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クラウドERPおすすめ9選|タイプ別の選び方ガイド

更新:2026/6/20
クラウドERPを選ぶときは、会計や販売・在庫をまとめるだけで判断しにくいことがあります。国内会計に寄せるもの、海外拠点まで同じ基盤で扱うもの、管理部門から段階的に広げるものでは、比較の起点が変わります。請求・経費・給与から始めたい場合と、IFRSや多通貨を含めたい場合を分けると、先に見る製品群を絞れます。このページでは、国内要件と拠点展開を分けて、クラウドERPの候補を比較できます。
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レビュー担当 水戸 将平
2017年にPIGNUSを創業し8年で従業員100名規模の組織へ成長させた経営者として、複数事業の業務基盤設計に携わっている。経営視点からERPの導入判断と実務適合性を評価している。
FitGapにおけるすべての評価は、公平性を最優先に、客観的なアルゴリズムを用いて計算されています。製品の評価方法は「FitGapの評価メソッド」、シェアデータの算出根拠は「シェアスコアの算出方法」をご覧ください。

目次

1
タイプ別おすすめ製品
中堅・大企業向け国産ERPタイプ 🏢
OBIC7
/ 奉行V ERPクラウド
/ HUE
グローバル展開対応ERPタイプ 🌍
SAP Business One
/ Dynamics 365 Business Central
/ Oracle NetSuite
中小・成長企業向けスモールスタートERPタイプ 🚀
マネーフォワード クラウドERP
/ freee統合型ERP
/ クラウドERP ZAC
企業規模
中小企業
個人事業主
提供形態
デバイス
その他
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おすすめ製品の早見表

タイプ別おすすめ製品 9

クラウド型のERPのおすすめ製品を製品ごとにタイプ、料金、企業規模、評価ポイントで比較する表
製品名タイプ料金企業規模評価ポイント
OBIC7
中堅・大企業向け国産ERPタイプ🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計を起点に販売・在庫・人事給与・連結まで統合。中堅企業シェアもトップ。

奉行V ERPクラウド
中堅・大企業向け国産ERPタイプ🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

必要機能を選んで段階導入できるSaaS型。中小企業シェアもトップ。

HUE
中堅・大企業向け国産ERPタイプ🏢
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

日本基準とIFRSの並行管理に対応。大企業の会計・購買を標準化しやすい。

SAP Business One
グローバル展開対応ERPタイプ🌍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

販売・在庫・会計に生産管理まで対応。海外製造拠点を同じ基盤で回せる。

Dynamics 365 Business Central
グローバル展開対応ERPタイプ🌍
1,199円ユーザー/月
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

Microsoft 365と連携しやすい。海外子会社の会計情報も本社側に集約できる。

Oracle NetSuite
グローバル展開対応ERPタイプ🌍
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

財務・販売・在庫・CRM・ECを同じクラウドで管理。外部SaaS連携にも強い。

マネーフォワード クラウドERP
中小・成長企業向けスモールスタートERPタイプ🚀
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

会計・経費・給与を必要な機能から導入でき、短期立ち上げに強い。

freee統合型ERP
中小・成長企業向けスモールスタートERPタイプ🚀
要問合せ
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

AI自動仕訳と使いやすさに強い。少人数の経理でも段階的に始めやすい。

クラウドERP ZAC
中小・成長企業向けスモールスタートERPタイプ🚀
60,000円月額
  • 中小
  • 中堅
  • 大企業

案件別の売上・工数・外注費を一元管理。IT・広告・コンサルでシェアが高い。

ERPの導入によって得られる効果

ERPは、会計、人事、販売など会社の基幹業務の情報をまとめて管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。

導入前の課題導入によって得られる効果
部門ごとに情報が分散している販売・在庫・会計などの情報をつなげ、部門間の確認作業を減らせます
二重入力に手間がかかる同じデータを複数業務で利用でき、転記や重複入力を減らせます
月次集計に時間がかかる業務データをまとめて集計しやすくなり、月次報告の作成作業を減らせます
承認状況を把握しにくい購買や経費などの承認を確認しやすくなり、処理遅れを抑えやすくなります
部門横断の状況が分かりにくい部門横断の数値を確認し、在庫・売上・利益の判断を進めやすくなります

