おすすめ製品の早見表
| 製品名 | タイプ | 料金 | 企業規模 | 評価ポイント |
|---|---|---|---|---|
| 楽々WorkflowII | 大規模組織のERP・基幹連携を前提としたワークフロー専用タイプ 🏢 | 10,000円月 |
| オンプレミスで複雑な稟議を全社統一。ERP・人事・会計連携にも強い。 |
| ExchangeUSE | 大規模組織のERP・基幹連携を前提としたワークフロー専用タイプ 🏢 | 6,000円ユーザー/年 |
| 既存の稟議ルールを細かく反映可能。1,700社への導入で大規模運用にも実績。 |
| AgileWorks | 大規模組織のERP・基幹連携を前提としたワークフロー専用タイプ 🏢 | 300,000円月 |
| 組織改編を含む複雑な承認に強い。人事・ERP連携やアドオン拡張も可能。 |
| Garoon | グループウェア一体型でポータルと統合運用するタイプ 🌐 | 900円月/ユーザー |
| 数万名規模の全社ポータルに対応。権限管理とセキュリティ水準も高い。 |
| Desknet's NEO | グループウェア一体型でポータルと統合運用するタイプ 🌐 | 600円ユーザー/月 |
| 低コストでポータルから申請まで統合。ノーコード業務アプリも作れる。 |
| NI Collabo 360 | グループウェア一体型でポータルと統合運用するタイプ 🌐 | 360円ユーザー/月 |
| 33種アプリを低価格で使えたが、サービス終了済み。既存利用は移行前提。 |
| コラボフロー | Excelフォーム活用でスムーズに電子化するシンプル導入タイプ 📝 | 500円月/ユーザー |
| 既存のExcel申請書を活かして電子化。使いやすく総務・人事主導で進めやすい。 |
| Create!Webフロー | Excelフォーム活用でスムーズに電子化するシンプル導入タイプ 📝 | 500円ユーザー/月 |
| Excel・Word・PDFの紙帳票を再現可能。既存基盤との連携にも強い。 |
| X-point | Excelフォーム活用でスムーズに電子化するシンプル導入タイプ 📝 | 475円ユーザー/月 |
| 紙に近い申請画面をノーコードで作成。中小・中堅企業のシェアもトップ。 |
ワークフローシステムの導入によって得られる効果
ワークフローシステムは、申請や承認の流れを管理しやすくするための仕組みです。導入前後で変わる点は、下の表で確認できます。
| 導入前の課題 | 導入によって得られる効果 |
|---|---|
| 申請処理が紙中心 | 申請から承認までをオンラインで進め、紙の回覧や押印待ちを減らせます |
| 申請の承認状況を把握しにくい | 誰で止まっているかを確認でき、催促や差し戻し対応を進めやすくなります |
| 申請内容の確認に手間がかかる | 申請フォームを整え、必要項目の確認漏れや差し戻しを減らせます |
| 申請ごとの承認者判断が大変 | 部署や金額に応じた承認ルートを設定し、手動判断の負担を抑えられます |
| 誰が承認したか確認が大変 | 申請ごとの承認者や日時を残し、確認や監査時の作業を減らせます |
続いて、オンプレミス型のワークフローシステムをタイプ別に分類し、それぞれのおすすめ製品を紹介します。
オンプレミス型のワークフローシステム3タイプを解説
| 比較項目 | 大規模組織のERP・基幹連携を前提としたワークフロー専用タイプ | グループウェア一体型でポータルと統合運用するタイプ | Excelフォーム活用でスムーズに電子化するシンプル導入タイプ |
|---|---|---|---|
| 優れている点 | 複雑な承認経路を一元管理 | 申請と情報共有を同じ画面で | 紙の申請を短期間で電子化 |
| できること | 条件分岐承認設計並列承認機能ERP基幹連携 | 統合ポータル操作業務アプリ拡張ノーコード開発 | Excel帳票変換ドラッグ&ドロップ設計ノーコード設計 |
| 適している企業/業種 | 従業員1000名以上の企業製造業金融機関 | 中堅企業大企業 | 中堅企業中小企業IT専任者が少ない組織 |
| 料金目安 | 要問合せ(基幹連携を含む個別見積もり) | 要問合せ(利用人数規模に応じた個別見積もり) | 要問合せ(導入規模に応じた個別見積もり) |
タイプ別おすすめ製品
大規模組織のERP・基幹連携を前提としたワークフロー専用タイプ 🏢
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
基幹システムと連携した全社統制の承認基盤を作りたい大企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
承認経路を規程どおり細かく分けつつ長期コストを抑えたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
頻繁な組織改編や複雑な承認ルートを統制したい大規模組織向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
グループウェア一体型でポータルと統合運用するタイプ 🌐
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
社内ポータルと承認業務を一体で全社展開したい大規模組織向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
