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製薬業のERPおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/17
製薬業のERPは、会計や在庫をまとめるだけに見えても、海外連結、原薬から包装までの製造管理、国内販売の効率化で最初に見るタイプが変わります。ロット追跡やレシピ管理を工場で深く扱うのか、海外子会社の会計・調達・在庫を統合するのか、国内の受注・出荷と会計を同じ基盤で見るのかを先に分けると、比較するタイプを絞れます。比較時は、GMP対応やIFRS・多通貨、JD-NET連携などを、重要度の高い条件と一部企業だけで必要な条件に分けて確認します。このページでは、製造管理を基幹側に入れるか、会計・販売側を中心に整えるかを分けて、製薬業のERPの候補を比較できます。
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レビュー担当 水戸 将平
2017年にPIGNUSを創業し8年で従業員100名規模の組織へ成長させた経営者として、複数事業の業務基盤設計に携わっている。経営視点からERPの導入判断と実務適合性を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
グローバル製薬企業向けの統合基盤タイプ 🌍
SAP S/4HANA Cloud
/ Oracle ERP Cloud
/ Oracle E-Business Suite
医薬品製造プロセスに特化したタイプ 🏭
CloudSuite Chemicals
/ mcframe GA
/ GLOVIA iZ
国内中堅製薬企業向けの業務効率化タイプ 📋
OBIC7
/ GRANDIT
/ Dynamics 365 Business Central
企業規模
中小企業
個人事業主
提供形態
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

製薬業向けのERPのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
SAP S/4HANA Cloud
グローバル製薬企業向けの統合基盤タイプ 🌍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・生産・在庫を同一基盤で管理可能。製造業・大企業シェアもトップ。

Oracle ERP Cloud
グローバル製薬企業向けの統合基盤タイプ 🌍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

IFRS・多通貨・国別税制に対応。海外子会社の会計・調達・在庫を管理できる。

Oracle E-Business Suite
グローバル製薬企業向けの統合基盤タイプ 🌍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

医薬品ロット管理から海外連結まで同一ERPで網羅。要件対応範囲も最上位。

CloudSuite Chemicals
医薬品製造プロセスに特化したタイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

レシピ・バッチ・秤量からリコール照会まで、製薬工場の品質管理を一体化できる。

mcframe GA
医薬品製造プロセスに特化したタイプ 🏭
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

海外拠点の財務・販売・購買・在庫を本社から集約可能。30か国以上の導入実績。

GLOVIA iZ
医薬品製造プロセスに特化したタイプ 🏭
-
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・人事給与・販売・生産を同じ基盤で扱える。国内中堅メーカー向けに段階導入可能。

OBIC7
国内中堅製薬企業向けの業務効率化タイプ 📋
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

受注・出荷・在庫と会計を同じ基盤で管理可能。中堅企業シェアもトップ。

GRANDIT
国内中堅製薬企業向けの業務効率化タイプ 📋
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

製剤ロット管理を販売・在庫・会計と連携可能。中堅企業向け支援体制も強い。

Dynamics 365 Business Central
国内中堅製薬企業向けの業務効率化タイプ 📋
1,199円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft 365と連携し、販売・在庫・財務を低コストで始めやすい。

タイプ別おすすめ製品

グローバル製薬企業向けの統合基盤タイプ 🌍

このタイプが合う企業:

海外拠点を持つ大手・準大手の製薬企業。IFRS適用企業やグローバル統合会計が必要な企業。

どんなタイプか:

海外拠点を含む製薬グループの会計・調達・在庫を同一基盤で統合するタイプです。IFRS、多通貨、各国規制への対応を重視する点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

💱IFRS・多通貨会計の統合管理
日本基準とIFRS、海外子会社の連結決算を同一基盤で扱い、為替換算の手作業を減らします。
🔬GxP規制対応のバリデーション基盤
GMPやCSVに沿った記録、ロット追跡、品質情報を一元管理し、査察対応の準備を軽くします。