続いて、クラウド型のERPをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。

タイプ別おすすめ製品

中堅・大企業向け国産ERPタイプ 🏢

このタイプが合う企業:

従業員数100名以上の中堅〜大企業で、日本国内の業務を中心に運用し、日本の会計基準・税制への標準対応や手厚い国内サポート体制を重視する企業の方におすすめです。

どんなタイプか:

日本の会計制度・商習慣に対応した国産ERPです。帳票、承認フロー、会計・販売・人事などを国内要件に沿って統合管理しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

OBIC7

業種を問わず会計から基幹業務まで広げたい中堅・大企業向け

OBIC7は、会計を核に販売・在庫・人事給与・連結会計まで広げやすい、中堅・大企業向けの国産クラウドERPです。 業種横断のカバー力が強く、製造、建設、流通小売、サービス、医療などを同じ基盤で扱いたい企業に向きます。 FitGapでは中堅企業シェアがカテゴリ内1位で、導入しやすさ・操作性・サポートも上位のため、複数部門やグループ会社へ展開する際の伴走を重視する企業に合います。部門別損益やプロジェクト別収支をERP内で見たい場合も選びやすいです。 一方、マルチブック、IoTセンサ連携、マルチサイト生産計画には対応していません。料金も個別見積もりのため、IFRS・US-GAAPの複数帳簿や工場IoT連携まで求める企業は、HUEやグローバル展開に強い製品も比べるべきです。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
奉行V ERPクラウド

バックオフィスを段階的にクラウド化したい成長企業におすすめ

奉行V ERPクラウドは、奉行シリーズの業務ノウハウを土台に、会計・販売管理・人事労務などをSaaSで標準化していく国産ERPです。 OBIC7のような幅広い業種カバーよりも、入出金自動消込や工数承認ワークフローを使い、バックオフィスをクラウドへ移す進め方に向きます。 FitGapでは中小企業シェアがカテゴリ内1位、中堅企業も上位で、成長企業が段階的にERP化する候補になります。必要機能を選んで導入でき、既存の現場アプリはAPIやノーコード連携で残しやすい点も魅力です。 一方、連結会計、マルチブック、US-GAAP、MRP、多段BOM、ECOには対応していません。製造管理や多基準会計まで一体で担いたい企業は、OBIC7やHUEを含めて比較が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

日本基準と国際基準の帳簿を並行管理したい大企業におすすめ

HUEは、大手企業の総務・経理・購買を国産標準に寄せて整える、Fit-to-Standard型のクラウドERPです。 OBIC7が業種カバーの広さで選びやすいのに対し、HUEは複数帳簿や統制を重視する大企業向けの色が濃い製品です。 FitGapではこの比較群で大企業シェアが1位で、マルチブック、国内標準EDI、入出金自動消込、顧客セルフサービスポータルに対応しているため、日本基準とIFRSを並行管理しながら取引先とのデータ連携も整えたい企業に合います。 一方、人事給与と国別税制対応は対象外です。給与計算や海外子会社の現地税務まで同じクラウドERPで完結したい企業、独自運用を強く残したい企業は、周辺SaaS連携や他製品を検討すべきです。標準機能に合わせる前提のため、導入前に部門横断で残す運用を決めておく必要があります。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

グローバル展開対応ERPタイプ 🌍

このタイプが合う企業:

海外に拠点を持つ、あるいは今後の海外展開を見据えている企業の方におすすめです。複数国にまたがる会計処理や、グループ全体での経営データの一元管理を必要とするケースに適しています。

どんなタイプか:

多通貨・多言語や各国税制に対応し、海外拠点の会計・販売・在庫データを同じ基盤で管理するERPです。国をまたぐ経営情報の統合に強い点が特徴です。

おすすめ製品3選

SAP Business One

海外子会社の生産管理まで同じ基盤で扱いたい中堅企業向け

SAP Business Oneは、SAPの業務管理ノウハウを中堅・中小企業向けに凝縮し、海外拠点の販売・在庫・会計に加えて生産管理まで同じ基盤で扱いやすいクラウドERPです。 FitGapでは同タイプ3製品の中で、多通貨、国別税制、多言語帳票、IFRS、US-GAAPに加え、MRP、マルチサイト生産計画、IoTセンサ連携、CPQ連携まで対応する点が目立ちます。 海外製造子会社を短期に立ち上げ、拠点単位で受注から生産・在庫まで回したい中堅企業に向きます。 一方、連結会計とマルチブックは非対応、連結報告取込は追加オプションです。親会社側で複数基準の帳簿やグループ連結を標準機能で固めたい企業は、Dynamics 365 Business Centralなど連結処理に強い製品も比べる必要があります。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Dynamics 365 Business Central