紙の稟議や押印をなくして低コストで電子化したい中小企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
サービス終了済みで新規導入には選べない低価格グループウェア
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
Excelフォーム活用でスムーズに電子化するシンプル導入タイプ 📝
このタイプが合う企業:
どんなタイプか:
おすすめ製品3選
使い慣れたExcel様式のまま稟議を電子化したい中小企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
既存の申請書式を変えずに電子承認へ移行したい企業におすすめ
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
紙帳票の見た目を残しつつ検索・集計まで広く使いたい企業向け
- 使いやすさ
- セットアップ
- 料金
- サポート充実
- 連携・拡張性
- 機能性
- セキュリティ
比較すべき機能の優先度マップ
どこから比較すべきか
選定の決め手
楽々WorkflowII | ExchangeUSE | AgileWorks | Garoon | Desknet's NEO | コラボフロー | Create!Webフロー | X-point | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
国産GW連携 サイボウズ等の国産GWと連携できるか | ||||||||
承認者手動指定 申請者が承認者を自由に指定できるか | ||||||||
連動起動(親子フロー) 親申請承認時に別フローを自動起動できるか | ||||||||
既存書式取り込み Excelや紙の申請書を取り込み電子化できるか | ||||||||
AD/人事マスタ同期 AD/LDAPや人事システムからユーザー/組織を同期できるか | ||||||||
並列処理 1申請で複数フローを同時進行できるか |
一部の企業で必須
楽々WorkflowII | ExchangeUSE | AgileWorks | Garoon | Desknet's NEO | コラボフロー | Create!Webフロー | X-point | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
電子印鑑/電子署名 電子印鑑や署名に対応できるか | ||||||||
多言語UI 画面や帳票を多言語で利用できるか | ||||||||
チャット連携/承認 SlackやTeamsと通知・承認を連携できるか | ||||||||
電子契約連携 クラウドサイン等の電子契約サービスと連携できるか |
ほぼ全製品が対応
楽々WorkflowII | ExchangeUSE | AgileWorks | Garoon | Desknet's NEO | コラボフロー | Create!Webフロー | X-point | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
稟議ワークフロー 稟議書・回覧文書などの社内承認を電子化できるか | ||||||||
監査ログ 操作履歴を記録・出力できるか | ||||||||
フォームビルダー GUIで申請フォームを自由に設計できるか | ||||||||
添付/証憑管理 証憑ファイルを申請に添付・管理できるか |
優先度が低い
楽々WorkflowII | ExchangeUSE | AgileWorks | Garoon | Desknet's NEO | コラボフロー | Create!Webフロー | X-point | |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
エスカレーション SLAや滞留状況に応じて自動的に上位承認へ回せるか |
オンプレミスのワークフローシステムの選び方
このページでの絞り込み方
- 1タイプを見て、大まかに製品を絞るERP・基幹連携とグループウェア統合のどちらを重視するかを整理します。Excelフォーム活用が中心なら、専用型とは別の製品群を選びやすくなります。タイプ別おすすめへ ↑
- 2機能の優先度を整理する承認経路とマスタ連携を先に並べます。帳票移行まで含めると、自社で必須になる機能と後回しにできる機能を分けやすくなります。機能の優先度マップへ ↑
- 3運用・契約条件で比較するオンプレミス運用では、構築後の保守や既存基盤とのつなぎ込みが負担になります。帳票移行と導入支援の進め方もそろえると選びやすくなります。
機能の○×に加えて、サーバー運用や既存システムとのつなぎ方までそろえると、導入後の負担を比べやすくなります。ここではオンプレミス前提で差が出やすい4点を整理します。
機能だけでは分かりにくい、運用・契約条件の比較ポイント
オンプレミス環境の構築・保守体制
自社サーバーで稟議を動かす企業では、バージョン更新やバックアップの担当が選定後の負担になります。社内インフラの空き状況まで含めないと、導入後の保守作業が想定より重くなります。
製品の分かれ方:製品は、自社サーバーへ構築する専用型とクラウド版から選べる型に分かれます。グループウェア全体を自社環境で運用する型もあります。
- 自社サーバーへ構築して全社基盤にする製品社内規程に合わせた基盤を保ちやすい製品です。ただしサーバー更新やバックアップの担当を社内で決める必要があります。代表製品:楽々WorkflowII
