【2024年】現地サポートを受けられる経費精算システムのおすすめ10製品（全87製品）を徹底比較！

SaaSアナリスト。筑波大学大学院卒業後、株式会社PIGNUSに入社。FitGapでは製品の強み注意点などのレポートを担当。

遠藤慎

他の製品と比較すると月々の料金は高めです。最低で50ライセンス以上の申し込みが必要で、導入初期費用に15〜25万円かかります。

月額、導入コストが高め

APIが公開されていないため、標準で連携されていない製品とはCSVファイルによる連携となります。そのためリアルタイムで基幹システムとデータ連携を行うことはできません。

基幹システムとの連携

本製品はレポートやその他の機能のカスタマイズが可能です。その反面初期設定コストは他製品と比較して多くかかります。

設定コスト

チームスピリットは、株式会社チームスピリットが提供する勤怠管理システムです。2012年にリリースされ、2023年8月現在1,800社以上に導入されています。勤怠管理システムと工数管理システム、経費精算システムが分かれていて個別でも導入することができます。株式会社チームスピリットは東京証券取引所グロース市場に上場しており、チームスピリットの開発、提供を行っています。

中規模 60%

小規模 20%

大規模 20%

情報通信 45%

その他の業種 19%

製造 13%

卸売、小売 4%

建設、不動産 4%

HENNGE One

SmartVisca

Microsoft Teams

Slack

PHONE APPLI PEOPLE

Cloud's Spice On TeamSpirit

Carely

ALLIGATE

Akerun

ソアスク

ez-PCLogger

Linkit勤怠

ジョーシス

Jira Software

クラウドサイン

SmartHR

Salesforce

Fleekform 給与

PHONE APPLI PEOPLE for Salesforce

SuperStream-NX 会計

Gluegent Flow 情シスクラウド

マネーフォワード Admina

SuperStream-NX 人事給与

ISM LogAnalytics

月額費用

本製品は勤怠管理、経費精算、工数管理を扱っており豊富な機能を持つ、中堅、大企業向けの製品です。別料金で専任コンサルタントによる導入支援や運用支援を受けることが可能です。

中堅、大企業向け

APIは公開されていませんが、標準で連携可能な製品が豊富です。人事、給与システムや、Slackなどのビジネスチャット、入退室管理システムなどと開発なしでデータ連携を行うことが可能です。

他製品連携が豊富

収集した勤怠データなどを基に「年次有給休暇取得レポート」や「36協定対象残業時間通知」などのレポートを作成可能です。このレポートはカスタマイズ可能で、自社の要件に合わせて作成することができます。また、複数のテンプレートが公開されており、それらを参考にすることができます。

カスタマイズ性

チームスピリット

SaaSアナリスト。FitGapではSEO、製品の強み注意点などのレポートを担当。

丹沢充裕


HRMOSシリーズは、運営会社の異なる製品をビズリーチ社が買収してシリーズ化したためか、シリーズ同士のデータ連携は弱い、場合によってはできないこともあります。シリーズ間での対象企業規模やサポート体制などが異なるため、シリーズ一括導入するメリットを受けにくいです。

シリーズ間の連携が不十分

本製品は、経費精算システム内での旅行、交通手段、宿の手配など出張管理に関する機能は備えていません。大企業向きの製品は経費精算をシステムの中で完結させたり、他のシステムとの連携をより密に行うことができる製品があるため、経費精算の高度なシステム化を目的とする場合は注意が必要です。

システム化は弱い

HRMOS経費は、中規模向きの機能を一通り備えていますが、小規模事業者にとっては使用頻度が低い機能も含まれています。小規模事業者などのシンプルな機能で十分な場合、初期設定の簡便さやコスト面で有利になる可能性があるため、小規模向きの製品も合わせて検討すべきです。

小規模企業にはオーバースペック

HRMOS経費（旧eKeihi）は、イージソフト株式会社が運営する経費精算システムです。イージソフト社は、創業以来経費精算システムの開発、運営をおこなっており、2021年にはビジョナルの子会社となりました。そのため、eKehiは、HRMOS経費としてHRMOSシリーズに参画しました。

