、スマートフォン撮影など、名刺を取り込む手段は製品によって対応範囲が異なります。FitGapでは、展示会で大量に名刺を受け取るケースならスキャナーの一括処理速度、外出先での即時登録が必要ならスマホ対応の有無を軸に判断することをおすすめします。
💰ライセンス体系と長期コスト
オンプレミス製品は買い切りライセンスが多いものの、年間保守費用やバージョンアップ費用が別途発生するのが一般的です。ユーザー数課金かサーバー単位課金かでトータルコストが大きく変わるため、5年スパンでの総保有コスト(TCO)を比較してください。
⚙️カスタマイズ性と独自項目の追加
オンプレミスを選ぶ企業の多くは、自社の業務フローに合わせた画面レイアウトや独自の管理項目を求めています。製品によってカスタマイズの自由度は大きく異なりますので、フィールド追加やワークフロー変更がどこまで可能かを確認しましょう。

一部の企業で必須

🌐多言語名刺の読み取り対応
海外取引が多い企業では、英語・中国語・韓国語など多言語名刺の読み取り精度が必須になります。国内取引中心の企業では優先度が下がりますが、グローバル展開を見据える場合は対応言語数と精度を必ず確認してください。
🔄名寄せ・重複排除の自動化
同一人物の名刺が複数登録されると、データベースの品質が低下します。自動名寄せ機能の有無と精度は、名刺の取り扱い枚数が多い企業ほど重要になります。FitGapでは、年間数千枚以上の名刺を扱う組織では必須要件として位置づけることを推奨します。
🔒オフライン完結型の運用可否
金融・官公庁・防衛関連など、社内ネットワークから外部への接続を一切許可しない環境では、インターネット接続なしで全機能が動作するかが決め手になります。一般企業では不要なケースが多い要件です。
🏢Active Directory・LDAP連携
社内の認証基盤と連携してユーザー管理を一元化したい場合に必要になります。大企業や情報システム部門がしっかりしている組織では必須ですが、小規模企業ではあまり求められません。
📦既存名刺の一括データ化サービス
導入時に溜まっている過去の紙名刺をまとめてデジタル化できるスキャン代行サービスの提供有無です。数千〜数万枚規模の蓄積がある企業では、このサービスがないと導入初期の負担が非常に大きくなります。

ほぼ全製品が対応

🗂️名刺情報のデータベース化と検索
会社名・氏名・部署・役職などで名刺情報を検索できる機能は、オンプレミスの名刺管理ソフトであればほぼすべての製品が標準対応しています。
🛡️アクセス権限の設定
部署やロールごとに名刺データの閲覧・編集権限を制御する機能は、法人向けオンプレミス製品ではほぼ標準装備されています。
📊データのCSV・Excel出力
登録した名刺情報をCSVやExcel形式でエクスポートする機能は、ほぼ全製品が備えています。年賀状やDMの宛名リスト作成などにも活用できます。

優先度が低い

💻オンライン名刺交換機能
URLやQRコードで自分の名刺を相手に送れるオンライン名刺交換は、クラウド型では標準的ですが、オンプレミス環境では外部通信が制限されるケースが多く、活用場面が限定的です。FitGapでは、この機能を目的にオンプレミス製品を選ぶのは得策ではないと考えます。
📱モバイルアプリでのリアルタイム同期
外出先からスマホで最新の名刺データにアクセスする機能は、クラウド型の強みです。オンプレミス環境ではVPN経由のアクセスなど制約が多く、リアルタイム同期の利便性はクラウド型に劣ります。この要件の優先度が高い場合は、クラウド型も含めた再検討をおすすめします。

オンプレミスの名刺管理ソフトの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、管理場所と利用規模を決める全社で名刺情報を共有するなら自社サーバー型、個人や少人数で整理するならPCインストール型が合います。クラウドに出せない情報を扱う会社では、まず管理場所と利用人数をそろえると選びやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必要な機能は、機能の優先度マップで整理するOCRの読み取り精度やSFA・CRM連携は、サーバー構成や取り込み方法と並んで優先度が分かれやすい項目です。展示会後の大量登録や海外名刺が多い場合は、補正方式も先に整理しておくと比較しやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    導入後の運用条件をそろえるオンプレミスの名刺管理ソフトは、同じ名刺管理でもサーバー構築型とPC完結型で準備が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。

サーバーに置くかPCで管理するかで、管理者の役割や保守の考え方が変わります。登録量や利用人数に加え、既存システムとのつなぎ方を同じ条件でそろえると、導入後の負担を想定しやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

データの置き場所と共有範囲

社内規定でクラウド保管を避ける会社では、名刺データをどこに置くかが運用全体を左右します。全社共有と個人PC管理を同じ前提で考えると、必要なサーバーや管理者の負担を読み違えやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。社内サーバーで一元管理する製品、クラウド型とオンプレミス型を選べる製品、PC上のデータベースで管理する製品があります。

  • 社内サーバーで一元管理する製品部署や拠点をまたいで同じ名刺データを扱いやすい製品です。ただしサーバー構築と管理者設定を先に決める必要があります。代表製品:THE 名刺管理 On-premise
  • クラウド型とオンプレミス型を選べる製品社内規定や段階導入に合わせて管理場所を選びやすい製品です。ただし選んだ環境によって、カスタマイズや初期構築の進め方が変わります。代表製品:名刺えびす
  • PC上のデータベースで管理する製品サーバーを用意せず、手元のPCで紙名刺を整理しやすい製品です。ただし複数人で常時共有する用途では運用ルールを補う必要があります。代表製品:やさしく名刺ファイリング PRO / ScanSnap Home

