おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| ERPNext | 販売・仕入・在庫を一元管理したい中小企業タイプ 🏭 | 0円〜月 |
| 販売・購買・在庫・製造を統合。BOMや作業指示まで標準対応。 |
| Odoo | 販売・仕入・在庫を一元管理したい中小企業タイプ 🏭 | 0円〜ユーザー/月 |
| 30以上の業務アプリを組み合わせ可能。販売・在庫からPOS、製造まで広げられる。 |
| Dolibarr | 販売・仕入・在庫を一元管理したい中小企業タイプ 🏭 | 0円〜 |
| 必要機能だけ有効化できる軽量ERP。小規模でも低コストで始めやすい。 |
| Bitrix24 | 営業・顧客管理を中心に業務効率化したいタイプ 💼 | 0円〜組織/月 |
| CRMとタスク、チャット、請求を一体管理。無料でもユーザー数無制限で試せる。 |
| Flowlu | 営業・顧客管理を中心に業務効率化したいタイプ 💼 | 0円〜ユーザー/月 |
| 営業から案件進行、請求まで管理可能。少人数チームが無料で試しやすい。 |
| Axelor | 営業・顧客管理を中心に業務効率化したいタイプ 💼 | 要問合せ |
| 30以上の業務アプリとローコードBPMで、営業後の業務まで拡張できる。 |
| Metasfresh | 製造・生産管理まで統合したい企業タイプ 🔧 | 99ユーロユーザー/月 |
| 包装・容器・荷役単位まで在庫管理できる。食品・卸売の物流運用に強い。 |
| iDempiere | 製造・生産管理まで統合したい企業タイプ 🔧 | 0円〜 |
| 販売・購買・在庫・生産を無償ERPで構築できる。多言語・多通貨にも対応。 |
| Apache OFBiz | 製造・生産管理まで統合したい企業タイプ 🔧 | 0円〜 |
| Java基盤として業務アプリを作り込める。EC、在庫、製造MRPも標準搭載。 |
ERPの導入によって得られる効果
ERPは、会計、人事、販売など会社の基幹業務の情報をまとめて管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 部門ごとに情報が分散している | 販売・在庫・会計などの情報をつなげ、部門間の確認作業を減らせます |
| 二重入力に手間がかかる | 同じデータを複数業務で利用でき、転記や重複入力を減らせます |
| 月次集計に時間がかかる | 業務データをまとめて集計しやすくなり、月次報告の作成作業を減らせます |
| 承認状況を把握しにくい | 購買や経費などの承認を確認しやすくなり、処理遅れを抑えやすくなります |
| 部門横断の状況が分かりにくい | 部門横断の数値を確認し、在庫・売上・利益の判断を進めやすくなります |
続いて、無料で使えるERPをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
販売・仕入・在庫を一元管理したい中小企業タイプ 🏭
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
販売・仕入・在庫から製造原価まで自由度高く統合できるOSSのERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
30以上のモジュールを組み合わせて複数業務を一基盤に寄せるOSSのERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
必要なモジュールだけ有効化して二重入力を減らせる軽量OSS ERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
営業・顧客管理を中心に業務効率化したいタイプ 💼
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
CRMからWebサイト構築まで部署ごと巻き込んで試せる無料ERPの候補
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
営業から請求まで少人数チームで管理しやすいSaaS型ERPの入門版
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
CRMから製造・在庫まで段階統合できるBPM対応のオープンソースERP
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
製造・生産管理まで統合したい企業タイプ 🔧
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
食品・卸売の荷姿・賞味期限管理に強いOSS ERPの業務特化型
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
MRP・多段BOMを無償ライセンスで内製したい中小・中堅製造業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
ECと製造・在庫を自社組み込みで一体化する開発組織向けOSS基盤
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
要件の優先度チャートとは?
選定の決め手
一部の企業で必須
ほぼ全製品が対応
優先度が低い
無料で使えるERPの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、主業務に近い製品を絞る無料ERPは、販売・仕入・在庫をまとめたい企業と、営業管理や製造管理まで広げたい企業で向く製品が変わります。まずは自社の主業務に近いタイプを選ぶと、必要以上に重い製品を避けやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない条件は、機能の優先度マップで整理する日本語運用や業務モジュール、コミュニティとセルフホスティングなどを整理します。製造業やEC事業では、BOMやPOS連携など一部の企業だけで必須になる条件も先に分けておくと進めやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3無料で運用できる条件をそろえる無料ERPは、OSSを自社で動かす製品とSaaSの無料枠を使う製品で負担が変わります。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件を整理します。
導入後の負担は、無料枠の広さだけで決まりません。全社利用へ広げると、サーバー管理や有料プランの判断が発生します。日本語運用と保守体制を同じ条件でそろえるほど、導入後の姿を想像しやすい構成です。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