おすすめ製品3選

SAP S/4HANA Cloud

海外拠点の製造と連結会計を一つに統合したい大手製薬向け

SAP S/4HANA Cloudは、グローバル標準の業務プロセスとクラウド運用を前提に、会計・生産・在庫を同一基盤で統合する大企業向けERPです。 製薬業では、GS1医薬品トレーサビリティ、双方向トレース、リコール一括照会、レシピ管理、賞味期限FEFO、温度帯在庫まで扱え、海外会計もIFRS・US-GAAP・多通貨・国別税制に対応します。 FitGapでは製造業シェアと大企業シェアがいずれも1位で、海外拠点を持つ大手製薬がGMP製造と連結管理をそろえる用途に向きます。 一方、化学物質管理と包装ラベル連携は追加オプションです。原薬・中間体の危険物管理や多言語ラベルを標準で完結したい企業、国内単体の中堅製薬は、Oracle E-Business Suiteや国産ERPも比較した方がよいです。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle ERP Cloud

グローバル会計の統制を優先したい製薬企業向けクラウド会計基盤

Oracle ERP Cloudは、製造現場までERPに取り込むより、グローバル会計・調達・在庫をクラウドで統制する用途に強いERPです。 IFRS・US-GAAP、マルチブック、多通貨、国別税制、多言語帳票、科目マッピング、インターカンパニー自動仕訳に対応し、FitGapでは機能性・連携・セキュリティ評価がいずれもカテゴリ内1位です。 海外子会社を持つ製薬企業が、会計基盤を先に標準化し、MESやLIMSなど製造・品質システムと組み合わせる運用に向きます。 一方、賞味期限FEFO、秤量スケール連携、包装ラベル連携、HACCP管理、化学物質管理は非対応で、レシピ管理やロットトレースも追加オプションです。医薬品リコールまでERP内で完結したい企業は、SAPやOracle E-Business Suiteを比較すべきです。
価格
要問合せ
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle E-Business Suite

ロット管理から海外連結まで広く作り込みたい大手製薬向け

Oracle E-Business Suiteは、既存のOracle基盤を活かしながら、製薬のプロセス製造とグローバル会計を深く作り込める統合ERPです。 FitGapでは、レシピ管理、双方向トレーサビリティ、賞味期限FEFO、温度帯在庫、バッチ合算分割、HACCP管理、化学物質管理、GS1医薬品トレーサビリティ、リコール一括照会に加え、IFRS・US-GAAP、多通貨、国別税制、連結会計、インターカンパニー自動仕訳まで対応しています。 このタイプの中では、医薬品ロット管理から海外連結まで同一ERPで広く網羅したい大手製薬に向きます。 一方、導入しやすさ、操作性、料金は突出しておらず、短期のSaaS移行や軽い運用を重視する企業には負担が大きいです。新規クラウド標準化ならSAP S/4HANA Cloud、国内単体の効率化なら国産ERPも比較してください。
価格
要問合せ
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

医薬品製造プロセスに特化したタイプ 🏭

このタイプが合う企業:

自社工場で医薬品を製造する中堅〜大手の製薬メーカー。プロセス製造のロット管理・品質管理をERPで一元化したい企業。

どんなタイプか:

原薬の秤量・調合から製剤、包装までのプロセス製造をERPで管理するタイプです。ロット追跡、レシピ管理、GMP品質管理を深く扱う点が特徴です。

このタイプで重視すべき機能:

🧪ロット追跡・配合管理(レシピ管理)
原材料から包装までのロットを追跡し、配合比率や製造手順を製造指図とつなげます。
GMP対応の品質検査・逸脱管理
段階別の品質検査と逸脱対応をワークフローで追跡し、GMP記録の抜け漏れを抑えます。

おすすめ製品3選

CloudSuite Chemicals

医薬品のプロセス製造を基幹業務と一体管理したい製薬企業向け

CloudSuite Chemicalsは、化学・医薬品のプロセス製造を前提に、ERP・PLM・SCM・MES・ESG管理をつなぐ業界特化型クラウドERPです。 原薬の秤量から製剤・包装までをレシピとバッチ単位で管理し、双方向トレーサビリティ、バッチの合算・分割、秤量スケール連携、包装ラベル連携、GS1医薬品トレーサビリティ、リコール一括照会まで扱えるため、製薬工場の品質・規制対応を基幹業務と一体で管理したい中堅〜大手企業に向きます。 FitGapでは医薬品製造プロセス特化タイプの中核機能が厚く、製造業シェアもおすすめ製品内で上位です。 一方、離散型の組立製造や医療機器・診断薬の組立工程には適さず、化学物質管理は追加オプションです。院内薬局や公的医療機関の会計用途も対象外のため、会計準則やSDS運用まで含める場合は範囲確認が必要です。
価格
要問合せ
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