- パッケージ版とクラウド版を比較して選ぶ製品同じ業務を別形態でも検討しやすくなります。ただし構成が変わると見積もりと運用担当も変わります。代表製品:AgileWorks / Create!Webフロー
- グループウェア全体を自社運用する製品申請以外の社内機能も同じ環境で管理しやすい製品です。その分、利用部門が増えるほど管理作業も増えます。代表製品:Desknet's NEO
基幹システム・マスタ連携の進め方
人事異動や会計処理と申請がつながる企業では、二重入力や古い所属情報が承認の遅れにつながります。連携範囲を広げるほど、IT部門と業務部門の調整も重くなります。
製品の分かれ方:製品は、人事・会計データまで作り込む専用型とポータル内で申請をまとめる型に分かれます。帳票データを周辺システムへ渡す型もあります。
- 基幹システム連携を作り込む製品組織や会計データと申請を合わせやすい製品です。ただし要件定義や検証にIT部門の工数がかかります。代表製品:楽々WorkflowII / AgileWorks
- ポータル内で申請と情報共有をまとめる製品予定や掲示板と申請を同じ入口に寄せられます。ただし専用製品ほど細かな外部連携を作り込まない運用もあります。代表製品:Desknet's NEO
- 帳票データを周辺システムへ渡す製品既存書式を残しつつ入力負担を減らせます。ただし連携先ごとの設定確認が必要です。代表製品:Create!Webフロー
紙・Excel帳票の移行方法
紙やExcelで申請書が部門ごとに増えている企業では、電子化時に画面を作り直す負担が大きくなります。現場が慣れた見た目を残せないと、差し戻しや入力漏れが増えやすくなります。
製品の分かれ方:製品は、紙に近い入力画面を再現するものとExcel管理の課題を周辺アプリで受けるものに分かれます。複雑な帳票を専用ワークフローで管理するものもあります。
- 紙に近い入力画面を再現する製品既存書式に近い画面で始めやすく、現場教育を抑えられます。ただし古い帳票を残すと運用の見直しが進みにくくなります。代表製品:Create!Webフロー / AgileWorks
- Excel管理の課題を周辺アプリで受ける製品申請以外の台帳や集計も同じ基盤に寄せやすい製品です。ただし業務アプリを増やすほど管理担当の整理が必要です。代表製品:Desknet's NEO
- 複雑な申請を専用基盤で管理する製品全社ルールに沿った帳票整備を進めやすい製品です。ただし部門ごとの例外を残しすぎると設定が複雑になります。代表製品:楽々WorkflowII
導入支援と契約窓口
オンプレミス導入では、製品契約だけでなく環境構築や初期設定の段取りも必要になります。相談窓口を曖昧にしたまま進めると、社内確認とベンダー作業の間で手戻りが起きやすくなります。
製品の分かれ方:製品は、公式窓口で要件を固めるものと販売パートナーと構築を進めるものに分かれます。試用環境で運用を固めるものもあります。
- 公式窓口で要件を固める製品製品担当とデモや資料をもとに要件を整理できます。ただし構築範囲を広げるほど初期費用と期間の確認が必要です。代表製品:楽々WorkflowII / Create!Webフロー
- 販売パートナーと構築を進める製品サーバー構築や連携開発までまとめて相談しやすい製品です。ただし依頼範囲によって体制と見積もりが変わります。代表製品:AgileWorks / Desknet's NEO
- 試用環境で運用を固める製品申請書と経路を実際に触りながら定着のしやすさを判断できます。ただし本番へ移す手順は事前確認が必要です。代表製品:Create!Webフロー
よくある質問
申請データを自社サーバーで管理してクラウドに出さずに使えますか?
オンプレミスのワークフローシステムは、稟議や承認のデータを自社サーバーで運用し、社外にデータを出さずに管理できます。セキュリティ要件が特に厳しい製造業や金融、官公庁などに向いています。社内でのデータ管理が必須な組織なら、有力な選択肢になります。
ERPや会計などの基幹システムと密に連携できますか?
基幹統合型のオンプレミス製品なら、ERPや会計、人事システムと密に連携し、承認後の処理までつなげられます。組織マスタと同期して、組織改編に追従できる製品もあります。基幹連携を重視する大企業なら、連携できるシステムの範囲を事前に確認しましょう。
オンプレミスのワークフローシステムはいくらくらいですか?
製品によって幅があり、楽々WorkflowIIは月10,000円、ExchangeUSEは1ユーザー年6,000円が目安です。大規模なAgileWorksは月30万円規模で、サーバー構築や保守の費用も別にかかります。導入費に加えて運用費まで含めて総額で比べましょう。
Excelの帳票をそのままWeb化して素早く電子化できますか?
シンプル導入型なら、いま使うExcelの帳票を活かしてWeb化でき、短期間でペーパーレス化を進められます。複雑な基盤を組まずに、紙の申請から手軽に移行できるのが利点です。まず素早く電子化したいなら、帳票の再現のしやすさと操作性を確認しましょう。
クラウドではなくオンプレミスを選ぶ必要があるのはどんな場合ですか?
データを社外に出せない規制があり、基幹システムとの深い連携も欠かせない場合は、オンプレミスが適しています。そうした制約が強くなければ、構築や保守の負担が軽いクラウド型の方が低コストで早く始められます。自社のセキュリティ要件を基準に、設置形態を見極めましょう。
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