タイプ別お勧め製品
プロジェクト収支特化タイプ 📊
このタイプが合う企業:
受託開発・SES・ITコンサルなど案件単位で業務を進めるIT企業で、プロジェクトごとの利益率や工数を正確に把握したい企業
どんなタイプか:
IT業では受託開発やSES・コンサルなど、案件・プロジェクト単位で売上が発生するビジネスモデルが大半です。このタイプのERPは、プロジェクトごとに売上・外注費・労務費・経費を紐付けて損益を見える化することに特化しています。汎用的なERPでは「売上」と「仕入」が独立して管理されがちですが、プロジェクト型ERPならば案件単位での予実管理や赤字プロジェクトの早期検知が標準機能として備わっているため、IT企業の管理会計と非常に相性が良いです。FitGapとしては、IT業でERPを初めて検討するなら、まずこのタイプから見ていただくことをおすすめします。
このタイプで重視すべき機能:
💰プロジェクト別収支管理
案件・プロジェクトごとに売上・外注費・労務費・経費をすべて紐付け、リアルタイムで損益や粗利を把握できます。赤字案件の早期検知や利益率の改善に直結する、IT業にとって最も重要な機能です。
⏱️工数管理・原価配賦
エンジニアの作業時間をプロジェクトごとに記録し、人件費を自動で原価に配賦します。複数案件を掛け持ちするIT企業でも、案件ごとの正確なコストが把握でき、見積精度の向上にもつながります。
おすすめ製品3選
クラウドERP ZAC
おすすめの理由
価格
¥60,000
月額
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
freee統合型ERP
おすすめの理由
価格
要問合せ
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Oracle NetSuite
おすすめの理由
価格
要問合せ
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
バックオフィス統合タイプ 🔗
このタイプが合う企業:
経理・人事労務のクラウド化を優先したいスタートアップ〜中小規模のIT企業で、スモールスタートしつつ段階的にERP化を進めたい企業
どんなタイプか:
「まずは会計・経費・勤怠・給与など、バックオフィス業務の一元管理を優先したい」というIT企業に向いたタイプです。プロジェクト収支特化タイプほど案件管理の深さはありませんが、経理・人事労務をまとめてクラウド化できるため、少人数で管理部門を回しているスタートアップやベンチャーIT企業にはぴったりです。FitGapでは、社員数が増え始めてExcelや個別SaaSのつぎはぎ運用に限界を感じたタイミングが導入の好機と考えています。モジュール単位で必要な機能だけ導入し、会社の成長に合わせて段階的に拡張できる点も、このタイプの大きな魅力です。
このタイプで重視すべき機能:
🔄バックオフィス業務の自動連携
会計・経費精算・請求書・勤怠・給与計算のデータが自動で連携し、二重入力や転記ミスを解消します。月次決算の早期化やペーパーレス化にも貢献し、少人数の管理部門でも効率的に運用できます。
🧩モジュール選択型の段階導入
必要な業務領域(会計・人事・経費など)だけを選んで導入し、事業の成長に合わせて機能を追加できます。初期コストを抑えながらERP化を進められるため、IT企業のスモールスタートに最適です。
おすすめ製品3選
マネーフォワード クラウドERP
おすすめの理由
価格
要問合せ
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
奉行V ERPクラウド
おすすめの理由
価格
要問合せ
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Clovernet ERPクラウド
おすすめの理由
価格
7,500円
月
無料トライアルあり
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
多機能・拡張重視タイプ 🏗️
このタイプが合う企業:
事業の多角化やグループ経営を進める中堅〜大規模IT企業で、複数の収益モデル・海外拠点・IPO対応など高度な統合管理が求められる企業
どんなタイプか:
事業が多角化したIT企業や、受託開発だけでなく自社プロダクト販売・SaaSサブスクリプションなど複数の収益モデルを持つ企業には、幅広い業務領域をカバーし、高いカスタマイズ性と拡張性を備えたERPが適しています。販売・購買・在庫・生産といった領域にも対応でき、海外展開やグループ会社管理にも強いのが特徴です。FitGapとしては、年商規模が拡大し複数事業の統合管理やIPO・内部統制への対応が求められるフェーズの企業に、このタイプをおすすめします。その分、導入コストや期間は他タイプより大きくなる傾向がある点は理解しておく必要があります。
このタイプで重視すべき機能:
🌐多法人・多通貨のグループ管理
複数の子会社や海外拠点の会計データを統合し、連結決算や多通貨での取引管理に対応します。グローバル展開やM&Aで組織が複雑化するIT企業でも、経営状況をリアルタイムに一元把握できます。
⚙️業務プロセスの柔軟なカスタマイズ
販売・購買・プロジェクト会計など多様な業務モジュールを組み合わせ、自社固有の業務フローに合わせて設定・拡張できます。事業モデルの変化にもシステム側で柔軟に追従できるのが強みです。
おすすめ製品3選
SAP S/4HANA Cloud
おすすめの理由
価格
要問合せ
無料トライアルあり
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Robot ERP ツバイソ
おすすめの理由
価格
要問合せ
無料トライアルあり
IT・インターネット業界でのシェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
Dynamics 365 Business Central
おすすめの理由
価格
1,199円
ユーザー/月
無料トライアルあり
シェア
ユーザの企業規模
中小企業
中堅企業
大企業
メリットと注意点
仕様・機能
要件の優先度のチャート:比較すべき機能はどれか
要件の優先度チャートとは?
製品の機能は多岐にわたりますが、選定の結果を左右するのは一部の機能です。 FitGapの要件の優先度チャートは、各機能を"必要とする企業の多さ"と"製品ごとの対応差"で4つに整理し、比較の優先順位をわかりやすく示します。
選定の決め手
📊プロジェクト別の収支・原価管理
IT業では案件(プロジェクト)単位で利益を管理することが経営の生命線です。売上・外注費・労務費をプロジェクトごとに自動集計し、赤字案件を早期に発見できるかどうかは、製品によって対応レベルが大きく異なります。FitGapでは、この機能の有無と精度がIT業向けERP選定の最重要ポイントだと考えています。
⏱️工数管理と労務費の自動算出
IT業の原価の大半は「人件費」です。誰がどのプロジェクトに何時間かけたかを記録し、社員ごとの単価と掛け合わせて労務費を自動算出できる仕組みがあるかは、製品選定で大きな差がつくポイントです。勤怠管理との連動精度もあわせてチェックしてください。
🔄IT業特有の販売形態への対応
受託開発・SES・保守運用・サブスクリプションなど、IT業は1社の中に複数の販売形態が混在しがちです。契約形態に応じた売上計上ルール(検収基準・期間按分・進行基準など)を柔軟に設定できるかが、経理業務の効率と正確性を大きく左右します。
🎯予実管理のリアルタイム性
プロジェクトが今どの程度の利益率で推移しているかを、月末を待たずリアルタイムに把握できる仕組みは、IT業のERP選定で見落とされがちですが非常に重要です。FitGapとしては、実行予算と実績の差異をダッシュボードで即座に確認できる製品を推奨しています。
🤝外注・パートナー管理
IT業では協力会社やフリーランスへの外注が日常的に発生します。外注先ごとの発注・検収・支払管理をプロジェクトに紐づけて一元管理できるかは、原価精度とガバナンスの両面で選定の決め手になります。
🔗API連携・外部ツール連携の充実度
IT企業では既にSlack・GitHub・Jira・freee会計など多様なツールを使っているケースが多いです。ERPがこれらとAPIで柔軟に連携できるかどうかで、二重入力の手間や導入後の現場定着率に大きな差が出ます。
一部の企業で必須
🌍多通貨・海外取引対応
