おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| マネーフォワード クラウドERP | 会計・人事などバックオフィスから統合を始めるタイプ 🏢 | 要問合せ |
| 会計から人事労務まで必要領域を段階導入できる。中小企業シェアも上位。 |
| freee統合型ERP | 会計・人事などバックオフィスから統合を始めるタイプ 🏢 | 要問合せ |
| 経理専任者が少なくても使いやすい。操作性と導入しやすさが特に高い。 |
| 奉行V ERPクラウド | 会計・人事などバックオフィスから統合を始めるタイプ 🏢 | 要問合せ |
| 会計・販売・人事労務を広く統合可能。中小企業シェアがトップ。 |
| アラジンオフィス | 販売・在庫・生産まで一気通貫で管理するタイプ 🏭 | 要問合せ |
| 工事案件の売上・原価から現場資材まで管理。製造・卸売でも利用が多い。 |
| SMILE V 2nd Edition | 販売・在庫・生産まで一気通貫で管理するタイプ 🏭 | 55,000円システム |
| 販売・在庫・生産から会計まで管理。画面や帳票も自社で拡張しやすい。 |
| MJSLINK DX | 販売・在庫・生産まで一気通貫で管理するタイプ 🏭 | 要問合せ |
| 財務会計を中核に販売・給与まで統合。AI仕訳と監査支援にも対応。 |
| クラウドERP ZAC | 特定の業種・業態に最適化された業種特化タイプ 🎯 | 60,000円月額 |
| 案件別の売上・工数・原価を日次で可視化。IT・コンサルでシェア上位。 |
| スーパーカクテルCoreFOODs販売 | 特定の業種・業態に最適化された業種特化タイプ 🎯 | 要問合せ |
| 賞味期限・ロット・温度帯まで管理。食品製造・卸売の品質管理に強い。 |
| GEN PRODUCTS | 特定の業種・業態に最適化された業種特化タイプ 🎯 | 24,300円月 |
| 見積から生産・出荷・入金まで一元管理。製造業向けの対応範囲が広い。 |
ERPの導入によって得られる効果
ERPは、会計、人事、販売など会社の基幹業務の情報をまとめて管理するための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 部門ごとに情報が分散している | 販売・在庫・会計などの情報をつなげ、部門間の確認作業を減らせます |
| 二重入力に手間がかかる | 同じデータを複数業務で利用でき、転記や重複入力を減らせます |
| 月次集計に時間がかかる | 業務データをまとめて集計しやすくなり、月次報告の作成作業を減らせます |
| 承認状況を把握しにくい | 購買や経費などの承認を確認しやすくなり、処理遅れを抑えやすくなります |
| 部門横断の状況が分かりにくい | 部門横断の数値を確認し、在庫・売上・利益の判断を進めやすくなります |
続いて、中小企業向けERPをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
タイプ別おすすめ製品
会計・人事などバックオフィスから統合を始めるタイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
会計から連結まで段階的にバックオフィスを統合したい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
案件別の原価まで見える化したいスモールビジネスにおすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
複数法人や制度対応まで見据えて基盤を固めたい中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
販売・在庫・生産まで一気通貫で管理するタイプ 🏭
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
販売・在庫と現場原価を一つの基盤で追いたい中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
販売から生産・会計まで基幹業務を一体化したい中堅企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
財務会計を中核に販売・在庫まで広げたい中堅・中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
特定の業種・業態に最適化された業種特化タイプ 🎯
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
案件別の採算管理を徹底したいプロジェクト型ビジネス向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
賞味期限やロット管理まで統制したい食品メーカー・卸向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
業態が混在する製造業の業務を一つに寄せたい中小メーカー向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
マネーフォワード クラウドERP | freee統合型ERP | 奉行V ERPクラウド | アラジンオフィス | SMILE V 2nd Edition | MJSLINK DX | クラウドERP ZAC | スーパーカクテルCoreFOODs販売 | GEN PRODUCTS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
財務会計 仕訳・総勘定元帳・決算書を作成できるか | |||||||||