Microsoft環境を活かして連結会計まで標準で扱いたい企業向け

Dynamics 365 Business Centralは、Microsoft 365と親和性の高い中堅・中小企業向けクラウドERPで、海外子会社の会計情報を本社側に集約しやすい製品です。 Outlook、Excel、Teams、Power BIなどとつながるため、既存のMicrosoft環境を生かしてERPを広げたい企業に向きます。 FitGapでは同タイプ3製品の中で、連結会計、連結報告取込、科目マッピング管理をすべて追加オプションなしで扱える唯一の製品で、多通貨、国別税制、多言語帳票、IFRS、US-GAAPにも対応しています。料金評価は同タイプ1位タイ、サポート評価は単独1位で、継続運用の負担を抑えたい場合にも候補になります。 一方、マルチブックは非対応で、離散製造は追加オプションです。複数基準の帳簿管理や製造現場の深い管理を重視する企業は、SAP Business OneやOracle NetSuiteも含めて確認した方がよいです。
価格
1,199円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle NetSuite

外部サービスと連携しながら拡張したい成長企業の有力候補

Oracle NetSuiteは、財務・販売・在庫・CRM・Eコマースまでをクラウドで統合し、外部SaaSや業務アプリとの連携を前提に広げやすいグローバルERPです。 FitGapの評価では、同タイプ3製品中で連携・拡張性、機能性、セキュリティがいずれも単独1位で、APIを使ってCRM、物流、在庫管理などをつなぎたい企業に向きます。 多通貨、国別税制、多言語帳票、IFRS、US-GAAPにも対応し、IT・インターネット業界シェアは同タイプ1位、流通・小売での利用にも向く評価です。特に拠点やSaaSが増えやすい成長企業が、クラウド基盤を軸に業務データを横断管理したい場合に有力です。 一方、マルチブック、連結会計、連結報告取込、インターカンパニー自動仕訳は追加オプションです。連結決算や内部取引消去まで初期構成で完結させたい企業は、総コストと標準範囲を先に確認する必要があります。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

中小・成長企業向けスモールスタートERPタイプ 🚀

このタイプが合う企業:

従業員数が数名〜100名程度の中小企業やスタートアップで、これまでExcelや個別の業務ソフトで管理してきた業務を統合したい企業の方におすすめです。初期費用を抑えて小さく始めたい方に向いています。

どんなタイプか:

会計・請求・経費・給与などのバックオフィスを、必要な機能から段階的に統合するスモールスタート型ERPです。小さく始めて機能追加しやすい点が特徴です。

おすすめ製品3選

マネーフォワード クラウドERP

必要な機能から小さく始めたい中小・成長企業におすすめ

マネーフォワード クラウドERPは、会計・経費・給与などのバックオフィスを必要な機能から組み合わせる、スモールスタート向きのクラウドERPです。 会計や経費精算から始め、成長に合わせて人事労務や連結会計、連結報告取込、IFRS対応まで広げたい企業に向きます。 FitGapではセットアップのしやすさがカテゴリ75製品中1位、使いやすさ・料金評価も同ページ内で上位で、中小企業シェアもカテゴリ76製品中2位です。短期間で管理部門を標準化したい中小・成長企業に適します。 一方、販売・在庫・製造管理まで一体化する製品ではなく、MRP、多段BOM、ECOは非対応です。案件別工数や本格的な生産管理をERPの中心に置く企業は、他製品との比較が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
freee統合型ERP