取り込み・データ化の進め方

展示会後に大量の名刺を登録する会社と、日々の訪問後に少しずつ登録する会社では作業負担が違います。登録方法が現場に合わないと、名刺は集まっても検索できる状態になるまで時間がかかります。

製品の分かれ方:取り込み運用は大きく3通りです。複合機や登録用PCからまとめて登録する製品、スマートフォン撮影やブラウザ操作で登録する製品、スキャナー起点で紙資料全般を整理する製品があります。

  • 複合機や登録用PCからまとめて登録する製品過去名刺やイベント後の登録量が多い現場で進めやすい製品です。ただし補正後の確認担当を決めないと、表記ゆれが残りやすくなります。代表製品:THE 名刺管理 On-premise / やさしく名刺ファイリング PRO
  • スマートフォン撮影やブラウザ操作で登録する製品外出先や部門単位で名刺を登録しやすい製品です。ただし撮影ルールや入力項目をそろえないと、担当者ごとにデータ品質が変わります。代表製品:名刺えびす
  • スキャナー起点で紙資料全般を整理する製品名刺だけでなく書類や領収書も同じ流れで電子化しやすい製品です。ただしScanSnap本体など周辺機器の準備が前提になります。代表製品:ScanSnap Home

利用人数と管理者の置き方

数十名以上で使う場合は、ユーザー追加や権限変更を誰が担当するかが日常運用に影響します。個人用ソフトの感覚で始めると、部署異動や退職時の名刺引き継ぎが属人化しやすくなります。

製品の分かれ方:管理体制は大きく3通りです。50ユーザー以上の組織利用を想定する製品、ユーザー無制限や独自項目で広げる製品、個人や少人数のPC管理に寄せた製品があります。

  • 50ユーザー以上の組織利用を想定する製品部署横断の名刺共有や権限設定をまとめて設計しやすい製品です。ただし管理者の作業時間と初期設定の範囲を先に確保する必要があります。代表製品:THE 名刺管理 On-premise
  • ユーザー無制限や独自項目で広げる製品部門から始めて、管理項目や使い方を自社に合わせやすい製品です。ただしカスタマイズを増やすほど、構築期間と保守の整理が必要になります。代表製品:名刺えびす
  • 個人や少人数のPC管理に寄せた製品担当者が手元の名刺を整理する用途で始めやすい製品です。ただし共有や引き継ぎを重視する場合は、保存場所と操作権限を別途決めます。代表製品:やさしく名刺ファイリング PRO / ScanSnap Home

費用・保守・周辺機器のそろえ方

オンプレミス製品では、ソフト本体に加えてサーバーや保守も総額に影響します。導入作業やスキャナーの準備を含めないと、更新時や利用範囲を広げる時の負担がずれやすくなります。

製品の分かれ方:費用の示し方は大きく3通りです。パッケージと年間保守を確認する製品、クラウド月額とオンプレミス構築を分けて考える製品、PCソフトやスキャナーの購入を前提にする製品があります。

  • パッケージと年間保守を確認する製品中堅以上の組織で、導入費と保守費をまとめて予算化しやすい製品です。ただしインストール作業や導入指導の費用は別に確認が必要です。代表製品:THE 名刺管理 On-premise
  • クラウド月額とオンプレミス構築を分けて考える製品小さく始める料金と社内構築の料金を分けて検討しやすい製品です。ただし環境を切り替える前提がある場合は、データ移行と運用変更も整理します。代表製品:名刺えびす
  • PCソフトやスキャナーの購入を前提にする製品月額サービスを増やさずに紙名刺を電子化しやすい製品です。ただし端末台数やスキャナー調達を含めると、初期費用は変わります。代表製品:やさしく名刺ファイリング PRO / ScanSnap Home

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かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

名刺データを自社サーバーで管理してクラウドに出さずに使えますか?

オンプレミスの名刺管理ソフトは、名刺データを自社サーバーやPCに保管し、クラウドに上げずに自社の管理下で運用できます。社内規定でクラウドを使えない企業や情報を社外に出したくない組織に向いています。データの管理場所が重要なら、有力な選択肢になります。

オンプレミスでも全社で名刺を共有しアクセス制御できますか?

自社サーバー構築型なら、数十名以上の営業組織でも名刺を全社で共有し、部署や役職に応じたアクセス制御を両立できます。社内に閉じた環境を保ちつつ、権限管理やアクセスログで安全に運用できます。全社共有とセキュリティの両立を求めるなら、有力な選択肢です。

オンプレミスの名刺管理ソフトはいくらくらいですか?

個人向けのインストール型は、やさしく名刺ファイリングの買い切り4,378円やScanSnap Homeの無料から始められます。法人向けは名刺えびすの1ユーザー月1,000円やTantCardのライセンス23,650円、全社向けのSKYPCEなどは要問い合わせです。利用規模で費用が変わります。

個人や少人数が低コストでローカルに使えますか?

PCインストール型なら、サーバーを構築せず個人や少人数のPCに入れて、買い切りや低額で名刺管理を始められます。月額費用をかけずに、紙名刺を大量にデータ化したい場合に向いています。コストを抑えてローカルで使うなら、買い切り型の対応を確認しましょう。

クラウドではなくオンプレミスを選ぶ必要があるのはどんな場合ですか?

社内規定でクラウドにデータを置けない場合や名刺を社外に出したくない要件が強い場合は、オンプレミスが適しています。そうした制約がなければ、共有や連携が充実し更新も自動のクラウド型が便利なことが多いです。データの管理方針を基準に、設置形態を見極めましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

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