オフショア開発や海外クライアントとの取引がある企業では、多通貨での請求・支払や為替差損益の自動計算が必要になります。国内完結のビジネスなら優先度は下がりますが、グローバル展開を視野に入れる企業には必須の要件です。
🏛️IPO・内部統制(J-SOX)対応
上場準備中または上場企業のIT会社では、承認ワークフローや操作ログの記録、職務分掌の設定など、内部統制要件を満たす仕組みが不可欠です。FitGapでは、将来の上場計画がある場合は早い段階からこの要件を織り込むことをおすすめしています。
👥リソース・アサイン管理
SES事業や大規模な受託開発を行う企業では、エンジニアの稼働状況やスキルを見ながら最適なプロジェクトにアサインする機能が重要になります。全社で空きリソースを可視化し、稼働率を最大化したい企業に必要な要件です。
🧾ソフトウェア仕掛品の自動仕訳
受託開発で発生するソフトウェア仕掛品の計上・売上原価への振替を自動で行える機能は、IT業特有の会計処理に対応する上で欠かせません。手動で仕訳を切っている企業にとっては大きな業務削減効果があります。
📅サブスクリプション請求の自動化
自社SaaSや保守契約など、月額・年額の定期課金ビジネスを持つ企業では、契約情報に基づいて毎月の売上計上や請求書発行を自動化できる機能が必要です。契約更新時期のアラートまで対応していると、解約防止にも役立ちます。
ほぼ全製品が対応
📒財務会計・管理会計
仕訳の自動生成、貸借対照表・損益計算書の出力、部門別の管理会計など、会計機能はERPの最も基本的な領域です。ほぼすべての製品が対応しているため、選定の差別化要因にはなりにくいですが、自社の勘定科目体系に合うかは確認しておきましょう。
💰請求書の発行・入金消込
請求書の作成・発行、入金データとの自動消込は、ほとんどのERPが標準機能として備えています。インボイス制度や電子帳簿保存法への対応も現在はほぼ全製品が対応済みです。
🧳経費精算
従業員の交通費や出張費などの経費申請・承認・精算は、多くのERP製品が標準で備えている機能です。スマートフォンからの申請やレシートのOCR読取りなど利便性の差はありますが、基本的な経費精算機能自体は広く対応しています。
優先度が低い
📦在庫・倉庫管理
製造業や小売業では重要な在庫管理機能ですが、IT業では物理的な在庫を持たないビジネスモデルが大半です。ハードウェアの仕入販売を行う一部の企業を除けば、IT業のERP選定で在庫管理を重視する必要性は低いです。
🏭生産管理・MRP
生産計画の立案や資材所要量計画(MRP)は、製造業向けの中核機能です。IT業の主力であるシステム開発やSaaSビジネスではほとんど使うことがないため、優先度は低くなります。
IT業のERPの選び方
1.自社の収益モデルを棚卸しして「タイプ」を絞る
最初にやるべきことは、自社の売上がどのような形態で発生しているかを書き出すことです。受託開発やSESなど案件単位の売上が中心なら「プロジェクト収支特化タイプ」、まだ案件管理より経理・労務の整備が急務なら「バックオフィス統合タイプ」、複数事業やグローバル展開を抱えるなら「多機能・拡張重視タイプ」が候補になります。IT業では1社の中に受託・SES・自社SaaSが混在するケースが多いので、売上構成比が最も大きいモデルを軸にタイプを選ぶのがポイントです。FitGapとしては、売上の6割以上がプロジェクト型なら迷わずプロジェクト収支特化タイプから検討を始めることをおすすめします。
よくある質問
IT業においてERPを導入する際、どのような点に注意すべきですか?
IT業においてERPは業務効率化に役立つ一方で、「技術者の受け入れ態勢と変化への抵抗」や「複雑な既存システムとの統合課題」といった点を事前に理解しておくことが重要です。技術者の受け入れ態勢と変化への抵抗については、IT業界の技術者は既存のツールや開発環境に強い愛着を持つ傾向があり、新しいシステムへの移行に抵抗を示すことがあります。複雑な既存システムとの統合課題については、IT企業では多様な開発ツールや管理システムが稼働しており、ERPとの連携が技術的に困難な場合があります。このほか「カスタマイズ過多による運用負荷増大」「プロジェクト型業務への適応性不足」「データ移行時の品質管理問題」なども、事前に確認しておくことをおすすめします。
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