海外子会社の会計・在庫を本社から統合管理したい製薬企業向け

mcframe GAは、製薬工場の製造実行を丸ごと置き換える製品というより、海外子会社の会計・販売・購買・在庫を本社から統合して見たい企業向けのグローバルERPです。 多言語・多通貨、各国会計基準、データ権限制御、多言語帳票に対応し、FitGapでも導入しやすさはこのタイプで上位です。 海外拠点を持つ製薬企業が、現地法人の財務データや在庫を標準化し、製造系システムとは分けて管理基盤を整える場合に向きます。 GS1医薬品トレーサビリティ、リコール一括照会、包装ラベル連携には対応しますが、レシピ管理、FEFO、秤量スケール連携、プロセス原価計算、品質検査・成績書、MRPは非対応です。秤量から製剤・包装、GMPに沿った製造実行管理まで一体化したい企業は、製造管理に強い製品を比較してください。
価格
要問合せ
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

基幹業務を国産基盤でまとめたい国内の中堅製薬におすすめ

GLOVIA iZは、日本企業の商習慣に合わせた会計・人事給与・販売・生産を同じ基盤で扱える国産ERPで、製薬業では年商500億円未満程度の国内中堅メーカーが基幹業務をまとめて整える候補です。 FitGapでは製造業界と中堅企業でのシェアが同ページ上位、サポート評価もこのタイプで上位に入り、国内法改正への追随や段階導入を重視する企業に向きます。 受発注、原価管理、生産管理に加え、輸出入や貿易帳票まで見たい企業にも合います。mcframe GAが海外子会社管理寄りなのに対し、こちらは国内拠点中心の業務統合で選びやすい製品です。 一方、価格評価はこのタイプで低く、数名規模には機能過多になりやすいです。多言語利用や海外拠点展開、GMP文書管理・電子署名ワークフローの深い実装を求める場合は、上位シリーズやアドオン、別製品との比較が必要です。
価格
-
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

国内中堅製薬企業向けの業務効率化タイプ 📋

このタイプが合う企業:

国内市場中心のジェネリックメーカーやOTC企業、医薬品卸・販社機能を持つ中堅企業。導入コストを抑えたい製薬関連企業。

どんなタイプか:

製薬販売の国内商習慣に合わせ、会計・販売・購買・在庫を効率化するタイプです。JD-NET連携や日本の会計・税制対応を重視します。

このタイプで重視すべき機能:

🔗JD-NET・業界EDI連携
JD-NETや@MD-Netの受発注データを連携し、仕切書や合計請求の処理を減らします。
🏢日本の会計制度・税制への標準対応
複数税率、インボイス、固定資産償却などの国内会計要件を標準帳票で処理できます。

おすすめ製品3選

受注・在庫から会計まで同じ基盤で固めたい国内中堅製薬向け

OBIC7は、会計を核に販売・在庫・生産周辺まで統合する国産ERPで、国内中堅製薬の受注・出荷・在庫と会計を同じ基盤で固めやすい製品です。 GS1医薬品トレーサビリティ、双方向トレーサビリティ、リコール一括照会、賞味期限順の出荷、温度帯在庫、バッチ合算分割に対応し、医薬品ロット追跡を別システムに分けにくい企業に向きます。 FitGapでは中堅企業シェアがカテゴリ内1位、操作性と導入しやすさもこのページの推奨製品内で1位タイです。 一方、マルチブック、IoTセンサ連携、マルチサイト生産計画、衛生管理のHACCPは非対応で、多通貨処理と国内標準EDIは追加オプションです。海外拠点を含む連結や原薬プラントの稼働管理までERPに取り込みたい企業は、より製造・グローバル管理に強い製品と比較した方がよいです。
価格
要問合せ
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