無料範囲と有料化の境界
少人数で試す段階と全社で使う段階では、無料の意味が変わります。ソフトウェア費用が不要でも、ホスティングや商用サポートを足すと総額は別物です。見落とすと、無料で始めても継続費用や管理負担が残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。OSSを自社で無償利用する製品、SaaSの無料枠から始める製品、商用版やクラウドで広げる製品があります。
- OSSを自社で無償利用する製品ライセンス費を抑えて自社のサーバーに入れやすい製品です。ただし保守担当者と障害時の復旧手順を先に決める必要があります。代表製品:Dolibarr / iDempiere
- SaaSの無料枠から始める製品サーバー構築なしで営業や案件管理を試しやすい製品です。ただし利用人数やデータ量が増えると有料プランの検討が必要になります。代表製品:Bitrix24 / Flowlu
- 商用版やクラウドで広げる製品無料版から始めて運用規模に合わせて拡張しやすい製品です。ただしクラウド利用や支援サービスを使うと費用が加わります。代表製品:ERPNext / Odoo
サーバー運用と利用開始の早さ
社内にインフラ担当者がいない場合は、無料ERPでも初期構築が止まりやすくなります。自社サーバーで動かす製品は自由度が高い反面、更新やバックアップの作業が残ります。短期で試したい企業では、利用開始までの準備が現場定着に影響します。
製品の分かれ方:利用形態は大きく3通りです。ブラウザからすぐ試せるSaaS型、自社サーバーへ入れて管理するOSS型、クラウドやホスティングを使う製品があります。
- ブラウザからすぐ試せるSaaS型アカウント作成後にCRMやタスク管理から試しやすい製品です。ただし無料枠だけで基幹業務全体を運用できるとは限りません。代表製品:Bitrix24 / Flowlu
- 自社サーバーへ入れて管理するOSS型データ保管や設定変更を自社で管理しやすい製品です。ただしサーバー更新、バックアップ、脆弱性対応の担当が必要です。代表製品:Dolibarr / Apache OFBiz
- クラウドやホスティングを使う製品サーバー管理を減らしながらERPを使い始めやすい製品です。ただし無料利用とは別に月額費用や契約条件が加わります。代表製品:ERPNext / Metasfresh
日本語・国内帳票への合わせ方
海外発の無料ERPを日本で使う場合は、画面の言語だけでなく帳票や税務まわりの運用も課題になります。翻訳があっても、請求書や会計処理を国内業務に合わせる設定は別に必要です。ここが曖昧なままだと、導入後にExcel補正や手作業が残ります。
製品の分かれ方:国内運用への合わせ方は大きく3通りです。日本語ページから試しやすい製品、多国籍運用を前提に設定する製品、海外業務向けの設計を国内用に調整する製品があります。
- 日本語ページから試しやすい製品導入前に画面やヘルプの雰囲気を日本語で確認しやすい製品です。ただし国内帳票まで標準で整うとは限りません。代表製品:Odoo / Bitrix24
- 多国籍運用を前提に設定する製品複数拠点や多通貨を含む運用に広げやすい製品です。ただし日本の帳票や社内ルールは自社設定で補う場面があります。代表製品:ERPNext / iDempiere
- 海外業務向けの設計を国内用に調整する製品業界特化や低コードの強みを生かして業務に寄せやすい製品です。ただし用語や帳票は試用時に現場の入力手順まで確認が必要です。代表製品:Axelor / Metasfresh
カスタマイズと保守の担い手
無料ERPは自由に直せる反面、誰が設定変更や更新を続けるかを決めておかないと運用が止まります。画面変更で済む製品と開発体制が必要な製品では、社内に求めるスキルが違います。長く使うほど、保守担当者と相談先の有無が安定運用を左右します。
製品の分かれ方:保守の進め方は大きく3通りです。低コードやモジュールで調整する製品、開発体制で作り込む製品、パートナーや公式サービスと進める製品があります。
- 低コードやモジュールで調整する製品画面や業務フローを段階的に変えながら使いやすい製品です。ただし複雑な要件では設計者や開発者の確認が必要になります。代表製品:Axelor / Dolibarr
- 開発体制で作り込む製品既存業務や自社サービスへ深く組み込みやすい製品です。ただしJavaなどの技術者がいない企業では運用負担が重くなります。代表製品:Apache OFBiz / iDempiere
- パートナーや公式サービスと進める製品標準機能だけで足りない部分を外部支援と整理しやすい製品です。ただし見積もり前に業務範囲と初期設定の分担をそろえる必要があります。代表製品:Odoo / ERPNext
よくある質問
無料で使えるERPは、どこまでの業務をカバーできますか?
オープンソースのERPNextやOdooなら、会計・販売・在庫から製造・CRMまで無料で一通り扱えます。ノーコードで画面を自社仕様に変えられる製品も多く、本格的な基幹業務のデジタル化が手の届く範囲に入ります。ただし日本の会計基準や商習慣への対応は弱く、そのままでは使いにくい点に注意が必要です。
無料といっても、本当に費用はかかりませんか?
ソフト本体のライセンスは無料ですが、自社サーバーの運用や保守、日本語化、初期構築には人手やコストがかかります。Metasfreshのように一部機能が月99ユーロ(€99/ユーザー)の有料版という製品もあります。完全無料で回すには社内に技術者が要るため、総保有コストで見ると割安とは限りません。
無料ERPが向かないのはどんな企業ですか?
社内にサーバーやシステムを扱える人材がいない企業は、無料ERPの運用に向きません。障害対応やバージョンアップ、セキュリティ更新を自力で担う必要があり、止まると業務に直結します。サポートや日本の法対応を重視するなら、有償のクラウド型の方が結果的に安く確実なことが多いです。
無料ERPはどこまで無料で、どこから費用がかかりますか?
ERPNext・Odoo・Dolibarr・iDempiere・Apache OFBizなどはソフトが無料で、自社サーバーやクラウドで動かせます。費用がかかるのは、サーバー代・初期構築・日本語や法対応のカスタマイズ・有償サポートの部分です。OdooやERPNextは公式のクラウド有料版もあり、手間を金で買う選択もできます。
無料ERPを業務で使うには、何に注意すべきですか?
日本の会計基準・インボイス・電子帳簿保存法への対応を自前で作り込む必要がある点に注意します。海外製が多く、日本語マニュアルやコミュニティが薄い製品はつまずいたときに頼れる先が限られます。まず小さな業務で試し、社内で保守を続けられるかを見極めてから本番に広げると安全です。
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