案件別の収支を早く把握したい受託・請負型の中小企業向け

freee統合型ERPは、会計・人事労務・販売管理などをfreeeのクラウドサービス群でつなぎ、小規模な管理部門でも段階的にERP化しやすい製品です。 AI自動仕訳、受取請求書の登録番号照合、月次早期化、機能別損益・責任センター管理・セグメント損益に対応し、案件別の収支や原価を早く把握したい受託・請負型の中小企業に向きます。 FitGapでは操作性評価が高く、中小企業シェアも上位で、経理専任者が少ない企業でも始めやすい点が強みです。 一方、連結会計、IFRS、工程別損益、ローリング予算、複数拠点在庫、外部倉庫連携には対応しません。他社基幹システムとの連携評価も高位ではないため、製造・物流寄りの業務や大企業型の統制、既存システム連携を重視する企業は、より広い機能を持つERPと比較が必要です。
価格
要問合せ
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能
クラウドERP ZAC

案件単位で売上と工数を結び付けたいプロジェクト型企業向け

クラウドERP ZACは、案件・契約・プロジェクト単位で売上、工数、外注費、請求を結び付けて管理する、プロジェクト型ビジネス向けのクラウドERPです。 タイムシート工数入力、レートカード課金、工数承認ワークフロー、工種別原価、出来高外注管理まで同じ基盤で扱えるため、人月や稼働率で採算を見るIT・広告・コンサル企業に向きます。 FitGapでは士業・コンサル、IT・インターネット、情報通信の各シェアが同ページ内で1位です。 一方、人事給与は非対応で、銀行連携や入出金自動消込は追加オプションです。会計・労務・経費の広い統合をまず整えたい企業や、プロジェクト型でない製造・小売業は、より汎用的なERPも比較が必要です。
価格
60,000円
月額
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
使いやすさ
セットアップ
料金
サポート充実
連携・拡張性
機能性
セキュリティ
メリットと注意点
仕様・機能

比較すべき機能の優先度マップ

どこから比較すべきか

製品には数多くの機能がありますが、選定の決め手になるのは一部の機能だけです。そこで各機能を「多くの企業で必要か」と「製品ごとに対応が分かれるか」の2つの軸で4つに分け、比較する順番が分かるように並べました。下の表では、このページに登場した製品が各機能にどう対応しているかを、上から順に確認できます。
標準対応
オプション/条件付き
非対応

選定の決め手

クラウドERPを会計中心に使うか、バックオフィス全体や海外拠点まで広げるかで対応差が出やすい項目です。
OBIC7
奉行V ERPクラウド
HUE
SAP Business One
Dynamics 365 Business Central
Oracle NetSuite
マネーフォワード クラウドERP
freee統合型ERP
クラウドERP ZAC
人事給与
従業員・勤怠・給与計算・年末調整・法定帳票に対応できるか
国別税制対応
VAT/GSTなど国ごとの税計算に対応できるか
US-GAAP対応
US-GAAPでの勘定設定・仕訳・レポートに対応できるか
連結報告取込
子会社の試算表・明細を取込み連結に使えるか
連結会計
取引消去・持分法・連結修正で連結財務諸表を作成できるか
EDI(国内標準)
国内標準仕様で受発注・出荷・請求データ交換ができるか
サブスクリプション請求
契約・周期/日割・変更/解約・未収を自動化できるか

一部の企業で必須

製造、建設、店舗・EC、複数会計基準の運用など、特定の業種や成長段階では必須度が高まる項目です。
OBIC7
奉行V ERPクラウド
HUE
SAP Business One
Dynamics 365 Business Central
Oracle NetSuite
マネーフォワード クラウドERP
freee統合型ERP
クラウドERP ZAC
マルチブック
複数会計基準を並行帳簿で同時運用できるか
MRP
BOM・在庫・LTから所要量と発注/製造指示を計算できるか
外注工程管理
支給・外注依頼・出来高受入・原価計算を管理できるか
POSリアルタイム連携
POS売上をリアルタイム反映し在庫と同期できるか
IFRS16リース会計
使用権資産・リース負債の認識と計上に対応できるか

ほぼ全製品が対応

クラウドERPとして多くの製品が備えており、基本的な経営管理や統制の土台として確認しておきたい項目です。
OBIC7
奉行V ERPクラウド
HUE
SAP Business One
Dynamics 365 Business Central
Oracle NetSuite
マネーフォワード クラウドERP
freee統合型ERP
クラウドERP ZAC
予算管理
部門やプロジェクトの予算を登録し実績差を自動表示できるか
外部BI連携
OData/エクスポートで外部BIへデータ連携できるか
BIレポート(内蔵)
ERP内でダッシュボード・集計・共有ができるか
内部統制
承認ワークフローと操作ログで権限統制・履歴追跡ができるか