製剤ロット管理を販売・会計とつなげたい中堅製薬におすすめ

GRANDITは、国内ベンダーのコンソーシアムで開発された完全Web型ERPで、標準モジュールを使いながら自社業務に寄せていく中堅企業向けの選択肢です。 製薬業務ではレシピ管理、GS1医薬品トレーサビリティ、双方向トレーサビリティ、賞味期限順の出荷、温度帯在庫、バッチ合算分割、秤量スケール連携に対応し、ジェネリックやOTCの製剤ロット管理を販売・在庫・会計とつなげたい企業に向きます。 FitGapでは中堅企業シェアがこのページの推奨製品内で3位タイ、サポート評価もカテゴリ上位で、パートナーと相談しながら段階導入したい企業で候補になります。 一方、国別税制対応と科目マッピング管理は非対応で、連結会計、人事給与、国内標準EDIなどは追加オプションです。HACCPや化学物質管理まで基幹側で持ちたい原薬メーカーは、製造管理の標準範囲をより厳しく比べる必要があります。
価格
要問合せ
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Dynamics 365 Business Central

販売・流通業務を軽く統合したい製造委託型の中堅製薬向け

Dynamics 365 Business Centralは、Microsoft 365と同じ利用感で財務・販売・在庫を扱えるクラウドERPで、国内中堅製薬では製造を外部委託し、販売・流通・販促側の業務を軽く統合したい企業に向く製品です。 GS1医薬品トレーサビリティ、双方向トレーサビリティ、リコール一括照会、賞味期限順の出荷、温度帯在庫、バッチ合算分割に対応するため、出荷ロット管理と回収対応を基幹側に載せやすいです。 FitGapでは料金評価がこのページの推奨製品内で1位、操作性・導入しやすさ・サポートも1位タイで、Microsoft環境を使う少人数の情報システム部門でも始めやすい点が魅力です。 一方、プロセス製造は非推奨で、レシピ管理、秤量スケール連携、HACCP、化学物質管理、原料特性値登録、副産物廃棄管理は非対応です。自社で医薬品製造管理まで担う企業は、販売・在庫中心の効率化では不足しやすく、製造管理に強いERPと比較して下さい。
価格
1,199円
ユーザー/月
無料トライアルあり
製造業でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

製薬業のERPでは、候補ごとの差が導入後の運用に響く項目を中心に確認し、必要な体制や利用場面に合う製品を絞り込みます。比較時は、掲載製品の対応状況と実際の運用条件を合わせて確認します。
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Oracle E-Business Suite
CloudSuite Chemicals
mcframe GA
OBIC7
GRANDIT
Dynamics 365 Business Central
地方税収納管理
住民税・固定資産税等の課税・収納・督促を管理できるか
公営料金計算
水道・下水等の検針・料金計算・請求/収納を管理できるか
資産稼働追跡
バーコード/GPS等で所在・稼働率を追跡できるか
リソース最適化
スキル・空き工数で自動アサイン/スケジューリングできるか
化学物質管理
RoHS/REACHの含有情報とSDS/宣言書に対応できるか

一部の企業で必須

製薬業のERPでは、特定の業務条件や連携先がある場合に効く項目を確認し、自社だけに必要な対応を見落とさないようにします。
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Oracle E-Business Suite
CloudSuite Chemicals
mcframe GA
OBIC7
GRANDIT
Dynamics 365 Business Central
医療安全管理
インシデント/アクシデントを記録・集計できるか
公会計
統一的地方公会計基準で決算・帳票を作成できるか
HACCP管理
重要管理点(CCP)の計画・記録・是正を管理できるか

ほぼ全製品が対応

製薬業のERPでは、多くの製品に備わる基本対応を確認し、候補同士で差が出にくい前提機能を整理して比較します。比較時は、掲載製品の対応状況と実際の運用条件を合わせて確認します。
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Oracle E-Business Suite
CloudSuite Chemicals
mcframe GA
OBIC7
GRANDIT
Dynamics 365 Business Central
需要予測連携
需要予測の数値を取り込み生産・補充計画に反映できるか
銀行連携
全銀/ISO20022等で振込・入出金明細と連携できるか
連結報告取込
子会社の試算表・明細を取込み連結に使えるか