中規模 66%

大規模 24%

小規模 10%

製造 30%

卸売、小売 18%

建設、不動産 16%

その他の業種 10%

情報通信 6%

SystemBox会計

POWER EGG

Wistant

Yoom

イージソフト社は、1999年に本製品をリリースしており、長年の実績のある製品です。また、親会社のビジョナル社は、東証グロースに時価総額1000億以上のユニコーン上場を果たしている、ITスタートアップの成長株です。運営基盤が安定した製品といえます。

老舗

HRMOS経費は、中規模で必要とされる標準機能を備えた製品です。同程度の企業規模を対象とした製品の中でも、バックオフィス向け、申請者向けの効率化する機能を一通り備えており、中規模向きの王道製品の一つといえます。また、現状小規模だが今後の成長を見越している企業にもおすすめの製品の一つです。

中規模事業者向け

HRMOS経費は、対象企業規模が同じ競合他社製品では別途利用料が発生する機能が基本プランに含まれており、料金設定が明瞭です。オプションで別途利用料が発生する機能の例としては、乗換案内との連携、領収書や購入履歴の各種取り込み機能、定期区間の自動控除、クレジットカード連携などです。これらの機能を複数必要とする場合は、本製品の方が低価格で利用できる可能性があります。

料金体系

HRMOS経費

中小、ベンチャー企業向けに設計されているため、大規模な企業や複雑な組織構造を持つ企業には適していない可能性が高いです。複数の事業所の一括管理や、複数の企業の受付管理を行う必要がある場合、効果的に活用することが難しい場合があります。また、大量のデータ処理や複雑な業務プロセスを要する大企業では、システムのパフォーマンスや機能の制約に直面する可能性があります。大規模な利用を検討している企業は、他のサービスの方が適しています。

大規模利用には不向き

クリエイティブ業界向けにパッケージ化されたシステムであるため、高度なカスタマイズには制限があります。例えば、業種特有の特殊な業務プロセスや、非常に複雑な承認フローなどを実装する場合、システムの柔軟性に限界がある可能性があります。また、独自のレポート形式や特殊な計算ロジックを要求する企業では、標準機能では対応できない場合があります。導入を検討する際は、自社の業務プロセスとシステムの標準機能との適合性を十分に確認し、必要に応じてワークフローの見直しを検討することが重要です。

カスタマイズ性の制限

多機能な統合システムであるため、効果的に活用するには一定の学習期間が必要となります。特に、ERPシステムの導入経験が少ない企業では、社内での運用体制の整備や、使用者のトレーニングに時間を要する可能性があります。また、システムの全機能を活用するためには、業務プロセスの見直しや、データ入力ルールの策定など、組織的な取り組みが求められます。導入にあたっては、十分な準備期間を設け、段階的な導入計画を立てる必要があります。

学習曲線と運用体制の整備

株式会社オロが提供するクラウドERPシステムです。クリエイティブ業界に特化した基幹業務システムで、プロジェクト管理や損益管理、勤怠管理を一元的にサポートします。このソフトは、販売・購買・勤怠・経費の管理機能を提供し、36協定遵守のためのアラート機能や、電子証憑の保存機能など、多様な業務の効率化を実現します。

クリエイティブ業界特有の「案件」という概念を中心に設計されています。一般的なシステムとは異なり、売上に対して複数の原価を紐づけることができるため、案件別の損益管理・原価管理に最適化されています。これにより、各案件の収益性を正確に把握し、経営判断に活用することが可能となります。また、業界特有の業務フローに合わせた機能が実装されているため、使いやすさと効率性を両立しています。結果として、より精度の高い利益管理と迅速な意思決定をサポートします。

クリエイティブ業向け案件管理システム

案件見込管理、販売購買、勤怠管理、経費精算、管理会計、データ分析などの機能を統合したシステムです。これにより、業務領域ごとに別々のシステムを導入する場合に発生する二重入力や入力漏れ、システム間連携のコスト増大といった問題を解消します。結果として、業務効率化とタイムリーな数値可視化を実現し、経営判断のスピードアップに貢献します。さらに、統合されたデータベースにより、横断的な分析や報告書の作成が容易になり、経営の全体像を把握するのに役立ちます。