優先度が低い

公共・医療・設備連携など用途がかなり限定され、一般的なクラウドERP選定では必要性を見極めてから比べたい項目です。
OBIC7
奉行V ERPクラウド
HUE
SAP Business One
Dynamics 365 Business Central
Oracle NetSuite
マネーフォワード クラウドERP
freee統合型ERP
クラウドERP ZAC
公会計
統一的地方公会計基準で決算・帳票を作成できるか
公営料金計算
水道・下水等の検針・料金計算・請求/収納を管理できるか
資産稼働追跡
バーコード/GPS等で所在・稼働率を追跡できるか

ERP クラウドの選び方

このページでの絞り込み方

  1. 1
    タイプを見て、導入範囲を大きく分ける国内会計を中心に広げるのか、海外拠点まで統合するのかを先に整理すると、3つのタイプのうち近い製品群を選びやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
  2. 2
    機能マップで必須要件を切り分ける会計や販売在庫、人事労務の共通要件とIFRS・業種固有要件を分けると優先順位がぶれにくくなります。機能の優先度マップへ ↑
  3. 3
    運用・費用条件で最後に比べる対象業務と拠点、導入体制と追加費用を同じ粒度で確認します。段階導入で済むか、全社標準化が必要かまで見ると選びやすくなります。

クラウドERPは、機能の多さだけでなく、どの業務を同じ基盤に集めるかで合う製品が変わります。下の4点をそろえると、タイプ別に見た製品を自社の導入条件へ落とし込みやすくなります。

機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント

統合する業務範囲と拠点展開

ERPでまとめる範囲は、会計中心かバックオフィス全体か、海外拠点まで含めるかで変わります。最初に対象会社と業務範囲を決めないと、必要以上に重い製品を選びやすくなります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。国内大手向けに会計と購買を標準化する製品、海外拠点や多通貨に強い製品、必要な管理部門から広げる製品に分かれます。

  • 大手国内拠点の標準化を進める製品会計と購買を中心に社内標準を作りやすい製品です。ただし既存業務の例外処理をどこまで残すか確認が必要です。代表製品:HUE
  • 海外拠点まで同じ基盤で管理する製品販売、在庫、会計を複数拠点で見やすい製品です。ただし国別税制と現地運用の支援範囲を先に確認します。代表製品:SAP Business One / Oracle NetSuite
  • 管理部門から段階拡張する製品会計や経費など必要な領域から始めやすい製品です。ただし将来つなぐ販売や在庫の責任範囲を決めておきます。代表製品:マネーフォワード クラウドERP

国別要件と監査範囲の重さ

クラウドERPでは国内会計だけでよいのか、IFRSや多通貨と国別税制まで見るのかが重要です。拠点や上場準備の要件がある企業は、ここが後戻りしにくい条件になります。

製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。日本企業の標準機能を厚く持つ製品、グローバル会計や複数法人管理を前提にする製品、中堅拠点の現地運用を支える製品に分かれます。法改正対応や監査対応の確認範囲も変わります。

  • 日本企業の会計運用に寄せる製品日本企業の商慣習や標準機能に合わせて会計基盤を作りやすい製品です。ただし海外子会社まで同じ設計で扱えるか確認します。代表製品:HUE
  • 多通貨・多法人を前提にする製品複数通貨や法人横断の管理を同じ画面で追いやすい製品です。ただし日本固有の帳票や運用は個別確認が必要です。代表製品:Oracle NetSuite / Dynamics 365 Business Central
  • 中堅拠点の現地運用を支える製品販売や在庫と会計をつなぎ、子会社の状況を把握しやすい製品です。ただし本社連結へのつなぎ方を先に決めます。代表製品:SAP Business One

業種固有業務の深さ

製造・生産や建設、案件型ビジネスでは一般的な会計だけでは足りないことがあります。原価や工数、在庫とプロジェクト収支をどこまでERPに持たせるかで選び方が変わります。

製品の分かれ方:製品は製造や在庫まで広く扱う製品、案件別収支に特化する製品、バックオフィス連携を中心にする製品に分かれます。業種固有機能を広げる場合は、追加開発やオプション費用の前提も変わります。