人事給与 従業員・勤怠・給与計算・年末調整・法定帳票に対応できるか | |||||||||
銀行連携 全銀/ISO20022等で振込・入出金明細と連携できるか | |||||||||
外注工程管理 支給・外注依頼・出来高受入・原価計算を管理できるか | |||||||||
トレーサビリティ(双方向) 原材料⇄製品のロット追跡を記録できるか | |||||||||
マルチロケーション在庫 複数拠点の在庫移動・棚卸を一元管理できるか |
一部の企業で必須
マネーフォワード クラウドERP | freee統合型ERP | 奉行V ERPクラウド | アラジンオフィス | SMILE V 2nd Edition | MJSLINK DX | クラウドERP ZAC | スーパーカクテルCoreFOODs販売 | GEN PRODUCTS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
EDI(国内標準) 国内標準仕様で受発注・出荷・請求データ交換ができるか | |||||||||
MRP BOM・在庫・LTから所要量と発注/製造指示を計算できるか | |||||||||
賞味期限・FEFO 期限管理とFEFO引当・出荷に対応できるか | |||||||||
POSリアルタイム連携 POS売上をリアルタイム反映し在庫と同期できるか | |||||||||
オムニ在庫統合 店舗・EC・倉庫の在庫を一元化し引当・出荷できるか |
ほぼ全製品が対応
マネーフォワード クラウドERP | freee統合型ERP | 奉行V ERPクラウド | アラジンオフィス | SMILE V 2nd Edition | MJSLINK DX | クラウドERP ZAC | スーパーカクテルCoreFOODs販売 | GEN PRODUCTS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
予算管理 部門やプロジェクトの予算を登録し実績差を自動表示できるか | |||||||||
外部BI連携 OData/エクスポートで外部BIへデータ連携できるか | |||||||||
内部統制 承認ワークフローと操作ログで権限統制・履歴追跡ができるか | |||||||||
データ権限制御 会社/部門/プロジェクト単位で閲覧・編集を細かく制御できるか |
優先度が低い
マネーフォワード クラウドERP | freee統合型ERP | 奉行V ERPクラウド | アラジンオフィス | SMILE V 2nd Edition | MJSLINK DX | クラウドERP ZAC | スーパーカクテルCoreFOODs販売 | GEN PRODUCTS | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
IFRS対応 IFRSでの勘定設定・仕訳・開示帳票に対応できるか | |||||||||
連結報告取込 子会社の試算表・明細を取込み連結に使えるか | |||||||||
連結会計 取引消去・持分法・連結修正で連結財務諸表を作成できるか |
中小企業のERPの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、統合したい業務範囲を決める中小企業向けERPは、会計・人事労務から始める製品と、販売・在庫・生産まで広げる製品で導入の重さが変わります。まずは自社がどのタイプに近いかを確認し、最初に入れる部署と後から広げる範囲を決めます。タイプ別おすすめへ ↑
- 2外せない機能は、機能の優先度マップで整理する販売・在庫・生産まで含める場合は、標準で必要な管理と業種によって必要になる管理を分けると進めやすくなります。重要機能と条件付き要件を分けておくと、後から別システムが残る範囲も把握しやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3導入後の運用条件までそろえるタイプと機能を確認したら、導入範囲や業種固有の管理、支援体制と費用見積もりを同じ条件で整理します。下の比較ポイントでは、機能の○×に加えて確認したい運用・契約条件をまとめます。
中小企業向けERPは、使い始める部署と後から広げる範囲で導入の進め方が変わります。業種固有の管理項目や社内担当者の負担、初年度の費用まで条件をそろえると、自社で運用し続けやすい製品を判断しやすくなります。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
統合範囲の広げ方
経理や総務から始めたい会社と、受注から出荷まで同時に整えたい会社では、最初に入れる部署が変わります。範囲を広げすぎると設定や教育が重くなり、狭すぎると二重入力が残ります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。会計・人事労務から始める製品、販売・在庫まで同じ基盤に広げる製品、案件や製造など業種別の流れに合わせる製品があります。
- バックオフィスから段階的に始める製品会計や人事労務を先に整え、必要な領域を順に足しやすい製品です。ただし販売や在庫を同時に変える場合は、周辺システムとの接続方針を決める必要があります。代表製品:マネーフォワード クラウドERP / freee統合型ERP
- 販売・在庫まで同じ基盤に寄せる製品受注、在庫、請求の流れを部門横断でそろえやすい製品です。ただし会計や給与までまとめる範囲は、既存システムとの役割分担で変わります。代表製品:アラジンオフィス / MJSLINK DX
- 業種別の流れに合わせる製品案件管理や製造業務など、一般的な会計起点では表しにくい流れから設計しやすい製品です。ただし業種が変わると、合うテンプレートも変わります。代表製品:クラウドERP ZAC / GEN PRODUCTS