優先度が低い

製薬業のERPでは、用途が限られる項目を切り分け、初期選定では重視しすぎず、必要な段階で確認する観点として扱います。比較時は、掲載製品の対応状況と実際の運用条件を合わせて確認します。
SAP S/4HANA Cloud
Oracle ERP Cloud
Oracle E-Business Suite
CloudSuite Chemicals
mcframe GA
OBIC7
GRANDIT
Dynamics 365 Business Central
顧客セルフサービスポータル
顧客が進捗・成果物・請求書等を閲覧できるか
補助金管理
内示~交付決定~実績報告~返還まで台帳管理できるか

製薬業のERPの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、管理範囲に近い製品を絞る海外拠点・製造工場・国内販売のどこをERPに載せるかで、合うタイプが変わります。まずは自社の拠点範囲と製造形態に近いタイプを選びます。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    必須機能は、機能の優先度マップで確認するロット追跡・レシピ管理・化学物質管理・会計連携などは製品差が出やすい項目です。自社で必須になる機能を先に分けると、問い合わせ時の要件が整理しやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・導入条件をそろえる製薬業のERPは、機能の○×に加えて、製造現場との役割分担や海外拠点の展開方法で負担が変わります。下の比較ポイントでは、導入後の管理範囲を具体的にそろえます。

ここからは、製薬業でERPを使い始めた後に差が出る運用条件を整理します。製造・品質・会計・販売のどこまでを同じ基盤に置くかを決めると、導入体制と相談先を合わせやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

海外拠点と本社統制の広げ方

海外子会社や委託先が増える企業では、現地の会計処理と本社の管理粒度をそろえる負担が重くなります。最初に対象国と会社数を曖昧にすると、導入後に帳票や承認の作り直しが起きます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。グローバル標準の基幹業務を広く載せるタイプ、海外現地法人の会計・販売を集約するタイプ、国内拠点中心で管理するタイプがあります。

  • グローバル標準の基幹業務を広く載せる製品国や部門をまたぐ会計・調達・在庫を同じ基盤へ寄せやすい製品です。ただし導入範囲が広く、標準プロセスに合わせる社内調整が増えます。代表製品:SAP S/4HANA Cloud / Oracle ERP Cloud
  • 海外現地法人の会計・販売を集約する製品海外子会社のデータを本社で集める用途に向く製品です。ただし製造現場の細かな管理は、別システムとの分担を決める必要があります。代表製品:mcframe GA
  • 国内拠点中心で管理する製品国内の会計・販売・在庫を同じ流れにそろえやすい製品です。ただし海外展開を広げる場合は、多言語や現地要件の準備が増えます。代表製品:OBIC7 / GRANDIT

製造現場と品質記録のつなぎ方

原薬・製剤・包装を自社で扱う企業では、ERPと現場システムの役割があいまいになるほど記録の二重入力が増えます。品質検査や逸脱対応の記録先が分かれると、査察前の確認にも時間がかかります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。プロセス製造をERP側で厚く扱うタイプ、製造実行や品質検査の専用システムと組み合わせるタイプ、販売・在庫中心に範囲を絞るタイプがあります。

  • プロセス製造をERP側で厚く扱う製品配合やバッチ管理を基幹業務と一体で進めやすい製品です。ただし現場手順まで変わるため、工場側の準備に時間がかかります。代表製品:CloudSuite Chemicals / Oracle E-Business Suite
  • 専用システムと組み合わせる製品会計や調達を標準化しつつ、現場記録は専用システムに残しやすい製品です。ただしデータ連携の責任範囲を先に決める必要があります。代表製品:Oracle ERP Cloud / SAP S/4HANA Cloud
  • 販売・在庫中心に範囲を絞る製品製造を外部委託する企業で、出荷や在庫の管理から始めやすい製品です。ただし自社製造へ広げる場合は、工程管理の追加検討が必要です。代表製品:Dynamics 365 Business Central / OBIC7

国内販売・流通業務の合わせ方

国内市場中心の企業では、受発注から出荷・請求・会計までを日々の担当者が無理なく回せることが重要です。製造要件に合わせすぎると、販売部門や経理部門の入力負担が残りやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。国内商習慣に合わせて基幹業務を固めるタイプ、Web型ERPで段階導入するタイプ、Microsoft環境と合わせて軽く始めるタイプがあります。