  • 製造・在庫まで含める製品販売、在庫、会計に加えて生産や製造管理を見やすい製品です。ただし現場データの入力ルールを先にそろえます。代表製品:SAP Business One / Dynamics 365 Business Central
  • 案件別収支を深く追う製品案件別に工数や外注費と請求を一つの流れで管理しやすい製品です。ただし全社基盤との役割分担を決めます。代表製品:クラウドERP ZAC
  • バックオフィス連携を広げる製品経理や人事労務の手作業を減らしやすい製品です。ただし販売管理や在庫管理を別システムで残すか確認します。代表製品:マネーフォワード クラウドERP

導入負担と追加費用の見方

ERPは利用料だけでなく初期設定、データ移行や追加モジュール、運用支援の費用で総額が変わります。短期導入を優先するのか、全社標準化に時間をかけるのかを先に決めます。

製品の分かれ方:製品は、コンポーネント単位で始める製品と年額ライセンスで拡張する製品、導入支援を前提に標準化する製品に分かれます。契約前にユーザー数と対象範囲をそろえて比較します。

  • 小さく始めて広げる製品必要な基幹システムから入り、段階的に範囲を広げやすい製品です。ただし将来の連携先と権限設計は早めに確認します。代表製品:マネーフォワード クラウドERP
  • 追加モジュールで拡張する製品業務拡大に合わせてモジュールやユーザーを増やしやすい製品です。ただしライセンスと初期設定費用を含めて比べます。代表製品:Oracle NetSuite
  • 標準化支援を重視する製品大手企業の業務を標準機能に寄せて整えやすい製品です。ただし導入時の要件整理と社内合意に時間を確保します。代表製品:HUE

ぴったりの製品が見つかる

かんたんな質問に答えるだけで、あなたの要件が整理され、解消すべき注意点や導入までに必要なステップも分かります。

よくある質問

クラウド型のERPは、オンプレミスと比べて何が違いますか?

サーバーを自社で持たず、初期費用と運用負荷を抑えて短期間で始められるのがクラウド型の強みです。法改正やセキュリティ更新もベンダー側で適用され、常に最新版を使えます。一方でカスタマイズの自由度や閉域網での運用はオンプレミスに分があり、求める統制レベルで向き不向きが分かれます。

小さく始めて、後から機能を増やせますか?

スモールスタート型なら会計や販売など必要なモジュールだけで始め、成長に合わせて在庫・生産・人事を追加できます。クラウド型はユーザーや機能の増減が柔軟で、繁忙期だけ広げる使い方もできます。ただし追加ごとの料金体系とデータ連携の作り込みは製品差があるため、拡張時の費用を先に確認しましょう。

クラウド型のERPが向かないのはどんな場合ですか?

自社独自の業務に深いカスタマイズが要る場合や法令で外部保管が制限されるデータを扱う場合は、クラウド型が向きにくいです。クラウドは標準機能に業務を合わせる前提のため、作り込みが多いと費用がかさみます。逆に標準で回せる業務が中心なら、運用負荷の軽いクラウド型の利点が活きます。

クラウド型のERPの料金はどのくらいですか?

ユーザー課金が中心で、見える価格ではDynamics 365 Business Centralが月1,199円/ユーザー、案件収支のZACが月60,000円です。OBIC7や奉行V ERPクラウド、マネーフォワードなどの国産統合型は要問い合わせで、利用人数とモジュール数で総額が決まります。月額に保守が含まれるかも確認しましょう。

クラウドだと、セキュリティや可用性は大丈夫ですか?

主要なクラウドERPは暗号化やアクセス権限、定期バックアップを備え、可用性も契約(SLA)で保証されます。自社運用より安全になることも多い一方、データの保管国や障害時の復旧時間は製品で差があります。機微なデータを扱うなら、保管場所・権限設計・SLAの中身を契約前に確認しましょう。

※掲載している機能・対応範囲・料金は一般的な目安です。製品・プラン・契約条件により異なる場合があるため、導入前に各製品の最新の公式情報や比較表でご確認ください。

サービスカテゴリ

AI・エージェント

汎用生成AI・エージェント
LLM・大規模言語モデル
エージェントフレームワーク
エージェントオートメーション基盤

ソフトウェア(Saas)

オフィス環境・総務・施設管理
開発・ITインフラ・セキュリティ
データ分析・連携