垂直統合型で情報を一元管理

中小企業の成長に合わせて柔軟にシステムを拡張できる設計になっています。初期段階では必要最小限の機能からスタートし、事業の拡大に応じて段階的に機能を追加することが可能です。例えば、案件管理から始めて、後に勤怠管理や経費管理を追加するなど、企業の成長段階に合わせた導入が可能です。また、APIを通じて他のシステムとの連携も可能であり、将来的な事業拡大や業務の高度化にも対応できます。これにより、中小企業の長期的な成長をシステム面からサポートします。

中小企業向け

Reforma PSA

業務や組織構造が複雑な大企業の運用には適していません。個社の特殊な要件に合わせた汎用性のない個別カスタマイズは行っていないため、大規模な組織特有の複雑な業務フローや特殊な条件分岐などに対応することが困難です。また、グローバル展開に必要な多言語や多通貨対応などにも対応していません。そのため、大企業や急速に成長している中堅企業が導入を検討する場合は、将来的な拡張性の観点から慎重に評価する必要があります。

大企業に不向き

バックオフィス領域を広くカバーしていますが、一部の細かい機能には対応していません。例えば、在庫管理においてSKU管理やロット管理、倉庫間移動などの機能が欠如しています。汎用性のない個別カスタマイズには対応していないため、独自要件がある場合はシステム外での対応になります。そのため、導入を検討する際は、自社の業務要件を詳細に洗い出し、SmileWorksの標準機能でカバーできるかを確認することが重要です。

一部機能不足

統合型ERPとしては比較的安価な料金体系をしていますが、いくつかの機能がオプションとして提供されており、想定以上の金額になることがあります。特に経費精算や勤怠管理、給与明細などは従業員数に応じて料金が加算されるため、初期の見通しよりも実際の費用が膨らむ可能性があります。さらに、導入支援サービスも有償で提供されています。必要なオプション機能や導入支援にかかる費用も含めて、総合的なコスト評価を行うことが重要です。

コスト

株式会社スマイルワークスが提供するクラウド型ERPシステムです。財務会計、販売仕入管理、経費精算、給与計算などを統合することで企業のバックオフィス業務を効率化し、リアルタイムで収益を把握することができます。ただし、上位プランであるEnterpriseプランであっても汎用性のない個別カスタマイズには対応していないため、大企業には不向きです。事業規模が拡大し、初めて統合型ERPを導入する際には第一候補となるサービスです。

SITEMANAGE

販売・仕入管理、在庫管理、案件管理などを必要とする業種の中規模企業に適したERPです。販売管理や在庫管理などがExcelや別システムなどに散在している中規模企業が事業の伸びに合わせて検討する際の第一候補となるサービスです。あらゆる業務に対応できるわけではありませんが、中規模企業に必要十分な機能が網羅されています。売上・仕入・入金・支払・経費などが自動で会計に連動するためデータのリアルタイム性も上がります。

中規模企業向けERP

販売管理、会計、給与計算領域の中で必要な領域だけ導入できることに加えて、それぞれの領域内の機能を必要に応じて自由に取捨選択できます。会計領域には経費精算機能が含まれ、給与計算には勤怠管理機能がオプションとして設けられています。他のシステムと併用して利用したい方や、ERPにありがちな機能過多を懸念している方におすすめです。

機能の取捨選択ができる

社長の坂本恒之氏が日本IBMや弥生株式会社での豊富な経験を活かして起業した会社です。この経歴から、中小企業の業務ニーズやITソリューションに関する深い知見を持っていることがうかがえます。設立から20年以上が経過しており、この長期にわたる事業継続は、顧客企業への安定したサポートと継続的な製品改善の結果といえます。事業継続性の観点からも、信頼できるベンダーであると言えるでしょう。

運営会社

SmileWorks

簡単な質問に答えて現地サポートを受けられる経費精算システムを診断。自社の要件に合った比較表を3分で作成。各サービスの特徴や経費精算システムの選び方をIT専門家がレビュー。自社にぴったりのサービスがわかります。

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