業種固有の管理項目
食品や製造、IT・広告などでは、品目や案件の持ち方が日々の入力に影響します。汎用ERPに業種用の項目を後から足すと、帳票や分析の整え直しが発生しやすくなります。
製品の分かれ方:製品は大きく3通りです。標準業務を広くそろえる製品、販売・在庫を業界別に組み立てる製品、プロジェクトやメーカー業務に特化した製品があります。
- 標準業務を広くそろえる製品会計、販売、人事労務を同じ考え方で整えやすい製品です。ただし業界独自の品目管理や帳票は、追加設定の負担が残る場合があります。代表製品:奉行V ERPクラウド / MJSLINK DX
- 販売・在庫を業界別に組み立てる製品卸売や製造など、モノの流れに合わせて販売・在庫業務を整えやすい製品です。ただし会計や人事労務まで一体化する範囲は、別途確認が必要です。代表製品:アラジンオフィス
- プロジェクトやメーカー業務に特化した製品案件別採算や製造の品目管理を起点に、現場データを集めやすい製品です。ただし対象業種から外れる業務では、標準機能に合わせる範囲を見極めます。代表製品:クラウドERP ZAC / GEN PRODUCTS
導入支援と社内定着の進め方
ERPは関係部署が多く、初期設定の判断が経理だけで完結しません。導入担当者が少ない会社では、データ移行や社員教育の負担が集中し、運用開始後の問い合わせ対応も滞りやすくなります。
製品の分かれ方:進め方は大きく3通りです。ヘルプを使いながら自社で設定する製品、専任担当やサポートプランを使う製品、販売パートナーやインテグレーターと計画を立てる製品があります。
- ヘルプを使いながら自社で設定する製品小さく始める範囲なら、社内担当者が画面案内やヘルプを頼りに進めやすい製品です。ただし部門横断の承認や移行データが多い場合は、外部支援の要否を先に決めます。代表製品:freee統合型ERP
- 専任担当や支援プランを使う製品導入前後の整理や移行作業を、支援メニューに沿って進めやすい製品です。ただし支援内容はプランで変わるため、作業分担を契約前にそろえる必要があります。代表製品:マネーフォワード クラウドERP / MJSLINK DX
- 販売パートナーと導入計画を立てる製品業務範囲が広い場合に、販売パートナーや導入担当者と進め方を固めやすい製品です。その分、要件整理や社内教育の期間を見込む必要があります。代表製品:奉行V ERPクラウド / アラジンオフィス
費用見積もりと契約単位
中小企業では利用人数、拠点数、追加する業務範囲で総額が変わります。入口の月額だけで判断すると、初期設定やオプション、支援サービスを加えた後の負担が想定とずれやすくなります。
製品の分かれ方:料金の示し方は大きく3通りです。プランページで入口を確認しやすい製品、利用範囲を伝えて問い合わせる製品、アカウント数や支援範囲で総額を調整する製品があります。
- プランページで入口を確認しやすい製品小さく始める際に、料金の目安を社内で共有しやすい製品です。ただし関連サービスや上位プランを足すと、総額は変わります。代表製品:freee統合型ERP / GEN PRODUCTS
- 利用範囲を伝えて問い合わせる製品会計や人事労務、販売管理などの範囲を伝え、導入費用を整理しやすい製品です。ただし比較には、同じ業務範囲で見積もりをそろえる手間がかかります。代表製品:マネーフォワード クラウドERP / 奉行V ERPクラウド
- 支援範囲で総額を調整する製品データ移行や初期設定を含めて、導入プロジェクト全体の費用を設計しやすい製品です。その分、契約前に支援範囲と自社作業の境目を決める必要があります。代表製品:クラウドERP ZAC / アラジンオフィス
よくある質問
中小企業向けのERPでは、どの業務まで一元化できますか?
経理・人事などのバックオフィスから、販売・在庫・生産までを一つにつなげられます。バックオフィス統合型は脱Excelと月次決算の早期化に向き、卸売や製造で在庫・仕入を伴うなら一気通貫型、業界固有の管理が強いなら業種特化型が適合します。必要な統合範囲で候補が分かれます。
会計や給与など今使っているソフトと連携できますか?
APIやCSV連携で既存の会計・給与・販売ソフトとつなげる製品が多く、当面は得意な業務だけERP化して残りは連携で回せます。ただし連携は項目のすり合わせやメンテの手間が続くため、二重入力の解消が目的なら、いずれ統合する範囲を見据えて初期設計しておくと無駄が出ません。
中小企業が大企業向けERPを入れると、どんな問題が起きますか?
機能過多で使いこなせず、設定やカスタマイズに専任IT人材と多額の費用が必要になりがちです。中小企業は標準機能で素早く始められる製品の方が定着しやすく、現場が入力しきれない高機能は宝の持ち腐れになります。まず業務量に見合う規模から始め、必要に応じて広げる方が安全です。
中小企業向けERPの料金はどのくらいですか?
掲載製品は要問い合わせが中心ですが、見える価格もあります。業種特化のGEN PRODUCTSは月24,300円、案件収支のZACは月60,000円で、マネーフォワード・freee・奉行Vなどのバックオフィス統合型は規模に応じた個別見積もりです。初期費用と保守も含めて比べましょう。
導入にはどのくらいの期間と準備が必要ですか?
会計中心のクラウド型なら数週間〜数か月、販売・在庫まで含む一気通貫型は数か月〜半年が目安です。準備でつまずきやすいのは、現行業務の棚卸しとマスタ整備、誰がデータを入力し続けるかの運用設計です。ここを曖昧にすると稼働後に形骸化するため、試用と問い合わせで体制まで詰めておきましょう。
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