  • 国内商習慣に合わせて基幹業務を固める製品販売、在庫、会計を国内の運用に寄せて整えやすい製品です。ただし標準外の業務を増やすほど、初期設計の負担が大きくなります。代表製品:OBIC7
  • Web型ERPで段階導入する製品販売や会計から入り、必要な業務へ広げやすい製品です。ただし部門ごとの使い方をそろえないと、運用が分かれます。代表製品:GRANDIT
  • Microsoft環境と合わせて軽く始める製品日常的に使う表計算やメールと近い操作感で始めやすい製品です。ただし製薬固有の製造管理は、別途範囲を確認する必要があります。代表製品:Dynamics 365 Business Central

導入体制と段階展開の進め方

ERP刷新は情報システム部門だけで進めると、工場・品質・経理・販売の要件が後から増えます。全社一括か、拠点や業務ごとに広げるかを決めないまま始めると、関係者調整が長引きます。

製品の分かれ方:製品は大きく三通りです。ベンダーや導入会社と全社計画を組むタイプ、業界特化パッケージを土台にするタイプ、国内パートナーと段階的に進めるタイプがあります。

  • ベンダーや導入会社と全社計画を組む製品会計、調達、製造までまとめて刷新する企業で計画を立てやすい製品です。ただし要件整理と社内合意に十分な期間が必要です。代表製品:SAP S/4HANA Cloud / Oracle ERP Cloud
  • 業界特化パッケージを土台にする製品製造業務に近い標準機能から設計を始めやすい製品です。ただし既存の周辺システムを残す場合は、連携設計が重くなります。代表製品:CloudSuite Chemicals / Oracle E-Business Suite
  • 国内パートナーと段階的に進める製品国内拠点の販売や会計から広げる進め方を相談しやすい製品です。ただし工場まで広げる場合は、追加範囲を早めに整理します。代表製品:OBIC7 / GRANDIT

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

製薬業のERPは、GMPやCSVなどの規制要件に対応できますか?

プロセス製造特化型やグローバル統合基盤型なら、GMP準拠の品質管理やCSV(コンピュータ化システムバリデーション)、ロット追跡に対応できます。汎用ERPは会計・販売には強くても、これらの規制対応は個別構築が前提です。査察に耐える記録・監査証跡まで標準で備わるかを必ず確認しましょう。

原材料から製品までのロット追跡(トレーサビリティ)はできますか?

プロセス製造に対応した製品なら、原材料の受入から製造・出荷までロット単位で追跡し、回収時の影響範囲を即座に特定できます。配合表や製造指図、逸脱管理と連動するものもあります。汎用型では追跡の粒度が粗くなりがちなので、求める追跡レベルに製品が応えられるかを試用で確かめましょう。

国内中心の中堅製薬企業に、グローバル統合基盤は必要ですか?

海外拠点やIFRS適用がないなら、グローバル統合基盤型は機能過多で過剰投資になりがちです。国内のジェネリックやOTC、医薬品卸が中心なら、導入コストを抑えた国内中堅向けの業務効率化型で十分対応できます。海外展開や本格的なプロセス製造の管理が必要になった段階で、上位型を検討すれば間に合います。

製薬業のERPの料金はどのくらいですか?

掲載製品はSAPやOracleなどグローバル基盤型が多く、要問い合わせが中心です。規制対応やバリデーションの工数が上乗せされるため、同じ製品でも他業種より総額が膨らみやすい点に注意します。見える価格ではDynamics 365 Business Centralが月1,199円/ユーザーで、範囲を絞った見積もりで比べましょう。

導入時のバリデーション対応で気をつけることは何ですか?

製薬ERPは稼働前のバリデーション(IQ/OQ/PQ)に相応の期間と文書作成が必要で、ここを軽視すると査察対応で行き詰まります。ベンダーがGMP領域の導入実績と検証ドキュメントの整備を支援できるかが成否を分けます。標準機能で規制要件をどこまで満たせるか、改修箇所を最小化する設計を最初に固めましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携